ラテシンオブザイヤーとは?  

「まだ知られていない良作を広めよう」というコンセプトの企画。
2014年に第1回が開かれて以降、1年に1度の頻度で行われている。発案者はシチテンバットー氏。

目次  

推薦について  

基本的にはオブザイヤー出題の前年の1/1~12/31までの問題が対象。
だが、オブザイヤーと言えどそれ以前の問題でも、今までオブザイヤーにノミネートされていない問題であればOK。

推薦文について  

第1回と第2回では、推薦する問題は、その問題の出題者が悶絶するほどに褒めて褒めて褒めまくって褒めちぎって褒め殺さなければならないルール。
第3回と第4回では、褒め殺しルールは廃止され、普通の推薦、ツンデレ推薦も可に。
一人が推薦できる数は5個程度が目安だが、2~3個超えるのは許容範囲内。どうしてもという場合は最大10個までのルール。
今までのオブザイヤーやその回で既に推薦された問題をもう一度推薦することは出来ない。よってその問題が既出だった場合は他の問題を推薦し、雑談チャット等で悔しがること。

部門賞について  

2015年出題の第2回に、新たな試みとして部門賞が3つ設置された。

  • 他ジャンル部門
    ウミガメのスープ以外のジャンルにだって良問はいくらでもある。
  • 非現実部門
    SFやファンタジックなものだって名作はザックザク。
  • 日常部門
    謎はあなたの身近に存在する。

2016年出題の第3回では、推薦者が自由に設定し、5問以上その部門があれば正式に部門賞成立に。
成立したのは以下の部門。

  • 日常の謎部門
  • 物語部門
  • 現実部門
  • インパクト部門
  • トリック部門
  • 非現実部門

2017年出題の第4回も同様のルール。
成立したのは以下の部門。

  • 物語部門
  • 伏線・洗練さ部門
  • 水平思考問題の例題として最適部門
  • 納得感部門
  • チャーム部門
  • 主演男優賞部門
  • トリック部門
  • もっと評価されるべき部門

投票について  

投票はノミネート数により変わる。
ノミネート数が50個未満だった場合は一人3票、50個以上だった場合は一人5票投票できる。
部門賞は一括投票。
得票数3票で良質、5票で正解がつく。
部門別で1番多かったものには「部門賞」と良質。
最多得票問題には「ラテシンオブザイヤー」の称号が勝手に進呈される。

第1回ラテシンオブザイヤーノミネート作品集  

ここからは、今までのラテシンオブザイヤーノミネートされた問題を紹介していきます。
まずは、第1回

得票数出題者タイトル推薦者推薦文
5(4+1)merrana私をビーチに連れてってTaka先入観ど真ん中のえげつない問題。最後まで先入観に迷走させられました。終わった後、junpockeさんと「すごい先入観問題だった。」と感服したのを覚えています。
イエミスのある風景天童 魔子あれこそ『固定概念』の勝利!!悩みに悩んで解説読んですっきり納得!
tsuna【ラテクエ34-2】狂ってますか?LennonSupercalifragilisticexpialidocious!ラテクエ34二日目テーマ:「問題文の何処かが狂っている話」はこの問題のためにあったのだと言わんばかりの迫力溢れる問題。何よりこの問題の特に素晴らしい点は「チャーム」。本家「ウミガメのスープ」のような「謎」ではなく、問題文の「インパクト」で人を惹きつけるこの魅力。圧倒されます。初見時のインパクトは絶大で、私自身一分ほど言葉を失いましたw解説の言葉遊びも非常に洗練されており、正に「良問」と言わしめんばかり。この問題を一言で表現するのなら「強烈」。創りあげたtsunaさんは一生誇るべきです!
藤井大好きなハンバーグさしゃネタ質問と、それに応答されるネタ回答の嵐の中、まさかの解説!質問者からの謝罪続出も必至!心が痛む珠玉の名作、全米も泣いたことでしょう!問題の素晴らしさもさることながら、ネタ回答とはいえ、全ての質問への丁寧なレス(しかも超スピードで)、出題者の心構えというか、参加者への敬意というか、色々とお手本にさせて頂きました。(ラストの質問は、まぁ見なかったことにして・・・)きっと貴方もファンになる!!
なさブラックサンタディダムズ「お気に入り」を見ればわかるように、ファンが多いことで有名ななささんですが、私の一押しはこの問題です。これほどまでに「問題と解説の整合性」が取れた問題があったでしょうか?この問題文において解説はこれしかなく、この解説を活かしきるならこの問題文しかない。そう思います。なささんらしいシンプルな問題と原案。現実的で納得できる解説。タイトル通りちょっとブラックな内容。どれをとっても素晴らしいと思います。あえてネタバレを書く必要もなさそうなので、ぜひ一度ご覧になってみて下さい。
ノックスRウミドリのスープBB弾「ウミガメのスープ」は色々な解説がありますが、こんな解説もあったのか!と目からウロコでした。また、解説文の雰囲気も最高でした。
Taka年始は閉めるべき!さしゃ先入観問題として、「やられた!」感満載の問題です。思い込みの裏を美しくかかれました。解説を読んだ後で、問題を読み直すと、「いや、よく考えればわかるだろ!」と思うのに、考え中は思いもよりません。勝手に嵌っているだけなのですが、とても気持ちよく騙されました。先入観Mの皆様にはお薦めのスープではないでしょうか。
ディダムズ【ラテクエ 27】親愛なる未来の私へ3000才シンプルな謎に対して、非常に納得感のある解説でした。始めたばかりの時に参加した問題で、ほんと、衝撃を受けましたね~。当時はラテクエの意味が良くわからないまま参加していたのですが、今改めて見てラテクエの問題だったことにびっくりしました。
恐怖する女と安堵する男3000才上で紹介したディダムズさんの【ラテクエ 27】親愛なる未来の私へと同じく、この問題も「日常の謎」を扱った好例です。ここでいう日常の謎とは、殺人や犯罪ではなく、普段の日常生活の中であるような謎で、小説では北村薫先生が書いたのがはじめかと思います。解説を見れば、「ああ、あれか!」と誰もが膝を打つことと思います。日常の謎は何を素材にするか、というのが出題者のセンスですね。とても好きな問題です。
ディダムズ【ウミガメ 11】 注文の多いスープ店プエルトリコ野郎水平思考を味わいたい時はディダムズさんのスープに限りますね。この問題も存分に水平思考してますね。解説を見た瞬間、あなたの脳は溶けます。トリックもさることながら、具体的に情景が浮かんでくる問題文も素晴らしい。案外具体的な文章を書くって難しいものです。ディダムズさんにはテレパシー能力でもあるんじゃないかと思うくらい、脳内でありありと再生されてしまいます。私にはまず出来ません。ディダムズさんはそのうちテレパシー能力者として、トリックとかの犯人役に出てきそうだなと睨んでます。
ロデリック天使と、悪魔と、恋する少女RatterRatterとしては本来恋愛ものは苦手なんですが・・こういう、ただ甘酸っぱいだけのものではなくハッピーエンドなはずなんだけど・・読者視点から見ると一種やるせないような感じ。とてもいいですねぇ~そして、何より一番オススメしたいのが「挿絵」ラテシンには数多く素晴らしい挿絵がありますが、私はこのロデリックさんの挿絵が一番お気に入りです。よくあるアニメ絵ではなく、独特なタッチでありながらちゃんと問題文にある「学園でも一二を争う美人」を表現してくれているあたり私が常々言っている【絵を掛ける人が羨ましいwww】は何を隠そう、この作品を念頭においていたりしますです。
笹アイスあるがままにさしゃご本人も仰っていますが、先入観に囚われると危険な問題です。これも大変切なく、圧巻の解説です。事実と真実の狭間にある物語を質問でひも解いてゆくラテシンの醍醐味が凝縮されています。私の拙い語彙では、これを表現することはできません。是非、ご自分の目で感性で、お確かめください。
アザゼル逆鱗に触れちゃった 《七つの大罪・憤怒》BB弾マイホーム→買い物かご→りんごが見事に繋がってます。こういう問題文を私も書いてみたい!
なさハッピーホスピタル断崖絶壁解説がイメージできて思わず笑い転げてしまうこと間違いなしなのです
プエルトリコ野郎不親切な鋏なさ超中学生級の発想力を見せつけるあまり年齢詐称説まで出始めたプーさんですが、おすすめの一問はこの問題です。鋏とはまったく関係のない水とガムにいったい何の関係があるのか、その不思議さが強烈なチャームになっています。叙述トリックもきれいで、ぱっと見の問題文からでは想像のつかない解説、解くのには発想の転換が必要になります。
Takaバレルな、危険さしゃもちろんTakaさんお得意の先入観問題です。素敵な問題でした。しかし、私はこの問題の真骨頂は、雑談欄にあると思っています。新規さんを大切にする想いというか、ヒント出しの誘導ではなく、あくまで質問回答のスタイルから自分で探り出して行くラテシンの過程を大事にしてくれる懐の深さというか、ラテシンの仲間の愛情や信頼や思いやり・・・愛がなければ視えないものが、ここにあります。視えています。感動するほど暖かいぬくもりを、この寒い夜に震える貴方に贈ります。
yan「探し物は何ですか?」 ”二重” の扉  (19 回目!)天童 魔子”二重” の扉を含む言葉遊びあれすごい!まじすごい!入念に作り込まれている感がすごい!あの人は神様なのです
こびースーパーカメオブラザーズなさこれぞ叙述トリック。1発KOした+チックさんは天才だと思う。
解答ルパン目には見えない贈りものBB弾心情を当てる問題ですが、すごく納得できる内容です。タイトルの通り、目に見えない情報を推測する大変面白い。今でも、強烈に覚えている問題です。
ぜらちんべると不死身のメアリー・プルプルソン221aの住人マザーグースのようにリズミカルで雰囲気のある問題文に「あるある!」な納得の解説。まとメモまで世界観を踏襲されているという細やかさ。もうこれは『問題』というより『作品』と呼ぶべきなんじゃないか。そこまで思わせてしまうクオリティです。
水上はい、チーズ。221aの住人2013年にこだわらないと言われても、オブザイヤーと言われたらこの問題を挙げずにはいられません!水上さんの美しい叙述トリックに「やられたー!」と思うも、その素晴らしさにうっとりしてしまいます。「騙されて幸せ」と感じさせてくれる至極の1問です。
iliichi罪の森【初出題です】とーふ先入観を利用した素晴らしい問題でした。正解を見た時愕然として、顔を覆いました。やられた!悔しい思いをした問題です。
Takaついた、ついてない、ついてたなさyanさんの恐ろしいスナイプにやられたものの、「バッテリー」という単語と問題文のシチュエーションが上手い先入観を作り出していると思います。先入観を作り出すための叙述も素晴らしいです。
水上CURSEディダムズトリックに定評のある水上さんですが、それをうまく使う構成力こそが水上さんの本領だと思い知らせてくれるのがこの問題だと思います。ミステリアスなタイトル、挿絵、問題文と、意外性のあり、かつ、整合性の高い解説。トリックを盛り込みつつ、クルーをふんだんに使って構成された問題文。総合的な完成度が非常に高い問題だと思います。
Lenos娘へのプレゼント先入観をうまく使った問題文もそうですが、解説のお話の展開も自然で納得感の高いものであったと思いました。
タンク不良なさ180°の発想の転換が重要になってくる問題。それを可能にしている問題文の叙述も非常に上手いです。質疑応答の流れも理想的で、非の突きどころがない問題だと思います。解説で吹き出してしまうほど笑わせてくれるのもタンクさんならではですねげへへ。
レンジ【初投稿は】ウミガメのスープ【代表作で】yan何でもいいから気に入った問題を紹介する部屋(パス:お気にのスープ)や、自分の出題「ワシの好きなラテシン問題は?」等、何度か紹介している、「ウミガメのスープ」の本歌取り問題。問題文のイメージはそのままに、しかし真相はガラっと違う内容で、しかも納得感がすごい。当時としては珍しい100質問超え、しかし進行がマズかったのではなくそれだけ「手ごたえのある作品」だったと思えます。本家ウミガメの問題文にある情報がそのまま、ちゃんと解決のヒントになっているのがすごいです。
+チック【ウミガメ30】恐怖の化身【相談済み】ムク+チックさんといえば「読んでいる本は?」が有名ですが、どの作品も創意と遊び心にあふれていて素晴らしいのです。中でも「嘘1回」と挿絵の活用が絶妙なのがこちら。真っ先に思いつく質問に嘘回答を使うのは定番、嘘特定もあまり難しくはないでしょうが、それで終わりじゃあありません。本当に「なるほど!!」と思わされるのは解説を読んでから。リアルタイム、ウミガメ30の緊張感の中で味わいたかった一品です。
ディダムズ【ラテクエ 32】一秒一秒が命がけツォン解説のほっこり感と、隠された金魚の存在、そして地味にタイトルが最大のヒントだったという、私の憧れの一問で憧れのお方なのです。
yan「雑誌の付録」Latte信ご存知、カリスマ出題者yanさんの超良門。問題解説共に単純明快。これぞ水平思考。解説読めば100人中100人がやられた!ということ間違いなし。扉の裏側にチーズはあるのに、『匂いはするのにチーズはどこ!?』ネズミたちはチューチューと困惑する。考えれば考えるほどドツボにハマり、真実が遠のいていく。そう、我々はyanさんという魔術師に魅せられた哀れなネズミなのだ。さぁ、現存する8000問の中で現在『いいね!』を最も多く獲得したこの問題を存分に味わうがいい。
こびー小さな花の名前Latte信ファンタジー物語職人こびーさん渾身の1問というか1ストーリー。解説のオチ部分をほぼ全て問題に取り込むという荒業を行いつつ、真相は闇の中に。問題の中に散りばめられたピースを全て繋ぎ合わせる謎の存在に気づいたとき、ストーリーは加速し、深みを増す。ついに解き明かされる解説には更に1枚も2枚も深いハートフルストーリーが展開され、読み終わったときにPCの画面がぼやけているのに気づくだろう。世間の荒波に飲まれ疲弊しきった我々を癒すようなこの物語。一度あなたも目を通してみてはいかがだろうか?
ikoanoTHE BEACH FAMOUS FOR.221aの住人まるで映画のワンシーンのような設定に「おぉ!」と頷いてしまう解説。細かい部分にも雰囲気や情景をイメージしやすい要素が使われていて、自分がマスターから直接問題を出されているような気分になります。先日出題されていた続編のカメオ問題も素敵でした。
プエルトリコ野郎普通が一番ゆりりまず問題文がとても魅力的で、是非参加して謎を解きたい!と思ってしまいました。(実際私はこれを読んだときすぐにログアウトしなきゃいけない状態だったのですが、1問でもいいから質問したい!と思い参加させてもらいました。)回答、誘導、ヒントの出し方等流れも素晴らしく、解説もとても丁寧に書かれていて一冊の小説を読ませてもらってるような感覚になりました。
ruxyoおさかな天国ムク具体的で魅力あふれる問題文のruxyoさん。迷いましたが、トリックに一際キレのあるこちらを推します。Q20がすごいw
のりっこ。【 垂直邪神の罠4   ~ 乱舞せよ! 水平の剣 ~ 】天童 魔子のりっこ。さんの垂直邪神シリーズは類を見ないゲーム性に飛んでいるのです。質問をしながらゲームの駒のように試行錯誤右往左往している様は中々楽しいのです!!
Ratter脱出ゲーム天童 魔子様々なジャンルに定評のあるラテシンのブレインRatterさんですが何よりこの問題の雰囲気が大好きなのですw生き残るために最善を尽くしたはずが自業自得になる結末wジグゾウさんを髣髴させましたw
ふわっふぁするよわらべうたみん確かに聞いたことのある逸話なのですが、その発想はありませんでした。色んな意味で目から鱗!な衝撃作です。どうやったら、あのような情景が浮かぶ解説が書けるのでしょうか。読むのにかなり勇気がいりますが、それでも最後まで読まずにはいられない魅力があります。
アザゼルやあ、久しぶり天童 魔子あれ見事に騙されたのですw時代背景重要なのですとしみじみ実感しました
ふわっふぁするよ終点天童 魔子短い文章ながら解説読んでガクブル( ( (゚д゚) ) )でした
ノックスR努力、努力!天童 魔子ノックスRさんの解説は長い!でも面白い!!予想していた遥か高みの解説に思わず笑いときめき涙する。定期的に読み返したくなるしものすごく惹かれるのです
水上わがまま花火天童 魔子ロマンチック!!問題文の使い方が非常に綺麗でした
ツォンどっちが先か?どっちでもいい!天童 魔子可愛すぎてほっこりしました(〃д〃)
yan【ラテクエ27リサイクル】「遅すぎた告白」プエルトリコ野郎素晴らしい。私的に一時間ドラマ化してほしい問題の一つ。いったい脳の何処をどうしたらこんな問題が出来るのか是非yanさんに聞いてみたい。正解を見ても一瞬「・・・は?」ってなってしまいます(私だけか?)。最近まで、「ゲッシュさんは一体何をほざいているんだ?」と思ってました。でも理解したその瞬間、凄まじい納得感と、想像もつかなかったストーリーがあなたを両側から包み込み、そしてあなたはそこに、神を見るでしょう。是非最初から一問一答で読み進めてください。
Ratter( * ̄)m †水上ヒントとなる重要なクルーが違和感なく、というより逆に問題文の雰囲気を高め、映画のワンシーンのような状況を思い浮かばせる。許さないことを知りながら許しを乞う矛盾。それをマクロな観点からの水平思考でクリアにしてしまう解説に脱帽。唯一残念なのはこのタイトルのせいでせっかくの良問なのに人にオススメしにくいこと。「Ratterさんのあれあれ!絵文字でなんか神に祈るやつ!」うん、わかりづらい。
すのーほわいと爆弾とーふこれも初出題の問題ですね。子供がお使いに行く問題なんですが、問題中のキャラが良い水平思考してます。私は最後までその点に気づいていませんでした。答えを聞けば納得の面白い真相でした。
アザゼル悪戯厳しく一級品Takaこちらも先入観問題。先入観が解けずヒントで出されてしまう失態を犯しましたが、出なければそこから先もわからずじまいだったでしょう。純粋にやられました。
junpockeある友人からのハガキTakajunpockeさん得意のツッコミ系問題。そしてツッコミ系はだいたいアホです。一発ネタなのに解説で吹いちゃう。真面目な問題ばかりのここにぶち込んでもいいか悩みましたが、是非、皆さんもこの実話をお楽しみ下さい。
ディダムズ酒と泪と男と車なさ自分がディダムズさんの問題が好きな理由が、「問題文が具体的」ということです。具体的な問題文が、巧みな表現と美しいベールをより際立たせています。そんなディダムズさんの問題の中でも特にオススメなのがこの問題です。問題文を一読してみると、5行ほどの量があるにも関わらず、一度読むだけで内容が直ぐに理解出来てしまいます。それほど問題文が具体的で、状況が把握しやすいのです。そのくせ核心となる部分が上手く隠してあり、しかも謎も強烈。これほどまでに洗練された問題はそうないと思います。
junpockeティッシュペーパーなさシンプルな問題文にも関わらずチャームが強烈。問題文が具体的なので頭の中ですぐに情景がイメージできるのですが、それがあまりにも不思議な状況なのでついつい質問したくなります。しかも解説は簡潔で納得度抜群。どれをとっても自分好みです。さすがはjunpockeさんといったところ。
ととろ大金持ちの娘ツォン初出題で、4大要素をすべて網羅しつつしかも滞りなく50以上の質疑応答を繰り返せる問題、これは私の好きな問題の中では最高クラスです。最近見ないけど、ととろさん股出題しないかなぁ。
アザゼル絶望を告げる時ディダムズファンタジーから日常まであらゆるジャンルの問題を巧妙に作り上げるアザさんの現実的な問題。「この発想はなかった!」この感覚は水平思考の本質だと思いますが、こちらの問題はまさにそれをもたらしてくれることでしょう。短いながらも、「ペアウォッチ」「音」「絶望」というクルーをしっかり使った無駄のない問題。原案(トリック)を最大限生かすべく、こちらも無駄なくシンプルで読みやすい解説。美味いスープの基礎にしてお手本のような問題だと思います。
ディダムズ【ラテクエ 9】悲しみの夜空221aの住人淡々とした語り口にも関わらず、どこか夏の終わりの切なさを感じさせる問題文。要素は全て出揃っているのに完全に飲みこまれ、FAの画が全く描けませんでした。解説もピリっと効いていて味わいの深いスープです。※ふわふわしたことばかり書いているのは、余計な情報を入れずとにかく味わってもらいたいからだったりします。
アマレットアンラッキーガール?BB弾叙述系です。問題文からの先入観と「落ち」に、完璧に引っかかってしまいました。ちなみに、SP殿が上記の先入観に一役買っていたと思ったのは、私だけではないはず。
3000才由来3000才HNの由来を20の扉の形式で問う問題ですが、なんと解説で自分の本名ばらしをしてしまうという偉業を成し遂げています。発想の素晴らしさにくわえ、称号をとった際に出題しようと登録当初から計画していたという出題者の執念に脱帽です。僕ですが。
Taka夜に会いましょう。3000才これも上記【ラテクエ 27】親愛なる未来の私へ恐怖する女と安堵する男と同じく、見事な日常の謎問題です。チャームのある問題で、かつ、先入観要素もうまく決まっています。解説を見ると日常で見かける行動なので、とても納得度が高いです。自分もこういう問題を出したい!と思わせてくれる問題です。タイトルもきれいで好きです。
彩蓮燈お金持ちだよ!兎美ちゃん!断崖絶壁彩蓮燈さんの兎美ちゃんシリーズ。彩蓮燈さんは話しというかキャラ作りが美味い!思わずはまり込んでしまうのです
3000才英語を当てよう2なさ20の扉はあまり好きではないのですが、3000才さんの文字を当てようシリーズは大好きです。どの作品も問題文に絶妙なヒントが隠されており、文字を当てる問題であるにもかかわらず20の質問で当てられるように難易度調整されています。このような一ひねりある20の扉を作れるのは素直にすごいなーと思います。
ノックスR【無茶振り三題噺】白鳥のスープシチテンバットー問題の構成もそうなのですが、キャラや謎や「シャー!」がよく使えているな、と思いました。コレを見てなかったら、三題噺に入っていなかったのは間違いないでしょう。
ノックスR大好きなお姉ちゃんシチテンバットーちゃんと謎も構成されていて、非常に興味深い問題でした。解説は・・・ゴメンナサイw
上杉@管理人ウミガメのスープシチテンバットーあえて言うならこれしかないだろっ!!全ての始まりにして、全ての頂点に立つ問題。謎と言い、水平思考と言い、これが最高傑作だと俺は思います。初めて読んだときの衝撃は忘れません。
+チックある男の末路ゆりり32番目の質問が出ればすぐにすとんと納得出来るのに、男の正体になかなかいきつかない。それは問題の表現力が素晴らしいからですね。リアルタイムで参加出来ませんでしたが、後で1人読んでも正解に辿り着くまでのわくわく感がとても楽しめる問題でした。
コウCHA【逆コラボ】その貝殻の価値、プライスレス【しちゃいました】ゆりり問題文をTakaさん、解説文をコウCHAさん、そしてお二人で推敲されたコラボ問題です。問題文のワードをそれぞれ上手く活かした、素敵な解説になっています。この問題を読むと、とても心が温かく優しい気持ちになります。私が特に気に入ってるのは、35の質問に対する回答。解説には書かれていない部分の質問に対する答えですが、こういう回答をされる方だからこんなにも温かい問題を作れるんだろうなと感動しました。
ムク歳月人を待たずゆりりなささんがコメント欄に書かれている通り、「シンプルで、幻想的なように見えて現実的」な問題です。短い問題文と解説の中に、とても深い心情が描かれています。納得度も非常に高く、心に余韻が残る素晴らしい作品です。
みんGone With the WindBB弾問題文の「雨」「風」に対して「散った花びら」を持ってくる所に、センスの良さを感じました。解説文の雰囲気も良く、長めに見えるけどサックリ読み終えられる印象です。初出題でこの出来栄えが、羨ましい(^^;;
天童 魔子マッチ売りの少女BB弾童話のベースにした実に現実的なお話です。未成年が肝になっていますが、タイトルの印象からも凄くマッチしていたと思いますw私も解説リサイクルさせて頂きましたが、この問題文を上回る解説はとても思い浮かびませんでした。
天童 魔子低姿勢な男BB弾男の土下座姿を、腰が低いで上手に表現出来ていると思いました。が、何よりも押したいのは解説文。天童さんの解説にはもう一回驚くことが多い私ですが、この解説の事件の真相には特にです。
3000才BB弾すごくバランスが良い作品だと思いました。1行目と2行目の傘について、解説では因果関係が補完されているので、大変納得のいく作品だと思います。
junpockeワイルド田中君天童 魔子なにこれwすごく面白いww解説見たときにはもう見事に固定概念がひっくり返されたのですw
みん大好きなケーキ天童 魔子問題文の誘導や絶妙な言葉遊びが面白い質問者としても有能なみんさんの中でも好きな作品のひとつ。大好きなケーキが美味しくいただけないwその気持ちすごく共感できるのです
yan【ラテクエ ツナはジューシー】「チョコをぶちまけろっ!」みんなんと言ってもキャラクターと設定が魅力的なのですニャ!解説を読むとほっこりします。癒やし系です。マイナスイオン出てます(๑´•.̫ • `๑)チョコがとんでもないことになってますが、語り手の正体が明らかになると かなり納得出来ます。タイトルの(ツナ)2×7=14(ジューシー)は、もはや駄洒落ではなくお洒落ですね。
のりっこ。【小さな器の無いレストラン】みん「皿を洗っていた」という文に、すっかり騙されました。登場人物の心情に感情移入できる素晴らしい解説でした。今回もう一度読みましたが、何度読んでも感動が色褪せません。スープを飲んだ後のように、とても温かい気持ちになれます。冬にオススメの作品です。
ゲッシュHAGEみん滑稽なHAGEのおっさんに憧れる不思議な問題文が面白いです。解説を読んだら、あら不思議!HAGEというマイナスなイメージが吹き飛ぶこと請け合いです!この域に達するまで、おっさんには色々あったのだろうなと想像するだけで泣けてきます。私も、おっさんのような人間になりたいです。
きゅうり巻き父さんの会社が倒s(割愛)みんなにやら難しい心理効果が使われていて、興味深い問題文です。こういう試みは、楽しくて良いですね。素晴らしい!その効果なのか、解説読むまで先入観がとけませんでした。きゅうり巻きさんの顔文字(●ω●)和みますね。自分特有の顔文字って憧れます。
Ratter【ラテクエ36自己リサ】SF?すーぱーふぁみこん?ディダムズ多数のリサイクル問題を出題されているRatterさんの自己リサイクル問題。モチーフをうまく活用したシンプルで納得感の高い問題です。問題も解説もモチーフである童話とほとんど一緒、にもかかわらず、問題文では効果が逆になるという魅力ある謎を打ち出し、解説文では周囲の気温というただ一点の違いだけを用いて見事に問題の整合性を付けています。困難な状況を、前提を変えることでいとも簡単に打開する。これぞ水平思考の真骨頂ではないでしょうか。
主催者推薦Taka美女、上目遣いtsuna問題文をご覧いただければお分かりでしょうが、この問題文変なんです。その理由は解説で明らかになりますが、その心意気にうわーっとなる事必至です。この問題のテーマは偏に愛です。Takaさんの愛に溢れた問題に皆さんも溺れてみて下さい。P.S.節目のバーカーサー発動していますので、それも覚悟してお楽しみ下さい。
主催者推薦アザゼル二つのシモベに命令だ!tsunaこの問題に特殊です。なぜなら正解はありません。ですので、問題文を読んだ後すぐに解説を読んでもそれだけではこの問題の魅力の半分も味わえません。なので問題文→質問・回答→解説の順でお読み下さい。分量はかなりございますが、それだけの事はあると思います。この問題はタイトルの通りの2体のシモベに命令をするだけです。が、一体はちゃんと命令通りに従いますが、もう一体が真逆の行動をとると言うのです。「そんな2体を如何に有効利用するか?」それが問題です。この問題は回答者の腕が試されます。出題前には想像もできなかったの命令が出されたことでしょう。上手いのはこれが正解だと思うものが出た時にはその方法が無しになりソコからまた新たな方法を考えるというルールも面白いです。そして、流れに身を任せた結末は・・・それはご自身でお確かめ下さい。
主催者推薦Taka【勝手にコラボ祭】どうしてもほしいtsuna皆さんは言葉遊び=ダジャレだと思っていませんか?それは矮小化しています。この解説をご覧下さい。目から鱗が落ちることでしょう。yanさんが言葉の魔術師と言われる所以の一部がご理解いただけると思います。因みに「狂ってますか?」はこの問題の影響下にあると言って過言ではありません。
主催者推薦アザゼルわらわの身に何が?tsuna別場(【投稿!心に残るあの名言!】《七つの大罪・嫉妬》)でも書きましたがもう一度載せます。亀夫君問題は推理アドベンチャーゲーム(別にソレはソレで好きですよ)が主流ですがこれはそうではございません。亀夫君問題とは「亀夫君問題の特徴は、出題者演じる登場人物が全体を知らない、もしくはわざと隠している所にあります。登場人物の物語世界の謎を探り、出題者本人と同じ視点で一緒に謎を解いていく。これが亀夫君問題の魅力です。」(上級への道より抜粋)この問題ほど上記に当てはまる問題はないと思っています。そして見事なまでの解説。これは哲学です。
主催者推薦Ratter【迷宮からの脱走者?】死のカウントダウンtsunaこの問題も某映画の様です。コチラの問題を私が選ぶのは、水平思考さえあれば登場人物は・・・(内緒w)。そこを気に入っています。

以上、第1回のノミネート作品は79作品でした。

第2回ラテシンオブザイヤーノミネート作品集  

続いて、第2回です。

得票数部門賞出題者タイトル推薦者推薦文
日常部門賞受賞天童 魔子見たら死ぬ呪いのビデオさしゃ早すぎるFA判定に、参加者のどのくらいが真実を見抜いて解説を見たでしょう。尤も、FA後の解説での、誰しもがあっと驚く意外な解釈とストーリー展開は魔子ワールドの真骨頂とも言えるので、そこはご愛嬌。確かに・・・死ねる、うん、私は死ねるきっと。嘘じゃない、嘘じゃないのです(/д\)そんな魔子ちゃんの声が聞こえて来そうな・・・問題文に、タイトルに、解説に・・・ニヤニヤが止まらない!天才・魔子ちゃんの笑顔が出るウミガメ!!(+・`―’・)
脳内カーニバル恋するフォーチュンクッキーのりっこ。2014年のバレンタインデーから約1ヶ月半が経過した“エイプリルフール”の夜に、この問題は出題されました。“衝撃”まるで雷に打たれたかの様に脳内を、体中を駆け巡った“納得感”。この解説を見た誰しもが、同じ様に嵌められていた“型”を見事に外され、その納得感に震えた事でしょう。実に見事な先入観問題。痛快な衝撃をありがとうございます!!!!!
他ジャンル部門賞受賞低空飛行便捕らわれの騎士の望み耳たぶ犬亀夫君問題において難しいこと。進行や誘導ももちろんですが、なによりも登場人物のキャラクターをきちんと立たせることが重要です。この問題では「囚われの騎士」というキャラクターを見事に動かすことに成功しています。解説までの道のりも納得できるものですし、設定を見事に生かしていることもグッド!脱出ゲーム的な亀夫君問題を作りたいと思っている方にとってのお手本となる問題だと思います。是非ご参考に!
他ジャンル部門賞受賞天童 魔子【20の扉closed】1on1『七色の小人と黒き魔女』シチテンバットー水平思考とは少し違うと思うのですが、色んな謎や暗号が細かく丁寧に練られています。見れば分かるのですが、まとめもや問題文まで、余分なところが一ヶ所もありません。謎も簡単にはいかない感じです。これを解いた黒井さんや相談者さんは、よくこれを解けたなと思います。俺は・・・解ける気がしません。
日常部門賞ノミネートなさウィンドウショッピングさしゃこれぞ日常!ザ・日常!解説を見れば「あるあるw」と全員がほくそ笑むことでしょう。しかし!この問題文で、誰がその場面をイメージできるでしょうか。何の細工もない、叙述。されど叙述!なんというトリック!洗練された言葉のマジックに、アンニュイに男を見送る場面に私もそこにいるのがはっきりと見えます!きっと、あなたの姿も・・・ね?w
のりっこ。【遅効性の毒】牛削り問題文はいたってシンプル。にも関わらず、提示されたのは不可解極まる事象。水平思考を愛する者の心を捉えて放さない、絶妙なチャーム。これは間違いなく、何かすごい真相が隠されているんだろうなと、期待も膨らみます。そしてその期待を一切裏切ることなく、逆に予想された意外性をさらに上回る意外性で見事に裏切ってしまいます。主人公の状況に自分をおいてみれば、実に自然な事象しか起きていない。のに、解説が示されるまで誰もそれに気づけなかった。問題文に、推理の材料はすべて揃っているにも関わらず!!そして何よりすごいのは、解説の重厚さ。一流の推理小説の、クライマックスのみを切り取ったような、非常に贅沢な緊迫感。水平思考を通して解き明かした真相は、クライマックスの核の部分であり、謎の解決と主人公の心理の最も真摯な部分が完全に一致し、この解決に心を揺すぶられない者はいないでしょう。のりっこ。さん愛してます。
他ジャンル部門賞ノミネートノックスRボックス・イン・ガール耳たぶ犬これは「密室からの脱出」を目的とした亀夫君問題なのですが、問題文でも示されているように、エンディングがいくつもあり、参加したい!と思わせるすさまじい魅力を持っています。登場人物のキャラも立っており、部屋の描写も丁寧で分かりやすいです。ここまででも分かる通り素晴らしい問題であることには違いないのですが、旧チャットルームにて問題の設定を公開しているところがまた素晴らしい!初心者にとって「亀夫君問題はあらかじめここまで練っておけばよい」という指標となる問題だと言える作品です。
日常部門賞ノミネート水上【世界田中奇行】田中は遅れて現れるなさこれは使える!と思わず口に出すような、生活の(?)知恵問題。トリックに定評のある水上さんですが、この問題はトリックよりもアイデアの面白さで勝負をかけた問題だと思います。チャームは不思議な行動。強烈とは言えずとも、じわじわと探究心をくすぐるような書き方をしています。少しブラックで笑える解説もストライクゾーンど真ん中です。バラモス。
他ジャンル部門賞ノミネート牛削りお宅は誰?えねこー☆情報を入手し、思考を尽くして推理し、真相へ一歩ずつ近づいていく。これこそが推理モノの王道中の王道。かがみの様な問題ではないでしょうか?問題を閲覧する際は是非参加しているつもりで1質問ずつ見てみて下さい。きっと「解き明かす」興奮があなたを待っています。
牛削り正しい時刻桜小春…はて、どういうことだろう?まずそこから引き込まれます。問題文のシンプルさからは予想もつかない壮絶な解説。そこに書かれた、あの一文。正しいとは何か、を考えさせられた問題です。隠された真実を読んだ後、いつも思います。後から読むのではなく、その場に立ち会いたかった、と。…これは私が推薦します!
他ジャンル部門賞ノミネートとかげ電気ウミガメのスープオリオン私が大好き、とかげさんの【亀夫君問題】パートツー!まだ登録していなかった頃にログを閲覧して、その解説のカラクリに驚き、自分が参加できなかったことをとても悔しく思った問題です。……参加したかった~!!未来から来た男からの相談という魅力的な問題文ももちろんですが、何より、解答にENDINGが二種類用意されているところがたまりません。謎の奥にもう一つの謎というか、謎を解いているうちにそれにともなって別の真相も明るみになってくるというか……そういう仕掛け的な美しさがある、計算された問題だと思います。参加したかった――っ!!
他ジャンル部門賞ノミネート天童 魔子箱を割る男ツォンまず、「セルフラテクエ」であることが素晴らしいところ。ひとつの問題文で四つの解説を作ること自体、水平思考能力の高さが伺えます。そして「4ジャンル制覇」。私のようにスープ以外が苦手なものもいる中、すべてのジャンルを立て続けに、しかも高いクォリティで出題する。最後に、この問題文。恐らくですが、新ジャンルの解説「アナグラム」ができて、他のモノに派生していく状況じゃないと絶対といっていいほど成立しないはずなのです。この四部作の、根幹がこの新ジャンルだと推測しています。これが出来るのってたぶんほとんどいない。すごいの一言!
ディダムズ【ラテクエ42】恋愛クールビズツォン安定感抜群のディダムズさん、今年は鑑定団で発掘したこの作品をノミネートします。清涼感のあるさわやかな問題文で、雰囲気と調和した強すぎず弱すぎずなチャーム。しかし、たった3行の真相、その意外性に衝撃を受けること間違いなしです。さらに注目すべきなのは質問数。こんなにシンプルなのに解き明かすまでに60以上の質疑応答がなされています。そう、この問題実は思わぬところに先入観が仕込んであるのです。去年ディダムズさんが同じようなセリフを言っていた気がしますが、総合的な完成度がとても高い問題だと思います。是非ご一読を。
牛削りあの空は遠くてのりっこ。青く澄み渡る空。皆さん、快晴は好きですか?とても心地が良いものですよね^^しかし、この問題の主人公ときたら、“せめてもう少し雲があれば…”と溜め息をつく始末。青空の何が不満だというんだ貴様あああああっっっ!!!!!ま、まぁまぁ、落ち着いてください。(´・ω・`)その謎が解き明かされる解説を見た時の皆さんの心は、そこで初めてスッキリと晴れ渡るはずです。本当に素晴らしい水平思考問題を生み出し、今なお進化を続けている“牛ちゃん”こと牛削りさんの、シンプルながらとても納得度の高い良問です!!!!!是非一度ご賞味くださいませ♪^^
3000才海水浴場で食べるラーメンってどうしておいしく感じるんだろうねムク3000才さんの作品の中ではやや異色ともいえるシンプルな問題ですが、個人的に大好きです。一読して素直に「えっ、なんで!?」と惹きつけられ、解説を見ては「そういうことか!!」と腹の底から納得出来る気持ちよさ。正に水平思考の基本とは日常から一つ視点をずらす事だと思わせてくれます。惜しむらくは問題文と同時に答えが目に入ってしまう事ですね(´•ω•`)スナイパーにも回答を百手も先読みする棋聖、解説見たでしょハッカー、FBIの切り札ダウジングエキスパート等々ありますが、 (゚д゚)さんは地球外超知的生命体から光速で指令を受け取るレアタイプ。時々当てたご本人も分かっていない様子なのはきっとそのせいなのです。
nattu幼い頃はマジシャンに憧れたりもした牛削りこれについては魅力を紹介することはできません。とにかく読んでください。読んで、お気に召したら、ぜひこの作品の素晴らしさを語り合いましょう。僕から言えるのはこれだけです。
他ジャンル部門賞ノミネートのりっこ。●●さるぼぼ問題文のみならず質問の『回答の仕方』にも先入観を気持ちよく植え込まれる『参加型』作品。天才としか言いようがありません。
たかみな切り取られた空みんベールは厚めですが、短い問題文の中に手がかりとなるクルーもきちんと入っています。誰もが一度は目にしたことがあるであろう、とある写真が題材となっていて、なるほどあれか!と納得するのですが、目の付け所が素晴らしいなと思いました!そういう風にとらえたことはなかったのですが、確かにその通りだなと瑞々しい感性に心温まりました。
他ジャンル部門賞ノミネートとかげ名探偵「へび」不審な家族オリオン私がラテシンに登録したばかりの頃に味わった問題なので、実質私にとってほぼ初の亀夫君だったのですが、亀夫君というジャンルを知らない私ですら虜にするほどの問題でした。思わず夜更かしして、謎が解けたときには一緒に参加していた方々と「おめでとうございます!」って喜び合って……大げさじゃなく、次の日にまで幸せな気持ちが持続した、思い出深い問題です。とかげさんの亀夫くんはウミガメコーポレーションシリーズもそうですが、キャラがとても魅力的で、質問をするととても心惹かれるリアクションをしてくれたり、解説を見た後になって「ああ、あそこの返答はここを意識してのことだったのか!」としてやられた気分にしてくださるのがとても気持ちがいいです^^タイトルにもなっている名探偵へびさんのキャラ、未だに大好きです!
日常部門賞ノミネート天童 魔子カメオ伝説とかげ天の声? 助け? 笑い始めた? と気になるキーワードが色々あって、思わず質問したくなる問題文です。一体何が隠れているのだろうと深読みしたくなりますが、実にシンプルで思わず「なるほど!」と言いたくなる納得の解説でした。比喩だけど比喩じゃない、全然ズルくない問題文です。
日常部門賞ノミネートとかげ温めますね?牛削りとかげさんお得意の「コンビニ会計シリーズ」の中でも珠玉。非常にシンプルな問題文に示される強烈な矛盾。これは解きたくなるなるミスタードーナッツ!解けてみれば、「ああ、あのことか!」と納得しない人はいないはず。誰でも経験のあるような日常所作の中にこんな素晴らしい謎を見出す選球眼にはあっぱれです。とかげさんは「電気ウミガメのスープ」「温かい方程式」など、大型出題の人気がやはり高いですが、実はどの作品も、生活の中に見出される矛盾、不自然、面白さの種を慎重に積み重ねた上に成り立っている作品なんですね。彼の真価は、誰も気づかなかったような謎を、日常の中に見つけ出すその目です。「温めますね?」はそんな彼の凄さがよくわかる作品です。でもいたるところで女子高生を騙るのだけは許せません。
のりっこ。【美味しいもの食べてね♪^^】クロシェ言葉遊びに、トリックに、斬新で良問の多いのりっこ。さんの問題からあえて王道のウミガメを推します。「400円ならば後悔しなかった理由」に、呆気にとられるくらい衝撃を受けたことを今でも覚えています。着眼点が本当に素晴らしいスープです。こんな発想をできるようになりたい!
ハニワ占いを信じはじめました。なさまず特筆すべきは矛盾系のチャーム。「占いが大外れなのに毎日見るようになる」というただでさえ強めなものに加え、語り口調でスピード感のある問題文で情報が一気に頭に入ってくるため、初見ではさらにチャームが上がります。次に解説の意外性。「ああ、そのパターンか!」と唸らされます。そして解説を見て改めて設問の上手さに感動します。最後に誘導。4の質問が来たときはきっとニヤニヤしながら回答したんだろうな~w上手く出来てる問題だからこその上質なミスリード。あのジャンポケさんもポチッと入れてる問題。
アザゼル戦火に咲く華のりっこ。戦争という哀しき悲劇に巻き込まれた村人達が、それまでとても大切にし、愛してきた美しい花を泣きながら“踏まなければならない”葛藤の理由が、あなたには解りますか?水平思考百戦錬磨のアザゼルさんだからこそ生み出せたと言っていい、まさに“名問”。惹き付けるタイトル、無駄の無い、チャーム満載の問題構成、そして誰もが“感動”を覚え“納得せざるを得ない”、素晴らしい解説。戦火に咲く華が“貴方に伝える真相”に、是非とも触れていただきたい。
水上【世界田中奇行】田中の体毛離婚nattu問題のチャームを意識したときに、問題文内のギャップに注目することは多いと思うのですが、【世界田中奇行】は行動系ギャップにおいて安心と信頼の高クオリティを誇ると思います!まさに看板ですね!この看板が付いているだけで、ふらっと参加したくなってしまうのは自分だけなのでしょうか。……実を言うと自分のイチオシ田中は遅れて現れるヤツだったりするのですが、なささんが推薦しちゃってたの…べ、べつに悔しくなんかないんだからね!!
イエ死が見えた瞬間なさミスのある風景」で有名なイエさんですが、この作品も同じくらい素晴らしい。たいていの問題はトリックを解き明かすとそこからさほど苦も無く正解が出てきますが、この問題は違います。「トリック」を解き明かした上にさらに「探索」して真相を解き明かす必要があるのです。騙された!と唸るようなトリック重視問題の爽快さも、徐々に紐解かれてゆくベール系問題の奥深さも兼ね備えた贅沢な逸品。
のりっこ。【解説は5文字】ディダムズ一見すればわかるように、非常にシンプルな問題。シンプルとは誤魔化しがきかないという事。確かなチャーム 有無を言わさぬ納得感 キレの良いトリック 無駄なく洗練された問題と解説 問題の雰囲気はコミカルではありますが、本質を見ると非常に研ぎ澄まされた問題であると思います。
junpocke一般ピープル水上状況当てということでチャームは決して高くはないですが、もうめっちゃおもろい。ただただおもろい。「すごい人」っていうクルーも最高。タイトルの一般ピープル、問題文中のドヤ顔というワードの選び方も上手いなあと思いました。そして思わずニンマリしてしまう解説。リアルタイムで参加したかった!悔しい!
+チック許される万引きシチテンバットーこの方は「読んでいる本は?」で有名なのですが、日常的な問題文でありながら、解説が非日常なのが多い気がします(違ってたらごめんなさい)。これもその一つ。万引きが行われているのを監視カメラ越しで目撃した店長。しかしそれを見逃した・・・問題文から引き込まれ、解説も納得出来る問題。この方の問題は良問が多いので、過去問を読み漁る(オイ)ことをおすすめします。
天童 魔子残酷物語低空飛行便「水平思考ってここまでやっていいのか!」と驚いた作品です。天童魔子さんが出題した問題のいくつかには、『魅力を語る=ネタバレ』となってしまうほどの、真似のできない独創性があります。この問題もその一つです。いつか私も『とてもじゃないけど語ってはいけない魅力』ある問題をつくりたいと思っています。今のところここで言えるのはここまでです。推薦者としても出題者としてもです。
Taka勝手にコラボ祭】フローラルな香りさしゃ今回はね、Takaさんの推薦、する気なかったんです。去年、推薦したし。推薦して票ももらったのに、ケーキ送ってくれないし。食べさせてくれないし。でもね。推薦するしかないじゃないですか!こんなとんでもない出題されちゃったりなんかしたら。「Takaさんの出題」この時点で、Takaさんを知る参加者全員が「先入観問題に間違いない!」と確信を持って問題文を疑い、クルーとトリックを探りながら、何回も問題文を読むんですよ?それなのに、正解直前のヒントが出るまで、誰一人先入観を抜け出せなかった問題なんて前代未聞ですよ!久しぶりに4日間くらい悔しかった。あー、思い出したらまだ悔しい。O(;>△<)o見てみ?絶対あなたも悔しくなるから。先入観や叙述を目標とする方々には、お手本のようなこの一杯をどうぞ。
水上置き去りダメ!絶対!さしゃまぁ、とりあえず、全ての元凶がプーさんとTakaさんだってことは、こっちに置いといて。出題者の水上さんも雑談にて「自信作だ」と仰っているように、先入観問題として、天晴。お見事でした。とてもたくさんのクルーのひとつひとつが本当にいい仕事をしています。そのベールを剥ぎ取らねば辿り着けない真相。にも拘わらず、あっさり質問数30未満で解かれてしまったのは前述の二人の戦犯によるものだと私は思いますw力作の解説も読む者を強く惹きつける会心の作だと言えましょう。それなのに・・・なんと残念なセクハラおやじ共の巣窟と成り果てた雑談欄!!!良識ある皆様。是非この雑談欄に天誅の足跡を残してやって下さいませ。
牛削り愛の名の過ちさるぼぼ最終ヒントは出題者のいわば、妥協。つまり、強烈なチャームであるにもかかわらず誰も見破ることが出来なかった。誰もが知る通り、氏の作品は、解決した瞬間鳥肌が立つ程の納得感、また高揚感、さらに余韻にいつまでも浸っていられる程上質なものが多いのですが、中でもこの作品は最たるものでしょう。
水上親父の新聞のりっこ。水上さんの問題は先入観問題のお手本レベルのものばかりなので推薦もとても迷いますが、 僕からはコチラをピックアップさせていただきます。 とてもシンプルな問題文から、流石と言える納得の解説。 解を知った時のこの心地良さこそが、洗練された上質な先入観問題である証だと思います。
非現実部門賞受賞牛削り吾野村 ※『阿賀野村』オマージュとかげ興味を惹かれる設定で、「どう答えれば助かるか」という質問に対し、クルーはちゃんと問題文に隠れているという非常に誠実な問題です。牛削りさんの問題はどれも納得感がハンパないのですが、こちらの問題はちょっと変わったトリックをうまく取り入れた面白い試みだと思います。もっと評価されていいはず!でもとりあえず群馬県ちょうこわい。
非現実部門賞受賞ruxyo水神様に祟られて耳たぶ犬前回推薦されていなかったので推薦。ウミガメのスープらしいウミガメのスープ…と思います。そう考えています。日本の村落信仰にありがちな「祟り」という表現、読んでいて嫌になる様な不幸な天災・人災。問題文の丁寧な描写が素晴らしいのですが、それだけではなく誘導の面でも質問に対する回答にヒントを混ぜていたり、ヒント欄を活用していたりと出題者として参考になる部分は多い問題です。そして徐々に明らかになっていくこの「祟り」の真相…背筋が凍りつくという表現はこの問題にこそ当て嵌まるのではないのでしょうか?私がruxyoさんのファンになったのはひとえにこの問題あってこそといえます。(本当)納得感という意味では他に推薦されている問題に劣るかもしれませんが、真相を知ったことによる驚愕が強く心に残る問題です。実はとある出題者が定期的に見返しているらしい……(問題のコメント欄見ちゃやーよ)
みん【無茶振り三題噺6-1&2】手がかり足だけって顔忘れたんかいクロシェ推薦候補にあげていた方も多いであろうこの良問を、恐れ多くも私がとっちゃいます!無茶振りの名にふさわしい、癖だらけのKWを6つも使い、それぞれがクルーとして無駄なく活かされ、とどめの納得解説!キツイ制約がある中でこんなに美しいスープを作れるって、もうみんさんって何者なんだろうと震え上がった問題でした。私の中ではこの問題なくして2014年は語れないと思っています。
非現実部門賞受賞ruxyoなんか透けとるー!!?クロシェまさか推薦文の内容が耳たぶ犬さんとカブるとは…w私はこの問題でruxyoさんの隠れファンになりましたw自分の中ではこの問題をファンタジー×ミステリーの贅沢スープと呼んでいます。納得の非現実問題です。そして、この問題の一番の魅力はアレですね。マリカーがやりたくなるところですw
なさ【リメイク問題】ダミーインパクトのりっこ。もしもあなたが少女で、とても大切にしているぬいぐるみを母親が叩きつけ、踏みつけたとしたら、あなたは一体どんな感情を抱くでしょうか?問題文の少女は、なんと“歓喜”したのです。この“完全なるギャップ”がとてつもないチャームを生み出す。これぞ、シンプル&ディープなトリックを巧みに操るなささんの為せる“神業”。解説を見た時の納得感。“なるほど、それは歓喜する!!!”なささんの天才的魔術を、とくとご堪能あれ^^
彩蓮燈最後に残った道しるべnattu彩蓮燈さんの問題は本当に素晴らしい!一生かかっても自分には作れないよね…と思います。個人的にベール系はあまり好みでなかったりしたのですが、そんな食わず嫌いを治してくれたのが彩蓮燈さんの問題でした。本当にありがとうございます~!「自分もベール系余り好きじゃないんだze!」って人にこそ是非読んで欲しいです。そして、涙を流しながら笑えばいいと思うよ。ね。
他ジャンル部門賞ノミネート3000才【正解のないウミガメ】SPしてくださいオリオンこれは厳密には【問題】というのとは少し違うので、ここで推薦してしまっていいものなのか少しだけ悩みました。ですが、出題する上で目を通しておくととても参考になる素晴らしい内容だと思ったので、僭越ながら推薦させていただきました。様々な大先輩がたがSPをするときに気をつけていることを参考にできる貴重な機会です!読むと、問題を作るときの注意点などの参考になります!
日常部門賞ノミネートnattu何が面白いの?のりっこ。皆さんが、とある小説にハマったとします。ですが、いくらハマったとは言え、毎日“同じページの同じ部分”を読み続けられますか?その部分は“そんなに面白いシーンなのでしょうか?”………“その小説にハマったからこそ、面白いのです。”“いくら面白くても、同じページの同じ部分ばかり読み続けるなんて普通は飽きるだろう”…これこそが、自身が名スナイパーであり、だからこそ出題者としても高く安定した評価を得ているnattuさんが仕掛けた最大のミスリード・トラップ。この解説を読んで頷かない人はいないでしょう。天才なっちゃんの罠に、どうぞ心地よく嵌められてください。素晴らしい水平思考問題です!!!!!^^
うっかりさんっているものですよね低空飛行便私は当時、この問題にリアルタイムで参加しており、問題文中の緊迫感あふれるアクション描写、カメオの超一流の仕事ぶり、洒落た台詞に目を奪われたせいで、とんでもない可能性を見落としてしまいました。解説を読む前に自分で真相を見抜きたいのであれば、決して問題文の魅力に心奪われないでください。逆に騙されたいのであれば、問題文の世界にどっぷりとはまりこんでください。どちらにしても、決して『期待を裏切らない』ことでしょう。
牛削り並んでますよ?水上ここ最近で一番好きな問題。横断歩道に謎の行列。これだけでも十分面白いのに、牛野ケズルさんは語り手を外国人にしてしまいました。外国人目線で日本人の礼儀正しさを強調させ、謎をよりチャーミングに見せています。そしてチャームの高い問題文から納得度の高い解説。思わずなるほどと唸ってしまいました。牛毛ズーリさんは他にも良問が沢山ありますが、私はこれが一番お気に入りです。
さしゃ【ラテクエ44】君の為なら死ねるのりっこ。とてもシンプルかつ、だからこそ高いチャームで魅了する問題文から、これほどまでに“人間味”に溢れ、“感動的”な解説を生み出せる業は、本当にあたたかい、それだけでなく真剣に物事を考える心を持ち合わせているさしゃさんだからこそなのだと、この問題の解説を拝見して感じました。とにかく取り上げる題材、そしてシリアスに深いところまで引き込まれる解説、どれを取っても非常に素晴らしく、これは本当に、是非とも皆さんに、多くの方に目を通していただきたいと思える一作。はっきり言って、涙無しでは語れません。とても悲しい“物語”であり、とても考えさせられる“現実問題”が、そこにはあります。“質問を重ねて1つ1つのベールを剥がしていかないと物語の真相に辿り着けない”これこそ、まさに“ウミガメのスープ問題”本来の姿。その概要に相応しい良問。本当に素晴らしいです。
ツォンケイトシュクツォンtsunaさんが前回のオブザイヤーで候補に挙げられておりましたので、自薦いたします。が、一点お詫びを。ジャンルミスです。これはカメオ風の扉として出題すべきでした。それを除けば…クスクス。「私」の「正体」と「目的」をキッチリとした理由を元に説明できている、そう思わない?ウフフ。ところでみんな、まだ「私」はそばにいる?前よりももっと「私」と仲良くなってくれているかしら?たくさん、謎を解いて、もっと私をそばに感じて欲しいわ。「私」からの、お願い。忘れないで、ね?
jerry音楽療法なさ謎はシンプルで具体的である方が魅力的であると言うのが自分のモットーですがこれはまさにそれを体現している問題だと思います。こういう設問のアプローチの仕方はまさに自分が理想とするものです。クルーの選び方やタイトルにもセンスがきらりと光る、美しい問題です。
こいる【ラテシン三周年】 爆弾魔からの脅迫状2/3 【が危ない!】なさ初めてコラボさせていただいた思い出深い問題。といっても原案はほぼこいるさん。叙述の妙、二重に張られた罠ももちろんですが、この問題何が一番すごいかと言うと濃厚な探索要素の中に自然と暗号解読が組み込まれている点です。探索を進めるうちに暗号の解読が必要になり、暗号の解読後もさらに探索が必要になります。暗号系問題の頂点とも呼べる作品ではないでしょうか。それとは別に、この三周年企画自体も凝っていて見ごたえがあるので新規の方にもぜひ一度見ていただきたいです。
ロデリック異能狩りとかげ結構前の作品ですが、前回ノミネートされていなかったので推薦いたします。問題文のクルーが多いため難易度はあまり高くありませんが、納得感があり物語性の強い解説が魅力的です。インチキ能力者のトリックを暴いてきた男が死んだのはなぜか……その理由が意外で、そしてとても切ないです。それから驚くべきことにこれ、ロデリックさんの初出題なのです。初出題でこんな作品がつくれるなんて、羨ましい! リアルタイムでお会いしたことはないのですが、また問題をつくりに現れて欲しいなあと思う方です。
ゆりりゆりりと遊ぼう(◕ ◡ ◕*)ムク女子力の高さで知られるゆりりさんですが(推理力も抜群ですよ!)、こちらが現時点での代表作と言えるのではないでしょうか。一人称のほのぼのとした雰囲気で回答が進むにつれて、じわじわと明らかになる予想外の真実。探索型の楽しみを存分に味合わせてくれる良問としてお薦めします。Takaさん、水上さん、ruxyoさんを中心とした迂遠にして混沌且つ粘り強い質問のおかげでやや長丁場になっていますが、万が一読み疲れてしまったらQ37で一息つきましょう。清涼感のある笑いをもたらしてくれること請合いですw
3000才気に入った本を破る男耳たぶ犬シンプルな問題文。シンプルな解説。ピンとくる人には瞬殺の問題かもしれませんが、問題文のチャームが強烈です。気に入ったら破くという一見相対する気持と行為には何があるのか。ラテシンをしていない知り合いに出題する時に使わせてもらっている問題です。
他ジャンル部門賞ノミネート牛削り私の性格は?-2-低空飛行便『私の性格は?』3部作の2作目です。出題者の牛削りさんはこの問題で重大なルール違反を犯しています。しかしそのルール違反こそがこの問題の肝であり、そのルール違反を平然と犯す牛削りさんの“しれっと”の勇気と度胸とユーモアと水平思考には敬意を表すほかありません。でも、こんな真似、本人も含めて誰ひとりとして、二度とできませんね^ ^;
日常部門賞ノミネートyu-つロシア つロシア つロシア低空飛行便一言コメントにある通り、深夜のノリで楽しめるお夜食スープです。深夜ラジオのジングルにありそうですよね。つロシア つロシア つロシア つロシア つロシア つロシア つロシア つロシア つロシア つロシア つロシア つロシア つロシア つロシア つロシア つロシア つロシア つロシア つロシア つロシア つロシア つロシア つロシア つロシア つロシア つロシア つロシア つロシア つロシア つロシア つロシア つロシアァァァァッ!(BPM150くらいの4拍子で)深夜特有のおかしなテンションになりたいとき、ごくごく手軽なスープが欲しいときはこの問題です。肝心の問題の質は、もちろん保証つきです。なぜなら、深夜のノリになってみれば自ずと答えが出る体験式クルー(手掛かり)がついていますから……。
長串望博士の普通な愛情きゅうアザゼル闇の男 長串さんですが問題に闇要素は少ないです この問題は『考えて見ればそうだよなぁ』と思う問題でした
日常部門賞ノミネートツォンちょ、まてよ!さしゃみなさん、疲れていませんか?お仕事に…勉強に…恋愛に…目標に…うん、誰もが疲れちゃうんです、人間だもの。疲れてるとどうしても狭くなっちゃうんです、心が。人間だもの。でも、ふと…ほんのちょっとのきっかけでも、優しくなれるんです。人間だもの。この解説を見て、微笑まない人はいないでしょう。本当に心が温まります。忘れていた気持ち、忘れちゃいけない気持ち・・・そんなものをちょっと思い出せます。ほんのり…あったまってください。そんなスープです。あ、みんさんが人外なのもよくわかる一品ですよw
まぐねっと色々様々みん黄色、桃色、黒色の中で、カワイイものが大好きなカメコが選んだのは黒色。という、不思議な問題文が魅力的です。質問をたどりながら読んだのですが、最後まで固定概念を打ち破ることができませんでした。解説を見れば、なぜ気づかなかったのかと悔しがること間違いなしです!今回、未読の過去問をたくさん読みましたが、その中でも特に印象的な問題でした。
水上バクザン先生の爆弾発言!みん暴言から始まるパンチの効いた問題文です。このセリフのインパクトは参加者の興味を引きつけつつも、重要なクルーの目くらましともなっています。言葉の選び方も素晴らしいのですが、これほどさりげなくクルーを配置するなんて、とても真似できないと感服しきりです。瞬殺だったのはそれだけ納得感のある解答だったからというのは、問題を見てもらえばよくわかると思います。

第2回は主催者推薦も含めて全91作品でした。
(得票数0の作品と主催者推薦の作品は現状このリストに未掲載)

第3回ラテシンオブザイヤーノミネート作品集  

続いて、第3回です。

得票数部門賞出題者タイトル推薦者推薦文
とかげ男は死んだツォン私が出題させていただいた、「出来損ないの問題」の根源と言うか、出題のキッカケといえる問題です。これがなければ、私のあのたった七文字(句読点含む)の解説は、生まれなかったのです。それほどに、うらやみ、妬み、そして憧れた問題の一つです。なにが、とたずねられれば、その全てと答えます。「男は死んだ。なぜ?」ここから始まった、謎が行き着く解の、無い筈の「愛」をごらんください。
letitiaエッシャー作まぴばゆタイトルの"マウリッツ・エッシャー"を御存知だろうか?水が流れ続ける滝の絵や鳥が魚に変わっていく絵などエッシャーは騙し絵で有名な画家である。当問題の不思議な建物は、そんなエッシャーの作品を連想せざるを得ない。6階建てであるのに"4階からエレベーターに乗った人は99%以上下がる"という。また、考え得る可能性を潰すかのように、"立ち入り禁止のフロアや無人のフロアは存在しない"、"全ての階にエレベーターが設置され、利用可能"という条件も付いている。これは一体どういうことなのか。URLから問題にとんで、真相をその目で確かめて欲しい。
牛削り愛さえあればletitia【!!!ネタバレしてます!!!】【!!!先に問題を見ることを推奨!!!】「夫が手渡してくれた弁当箱におかずが何も入っていなかったので、妻は歓喜した。」この文章を読めば、100人中100人が、すぐに状況を描けるだろう。それが、男女を入れ替えるだけで水平思考問題になりうる、この社会を見る目線が素晴らしい。「医者」といえば男、「ナース」といえば女、といったような性差から生まれる先入観を題材にする水平思考問題は多くあるが、その中でも最もシンプルで鋭く、かつ愛のある問題である。
ツォン出来損ないの問題みん「好ましくない問題」というイメージを活かし、水平思考問題へと昇華している点が非常に素晴らしいです。良くないものと頭ごなしに否定するのではなく、活かすにはどうしたら良いかと試行する事こそが、まさに水平思考だなと勉強になりました。納得感の高いシンプルな解答が魅力です。
アアア他人のお茶うめぇフィーカス「あーこれ名作すぎて萎縮して誰も推薦できない奴やー」とか思いながら僭越ながら推薦させてもらいます。解説読んだ瞬間、「なるほど」とか「そういうことか」とかいうより、まず「これはすごい!」と口に出してしまいました。それほど凄い問題。題材から問題文に仕掛けられたトリック、問題文の書き方と、あらゆる点でお手本にしたい、ラテシンの歴史に残るといってもいい優秀な問題です。コメントを……と言いながらあまりうまいコメントは残せませんでした(汁)読んだことが無い人は是非とも読んでみてください。
非現実部門賞受賞とかげ何の変哲もない小説ゴトーレーベルこの問題。「先月起きた飛行機の墜落」でも、「昨年起きた戦争」でも、成立することはします。しかし、「何の変哲もない日常」……これを題材に取るセンスはまさに非凡です。そのほうが「この小説の視点」にとってどれだけ難しいことか。何の変哲もない日常。しかしその「何の変哲もない」は、「この小説の視点」にとって、どれだけ驚きにあふれ、そしてどれだけ変わらず同じであることか。その「何の変哲もない」平凡な日常の中で、平凡な生活を、時に退屈しながら僕たちは生きています。「何の変哲もない」という言葉をあらためて眺め、あらためてその驚くべきと言っていい意味を知る。大とかげ(「オオトカゲ」ではありません。「偉大なるとかげさん」の意味で「だいとかげ」です)の輝かしい経歴を飾る1ページとなる傑作です。
アザゼルわらわの身に何が?ツォン全ユーザーを震撼させた亀夫君問題の代名詞といえる問題です。それほどに完成度が高く、物語性もトリックもそのすべてがまさに「悪魔の仕業」です。その結果、当時のユーザーからすれば「これのせいで亀夫君出しにくくなったじゃねぇか(誉め言葉)」と言う言葉が飛び交ったほどの完成度の高さ。これが亀夫君なら、7ジャンル全てに投票したいくらいです。いつかはこれを越えたい。そう思わせる一品です。
なさラストティータイムletitia最小限の言葉で、最大限の先入観。このアイデアをこれ以上に生かす問題文は、他に存在するとは思えません。先入観で惑わそうと余計な情報を付け加えるのではなく、解決に必要な情報が、それ即ち先入観にもなるという美しさ。不純物を削ぎ落とした末に輝く、宝石のような問題文です。
日常の謎部門賞受賞甘木けして放棄ではない!SNC典型的なあるある系問題です。問題文には一切の無駄がなく、よくよく考えてみればそうなって当たり前なのに、問題文を見ただけじゃ全くわかりません。解説を見れば納得感と心地よい悔しさに包まれること間違いなしです。
日常の謎部門賞ノミネートletitiaそうだ京都に行こう甘木日常の謎といわれるタイプの問題の一つです。「日常にある非日常な出来事」ではなく、「非日常の世界で起こり得る日常」でもない。これは正真正銘の「日常で起こり得る日常的な出来事」。ごくごく普通で、もしかしたら今日もどこかでこのようなことが起きているかもしれない。そんなありきたりな出来事なのに、問題として料理するとここまで良作になる。なにより、これを題材として「発見」したことに拍手を送りたい作品です。
のりっこ。【どうしよう…】letitia何度読んでもやられた感でテンションが上がってしまう作品です。ちょうど先日も思い出しましたが、これから一生甘い香りの漂う季節には必ず、この問題を思い出して一人で笑ってしまうかも。いつも深い思考を要求する問題を出してくださるのりっこ。さんによる、「考えたら負け」な問題。
インパクト部門賞受賞プエルトリコ野郎これは本当にウミガメのスープですか?ディダムズお次のテーマは「斬新さ」【以下ネタバレを含みます。】「謎は明確に」これはウミガメのスープの基本中の基本。良問の必須条件・・・なのですが、まさにその例外と言った斬新な作品 問題文を誤認させるトリックは数あれど、なんと謎の問い掛けを誤認させてしまうという斬新なトリック。さらにそれを「ジャンルの嘘」で誤魔化すという二重のトリックが使われています。裏を返せば「意図的なジャンル無視」でラテシンのルールに挑んでいるとも言え、公の場で推薦して良いものかと言う懸念もありますが、その点も含めてこの問題の個性と思いここに推薦させていただきます。
物語部門賞受賞100円の愛牛削り「たった100円の小さな小銭入れ」と聞いて、どんな印象を受けますか?「心からの愛」という言い回しから、どんな印象を受けますか?この二つのアイテム、実に対照的ですね。シーソーの両端に載せたら、すごい勢いで片方に傾くことでしょう。当問題では、語り手は「たった100円の小さな小銭入れ」というプレゼントで、「心から愛されている」と感じたと言っています。「たった」と表現するということは、少なくともこの語り手は、小銭入れの価値を低く感じているわけです。にも関わらず、それが心からの愛を示している。このアンバランスは、参加者の関心を引きつけてやみません。アンバランスにどう説明をつけるのか。また、「心からの愛」を表すどんな深い物語があるのか。ええどうぞ、存分に期待してください。いっそ過分に期待してください。当問題の解説はそれを絶対、裏切りませんので。
ゴトーレーベルOld-Fashioned Love Story桜小春あらやだ、素敵な雰囲気の問題文。そんな私のワクワクをいい方向に裏切ってくださった問題です。…推薦文考えてたら最終日になってました。こうなったらこの一言です。大好きです!
物語部門賞受賞牛削りRT945とかげ大量の高性能SPロボットによってセキュリティを強化した王。だからこそ王を殺す時が来たと考えるメロウ。ベールが薄く、難易度も高くはありません。けれど、そのトリックの核心となる部分こそが、王とメロウの考え方の違いを表している、美しい構成が魅力的です。この謎を解くことによって、解説の物語をより深く味わうことができる……そんな質の高い問題でした。メロウの最後の言葉が、心に刺さります。
現実部門賞受賞かもめの水平さん【狂信者はかく語りき】とかげ神に心酔しきった男が、聖書や御守りを捨て、神を信じていないと語って死んでしまう……。人の死を題材にした問題はいくつもありますが、これほど納得感が高く、現実的な理由を用意できた問題はそう多くはないでしょう。おかしな行動を「狂っているから」と理由づけて片付けるのは簡単です。けれど、狂人には狂人の論理があるのではないでしょうか。そんなことを考えさせられた問題でした。
トリック部門賞受賞ドタオングHow:自宅に入るには?とかげ鍵のかかった自宅へ、どうやったら入れるだろうか?素直に読めば、Howを尋ねるタイプの問題と思えますが、この問題の裏には驚くべき真相が隠されています。題材はさして珍しいものではありません。しかしこの材料をこんな風に料理するなんて……謎をつくりあげるトリックと、問題の構成が素晴らしいです!アイディア次第でいくらでも面白い問題ってつくれるんですね。
水上北風と太陽なさたぶん2015年の問題の中で一番好きな問題です。有名な童話がモチーフの当問題は、フェアかアンフェアかで聞かれたら間違いなくアンフェアな問題です。しかし、アンフェアで非現実的なのに、閃きで解けてしまうほど至極現実的な真相になぜか納得してしまいます。いい意味でバカバカしい、ユーモアセンスの塊のような問題です。
パフォーマー台風悲喜こもごもからてちょっぷ日本列島に直撃した台風が、一方ではトイレを汚れやすくし、もう一方では恋を成就させるとな!?一見関係なさそうな物事が密接に関係しているという問題文、とても興味を惹かれます。真相を知って、「あ~、成る程!」綺麗に二つの事象を繋げる納得感のある解説をあなたに。
現実部門賞ノミネート甘木然るが故にディダムズ1つめはテーマ「模範的問題」でこちらを挙げさせていただきます。謎: ミスを咎められるところなど大勢に見られたくないはずなのにそれを望む新入社員。明確な謎でしょう。視点: ネタバレ防止確認中のため伏せますが、特定の見方が要求されます。納得感: ネタバレ防止確認中のため伏せますが、非常に妥当だと言えます。フェアさ: 文章に全く違和感を感じません上記四拍子揃った素晴らしい問題だと思います。原案(ネタ)もさることながら、それを最大限に活かす仕立て方をしないとこの完成度には至らないと思います。ただの「面白い話」ではなく、「ウミガメのスープ」としての再構成された問題。見習うべき模範的問題と言えましょう。
のりっこ。【名作童話ランキング】牛削り「九マイルは遠すぎる」というミステリをご存知だろうか。主人公が街中で聞いた「九マイルもの道を歩くのは容易じゃない。まして雨の中となるとなおさらだ」という発言から、ある衝撃的な事実を推理する、という内容である。少ない手がかりを頼りに真相を導き出す、安楽椅子探偵ものの傑作だ。なぜ、当問題の推薦文でこれを引き合いに出したのか。もっと「九マイル」っぽい問題はいくらでもあるじゃないか。そう思われる方も多いだろう。しかし僕は改めて当問題を見返してみて、「九マイル」を思い出さずにいられなかった。当問題は、「結果発表の35番目は『ももたろう』」という状況説明の一文それだけから、いくつもの論理を重ねて、それしかあり得ないだろう結論に達するという推理を楽しめる構造になっている。推理は参加者が自由に行えるのだから、どこまででも発散してしまう可能性は否めない。少ない情報から導く論理の糸が、出題者の意図した通りの道筋をたどるとは限らない。意図通りに手繰らせたいのなら、状況を厳密に限定し、思考の幅をあらかじめ狭めておかねばならないだろう。ところが当問題では、上記のたった一文で、真相へと至るための何段階もの推理を、実に美しく統合しているのである。そっけなく見えて、推理のエッセンスがはち切れんばかりに詰まった一文なのである。「九マイル」では、主人公の推理は確かに筋が通って見えるが、批判的に眺めれば抜けやこじつけも多い。蓋然性80%の推理を三つ重ねれば、それが正しい確率は50%近くまで落ちてしまう。だからその推理が当たってたとしても、それは偶然と評価すべきかもしれない。当問題においては、推理の段階ごとの蓋然性が「九マイル」よりも格段に高い。すべての推理を重ねてみても、それが真理である確率は90%を下回らないのではないかというほど確からしく思える。この美しい推理過程を構築するのに、一体どれほどの試行錯誤があったのだろう。参加者に提示されているのは、そうした職人レベルの緻密な微調整が施され、完全に完成された一文なのである。出題者を完全に信用しきって、そこから得られる考察の限りを尽くし、全力の推理に臨んでいいのである。計算し尽くされた、芸術的完成度のパズルである。ぜひご賞味あれ。
花鳥不味そうにウミガメのスープを飲む男の絵るべえるチャーム、納得感、ストーリー的背景、難易度、これらが高いレベルでまとまっている素晴らしい問題です。ぜひご賞味、いえ、この問題ではご鑑賞あれ・・・
牛削りたったひとつのマシなやり方桜小春去年のあの勘違いから、はや1年。今年は絶対やらかさない、と決めて、絞りに絞って選んだスープです。尊敬してやまない牛削りさんのスープの中でも、私が一番【落差】を感じた解説でした。これだけは私が、と心に決めた、受験間近の年末でした。自分の息子の危機を願う父。解説の暖かさと冷たさが、怖いのに忘れられない。大好きな作品です。是非一度、ご覧になってください。
甘木水平思考るべえるリアルの友人にこの問題を出題したことがあるのですが「本家ウミガメのスープより納得できるね」という評価を得ました。トリックもタイトルもまさに「水平思考」そんな極上の一品に挑戦してみませんか?
離学部生パンを食べたいツォンパンとカレーの相性の良さは、問題にも生かされます。カレーパンと言う素材そのものがとんでもないチャームをもたらし、シンプルかつ深い納得感が カレーパンかってくるかな…
日常の謎部門賞ノミネートletitia皆さんはお昼に何を食べました?ひゅーletitiaさんを語る上では外せない、一気に名を上げた問題です。この問題の良いところは問題文に散りばめられたヒントの多さです。ヒントが大量に与えられているからこそ、解説を見たときに「なぜ気づかなかったのか…」という思いが強くなるのです。そして、戻るボタンを押しタイトルを再び目視した瞬間、私は頭を抱えました。「やられた!!」
トリック部門賞ノミネートのりっこ。【ウミガメのスープKORMD】さるぼぼ【ネタバレ注意】そう注意を促す必要もないだろう。「まだ知られていない」という当企画の趣旨に反するのかも知れないが、オブザイヤーという響きにはやはりこの問題がふさわしいように思う。ラテシンユーザーにとって“質問者と回答者の質疑応答”に先入観があることを逆手に取ったまさに目から鱗が落ちる問題。イニシアチブが逆転していく様は戦慄を通り越して快感ですらある。
のりっこ。【以前は『いい国(1192)つくろう鎌倉幕府』だったんです】シチテンバットーこれぞ先入観問題!解説に違和感を持たせず、なおかつ問題文で思いっきり騙してくる様は感服です。
みたらしハンカチ落とし水上ハンカチが必要なので引き出しを開ける。ごくごく当たり前の行為の後に追加文。その引き出しにハンカチはなく、当人もそれを知っていたという事実。ゼロのチャームが一気に跳ね上がる問題文はとてもインパクトがあり、惹きつけられますね。ベールの掛け方もお上品です。ハンカチというクルーのチョイスもセンスを感じます。後はこの奇行にどんな合理的な説明がつくのか、それは当問題をご覧ください。
日常の謎部門賞ノミネートゴトーレーベルタバコ・タイ焼き・共同募金SNCこちらも参加者の裏をかいた良問です。人通りが増えて売り上げが減る、その理由は人通りが増えた理由にありました。ゴトーレーベルさんの問題は本当に良問ばかりですので、是非他も見ていただきたいです。
シトウからっぽの封筒牛削り鑑定団にて鑑定させていただいた作品です。鑑定結果の繰り返しになりますが、下記の通り推薦させていただきます。問題文で提示されているのは、「空っぽの封筒が届く」という、具体的で不気味な状況。チャームが弱くなりがちな亀夫君問題において、この状況の提示は素晴らしいです。これにより、参加者の好奇心を引き付けつつ、質問の取っ掛かりも与えているため、非常に参加したく、また参加しやすくなっています。そして、質疑によって情報が徐々に明かされていく過程と、それらをつなぎ合わせて真相を推理する過程とが、バランスよく味わえる点も評価したいです。質疑を進めるうちに見えてくる新出情報やアイテムの表す意味など、推理を楽しめる絶妙な程度の謎が心地良いです。これより難しくても簡単でも、ここまでの満足感は得られなかったでしょう。そして何より、相談者を子供にすることで、推理力の弱さに説得力を持たせ、リアルさを演出している点を評価したいです。知識や推理力に劣る子供なので、重要なはずのある情報を自らは結びつけて考えられなかった、というのも自然に受け入れられます。問題文、質疑を通して、出題者の都合で意図的に事実を隠している印象がなく、子供である語り手の認識できる精一杯の情報をいつでも示している様子にとても好感が持てます。参加者は、モニターの向こうに本当に困っている子供がいるかのような臨場感を得られたことでしょう。もちろん、納得感の点でも申し分ないです。登場人物の立場を想像してみれば、「からっぽの封筒」を届けざるを得なかった理由がすんなりと入ってきます。また、当問題はある童謡を下敷きにしているとあり、日本人の昔ながらの感性にもぴたりとはまるのも頷けます。総合的に見て、素晴らしく完成された亀夫君問題でした。非常にシンプルな解説も手伝って、忘れられない問題の一つとなっています。2015年に出題された亀夫君問題の中で一番好きです。
牛削り温州みかんは控え目にキュアピースオレンジジュースを作るのに、「最高級の温州みかん」という全く負の要素を感じられない素材を、わざわざ75〜80%程度に抑えて使用する。なぜそんなことをするのか、疑問はシンプルながらそのチャームの大きさは計り知れません。午前5時という出題時間にも関わらず、すぐに質問がついていることからもそれが裏付けられています。そして、その不可解な疑問をこれまたシンプルに解決可能な非常に明快な解説。納得感はもちろんのこと、オレンジジュースというありふれた題材を、この完璧な水平思考問題に見事に仕上げた牛削りさんの水平思考的視点に賞賛せざるを得ません。
水上バ尻牛削りなぜか世界田中奇行シリーズではないようですが、田中の置かれた状況の奇妙さが光る一作となっています。問題文には大きく2つ、・「田中がバケツの上に座っている」・「彼が人気者なせいでバケツの色が変化した」という奇妙な事象が提示されています。初見では非現実要素に逃げずにこれを解決できるのかと疑わしくなりますが、問題文をよく見れば、そこに用いられているのは日常的な単語ばかり。もしこれに合理的な解決が存在するなら何としてでも見てみたい、とチャームは抜群に高いです。そして解説はその期待を裏切らない、実に納得できるストーリーでした。経験したことのある人なら誰でも頷けるあるあるネタを核にして、水上さんお得意の鋭い叙述トリックも決まっています。あるあるネタだけではインパクトの弱い問題に、叙述トリックだけでは小手先だけの問題に、それぞれなりがちです。しかし当問題は、それらをベストな形で融合し、素晴らしいシナジーを生み出していると思います。日常に向ける鋭い視線、一つのネタを納得いくまで煮詰めていく根気、と、水上さんの出題者としての矜持が感じ取れる作品です。
カメコ愛情ゴトーレーベル三角錐とは変わったものを作るものだな? と思いつつ進めていくと……なるほど優しい! と膝を打つ解説に出会えます。シンプルかつ納得感に富んだ、非常に優れた、完成度の高いウミガメです。問題だけでも素晴らしいところ、画竜点睛とも言えるのが回答です。3の回答・9の回答も素晴らしいのですが(特に3をさらりとyesnoでなくnoにしているところ)、それにも増して、6の回答・17の回答(雑談欄 10日22時48分 に補足あり)は、まさに息を呑む素晴らしさです。・論理的な思考能力の高さ。・反射能力・対応能力の高さ。・自分の問題についての完全な理解。がなければ、とてもじゃないができる回答ではありません。解説が出てから質疑応答を読み返してみて、私は心の底から感動しました。華麗かつ正確きわまりない、目にも止まらぬ剣さばきを見る思いがしました。MVSでは質疑応答は、偶発的要素が高いという理由で評価対象には入っていません。今回、この場で賞賛することができたことを、私は心からうれしく思います。
インパクト部門賞ノミネート牛削り探偵よ安らかに眠れのりっこ。とにかく印象深く、高チャーム、納得感溢れる水平思考問題です。“紳士的な名探偵” 、そして “とある事象を推考した真犯人” 。双糸が紡ぐのは、まさに煌びやかに導かれる一解。おそらく当問題の解説を知った多くの方が気持ち良く脳裏にイメージし得るであろう【紳士的なワンシーン】。この “1コマ” は、是非あなた自身で拝見されてみてください。
亜綾星に願いを。フィーカス水平思考を用いた問題の内容もさることながら、特筆すべきは「解説」でしょう。この問題の解説、実は「詳細な解説」も「要約した解説」も書いていません。ただ単に、短冊に書かれた願い事をずらずらと書いているだけです。しかし、たったそれだけなのに簡単にその様子が思い浮かべられてしまうという説得力を持った解説にもなっています。説得力を失わせずに斬新な解説を書く、ということはなかなか難しいものです。まさにこの問題のためのこの解説、といったところでしょう。是非とも、一度問題文と解説文を併せて読んでみてください。きっと、「あぁ、なるほど、こんな解説の書き方もあるのか」と感心することでしょう。
日常の謎部門賞ノミネート牛削り酔っ払いの戯言水上まだ誰も推してないようなので遠慮なく。私の中で「日常の謎」部門ベストワン。6行目にクルーがびっちり詰まっているのに、ていうか真相がありのまま書かれているのに、出題者の提示する謎に頭を悩ませてしまう。たった一つのベールによって。このベールが剥がれた時のカタルシス。実際に参加していた人の8割は失禁していたとのこと。最初の五行も隙がない。このジュンペイのセリフが当問題のチャームを明確にし、エイキチが酔っ払っている状況も解説読後の納得度を高めている。叙述トリック大好きな私は、他の人の上手い叙述を見るととても悔しい気持ちになるのだが、当問題に関しては思わず開封済みのポテチを手放してスタンディングオベーションしちゃう勢いであった。床ギットギト。思わず友人に出題したくなる、そんな良問。
桜小春その刹那天童 魔子この時の喜びはすごく良く分かるのです
水上フライングゲット天童 魔子これは気持ちよく騙されたのです
221aの住人雨は男を狂わせる3000才問題文の情景がチャームに富んでいますし、解説を読めば、なるほど、と納得する問題です。それでいて、ベールもいいんですね。解いていくとはがれていく謎が心地よいんです。
芳香Her birthday is...ゴトーレーベル多くの言葉は要りません。美しく光る、小さな宝石のような問題です。
日常の謎部門賞ノミネート緋色二ヶ月遅れのクリスマス低空飛行便この画をぜひ見てみたい! と思うほどのシチュエーションです。愛にあふれる全ての人達に贈る極上の問題。聖夜に起きた、とある映画館の小さな軌跡。真実を知ったとき、きっと泣けますよ。……私の思い込みだったらごめんなさいなのですが、緋色さんはこういう状況の問題をつくるのがとても得意な気がします。
日常の謎部門賞ノミネート水上【世界田中奇行】田中の爆音スイッチ低空飛行便これ言ってもいいのかしら。数多くの『世界田中奇行』の中には、実は奇行ではなく、至極理にかなった行為もあるのです。そのうちの一つがこれ。この問題文を読んでなぜ騙されてしまったのか、実はいまだに良く分かっていません。田中だから? 奇行だから? 電気のスイッチなのに耳を塞いだから?私が言えることは、読む人が騙されてしまうにもかかわらず、謎を解く手掛かりは問題文の中にフェアに与えられているということです。
甘木ちょこっとのシミも大丈夫!低空飛行便問題文末尾に「どのように?」と書いてある問題文は、個人的に燃えます。多くの問題では「なぜ?」「どういうこと?」「状況の補完を」と結んであるんです。こういう問題のほうがつくりやすいからです。にもかかわらず、「どのように?」"How ?" グッときますね。問題文を注意深く読むことで状況を把握し、最終的に「どのように?」を推理する、正々堂々と考えるに足る問題です。チョコレートのシミ、あなたには取れるでしょうか?良ければ挑戦を。
ふわっふぁするよそれは「好きというための旅ツォンたった一つだけいえる。「これは「好き」というための旅。」
緋色おもひでのあるばむからてちょっぷきゅんとする、甘々の問題です。ぜひ読んで悶えてみてください。もうっ。
アザゼル貰って嫌な品物からてちょっぷ先ほどの問題と被るかもしれませんが、こちらもアイテムの使い方が憎い!なぜ害意のある剃刀には無言でほぼ反応を示さない私が、無害そうな林檎に恐怖するのか?まさに私達の考えの盲点を くぐり抜けてきた 問題でした。
Cindy骸かく語りき低空飛行便なんとあのCindyさんが出題されたとても謎めいた問題です!しかも2016年2月16日現在、未解決!(推薦者が知る限りでは)まだまだ楽しめる!問題そのものの魅力はもちろんのこと。挿絵、漫画、音声つき動画と複数メディアで展開中の、ラテシンの中でも最高級に贅沢な問題!その日の気分で、問題の謎に挑戦しても良し、挿絵や漫画の美しさに惚れるも良し、動画の贅沢さに漬かるも良し、シンディとライナーの声にうっとりするも良し、イラストde講座でお勉強しても良し、楽しみ方は無限大!繰り返しますが、未解決です! 迷宮入りの予定も今のところない、はず! 良ければ一緒にこの謎を解きましょう! もしくは挿絵や漫画や動画や声に淫しましょう!追記:2016年2月21日に本問題が本当に出題されました! 解説もついています!
天童 魔子困っていますTTRはい、皆さん見事に正解しました。ええ…正解しましたとも…おそらく参加者の皆さん解説を見た瞬間に震えたのではないでしょうか?問題、質問、解説の順で見てください。あなたも魔法使いの魔法にかかることうけあいでしょう。また、イラストも解説の後に見ると違う風に見える。一度で何度も美味しいスープとなっております。あなたもあえて魔法にかかってみては?
とかげ学園天国♪letitia問題文が美しすぎます。何一つ隠さず、何一つ偽らず、ただありのままを簡潔に述べただけ。それでいて、この強烈なチャーム。もしこの解説文だけを与えられても、絶対にこんな問題文は作れない。この問題文を「叙述トリック」なんて説明すると、それこそ陳腐で申し訳ないくらいです。
とかげ11人いたえぜりん「11人いる!」と言えば、少女漫画界の重鎮、萩尾望都の、古典的名作SFマンガのタイトルなのです。だから、「11人いた」というタイトルと、宇宙船の挿絵だけでもワクワクドキドキなのでありました。問題のメインは男が愛する人を自ら殺した状況を解き明かすこと。そこに、「なぜ11人?」「女の状態は?」「男の価値観は?」と疑問が投げかけられていきます。そして最後に残るのは「男は本当に女を愛していた」という結論と、決して避けられない悲しい結末……タイトルのリフレインが心に刺さります。私を殺す気ですか?………ゴメンナサイ……これ書きながらまた泣けてきた……さあ! あなたも一緒に泣きませんか???出題は11月11日なのです。そんな遊び心もステキです❤
座席さしゃ素晴らしい叙述の妙技を見せて頂きました。問題文中の「楽になりたかった男」に込められたストーリーのなんと奥深いことでしょう!謎が解けた後の解説による、ショッキングな真実と、「楽になりたかった」意味を本当に掴んだ時、出題者の選ばれた表現力に拍手を惜しみません。「まとめたかった!」と参加者が唸る逸品、是非ご賞味を!
なさスノーウィースノーマンディダムズテーマは「隠れた名作」奇行としか思えない問題文が、見方を変えるとあら不思議、当たり前の光景に思えてしまう。これ以上の説明は不要でしょう、ぜひ一度ご覧になってみて下さい。
drivingリレー講義難ディダムズ最後のテーマは「想像力」この問題もほぼノートリック、必要なのは「この状況では何が起こるか?」という想像力。自在に視点を切り替える力は水平思考の真髄とも言えましょう。想像力とはすなわち問題の中に入り込めるか。外から眺めて答えを導くタイプの問題が多い中、こんな中に入って答えを見つけるタイプの問題、いかがでしょうか?
現実部門賞ノミネート低空飛行便ウミガメのスープとかげ本家「ウミガメのスープ」の別解でありながら、本家よりある意味で美しく醜い、この真相。問題文から伺える詩的な雰囲気や、挿入された歌詞は、本来ならば余分なものなのかもしれません。けれど、目をつぶって男の状況を思い浮かべると、不思議と違和感が薄れていきます。心地よい文章で語られるいかにも物語的な展開でありながら、男が自殺した理由も、その結果起こった皮肉な結末も……結局のところすべてが恐ろしく現実的だと思えてしまう。そんな作品です。
インパクト部門賞ノミネートディダムズロックウェル警部の事件簿とかげ通報を受けて刑事達が現場へ行くと、そこには死体と銃が。しかし現場を見たベテラン刑事は、「これは自殺だよ」と断定する……推理小説の一場面を思わせる興味深い状況設定に、つい謎解きモードで頭を回転させたくなってしまうこと間違いなし! けれどそこがこの問題の面白い部分でもあり、罠でもあるのです。問題文中に配置された数々のクルーが、視点を変えることで別の意味を持ってくる――一度見たら絶対忘れられない、恐るべき真相に震えました。既に有名な作品ではありますが、もっともっと評価されるべき問題であると思っています。
日常の謎部門賞ノミネートひゅー少しシャイなカメコシトウ塾で手を上げるカメコ、いったいそれってどういうこと?問題を見ていてもさっぱりわからなかったのに、解説を見てぽん、と膝を打つ。推理のさっぱりできない自分は、これがウミガメの醍醐味です(もちろん、自力でわかったときも嬉しいのですが!)そんな問題の中でも、声を出してしまうほどの納得感のあったものがこれでした。
のりっこ。『十人十色』 2014年ですが、紹介されていないようなので推薦させていただきます。参加している事が楽しくなってしまう問題です。ゲームのような問題は参加者がどんな動きをするか予測した上で出題しないといけない難易度が高めの問題だと思います。できれば多くの人に知ってもらいたい問題だと思っています。
インパクト部門賞ノミネートゆりり気をつけてね(◕ ◡ ◕*) ゴトーレーベルまだご存じない方はすぐに見に行ってください。問題と解説だけ見ちゃダメ。質疑応答を順番に見ていってください。そして解決を見て叫んでください。鼻血を出してください。( ゚ ω゚)・':∵ ププー【微ネタバレです】さて、この真相は若干トンデモという印象も受けますが……しかし、だからといってこの問題の価値が下がるということはありません。なぜなら、この真相自体はあくまでキャンバス。そのキャンバスの上に「純真な少女のロールプレイをする出題者が、もっともそのイメージとかけ離れた事象を語る」という絵が描かれている……それがこの問題の狙いなのですから。これは私の独自解釈ではありません。ここまで荒事をしなくても、もっとおだやかな手段で解説は成立するのですから、この狙いは明瞭でしょう。ゆえに質疑応答も重要。ラテシン屈指の会話能力を持つ出題者の見事な演技をご覧あれ。絢爛たるエンターテインメントです。
緋色あかうみがめのすうぷフィーカス読んだだけで「なんじゃこりゃ!?」となること請け合いの問題文。しかし、解説を読めばしっかりと問題文通りの光景が浮かび上がる、不思議な問題です。本歌取りの問題の中でもかなり異質な問題であることは間違いなし。是非とも読んでみてください。
トリック部門賞ノミネートみたらしとある扉さるぼぼ彗星のごとく現れ、初出題から一貫してハイレベルなスープを提供し続けている氏の中でも特にトリックに秀でている作品。非現実としか思えない問題文が見事に解説で日常世界に着地するさまは圧巻の一言。
物語部門賞ノミネートツォン和解さしゃ童話だからこそ、こうあってほしい。そんな願望を叶えてくれる作品でした。同じ事象。同じ結末。でも、視点を変え、「愛」で物事を水平思考で捉えた時、物語はかくも違う姿を現します。世知辛い騙し合いの世の中にいて、ピュアさを維持することなんてできないけど、こういう視点を忘れないために、私は水平思考を学びたい。ツォンさんに心からの感謝を込めて推薦します。
みんパズル&アニマル(≡・ ̫ ・≡)のりっこ。 “問題解明への推考過程を楽しめる” 醍醐味を充分に備えた、 水平思考の王道的問題。 僕は当問題の解説を読んで、これは現実的で素敵なアイディアだと凄く納得させられました。 素晴らしいです。
春雨…を拭く木綿のハンカチーフくださいシチテンバットー問題文は普通でありながらも、どこかひっかける所がなさそうな文章ですが・・・【ネタバレ】答えは既に問題文に記されています。
3000才【1on1】正解は数字・記号1文字221aの住人3000才さんとディダムズさんの名勝負。この問題を見た瞬間「私はこの問題を絶対オブザイヤーで推薦するだろうな」と思いましたw 実はこの問題、直前にさる〜んで「質問制限がシステムの関係上10となっていますが、質問は5まで。」というルールのすり合わせがありました。鳥肌が立つようなディダムズさんの2の質問と、それを引き出す絶妙なルールを作った3000才のスキル。みなさま震え上がってくださいw( *‘ ∇ ‘)
きこりラテシンますえぜりん新人さんにぜひ見てもらいたいのです。問題ではなく、解説でもなく、何よりも質問内容とナイスな回答を。これを推薦して晒し者になるのは誰よりも私自身なので、推薦しようかどうかだいぶ迷ったのですが、ある意味「ラテシンユーザーあるある」がコンパクトにまとまっているページなので、一読の価値はあると思うので推薦しました。はっきり言って笑えます。私、ひーひー笑いながら参加していたもの。でも、こんな懺悔をしないですむように、皆さん頑張りましょう。特に私。(← まだ登録4ヶ月だから新人)
現実部門賞ノミネートプエルトリコ野郎イライラトレイン221aの住人第一回のオブザイヤーで推薦を逃した大好きな問題。2年越しの念願叶って満足です?。(*‘ ∇ ‘*)まず問題文のチャームが抜群。そして質問&回答でそのチャームが下がることなく、一気に超納得の解説!このスッキリ感みなさまぜひ堪能してください〜。※一部、質問や回答が変態チックなのは仕様です。
娘虎ツチノコの、正体見たり…… 春雨「ツチノコを見ると長生きでき、見ないものは早逝する」 他のスープでは味わえない、異質の納得感があります。
にゃうさみしよ童天春雨一見するとクルーが少ないように見えて、1文1文にあらゆる要素が潜んでいます。明確な謎というチャームとそれを支える納得感。解説を読むとガラッと変わる情景も圧巻です。
天童 魔子可愛いむすめ春雨解説はほぼ一文。それだけなのに破壊力抜群です。解説を一目見ただけでは「?」となるかもしれません。それが「!」と変わり「!w」となる感覚は衝撃。
物語部門賞ノミネートすのーほわいと月が牛削りこの作品は僕だけのとっておきだったんですが、出しちゃいます。自分のMVS文が気に入っているので、下記に引用し、推薦文に代えさせていただきます。物語部門「解説を読み、改めて問題文の1行目「あまりにも月がきれいだったので、私は人を殺そうと思った。」を読むと、そこに籠められた悲壮や感慨がひしひしと伝わってきます。きっとあの人も、同じようなことを思ったんじゃないかな。今回は「月が」だったけれど、それをある身近な単語に言い換えたなら……と想像すると、少し身が引き締まる気がします。」チャーム部門「不条理文学の大家・カミュの名作を彷彿させる問題文。月が綺麗なことと、突然の殺意。全く無関係に見える二つの事象をつなぐ因果関係とは? 壮大な物語の予感に、頭が推理することをやめてくれない。」
みん【ラテクエ53-2けーしょん】相合傘(汗かきmix)221aの住人キーワードの魔術師(勝手に命名)のみんさんが、ラテクエ53の2日目に出題されたスープ。テーマ「雨を彷彿させる楽曲の【曲名】をタイトルにし、そのタイトルに相応しい内容の問題」キーワード「● 」の制約の下、作られた問題です。注目すべきはキーワードの使い方。何この必然性!ずるい!( ‘ ∀ ‘ ;) この記号を絶妙なクルーへと昇華させるみんさんの手腕、本当にお見事だと思います。
アザゼル【リメイク】蹂躙された村アザゼル『全身○○器』と言う単語にはまった被害者がチラホラ 良い子は真似しちゃだめだぞ☆
フィーカス神秘の大根あつお大根を見たのをきっかけに法定速度内で運転するようになる。意味不明。まずこのチャームにやられます。そして、これを見事に回収する理由づけが素晴らしいです。神秘というタイトルを覆すこの現実的な納得感は、個人的に理想とする問題の一つです。
なさデビルチルドレンるべえる挿絵に騙されてはいけない・・・解説を見たとき更に大きな闇があなたを包み込むことでしょう。皆さんも同じことをするなら気を付けましょう(ゲス顔)
甘木アナーキーな方法水上この企画の為に色々と過去問を読んでいて「ああこの問題好きだなあ」って思ったら、雑談チャットに「これ好き」っていう自分の書き込みが見つかった。すっかり忘れてた。参加してもないのに。どんな高額な物でもワンコインで欲しい物を手に入れる男。これだけで十分チャーミングなのだが、追加文で更にチャームが増し、しかもそれが絶妙なクルーにもなっている。いつものタイトルの言葉遊びもあるので少しクルーが過剰かなとも思いますが、私はこれくらいが好み。ちょーどえーわー。解説はネタ寄りですが、この解説で納得しない人はいないでしょう。だってすぐ情景が浮かんできちゃう。この題材のチョイスのセンスも流石です。抱いて!
日常の謎部門賞ノミネート牛削り青春カプリッチョSNC「席替えで特定の番号でなかったから英単語がひっくり返る」問題文をとても簡潔に要約するとこうなりますが、まず解けません。牛さんは以前、「『○○だから○○が起きて○○になった』と言う風に問題を作ると、問題が作りやすいですよ」と仰いました。それの典型だと思います。学生としてとても共感できる問題でした。
物語部門賞ノミネート芳香彼女の涙SNCラテシンの伝説となった芳香さんの初出題です。あの短い問題文から、どうしてこんな感動的な解説を思いつけるでしょうか。ムダの無いクルーばかりの問題文、そして薄く綺麗にかかったベール。このバランス、素晴らしいとしか言えません。どうかまたラテシンで芳香さんに会えることを祈っております。
junpocke虫の知らせSNC自然に騙されます。そして解説を読むととても納得できます。しっかりとしたトリック、そしてタイトルのクルーに脱帽です。
とかげとかげの扉KUZUHARA BSとは業が深いものである。質問に次ぐ質問、その回答に、いかなる良問といえども押しやられてしまう。だから、MVSにはBS作品が少ないのであろう。 BS作品でありながらもここに挙げられている時点で、その内容は推して量るべしである。 はっきり言って、私はとかげさんを尊敬している。ラテシンで尊敬している人は幾人もいるが、その上位にいるのはとかげさんである。しかし、この問題はその欲目なしで見ても優れている。そして、100問出題というベストタイミング。とかげという名前もこの問題のためにつけたのではないかと思うほど、問題にフィットしている。その部門は『BS部門』に違いない。

第3回は主催者推薦も含めて151作品でした。
(得票数0の作品と主催者推薦の作品は現状このリストに未掲載)

第4回ラテシンオブザイヤーノミネート作品集  

続いて、第4回です。

得票数部門賞出題者タイトル推薦者推薦文
伏線・洗練さ部門賞
トリック部門賞
水平思考の例題として最適部門賞
kinnsadaきずなの糸第四アルカ騎士団この問題に関しては、特定の部門を絞ることが困難です。科学的根拠に抗うという、様々な想像を巡らさせられる問題のチャーム。問題文の言葉の使い方というトリック要素。思わず表情が変わる(どう変わるのかは伏せますが)解説の内容という物語要素。そしてその解説の背景によってより強まる納得感。更に、解説を把握したうえで再びタイトルを見て…様々な要素を併せ持った良問です。既に「ヨウ素液問題」として評価されていますが、ラテシンオブザイヤーへ推薦するに相応と感じます。
水平思考問題の例題として最適部門賞ノミネート
納得感部門賞
az盗作疑惑SoMRこの問題が何故評価されるべきかと言うと,それは普遍的価値を持つ問題だからである.地球上のどの地域でも,国や人種,宗教,年齢,性別一切無関係に,誰に出しても通用する.ひょっとすると,宇宙人に対しても成立するかもしれない.そしてきっと,時代にも依らず,未来永劫価値を持ち続けるだろう.これは素晴らしい事である!そして,意外とそのような問題は数が多いわけではない.だからこの問題は偉い!仮にこの問題が「誰がどの時代に作ったのか分からないけれど,世界中で知られた古典的パズル問題」と紹介されたとしても誰も疑わないだろう.その位この問題は何も余計な飾り付けがされておらず,まるで長い時代を経て多くの人々の間を口伝えに伝わっていき,今,パズルとしての本質部分のみがむき出しになっている状態である,というような印象を受ける.誤解を恐れずに言えば,本当なら私はあえて,「この題材」に対する「問題文・解説・進行の巧みさ」という点についてはここで一切言及したくない.この問題の価値はむしろ,この題材を誰がどうやって,どういう状況で出題しても面白い,という所にあるのではないか.小学生や,のび太,または私のような下手くそが,この問題を聞き,それを友達に出題する際に5秒で考えた問題文でも多分面白くなる.そう思えるのは,問題の核の部分が本当に本質的に面白いからなのだろう.ラテシンは20000問以上の問題を有するが,それでもなお,まだまだ素材の味で勝負できる問題は生み出せるのだ.その上,それだけで価値のあるその最高級の素材を,最高級の味付けで仕上げたのがこの問題である.これはもう,素晴らしくない訳がない.100年後,200年後も面白いだろうこの問題をノミネート.
主演男優賞部門賞
物語部門賞
letitia殉教者かもめの水平さん人の思いというものは、未知に溢れていて、だからこそ美しい可能性に溢れている 私は、いや、私だからこそ、letitia氏の持つ、その思いの美しさに感嘆せずにはいられなかった あなたならば、どのような選択をしただろうか?是非この問題を読み教えて欲しい
トリック部門賞ノミネートQQSCさんの定例報告第四アルカ騎士団この問題を部門に当てはめるなら「表現・叙述」或いは「言葉遊び」あたりになるのでしょうか。問題文を一見すると、最終的には「理由」を問うタイプの問題に見えるでしょう。或いは、「共通の目標」を解き明かすことが目的の問題に見えるかもしれません。ところが実際の問いは、問題文に書かれた「一体どういうことだろう?」そのものなのです。ここが「一体なぜだろう?」や「目標とは何だろう?」と書かれていたならば、これほどの良問にはなり得なかったでしょう。抽象的表現を多用するスープは、その代償としてチャームを犠牲にします。しかしこの問題の場合は、それをも補えるほどの叙述表現によってその代償の重さを感じさせません。「このような上手な表現でスープを作りたい」間違いなく、私の問題作成の指針の礎にある問題です。
物語部門賞ノミネート牛削りその問題を解いたならゴトーレーベル毎年出足がそれほどよくないオブザイヤー。「イイ!」と思ったなら「自分なんかが」とかの遠慮なしにすぐに推薦するのが吉だ!そおれ!モタモタしてるとおじさんが先に推薦しちゃうぞ!推薦のコツは、「私がいろいろ言うまでもない。読めば作品が物語ってくれるだろう」とか、そういう便利な言い回しを憶えることだ!さあ、みんなすぐにレッツ推薦!さて。一言申し上げますと、これ、「ウミガメにもできるんじゃないかな?」というのが第一感でした。しかし「ベストの形式を追求する」という作者の姿勢が表現されている作品だと思います。それが結果的に「ラテシン初の扉凄イイネ」という結果になったのでしょう。さあ!みんなすぐに推薦!そしてみんな一緒に、「にーーー!」
主演男優賞部門賞ノミネート水上ハンドメイドボックスletitia 昨年を代表する一問を推薦します。みなさん悔しがってください。 問題文と解説を見比べてみると、ただ勝手に読むほうが勘違いしていただけで、別に騙そうとするような意図はどこにも感じられないんです。とにかく洗練されています。一文目と二文目の行間にひそむトリックは、トリックと呼ぶべきか迷うような、あまりにも自然な表現です。 語句の一つ一つに、その表現がベストであるという確固たる理由があることがわかります。「だから○○なのか!」となるところが5箇所くらいあります。 アンフェアにならず、しかし簡単には解けない難易度調整は、出題者全員の永遠の課題だと思います。当問題において徹底されている、「騙すため」ではなく「解かせる」ための、真実への道筋としての言葉選びはとても真摯で、時間をかけて作った自信作でなければこうはならないはずです。(と、勝手に思っています。) 問題文だけで、もうこれ以上ないほどの完成度なのですが、私がこの問題が間違いなく2016年を代表する、オブザイヤーにふさわしい問題だと確信するのは、その解説にあります。解説終盤に、問題文とは関係ない叙述トリックがさらっと混ぜ込まれているのですが、これがもう、私だったら絶対これで一問作っちゃう質の高いトリックなのに、「解説でも楽しませる」ために惜しげも無く使われているのです。 まだこの問題を知らないかたがもしいらっしゃったら、問題文と解説をみた後に、ぜひ正解がでたあとの雑談チャットも見てみてください。実に5回も「よかった」というコメントがあります。解説を読んで、まず一番に「ああ、よかったなあ」という素直な感想が出てくるのは、上述したトリックあってこそ。水上さんが、一問の問題に込めるエネルギーは果てしない。こんなに完璧な問題文に、完璧を上回る贅沢な解説がつくことを、「理想」だとか「目標」だとかは言えないのですが、この問題に、そしてこの問題を生み出す水上さんに、敬意を払わずにはおれません。
主演男優賞部門賞ノミネート春雨横恋慕かもめの水平さんあえて多くは語るまい 是非この問題に触れ あなたも己の持つ先入観に対して、ほぞをかむ思いをして欲しい
納得感部門賞ノミネートletitiaクールガイカメオkoto一見すると、いけすかないアイドルカメオと冷たくされてもファンであり続けるけなげなカメコといった図が思い浮かぶ問題文。しかし、その真実は・・・?言葉の使い方、ヴェールの覆い方が本当に上手い!これは騙されましたし、カメオにも惚れました!解答を見たあとでは、問題の印象がガラリと逆転します。まさに「物は言いよう」の水平思考版といった問題です。
虫圭イエスノー、重要ではありませんホルス問題を見てラテシンが関係していることはすぐに気付くと思いますが、まさかあんな真相が隠されているとは思いもよらないでしょう。たぶんこれほど手の込んだ伏線がある問題はないでしょうし、努力の賜物だと思います。
トリック部門賞ノミネートaz毒殺と冤罪第四アルカ騎士団この問題文を初見で読んで、即座に真相に辿り着ける方はなかなかいらっしゃらないのではないでしょうか。多くの人が第一印象を思い浮かべた瞬間、罠に掛かっています。サスペンス調の雰囲気でチャームも抜群。そのチャームで罠に掛かった相手につきつけられる不可解な謎。罠の存在にも関わらず、解説からアンフェアな印象は受けません。これこそ「上手い」トリック系スープの見本だといえるでしょう。
牛削り名前を失った鳥たちSoMR「仮にモハメドとする」が初めて登場したのが恐らくは2014年。(並んでますか?)そこから何問かの「仮にモハメドとする」を経て、満を持してのこの問題。その長い年月を要した迷彩のお陰で、多分氏の問題をよく知っている人ほど真相にたどり着きにくく、より楽しめたかもしれない。この問題の凄いのは技巧的な問題文構成による難易度調整だろう。恐らくは問題文の言葉選びの僅かな違いで、一瞬で看破されてしまう問題になってしまう。雑談欄を是非見て欲しい。答えを知ってから見ると開始から数日、参加者が口々に「モハメド」「モハメド」と言っているのが何とも面白い(決して参加者を嘲っているのではありません)。「カタカナ四文字で答えよ」とハッキリ書いてあるのにも関わらずである。問題文の構成は、問題を成立させる事と迷彩がけを同時にやっているようなところがあって、実に複雑。例えばモハメドを登場させずに、「若者に鳥の名を聞くと皆ンゴヤギギと返答。ンゴヤギギとは何?」→「長老」という形式の扉にも出来ただろう。常人なら恐れてこの形を選択するかもしれない。だけど、それとこの問題では面白さの次元が違う。「モハメド」というワードを出すために、問題文に老人をどうしても登場させる必要があるが、その入れ方も非常に自然だし、老人のリアクションと、その他の人のリアクションを比較させるという形式により絶妙に面白い難度になっていると思う。余談だが、自分がラテシンに登録したときにこの問題が出題されていて、一応リアルタイムで観戦していた記憶がある。そして幾日か後に解決された。牛削りさんという名前も知らず、自分は普通の人がごく普通に出題しているのだと思っていたものだから、「ラテシンってこのレベル問題が当たり前に出題されるのか…激ヤバサイトだな…」と驚くと同時に怖くなった、個人的にとても思い出深い一問。天才的な問題構成力の持ち主が豪腕を振るって出来上がった超絶技巧系水平思考問題をノミネート。
物語部門賞ノミネート
納得感部門賞ノミネート
フィーカス新説・カメゼルとラテーテルひゅー問題文に書かれている情報に無駄がなく、全てに意味があります。だからこそ、解説を読んだときの違和感がないのでしょう。それどころか、これこそが童話の原本ではないかと思うほどです。高水準の納得感とゾクゾクする物語性を兼ね備えた、極めてレベルの高い問題です。
水平思考問題の例題として最適部門賞ノミネート牛削りそっか。letitia 「ジャムパン」がでてきます。「クリームパンでも成立しますか?」「コンビニおにぎりでも成立しますか?」答えはどちらもYES。空き缶でも猫のしっぽでも成立するでしょう。でも、月明かりが照らす静かで寂しい夜道の、コンクリートの上に、足型がついて、中身のはみ出したジャムパンを想像すると、「やっぱりジャムパンだなあ」と思うのです。だから私はこの問題を頭の中では「ジャムパンの問題」と呼んでます。 因果関係の過程を一部隠して問題を作るのは、個人的には牛削りさんの十八番というか、得意とされているところだと思います。結果の「涙を流した」をシンプルに(意図がありますが)して、原因の「ジャムパン」でチャームと質問の方向性を作る。正解が出る条件部分である因果関係の過程も、当然そこにぴったりと収まるパズルのピースです。そのピースがそこにはまることに気づくには、隠された前提を解き明かさなければならないのですが、そこもクルーが十分で自然な流れで推測できる、というか解説を読んでからだとほとんど何も隠していないように見えます。それがすごい。大胆でありながら繊細です。 問題文からは想像もできないようなストーリーが隠されているわけではありません。先入観を与えるような一文があるわけではありません。それなのに、微かな力をもつ言葉の組み合わせで、偉大な力をもつ一問にしてしまう。 まるで簡単なことみたいにやってらっしゃるのですが、これがめっちゃむずかしい。というか、ぶっちゃけほとんど同じようなテーマの被り問題を後出ししているので、一つ一つの言葉がどれほど選び抜かれたものなのか、舌を巻きます。この解説に対してこれ以上の問題文は、たぶん、ないです。 【水平思考問題の例題として最適部門】というのができたのを見て、まずこの問題が思いつきました。本来の意図としては、誰かに紹介したりするときにふさわしいということなのかもしれませんが、個人的にこの問題は「出題者にとっての最適な例題」だと思います。当問題のパターンは、現在のラテシンにおけるもっとも王道的なパターンの問題であり、その最高峰です。この問題に詰まった様々なメソッドは、非常に再現性が高いです。誰にも真似できない問題ではなく、「誰もが真似するべき問題」として、「そっか。」をオブザイヤーに推薦します。
水平思考問題の例題として最適部門賞ノミネートフィーカス未完の泥棒az水平思考問題とは基本的に、「因果の一部や情報が隠され、一見するとおかしなことが起きているように見える問題文」に、質問を通して伏せられた情報を明かしていき、「本来の連続したある出来事(解説)」へと復元するゲームである。蜜柑が盗まれた事実などないのに、蜜柑を盗まれたと騒ぐ人物。なんとも不思議な出来事のように思えるが、質問を重ねていくと、いくつかの重要な情報が問題文では抜き取られていたことがわかる。その情報を元に問題文をあらためて見直すと……なるほど確かに、蜜柑が盗まれたように見える状況だったことが明らかとなる。こうしてみると、この問題がいかに見事な構成を持っているかがわかる。連続する出来事の中間部分だけが取り除かれ、一見すると矛盾するような状況になっている……水平思考問題の基本構造に沿った完璧な作りである。だからこの問題は、水平思考問題の例題というより、水平思考問題そのものとさえ言えるかもしれない。水平思考問題の本質的な構造が、実にわかりやすい形で表れているのがこの問題である。もちろんそれは、フィーカスさんの優れた題材選びのセンス、状況設定と構成の手腕があってこそ。この題材を使って問題を作ろうとして、多分これ以上のものはあり得ないだろう。それらも含め、総合的に完成度の高い一問である。問題作りの方向性に迷ったらその都度参照したい、水平思考問題の教科書となる傑作。
伏線・洗練さ部門賞ノミネート
主演男優賞部門賞ノミネート
azおくりものSoMRこれが、「美しい問題」の定義だ。
物語部門賞ノミネートえぜりんおやすみなさい第四アルカ騎士団「とてもいい!」と思ったのに、まだ推薦されていなかったので。問題文を一目見て思うのは、「何をすべきなのか?」でしょう。 ルールに「問題を解決してください」と書かれてはいますが、問題文の本文らしき部分には、何ら問いかけは記されていません。 「問題が何かを探るための時間が存在する」のは亀男君ならではでしょう。 亀男君問題は、質問に答えてくれる「主人公」が全てを知っているわけではないというのも特色。 この問題はまさに典型的で、彼女が知っていることは多くありません。 とても大事なことなのに、分かっていないこともあります。それらを明らかにするために、「私たち」が頑張って彼女を誘導していくのです。 さて、こうして問題を解決…で、終わらないのがこのスープ。今回は一つ問題を解決したのとほぼ時を同じくして、「ある事実」が明らかになります。それは、これまでに出ていた「多くの小さな疑問」についての答えです。これもまた、このスープにおいて重要な要素であり、水平思考の使いどころ。そうして、目の前に現れた最後の問題。私たちが最後にすべき事。それは、とてもやさしいこと。そして、ちゃんとみんながしっていること。えぜりんさんの演出も相まって、感極まる瞬間です。解説の視点は、「主人公」だった彼女のものではありません。かといって、無機質な三人称視点でもありません。この視点で解説を出すところが心憎い点ですね。これこそが、このスープに奥深い物語の要素を与えてくれる部分でしょう。まさに、私たちと彼女たちが共同で紡いだ一つの物語。心に染み入る後味を残す事でしょう。…そういえば、大事なことを伝え忘れていました。亀男君問題の最大の特徴にして、最も大事な要素。現実世界でも通用する要素なのですが。それは「親身な対話」です。この問題ほど、それを気付かせてくれる問題はないでしょう。
かもめの水平さん【彼女は何故……】SNCこの問題は、1つの「劇」であり、作品です。出題者と質問者のなめらかなやりとりは、リアルタイムで観戦(いや、鑑賞)していた人が誰しも息を飲むものだったのではないでしょうか。私は、この問題の類題と呼べるものを未だ見ていません。それだけ衝撃的で革新的な問題でした。かもめさんの出題者としての力量がとてつもないものであるとわかる問題です。
チャーム部門賞
納得感部門ノミネート
ひゅー挿してほしいから抜いてQQS「相手にやってもらいたい事とは真逆の依頼をする」という、何とも摩訶不思議な状況を示す問題文。これを読んだ時点で私の脳内にはハッキリと「???」が浮かんだのですが、いくつかの質問と回答を経て状況は更に深い謎に包まれ、私の頭の中は「??????????」で埋め尽くされました。しかし解説が示された途端、脳内の全ての「?」が「!」に置き換わり、「あああああ、そうかあああああ!!!!!!!!!!」と感嘆させられました。「超強力な謎」と「超強力な納得感」が生み出す「ウルトラスーパーハイパーミラクル爽快感」が堪らない傑作です。
チャーム部門賞ノミネートletitiaPrima Donnaフィーカス1個くらいはみんなが選びそうなの取っちゃうもんねっ! 推薦しようと思った人やーいやーい(ゴトーレーベルさんの名作「Old-Fashioned Love Story」を彷彿とさせる、「あの解説からよくもまあこんな幻想的な問題文が作れるもんだ」と感心するシリーズ(?)。私は日常系の問題をよく作り、大体必要なクルーを並べて謎を作ることに集中していますが、こういう雰囲気にまで持っていける人は本当に感心します。多分同じ題材を思いついても、ここまで考えきれる人というのはそうそういないでしょう。letitiaさんの問題作成能力が光る1作です。
物語部門賞ノミネートゴトーレーベル魔術師の選択SoMR作者曰く「実験作、あるいは物語派宣言序章」.“物語派”とはこういう事である,という体現.見方によれば古典シチュエーションパズルの自然な発展形と見る事もできる.決して“ラテシン的”ではない.問題文はギラギラしたチャームやクルーで装飾せず,「私」目線で,「人体消失マジックを行う友人の結婚生活は幸福だと思った理由」といういささか掴みどころのない“謎”を,友人の過去を少しづつ明らかにしながら探っていく事になる.途中,とんでもないテレビ的な事件が起こるわけでもない.真相が静かに明らかになった時,我々は,友人の人生を傍らで見つめる「私」が「マジックを見て,友人は幸せだと思ったその瞬間」を追体験する.それも決して派手なものではない.ある意味では,日常そのものを切り取ったものと言ってもいいだろう.それでも真相はじわーっと体に染み込んでいき,その重みをだんだんと実感していく.問題文の時間はほんの一瞬を捉えたものだけれど,それにも関わらず我々はその「私」と「友人」の痛みと幸福さの入り混じった,不思議な温かみを感じる一瞬の“記録”を通じて,二人の人生の奥行きを垣間見るのである.この問題は「私」が「そう思った理由」を答えるわけで,所謂“心理当て”と呼ばれる部類に属する.しばしば“心理当て”は納得感を得られるのが難しいと言われるが,しかしながら,この問題の納得感が非常に高いのは,作者の卓越した表現力による僅か数行での問題全体の空気作りに依るところが大きいだろう.繊細で精緻な構成のこの問題は,誰にも真似できない,作者だけが生み出せるシチュエーションパズルの傑作.
伏線・洗練さ部門賞ノミネートSoMRラテナ・ド・ブルゴーニュ第四アルカ騎士団ラテシンらしい、一見して不可解な状況の問題文。もちろん、解説を見れば十分に納得感があります。しかし、この問題の主な魅力は納得感の部分ではないと考えます。解説を見終わって、再び問題文を眺めた時に分かる、いくつもの伏線。細かく散りばめられた伏線こそ、この問題の大きな魅力です。解説を見てからだと、「なぜ、こういう表現になったのか」がすっきりします。それらは単なるチャームに留まりません。部門としては、伏線・洗練さ部門になるのでしょう。しかし個人的には、解説を見てから問題文を見て、その間にある繋がりを想像するのが好きです。問題文と解説は、どのような物語で結ばれているのでしょう。個人の解釈次第ですが、ある意味では物語部門の問題とも言えるかもしれません。
チャーム部門賞ノミネート
納得感部門ノミネート
入れ子エレベーターの姿煮と☆ん他の題材でも成立する問題なのに、タイトルも含め、こんなに面白く仕上がるセンスが素晴らしいです。
水平思考問題の例題として最適部門賞ノミネートすいま不吉なプレゼントSoMR水平思考、を地で行ってる感じのこの問題。問題文を見たときにまず注目してしまうのは、誰もが「今年もらったタオル」だろう。「同じ」とハッキリ書いてあるのだが、その「同じ」ことによる何か相手側の思惑や、今年の貰い方、今年のタオルの状態、に着目してしまう。でも、敵はそいつではない。これはなかなか気づかない。そして、「ゾッとする」のは「ゾッとした数秒前に何かが起こった」からであると考えてしまうが、この問題の場合ある意味何も起こっていない、というところがうまいところ。去年のタオルの状態はずっと変わらないからだ。2つ揃った時に、はじめて異常さが分かるというのは面白い着眼点である。実に水平思考的。しばしば「相対的」というのは水平思考問題のトリックになりうる。この問題は、そのテクニックの良いお手本である。
失踪春雨「生まれたとたん消えた父」というワードが謎であり鍵であり全てを温かく繋ぎます。壮大なドラマを思わせる掴みから、想定の外に、ドラマティックに着地します。
shinshin大空へ春雨この問題に参加した後の感覚は、未だに他で味わえていません。何かもやもやするんだけど、非の打ちどころのない明瞭な論理が有って、問題文を見返すとその通りだとしか言えなくて。何で翼が生えただとか、何でポスターが貼ってあるかだとか、関係無いのですよ。そんな些細なことは。
SoMR愛・シンディ教牛削り笑いはどんなときに生ずるか。答えはたくさんあるだろうが、ひとつに「対処しきれないほどのギャップに遭遇したとき」というのがあると思う。なんらかの予想をしていて、事実がそれとはかけ離れていたとき。あるいは、意味不明だったものが、突然明瞭にその姿を現したとき。当問題はそんなある意味知的な笑いをスマートに実現している。解説に示される一文は、一見脈絡がなく、問題文と矛盾しているようにすら思えてしまう。ところが問題文を読み直し、少し黙考してみれば、そこに隠されたストーリーが突然理解されるのだ。徐々に、ではない。突然、である。この落下速度には、対処できない。意味不明から理解へと急速に落ちていきながら、もはや笑うことしかできないのだ。これを狙ってやったのだろうから、作者のセンスには脱帽である。さすがはシュールな四コマ漫画の名手。ついでの推薦図書星新一編著『進化した猿たち』
天童 魔子あのねaz天童さんの問題の持ち味は、意外性のある豊かな物語だと個人的に思っている。その持ち味が存分に発揮されたのがこの問題。弟も妹もいないのに、「今日からお姉ちゃんになる」という不思議。真実が明らかになったとき、「今日から」という言葉に込められていた本当の意味に、思わず心が震える。解説ではカメコとは別の人物の口から真相が語られているが、それによってカメコの言葉がより一層、深く、重く響く。種明かしに留まらない、“魅せる”解説は天童さんの得意とするところだが、この問題では特にそれがよく決まっている。出題者としてのこだわりを窺い知ることが出来る解説である。天童 魔子さんの持ち味が凝縮された、美しい一問。
物語部門賞ノミネートさるぼぼキン、コン、カン、コン天童 魔子圧倒的世界観!!この問題でここまでの物語が作れるのかと衝撃に心が震えるのです。是非あなたに手に取って読んで欲しいおススメ作なのです
ごがつあめ涼花私が泣いていることを証明せよひゅールールを除けば、問題文には顔文字一つだけ。タイトルの通り、泣いていることを証明すればよいのですが、これが一筋縄にはいきません。皆が試行錯誤する中、ズバッと出てきた正解に私は思わず声が漏れました。シンプルで爽快感にあふれた一問です。
物語部門賞ノミネートアロハットファンファーレの鳴る頃に。と☆ん推薦文が上手くないのが申し訳ないのですが、我慢できず推薦致します。先程ランダムピックアップで発見して、鳥肌が立った問題です。大好きな問題の一つになりそうです。出題者は優しい方なんだろうなぁと想像しました。
トリック部門賞ノミネートQQSチョイト一杯のつもりで飲んで♪ホルス問題文を一目見て、「何で私は店に入れなかったのに、その店でお酒を飲んでいるんだ?」と不思議に思う人が多いでしょう。しかしそのように思った時点で出題者の思う壺。先入観にとらわれていたことに解説を読むと気付かされます。そして解説を読んだ後に再び問題文を読むと、問題文を最初に見た時と印象が180°ガラリと変わり、数々の叙述トリックが全く違和感なく自然に仕込まれていることに驚嘆するでしょう。
ツォン神の鑑定人かもめの水平さん(ネタバレ注意) シニカルな作品だと私は思う そもそも何故、遺跡から平成の遺体が発見されたのだろう? もしかしたら「この場所から発見されれば、過去の遺物として誤魔化せるかもしれない」 そんな犯人の心理もあったのではないだろうか? 解き明かした故に一時、解き明かすことを止められた研究者も含め どこか皮肉めいていて、ブラックなユーモアを感じさせずにはいられない
kotoゴリラ「タスケテー!」牛削り非現実設定がアンフェアになるわけではない。設定をしっかり説明し、参加者にとって既知の情報とすれば、その中だけで成立する論理による解決を提示するのは、この上なくフェアである。ただしこれは相当難しい。まず、説明したこと以外に現実世界との相違点がないことを納得させるのが困難だ。「魔法があるなら、吸血鬼がいたっていいだろ」と言われたら、返す言葉もない。そしてさらに面倒なのが、伏線が露骨になってしまうことである。わざわざこんな複雑な設定をしたってことは、何かあるな。そう警戒させてしまう。だからオリジナルの非現実設定を披露し、フェアさを保ったままその設定を活かしきった問題というのはそう多くない。当問題は、しゃべるゴリラがいるという設定のもとで展開される。しゃべれるのであれば他の生態も異なってきそうなものだが、それは問題文の注釈で否定されている。これがうまい。「他に非現実設定はありません」という宣言は、無粋なように見えて、大胆不敵な【読者への挑戦状】だ。ミステリファンならば心踊らずにはいられないだろう。そしてもちろん、解説はそれを裏切らない。見事に既知の情報とそこから合理的に推理できる事柄だけを用いている。とはいえ、解決までに複数段階のステップを踏んでいるから、伏線から真相がバレバレというわけでもない。非現実設定を使う際に危惧されるリスクを、しっかり回避し、疑り深い参加者を楽しませることに成功している。とても考えつくされた推理パズルであると思う。ついでの推薦図書梓崎優著『叫びと祈り』
すいまパシりパシられ・ウミオの場合az【ネタバレ注意】(この問題をまだ知らない方は、是非先に問題を見てきてください。そうでないととっても勿体ないですよ)いわゆる叙述トリックが用いられた問題だが、それにしても見事な決まり方である。叙述トリックを使う場合、状況を誤認させるために無理のある表現や言い回しを用いがちだが、この問題にはそれがほとんどない。ある日常の一場面を、無駄に言葉を費やすこともなくそのまま伝えている。にもかかわらず、初見では誰もがまったく別の場面を思い描き、その奇妙な光景に首を捻ること必至。昼休み、コーラといったワードのチョイスが絶妙に巧い。無駄な言葉なくあるシーンを描いておいて、言葉のチョイス(とタイトル)だけで状況をすっかり誤認させる……これを破綻なく成し遂げるのは、そうそうできることではない。加えて、「なんのためにこんなことをしているのだろう?」という問い掛けが、一見奇行にしか見えない問題文の状況と見事にマッチしている。問題の味わいをぐんと引き立てる、秀逸な問いかけだ。そして解説を読めば、「なんのため」に対して実に明瞭で当然の答えが示される。ぐうの音も出ない。問題と解説の対応のさせ方として、非常に美しい。あまりの見事さにもはや嫉妬すら感じるこの問題を、歯ぎしりしながら推薦。
QQSペンとリンゴとパイナップルOKinBako?問題の雰囲気は出題者が作るもの。問題と解説もさることながら、特筆すべきは問題が進行していく雰囲気。終始なごやかに進んでいく質問と回答を見ると、問題文の賑やかさも相まって、出題者が人気者である様子が覗えます。その中で現れるオモシロ解答の数々、これは、出題者も参加者も真剣に問題に取り組んでいるからこそ生まれるものであって、出題者と参加者の奇跡のハーモニーとも言えるでしょう。楽しげな雰囲気に誘われ、ニコニコしながら問題の行く末を思考する、参加者の皆さんの顔が目に浮かびます。昨年一世を風靡したこの題材から、見事に納得感のある問題を作る実力はさすがの一言。解説の納得感とともに楽しい雰囲気に包まれた素敵なスープ、ぜひ味わってみてください。
トリック部門賞ノミネート風木守人台風一家ぞた「それまでの視点を疑うこと」は水平思考において重要、だそうで。その点、この問題ほど「視点を切り替える」必要のある問題は少ないでしょう。問題文と解説で、見る方向がぐるっと変わっています。注意深く問題文に目を光らせたはずが、そこは既にトリックの中。質問によって真実を見つけた時、参加者達はその目を見張ったことでしょう。見事な視線誘導を見せたこの名作を推薦します。
伏線・洗練さ部門賞ノミネートぎり子てのひらaz短編小説のような長く重厚な解説もいい。だが、そればかりが"物語"ではない。物語の深みに長さは関係ないことを、この問題は教えてくれる。問題文はごく短いが、必要な情報はすべて揃っている。「愛の深さを感じた」という表現は一見漠然としているようにも見えるが、実は他にどうにも言い換えが不可能な、完璧な表現。この場面に居合わせた人なら、誰しも「愛の深さ」を感じずにはいられないはずだ。短い問題文に対応するように、解説も飾らない簡素なものだが、むしろ簡素だからこそ静かな感動を呼び起こす。誰もが共感できるその真相に、多くの言葉はいらない。この普遍的な題材を見いだしたその細やかで優しい眼差し、それを活かしきる最高の言い回しを選び取った表現力が見事。題材と表現が完璧にマッチした、温もりに満ちた名作である。
トリック部門賞ノミネートのりっこ。【魔法の杖】みん誰もがすっと納得できるような、身近なものが題材であり、伏字部分以外の情報は揃っているのに、トリックがごく自然に溶け込んでいるので、ナチュラルに騙されました。トリックが解けた時に、全てが一気に繋がり、なんとも言えない爽快感を感じる事ができます。
物語部門賞ノミネートSoMRジョーカーあがりゴトーレーベルこの問題の推薦だけは、他の人に譲るわけにはいかない。手の中にある2枚の紙片。そしてそこに生まれる逡巡。隠された真実を知ったとき、茫然として言葉を失う。友達とのたあいない遊びを記した問題文との落差もすばらしい。作題においては、「日常のあるある」を題材にすることと、特殊なシチュエーションを創造して題材にすることは二つの大きなジャンルである。作者は双方巧みだが、特に後者については、私見ではすでにラテシンのトップクラスである。その発想は実に豊かで、質量ともに充実している。本作は作者の比較的初期の作品だが、その鮮烈なイメージに、すぐれたシチュエーションメーカーとしての才気をすでに十分見て取ることができる。
伏線・洗練さ部門賞ノミネート
主演男優賞部門賞ノミネート
さるぼぼ雨リキレaz独特の空気感を纏った問題文は、もうその時点で名作の予感を漂わせている。そして解説で明かされるのは、その期待を裏切らない、哀しくも美しい物語。その素晴らしさについては、多くを語る必要はない。読んでいただければわかると思う。見事なのは、それだけ豊かな物語性を持ちつつ、同時に謎解きとしても一級品に仕上がっている点である。問題文にはある仕掛けが施されているが、それを暴いたところで、問題の要求する「一見奇妙な日常の一コマの全容」の解明にはまだ遠い。少しずつ明かされる事実を頼りに、男と女、二人の状況と心情を丁寧に丁寧に掘り下げていって初めて、心を打つ真実がその姿を現す。トリック一発に頼り切らず、その先の状況解明までしっかり作り込まれており、トリックとベールのバランスが良いシチュエーションパズルとしてひとつの理想形である。加えて、解説を読んだ後あらためて問題文を見返すと、隅々に伏線が張り巡らされていたことがわかるだろう。“男は我が息子の頭をいつもより強く撫でると” ↑この些細な文章も、男の心境を量りうる見事な表現となっている。随所に散りばめられたこのような表現は、謎を解くうえでの手がかりというより、真相を知って初めてその意味するところを示す、まさに「伏線」と呼ぶべきものだろう。これほどまでに美しく見事な伏線は、そうそうお目にかかれるものではない。物語の美しさと、謎解きとしての完成度を兼ね備えたこの問題は、問題を解いて一度、解説を読んで一度、あらためて問題文を読み返して一度、都合三度、一問で三度楽しめる、素晴らしい名作である。
甘木白物の代物天童 魔子目の付け所がシャ-プなのです。巧妙な伏線が張り巡らされた考え深い問題文なのです
納得感部門賞ノミネートtosh漢字は体に悪い天童 魔子カタカナで記入するだけで健康的に?とても不思議なお店にはなるほど納得の理由がありました
伏線・洗練さ部門賞ノミネートaz春遠からじ天童 魔子甘党、牛乳、家から出て行って・・・問題文のワードチョイスが素晴らしく的確で推理好きにはたまらないのです
フィーカスバラエティ番組での出来事天童 魔子汝この問題を解きたければ固定観念を捨てよ。思い込みの隙を突いた水平思考力の高い問題なのです
納得感部門賞ノミネート低空飛行便小野寺さんkinnsadaザ・インパクト・オブ・インパクト。 あり得ない展開なのに謎の納得感をもたらす解説はまるで納得を強制されているかのようである。 一度見たら忘れられない問題。 夢に出てきそう。
物語部門賞ノミネートとかげ世界征服入門しゃっくり2初めは本当にどうやって勇者をやろうか、なんて真面目に考えていましたが、物語が進むにつれて新たな事実が判明して、みんなで導いた最後は本当に良かったです。
伏線・洗練さ部門賞ノミネートセルス隠者が贈る100問目しゃっくり2最初はただの亀夫君問題だと思っていたら(セルスさん本人が問題に出ている時点で普通の亀夫君問題ではないのですが…)、物語が進めば進むほど驚きの連続で、まさかBSに参加していたユーザーの中に重要人物がいるとは思いませんでした。その人がこの問題の鍵であり、その人が出した問題にもヒントはあり、言えばラテシンでの出来事も伏線の内であると言えるでしょう。緻密に計算されたストーリー、全伏線の回収は参加者としても、観戦者としても楽しめる問題です。(推薦するもう一つの理由は僕にはそんな才能がないので、この問題がマジにすげぇと思ったからです。)
納得感部門賞ノミネート
チャーム部門賞ノミネート
神田もってるけど貸してホルス『もってるけど貸して』というタイトル、「自分が持っている文房具と全く同じものを借りる」というシチュエーション、これらが相まって強烈なチャームが醸し出されています。もちろんチャームがあるだけでなく、解説を読むと「なるほど! 」と思わず唸るほどの納得感があります。
花鳥魔女のなぞなぞ歌SoMR愛して止まないこの問題.この問題の素晴らしさを説明するのは非常に難しい.そして、それはまず,問題文と解説を見ただけでは分からない.問題全体の雰囲気が独特であり,参加した者は誰しもがこの問題のうっとりするような世界観にどっぷりと引きずり込まれただろう.私個人の話では,これまで実際に参加した問題の中で,その物語の中に最も深く入り込まされたのは圧倒的にこの問題である.それもそのはずで,この問題の作者は,問題の雰囲気を作り、その中に参加者を引き込むことに重きを置いた作問・出題をしている,というような事を言っていたのを耳にしたことがある.ラテシン内でこの部分に一番力を入れている方は多くは無いように思え,こと問題の雰囲気という点に関しては氏の独壇場であると感じている.問題の構造としては、「魔女の語るおとぎ話の世界」が「物語の中で“現実に起こっている”出来事」のうつし鏡のような役割を果たしており、参加者はこの「おとぎ話の世界」と“現実世界”(物語の中での)を行ったり来たりしながら物語の中で起こっている出来事を解明し、“最も罪深い人”は誰かを明らかにする、という流れ。もう,独特も独特である.開始時点では問題文で,これはおとぎ話ですと明言している以上,誰しもが“おとぎ話的な”真実を予想するだろう.途中で,まさかの「非現実要素無し」が明かされる.また,三つの物語がそれぞれ独立して述べられているために,始めはそれぞれの物語に対して個別に捜査を進める.しかし,これも,途中で全て同一の世界の中の物語であることが明らかとなる.これによって今度は皆で三つのおとぎ話の世界を繋いでいく.やがて,おとぎ話と現実世界との繋がりは次第に明確になり,最終的に二つの世界が一体となったところで,一つの真実が導かれる…何と秀逸で美しい問題構成だろうか!!メルヘンとダーク,グリム童話さながらの恐ろしさと美の融合した感覚をウミガメ問題として実現した唯一無二の異端な傑作.
えねこー☆【私立ラテシン学園】七転八郎の宴会【学園祭】低空飛行便皆さん、ミステリーは好きですか?私は好きです。皆さん、学園ミステリーや青春ミステリーは好きですか?私は大好きです。学園を舞台にした、青春真っ只中のキャラクターたちが謎に挑む、ワクワクするお話を、実はラテシンでも味わえるんです。その名も、私立ラテシン学園!えねこー☆さんが発案した一種のシェアードワールドです。ユーザーはラテシン学園内での役割を設定し、キャラクター登録します。そのキャラクターたちが登場する問題を誰でも自由に作成・出題できるという企画です。タグ「私立ラテシン学園」で、ラテシン学園で起きた様々な謎を見ることができます。(ちなみに私も1問出題したことがあります)さて、今回推薦したいのは、2015年2月21~23日に“開催された”学園祭が舞台の問題。(タグ「ラテシン学園祭」で学園祭の様子を楽しめます)学園祭当日に起きたモンブラン消失事件の謎。模擬店で売り出されていたモンブランを持ち去ったのは果たして誰なのか?アリバイや目撃情報調査など、ミステリーの王道を行く謎解きで、安心感とワクワク感を同時に楽しめる問題構成です。そして明かされる真相は、学園祭ならではの、騒がしく、バカバカしく、ひたすらに楽しいもの。参加したくなる世界観であったり、キャラクター登録の面白さであったり、コラボレーションの面白さであったり、私立ラテシン学園には可能性を感じていたのですが、2017年2月現在、この企画は事実上休止しているようで、少し寂しいのです。学校や学園祭に遊びに行く感覚で、また問題に参加してみたいと思える稀有な企画です。よろしければ当時の雰囲気を味わってみてください。今回はラテシン学園の中で一番好きな問題を推薦しましたが、本当は私立ラテシン学園の一連の問題群を推薦したい気持ちです。
トリック部門賞ノミネートみんヤサイマシマシアブラカラメSoMR実はシンプルなあるあるネタを使ったトリックなのだが,FAには質問70回かかっている.これは決して参加者らがお腹が痛かったり熱があったりしたというわけではなく,問題文の騙しのテクニックが一級品であることによるものである.凄いのはオリオンさんの質問43まで,「ラーメン屋で注文していない」という事が全くバレていなかった事.功労者は何といっても「頼んだ」この三文字だろう.たった三文字,このワードを入れるため,背脂袋トリックを思いついた後,この問題のシチュエーションを作り出したことが想像される.そこまでしてでも「頼んだ」を入れた効果は絶大であり,この三文字は激烈に価値を持つ三文字になっている.加えて,このタイトルもかなり有効ではなかったかと思う.「ヤサイマシマシアブラカラメ」と聞けば,ラーメン二郎を想像する人は多いだろう.問題文を読む前からラーメン二郎を想像してしまった人はなかなかそこに疑いをかけられない.その状態でこの問題文を読んで第一に連想するのは「背脂が健康に悪いから取り除く」という事だと思う.これがラーメン二郎の常識はずれな背脂やニンニクの量と見事に噛み合っているため,ついついこの間違いから出発して捜査を進めていく事になる.そしてなかなかその思い込みから抜け出せない.真相がわかった時「騙された~!」なのだが,それは決して不快なものではなく,むしろ真逆,誰しもがある種の爽やかさを感じながら「騙された~!」と言うのだ.作者の職人芸的騙しのテクニックが光る,天下一品のスープ.
入れ子満月魔法「ニレイニハクシュ」SoMR作者による名作「降雪魔法「トビラツケカエ」」(http://sui-hei.net/mondai/show/26295)に続く魔法シリーズ第二弾。氏の魔法シリーズはトリックそのものも面白いが、同じトリックを用いて色々なバリエーションの問題が作れそうな中で、雰囲気にかなり重点を置いたつくりになっている、というのが素敵なところ。この問題はタイトルの「ニレイニハクシュ」だけでもうブクマMVSは確約されたようなもの。こういう方向性の気の遣い方は、出題で参加者を楽しませようという気持ちが溢れ出ていて、いいなあ、と思う。なんというか、町の文具屋さんで、買ったものを入れてくれた袋をとめるシールが長方形のただのテープじゃなくて、ヒヨコだったとき、みたいな。なんか楽しい気持ちになる。楽しい気持ちになる問題というのはいいものだ。実は、元々挿し絵があって、それはとても素敵なものだった。是非、探して見てみて欲しい。
松神この映画を作ったのは誰だ!?かもめの水平さん設定を上手く合わせた名作といえるでしょう つまらない映画だからこそ留まった、留まらざるをえない 映画がつまらない故の心理を逆手に取り 更に映画という、作品と自己、その一対一と思える関係性に死角を生み出した合わせ技 松神氏がラテシンという銀幕に映したこの作品はとても洗練されています 上映時間が5分程だったのがとても悔やまれますね(ボソッ)
キュアピース覚醒ノ光かもめの水平さんアカデミックな問題文のチャームの高さ さらにそこから導きだされる、誰もが納得出来る人間心理 知的でいてコミカル きっとあなたもこの問題の解を知った時、覚醒するに違いない
もっと評価されるべき部門賞みたらし他人の粗探しは楽しいディダムズ買った本に誤植があったのに、買ってよかったと思うチャーム、問題文の全体に点在するクルー、そして納得のアイデアを備えたシチュエーションパズルの例題的な問題。控えめながらメリハリのきいたベールもお見事です。問題全体を通して無駄が無く、答えを見ればすべてが繋がるような、洗練された名作だと思います。
もっと評価されるべき部門賞入れ子要らないですが要りますディダムズすすんで袋をもらっておきながら、すぐに捨ててしまうという明確でシンプルな謎を提示した、モノの見方と状況創造力が問われるシチュエーションパズルの見本のような問題。先入観の隙をつく考え方の点からも、実際にありそうという妥当性の点からも納得できる解答が魅力です。日常の光景も見方を変えれば不思議に見えるという、着眼点の問題としても面白いものだと思います。
水平思考問題の例題として最適部門賞ノミネート牛削りルイを偲ぶ春雨2015年出題ですが、「水平思考問題の例題として最適部門」を見て、是非に捻じ込みたいなと思いました。現実に例として紹介するのであればやはり「シンプル・明瞭・納得感」だと思います。分かりやすい謎。「そこにあるものにそこに無いものを見る」という水平思考の王道。日本人相手限定となるかもしれませんがこれぞまさに「最適」ですぜ奥さん。
のりっこ。【オリオンボール】低空飛行便昨年私がMVSに投票した問題の中で一番好きな問題です。世界的に有名な漫画をモチーフにした問題で、その原作を知っていればいるほど引っかかるトリックが仕込まれています。そのことは私のMVSコメントとかぶるところもあるので、ここではあまり詳しくは述べません。ここでお伝えしたいのは、ひたすらに愉快なキャラクター。ひたすらに愉快な参加者と出題者とのやり取り。登場キャラクターはラテシンユーザーから名前を借りています。この手法、内輪受けになってしまうリスクはありますが、本問題についてはメリットが上手く活かされていると感じます。「このキャラクター、そうだよね!」とうなずいてしまうような愛すべきキャラクターばかりです。進行状況を後から読んでも十分楽しめます。リアルタイムで参加していた方々はさぞ楽しかったのでは。個人的に読み応えのあるやり取りは質問番号9、38、40、41、42。いずれもただのネタ質・ネタ回答にあらず。このメンバー、この問題だからこその愉快なやり取りです。このような愉快な問題に参加したい、もしくは出題したい、愉快なやり取りをしたい、そのために今年もラテシンに居続けようと思わせるような問題です。
kotoやる気のないヒーローゴトーレーベル視点、発想、表現、いずれも非凡なものを見せている作者。(それにしては評価がちょっと少ない……)本作は、「よくある」と言ってしまえばよくあるアイディアなのですが、表現がすばらしい。緊迫した場面に対して、いやおうない弛緩をもたらす顔文字。「なぜやる気がないのだろう?」という問い掛けも破格というか、ちょっと類を見ません。見ようによってはこの問い掛け自体にやる気のなさを感じて、問題全体に異様な(あるいは弛緩した)雰囲気が漂います。そして解説は、すっきりハートウォームで、「がんばれ、ヒーロー!」と声を掛けたくなる情景。問題文の雰囲気もまた愛おしく感じられるようになり、印象が逆転します。まさに佳品。構成自体は上記のとおり「よくある」ものですが、この構成を持つ作品がいつもこれくらいのプラスアルファを持っていればいいのにな、とないものねだりをしたくなるような一作です。
チャーム部門賞ノミネートとかげ【数学スープ】げしゅたると崩壊フィーカス「あーとかげさんの作品でオブザイヤーに推薦できるようなのは大体みんなあげられてしまtt……うわぁぁなんでこれ推薦されてないねん!」ということで推薦。まず問題を開くと開幕待っているのは「あああああああああああああああああああああああああああああああああ」という文字。ここで一瞬フリーズし、落ち着いて問題を見るとそこに現れる「男の計画」なるもの。問題文を見ただけで、「なんだこれ?」と真相を解明したくなる意欲でいっぱいになります。そして、「具体的な計算は示さなくてもよい」と書いているにも関わらず「それがどれくらい大変なことか」をわかりやすく書いた解説も、一見の価値あり。「なんとなく理由は分かる」と思っても、実際計算してみるとこんな結果になるとは、なかなか想像しづらいでしょう。そして最後の一文が心に突き刺さります。この一言に、出題者が問題に込めた思いが感じられるでしょう。こういう、「出題に込められた思い」が感じられる問題は、個人的には大好きです。こういうことができる人はなかなかいないでしょう。恐らく日本語をうまく操り、物語に定評のある出題者だからこそ、「分かりやすい説明で納得させることができる」のだと思います。でなければ、あのような解説は創り出せなかったでしょう。
天童 魔子【最後の一行】上を向いて進もうゴトーレーベル天童流の大技炸裂。本問は「解説の最後の一文でぞくっとする問題」「その最後の一文をタイトルとする」という3000才さん企画『最後の一行』の参加作なのだが、この方は制限問題でこんなことをしでかすから怖い。というか、この制限でこんなことは普通思いつかない。唖然驚愕の一作。※『最後の一行』企画は、3000才さんの発想がよかったおかげでしょう、好作が集まっています。未読の方はぜひ。(私も参加してるけど宣伝じゃないよ)http://sui-hei.net/mondai/tag/最後の一行
水平思考問題の例題として最適部門賞ノミネートチリーガソリン満タンで!OKinBako?私が人に水平思考を教える時、ウミガメのスープを説明した後の、実践第1問目は必ずこの問題を使います。カメオが自分の車にガソリンを入れに行っているものだと錯覚する問題文。いかに固定観念を排除できるかという、シンプルながらも、水平思考が凝縮されたお手本のような問題で、納得感もたっぷりです。私がラテシンに足を踏み入れ、この問題を見たときの感動とともに、推薦いたします。
けんこうこつシンプルな広告松神シンプルである、というのはそれだけで相当に厄介な存在です。人というのは常に沢山の情報から複雑に組み合わさる情報を抜き出し、その中から情報を取捨しながらその身に吸収します。それなのにそこに複雑な情報がなかった場合、人はどうするでしょうか?選ぶ程の情報もない中、ただ純粋に与えられた情報のみを拾い上げる、というのは実際にやってみるととても難しいことです。シンプルな情報をそのまま受け止めようにも、脳みそが普段通りに情報の取捨選択をしたがるので、勝手に想像で情報がシンプルな情報の上に覆いかぶさっていってしまうのです。そんな状況を打開するにはどうしたら良いのか?水平思考というものが真に役に立つのは、この問いかけに到達したときだと僕は時々思います。勝手に脳で作られ、無限に覆いかぶさってくる情報を少しずつ切り払いながら、シンプルに渡された情報のみを頼りに真相に近付く。よりシンプルに、より純粋に。そうして辿り着いた先がシンプルであればあるほど、人は喜びに打ち震えるのだと、そう思います。この問題はまさに、与えられたシンプルな情報のみを頼りに、シンプルな真相に辿り着くという意味でまさに水平思考的だと思います。
納得感部門賞ノミネートaz肉肉そして肉松神納得感というものはそれが日常的に行われているものであればあるほどより強く得られやすい傾向があります。普段からありえる状況だからすんなりと頭に入ってくるというのが一点。もう一つは自分にとって当たり前にあることがその場でわからなかったという驚き、あるいはこんな風に表現されるのかという喜びによるものがあります。こんなに簡単だったのに!と悔しがる反面、身近な行為であるが故に自分もこういうことあるなあ、とかこういう場合は自分はこうなるんだろうな、などといったように、終わった後に更に解説に対して想像や実体験などから理解を深める。そういったことで納得感を深めることが出来るのがいわば日常問題の強みの一つです。そしてこの問題の光景もまた日常にありふれた光景を見事に表現した問題です。ですがそれだけではありません。この問題の本当に素晴らしいところは日常を思わせる問題文です。日常的に見られそうな光景、そんな問題文が提示されたらそこに隠れる特殊な真相を探してしまうのが人間の性というもの。ですがこれは、最初から最後までただ純粋に日常の一コマを削り取っただけの問題。真相に気が付いた瞬間、疑いすぎたか、と思う人が多いことでしょう。そして同時に自分の想像に対してあまりにも日常的に過ぎ去っていく一コマのギャップに、「これはやられたな」そう、純粋に思えることこそが幸せなんだと僕は思います。
ruxyo暖冬天童 魔子問題文の情景がとても自然で奥行き深い味わいのする問題なのです
牛削り大仏男天童 魔子解説にも問題文にも一切の無駄がなくとてもスタイリッシュで他に納得がいく解説が思いつきませんでした。教科書のお手本のようなウミガメノスープなのです
ツォン甘味で夫がかわいい天童 魔子躍動感や生き生きとした表情を感じるとても面白い解説なのです
黒井由紀親切な魔法使いさんと輪廻する悲劇天童 魔子このシリーズ大好きなのです。(∩゚∀゚)∩特に黒井由紀さんに執筆していただいたおかげで世界観がまた広がることが出来たのです。これからも何世代も色々様々な人々に愛されて行けたらとても嬉しいのです。余談ですがちょうど一年前は私の出題数がぴったし半分程度だったようで驚いています
のりっこ。【お客様、こちらがベール厚々の連想スープでございます。】天童 魔子これは面白いwまるで導かれるような思考の連鎖至極のスープを堪能あれ
アザゼル寿司喰いねぇ天童 魔子お寿司が大好きなのに玉子巻きしか食べないのは‥?なるほど~逆パターンでデート中にかたつむりを食べるあるある展開なのですw
水平思考問題の例題として最適部門賞ノミネートtoshサイコパスるべえる舞台、残虐的描写、そして問題としての完成度。ポール・スローンも知っていればきっと自分の著書に入れたかったであろうと思われる問題です。
水平思考問題の例題として最適部門賞ノミネートですとんくろいおもいディダムズ「シチュエーションパズル」の中でも、特に「水平思考」に特化した問題と言えばこちらでしょう。シンプルな問題文の中に2つもトリックが隠されており、水平思考の本質たる「視点の切り替え」の大切さを味わうことができるでしょう。もちろん、「シチュエーションパズル」としても完成度が高く、チャームやクルーも見事に取り入れた素晴らしい問題だと思います。そして、特筆すべきはその自然さ。「クイズ」であることを意識して強引な状況や描写になってしまいがちなシチュエーションパズルの中で、この問題は状況、描写共に極めて自然です(「わざわざ」を厳密に考えると議論の余地はあるかもしれませんが)。ある意味で「シチュエーションパズル」らしくない、「水平思考問題」に最適な問題だと思います。
水平思考問題の例題として最適部門賞ノミネートtsuna笑って許してディダムズ最初に言っておきますが、主催者に媚びてるわけではございませんw一見すると不思議でも、言われてみれば「そりゃそうだ」こちらは「幅広い見方、考え方」を要求する、水平思考を体現した問題だと言えるでしょう。こちらも良い意味で「シチュエーションパズル」らしくない問題。問題文で既に状況・シチュエーションがほぼ完全に明らかになっています(出題者のメタ的な面もありますが)。しかし、なんと言っても魅力はその構成の純粋さ。ベールはほとんど使わず、純粋な「水平思考」だけで勝負の非常にストイックな問題です。また、この問題はノンフィクションであり、現実に裏付けられたその納得感は非常に高いものがあります。好みは分かれそうですが、こんな問題、もっと増えて欲しいなと期待しております。
TTR3つの箱低空飛行便目の前にある3つの箱のどれかに、正解が入っていて、それを当てるだけの単純明快なルールのゲームです。ルールはごくごく単純であるにもかかわらず、その解き方は実に水平思考的。しかも複数の解決法を用意しているという凝りよう。さらに参加者が登場する解説にも出題者TTRさんのおもてなしの心が感じ取れます。解いて良し、正座しながら見て良し、鞭打たれて良し、三拍子揃った良問。
ゴトーレーベルサトリ低空飛行便【推薦文中に微ネタバレあり、注意】個人的な考えですが、人の心が読める特殊能力は、できれば持ちたくありません。人間、できればしまっておきたい考えや気持ちってありますし、そういうのが特殊能力で読み取れてしまったら、人の秘密を抱えてしまうことになってしまい、重いです。ただ、人の心を分かりたいと思いますし、慮りたいと思います。本問題に登場する妖怪サトリは、前者のような特殊能力持ちというよりも、後者のような優しい妖怪です。何かの本で読んだことがありますが、妖怪というものは、人々の思いから生まれたもので、その思いが消えたとき、妖怪もまた消えるのだそうです。本問題に登場するサトリがどんな思いから生まれたのかを想像するに、それはきっと優しさにあふれているのでしょう。2016年のラテシンで局地的ブームだった「やさしいね」問題の佳作として推薦します。
松神げうょじaz短い問題文の中に、スマートにトリックの織り込まれた一問。「読んでいる本が上下逆」なので「感心」するという矛盾するような状況は、あるトリックが解明されることで、第一印象とは大きく異なる納得の真相へと変わる。解説で語られるのは、誰もが経験したことのあるだろう「あるある」の事象……なのだが、それは“コロンブスの卵”。言われてみれば「なるほど」のこの理屈を、実際の日常の中で気付くことのできる人が果たしてどれだけいるだろう。ましてや、それを問題にしようなどと誰が思えるだろう?普通は誰も気にしない、敢えて言葉にしないことだからこそ、この発見は偉大である。その気にしないことを敢えて言葉にしてみると、こんなにも素敵な謎が生まれるのだ。日常の中から問題の素材を切り出す慧眼、その素材を完璧な調理法で高いチャームとキレのあるトリックを備えた問題へと仕上げる技術、どちらも一流のそれである。ところでこれ、タイトルはどう読むのですか? 発音のコツ、教えてください
物語部門賞ノミネートハルキツナグと☆ん恋愛要素が一切無いのにこの青春感!私がラテシン登録後3日目くらいに出題されていて、水平思考といえばウミガメのスープだった私には、新鮮すぎる作品でした。
ヒョウアザラシmerrrrron愛、愛ってなぁに??
のりっこ。【要知識問題】『チェックメイトへの回答はダブルミーニング』SoMRのりっこさん問題は全部ノミネートしたく思ってしまい,困ったことになったので,今年出題ののりっこさん問題の中で,ふとした瞬間に「あの問題ヤバかったな…」と思い出した回数が個人的に一番多かったこの問題をノミネートすることにします.なんかもう「20の扉」の発展のさせ方が超次元過ぎて何と言って凄さを伝えれば良いのか分かりません.のりっこさんの禅問答みたいな扉の中でも抜きんでて禅問答色の強い,一度見たらその異常さが激烈に脳に刻み込まれてしまう激ヤバ問題.
伏線・洗練さ部門賞ノミネート揚羽泥棒は許しませんQQS問題文はかなりシンプル。また、「とりあえず」というフワッとした言葉は、ややもすれば曖昧と感じられてしまう表現かも知れません。しかし解説を読んでみれば、これはもう「とりあえず」としか言い表せない状況が繰り広げられています。絶妙な言葉のチョイスが光る1問。「とりあえず」の後に続く言葉は「ビール」だけではないという大事なことを教えてくれる作品です。
アアア損して得とれゴトーレーベルアアアさんらしい、シンプルだが切れのいい問題。考えるとき、人が店を選ぶ際のいろいろな要素を頭の中で列挙するが、それが罠。実は……ラテシンの誇る巨匠アアア画伯だが、この絵は特に好き。いつもの画風にニヤニヤしていると、なんとそのニヤニヤが罠。参加者の頭の中に、思わず知らず先入観を植え付けている。絵が問題の一部として機能しているのだ。なんと楽しい、なんとずるい。この絵、アアアさんはtwitterのアイコンにしておられるようだ。ご本人もお気に入りなのであろう。先に言った通り、私もお気に入りです。特に鳥。
tsuna四文字漢字駅伝QQSいわゆる謎解きではなく、1つの課題に参加者全員で取り組むというタイプの問題。「47都道府県をそれぞれ表すオリジナル四字造語でのしりとり」というルールですが、まずこの難易度調整が絶妙です。決して簡単過ぎず、かと言って停滞してしまうほど無理難題という訳でもなく、参加者の発想力をいい具合に刺激してアイデアを引き出す匙加減はさすがの一言です。また、各都道府県の風土や名産品、有名人などに想いを馳せて言葉を繋げていくという楽しい時間を提供するエンターテインメント性も素晴らしいです。参加者が水平思考力を振り絞って創り出した47個の四字造語も必見。
トリック部門賞ノミネート甘木達磨豪邸~目を疑うイタズラ~QQSだまされた!




もっと評価されるべき部門賞ノミネートチピオ時間短縮ディダムズ非常に合理的かつ妥当な問題。実際にこれやったことある人もいるのではないでしょうか。一見すると不思議だけど、見方を変えれば至極当然な、まさしく水平思考が要求される問題でしょう。シンプルな割に問題文はやや長い作りになっていますが、それも具体的な描写となり、この作品の良さ、リアルさを引き立てています。トリックとアイデアを兼ね備えた、現実問題の1つの到達点とも言える問題だと思います。
チャーム部門賞ノミネートとさきんぐ熱々のスープぞたあまりに当然のことで、謎の存在する余地などないように感じられる1行目。その印象を一瞬で破壊するインパクトの強い2行目。シンプルな問いかけで締めた3行目。チャームを煮詰めたような問題文、ラテシンユーザーなら「解きたい」と思わざるを得ないでしょう。問題文のインパクトを重視すると、犠牲になりがちなのは解説の納得感。しかし、期待を裏切らず納得感をもたらす解説に思わずラテシンユーザーもニッコリ。
水平思考問題の例題として最適部門賞ノミネート春雨ご近所には秘密牛削り僕らが当たり前だと思ってやり過ごしてしまっていることの中には、よく考えてみると全然当たり前に見えない奇妙な事象、というのが潜んでいることがある。当たり前だと思い込んでいるのだから、普通そのことをよく考えてみようとなんて思わない。だから見過ごされ、長い間他の当たり前に紛れて何食わぬ顔をしているのである。当問題はそんな事象のうちのひとつを白日のもとに引っ張り出している。面白いのは、20の扉ジャンルで出題し、この事象の核となる単語をまるまる穴抜きにすることで、「当たり前」を完全に払拭してしまっていることである。参加者の前に提示されるのは、全然当たり前ではない不思議な状況だけ。これにいったいどんな説明をつけるのか、参加者はさぞ頭を悩ませることだろう。解説で明かされる一単語は、そんな参加者の蒙昧を嘲笑う。ずっとそこにあったのに、今までどうして気づかなかったんだい、と。ついでの推薦図書デイヴィッド・マレル著『オレンジは苦悩、ブルーは狂気』(宮部みゆき編『贈る物語 Terror』収載)
letitia1ちくわさんまず初めに断言しておく。当問題の解説は、今回のオブザイヤ―に関わらずラテシン内の問題全てにおいて、トップクラスのインパクトを持っている。解答自体は日常的に起こっている出来事であり、決して珍しいことではない。テレビの中だけではなく、今日も日本のどこかで発生している出来事だろう。しかし、この出来事を解答に据えて出題するだけで、途方もないインパクトが生まれるのだ。「嘘だろう?」「本当に?」一瞬の疑心暗鬼のあと訪れる圧倒的な笑撃。全てを理解したあと無感情でいられる人間などおそらくいないだろう。もし私が同じ体験をしたとしても、きっと問題に昇華することはできない。いったいどうして、この体験をひとつの問題として仕立てることが出来るのだろうか。白状してしまおう。私はletitiaさんに嫉妬している。このような問題を作り上げるletitiaさんの貪欲さとユーモラスが羨ましいのだ。この問題を作成したletitiaさんならば、きっと人生の経験全てが創作の元と成りえるのだろう。私はその感性が素直に羨ましい。もう一度断言しておく。当問題の解説は、今回のオブザイヤ―に関わらずラテシン内の問題全てにおいて、トップクラスのインパクトを持っている。
天童 魔子私の!!SoMR個人的に隠れ名作と思っていて隠していたこの問題をひとりじめしておくのはよろしくないので、ノミネートします笑 やっぱり魔子さんてすごいなあと思う一問。この問題の凄いのは、“納得感”の取りに行き方が普通の問題と全く違うところだと思う。実際、この題材は「あるある」じゃないはずで、本当にはこんな子はいないかもしれない。それなのに、この納得感は何だろう?ものすごく「あるある」っぽく感じて、納得してしまう。不思議だ~。おもしろい。誰もが読んだら、ほっこりする、素敵な問題だ。問題としては低空飛行便さんの「叱らなくていいんですか?」http://sui-hei.net/mondai/show/13087 と通じるところがあるかもしれない。追記:今、去年のオブザイヤーを見に行ったらまさに魔子さんが「叱らなくていいんですか?」ノミネートしてますね。なんか、いい。
kotoホラを吹かぬ松神流れが来ているので便乗して 昔からトンチというものは思考の柔軟さを示すものとして親しまれています。トンチの王道一休さんのような、日常のトラブルや無理難題を解決したり、はたまた落語に登場するずる賢い男のように、人を上手く騙して儲けたり。思考の柔軟さを目に見えるほどわかりやすい利益に直結させることがトンチ話の凄いところです。そしてこの問題はいわばトンチの王道。まるで一休さんがそこに現界したかのように見事に問題を解決してみせる様を綺麗に、そしてシンプルに問題に落とし込みました。この問題が解けた瞬間の爽快感は、きっとただトンチ話を聞いているだけでは味わえません。まるで自分の思考が一休さんのように柔軟になったかのような錯覚さえ覚えます。トンチ話としてだけでなく問題として楽しめる、その上問題としてだけでなくトンチ話としても楽しめるこの素晴らしい問題を僕は「トンチ部門」として推薦します。
物語部門賞ノミネートみん返却希望のプレゼントフィーカス返してほしいカレンダーをわざわざプレゼントした娘。一体何でそんなことをしたのだろう?「プレゼント」「カレンダー」「自分の名前を書きこんでいた」というクルーから連想される物語、これの真相なら恐らくプレゼントはカレンダーでなければいけなかったでしょう。そしてこの解説文、娘は何も言っていないのに、父親ならずともそこからひしひしと娘の気持ちが伝わってくる気がします。回答者としては出題者を泣かせ、出題者としては解説で参加者を泣かせる。みんさんは人を泣かせる天才(あるいは天災)なのでしょうか?
物語部門賞ノミネート水瓶のスープジンジャーブレッド風木守人パーラーにて背中を押され、こっそりと失礼します。この方の出題はどれも素晴らしいので、選ぶとなると迷いますが私はこちらを推薦します。素敵なお話をウミガメのスープにする手腕もさることながら、鋭く素直な文体の解説が、非常に力強く鳥肌が立ちました。読ませる文章を書くスキルがすさまじく、プロの物書きにも引けを取らないと思います。問いかけに対する別解はいくらでも見つかるにも関わらず、「これ以上」は存在しないと確信させる納得度といい、忘れられない問題です。
ruxyoテロリスト誘導思考風木守人昨年、参加した問題の中で一番印象に残っている作品です。手探りであらゆるものを疑いながら進めるカメオくん問題。それでいて、最終的に取るべき選択が意外であり、ラテシンをうまく使った問題です。登場人物の立場や配置、バッドエンドの設定など作り込みが半端なものではありません。正直もうめちゃくちゃワクワクしました。私が一番楽しんだ問題です。また味わいたいです、あの時のワクワク感。参加した時の皆さんとのやりとり。素晴らしかった!あと謎の毛。
shizuku偶然?必然?kotoこの問題を初めて見て、初めて解答を知ったとき、しみじみと「常識を破ろうとして思いついた思考こそ、誰もが思いつく思考である」を痛感しました。ある非現実的な部分をのぞけば、解答は文字通り偶然と必然が、そして公正とズルが両立しています。真実は驚くほど単純で、現実の現段階では不可能だけども条件さえ満たせばすぐにでも実現できる。早い段階でのスナイプだって可能だったかもしれない。それにも関わらず、正解まで遠くなってしまったのは真っ先に疑うべき、ある簡単なルールがなかなか思いつけなかったから。「カメオのじゃんけんのやり方になにか秘密が……」「大会の仕組みにきっと問題が……!」「非現実的要素があるのなら、きっとそこが答えの要だ!」と、枝葉にとらわれた人もいるのではないでしょうか(私はそのひとりです)水平思考問題に多く触れ、慣れている人ほど、かえって解答を思いつけない問題だと思います。これぞ「発想の飛躍」だと感動した一作です。
もっと評価されるべき部門賞ノミネート低空飛行便人生最小の危機松神いや、正直驚きますよね。自分のmvs投票から推薦したい問題探してたら、この問題なぜか推薦されたことがなかったという事実に気が付いてしまったんですよ。僕はこの問題こそもっと評価されるべきだと声を大にして申し上げたいです。この問題の素晴らしいところは、やはり「ギャップ」でしょう。全てが日常的なシーンとして想像された安心感さえ感じるような光景が、自分の想像からかけ離れた光景にまさに「一瞬で」移りゆく際の爽快感は、筆舌に尽くし難いです。たった一つのピースがハマりさえすれば、全てが解けてしまう問題。儚く一瞬で消えてしまう花火のような問題が、これ程印象に残ってしまうのは、それはきっとこの問題の思考誘導があまりにも見事だったから。花火が準備されていることにすら気が着くことが出来ないからなのでしょう。サプライズ、驚きとはまさに意識外から襲い来るが故に驚きであり、感動があるのです。そんな驚きを皆さんにも是非体感して欲しいので僕はこの問題を「もっと評価されるべき部門」として推薦します。
饂飩社畜は辛いよ春雨泣いた理由を問う。「男」と「女」の関係性や、焦点を「日給」に当てた問題文。紡ぎ出される解説はそれらの印象からまさに水平にシフトして昇華されています。シンプルながら味わい深い一杯。タイトル・問題文を一見すると軽いところもまた……。
納得感部門賞ノミネートアアアママの言う通りだった。春雨「逆」の「逆」は真なのだと断ぜられたような、有無を言わせない納得感。「ママの言う通り」でした。完全に余談ですがマママとマママのママ(母親)がツボです。
春雨民族学I・前期2単位牛削り「登場人物との対話により真相を探る」という亀夫君問題のシステムを斬新なやり方で利用した問題。当問題の真相は、学術的にも興味深いテーマを投げかけている(ような気にもさせる)。また、大人なユーモアも利いていて、総合的に楽しめる作品でもある。ついでの推薦図書井上京子著『もし「右」や「左」がなかったら―言語人類学への招待』
もっと評価されるべき部門賞ノミネートSoMR『For you』az【ネタバレ注意】"文章の力"というと、普通はポジティブな文脈で使われる言葉である。読んでもいない小説にそれを感じるというA君の意図するところとは何か? そんなことがあり得るのか?あり得るのだ。確かにA君からすれば、皮肉のひとつも言いたくなるだろう。彼だけが感じる"文章の力"である。この視点を発見することは、なかなか容易ではない。小説家もリアルの生活を持つ人間だということは、わかってはいても想像しづらく、ましてその家族に目をやるというのは尚更である。その視点に気づき、一編のショートストーリーを作り上げ、それをさらに問題へと構成する……これをさらりとやってのけているのがこの問題。"文章の力"という言葉にこの皮肉めいた意味合いを持たせるのは、誰でも思い付くことではない。問題と解説は"私"という人物の視点から書かれているが、これがまたいい味を出している。問題の要点的には三人称でも影響はないが、少し距離を置いた第三者の視点から語らせたことで、抑制の利いた味わいのある物語となっている。何かの始まりを予感させる解説の最後が余韻を残す。出題者のセンスの良さと問題構成へのこだわりが感じられる。意外なシチュエーション構築はSoMRさんの十八番だが、この問題でもそれが遺憾なく発揮されている。さらりとした納得感の奥に豊かな物語性を秘めた、噛めば噛むほど味がする好編。
和菓子屋さんシェルターの扉ちくわさん過去問を見直して「参加したかったなあ」と悔しい思いをしたことはよくありますけれど、「これはもっと積極的に参加しなければいけなかった」と後悔したのはこの作品だけです。和菓子屋さんの出題される問題は質が高いのはもちろんなのですが、そのほとんどがとても独創的です。出題型式、解答、ルール。一筋縄ではいかないサプライズが隠されており、参加者を楽しませようとする和菓子屋さんの心遣いが細部まで行き届いています。そしてこの問題、最大の特徴は解答がある条件で変化するということです。さらに、ヒントが意外な場所に隠されています。これだけでも充分参加者が楽しめる形式になっているのですが、実はもっと面白く可能性を秘めていたのです。自分が様子を見ずに積極的に参加していればもっと違う流れになっていたのではないか、自意識過剰だと分かっていても、未だに和菓子屋さんは申し訳なく思います。もちろんこのままでも充分面白い作品ですので、自信を持ってお勧めします。問題を閲覧される際は、問題文、雑談チャット、質疑、全てに目を通して、リアルタイムの雰囲気を想像しつつ楽しんでください。
(名無しで出題)居ない乗客と税金泥棒ムク(あるあるではないが確かに生じうる特殊な状況) +(その状況に限りこの上ない妥当性を持つアイディア) ⇒ 大!好!物!! という方々へ、強く強〜くお勧めします。昨年大晦日の夜に出題されたこの問題、年越しそばや紅白にかまけて見落としていたなら勿体ないのですぞ〜 ヾξ✿╹◡╹ξノ✧*。折角なので名前当てにもチャレンジしてみましょう。うーん、これは難問ですね。分からないでしょ! と、思いきや?おそらくは出題者とほぼ接点のない方がスナイプされていた様です。すんごい。
チャーム部門賞ノミネートモニコ地平線の彼方にQQS「タクシー」+「1,000km」という常識外れなコンビネーションは衝撃的。問題文2行目を読むより前に「一体どういうことやねん!?!?!?」と首を360度ほどひねること間違い無しです。さて参加者の思考を地平線の彼方に吹っ飛ばす勢いのこの問題ですが、よくよく読めば「すぐに向かってください」と「告げた目的地」という言葉が実に巧妙です。一切アンフェアな表現を用いずに、読む側の思考を完璧に操っています。しかしながら問題を解くための情報量としては充分であり、短い問題文にエッセンスを綺麗に詰め込んだ傑作と言えるでしょう。ウミガメのスープにおけるチャームの大切さを教えてくれる1問です。
チャーム部門賞ノミネートレイブンその点トッポってスゲェよな!ひゅー一目見て、ド級のチャームが参加者を襲います。「なぜ?」ではなく「どうやって?」と尋ねるという一風変わった試みが見事にハマっているといえるでしょう。MVSで牛削りさんが述べているように、解説では手段だけでなく、「なぜそんなことをするのか?」という疑問にも答えており、だからこそ納得感も高まっていると感じます。
納得感部門賞ノミネートkinnsadaサプライズ人事?ひゅー素材の味を活かすとは、まさにこの問題のことでしょう。シンプルなルールを、シンプルなトリックを使って裏をかいています。私が出題者だとすると、スナイプを恐れてベールをかけたくなるところですが、あえてさらけ出して勝負しています。kinnsadaさんの度胸が生み出した、素晴らしい納得感が味わえる問題です。
チャーム部門賞ノミネート甘木完全犯罪?好太郎現在までタイトルに「完全犯罪」が含む問題が16問出題されています。ただこういう名づけは、参加者の期待値を上げすぎてしまい、問題文を読んだ頃には、「タイトル負けしてそうだな」と参加意欲を落としてします。でも、これはそうではありません。この問題のテーマは殺人事件。問題文は犯人の行動と殺害方法の一部が示されており、リアリティある情報から参加意欲を落とすことはありません。
物語部門賞ノミネート天童 魔子一滴の酒みんなぜ褒められるのか一見不可解なのですが、お酒とタバコだからこそ、カメオの想いの強さが感じられます。同じ境遇ではないのですが、読んだ側も勇気をもらえる素敵なストーリーだなと思いました。
伏線・洗練さ部門賞ノミネート髷清ファインディング・荷物好太郎ヘタに喋るとネタバレになります。とりあえず言うなら、童心が大事。あるいはおやじ心。
伏線・洗練さ部門賞ノミネートひゅー無意味な石鹸az洗練の代名詞のような問題。スマートでクールでスタイリッシュ。まさに「おっ、これかっこいいな」という感じ。【ややネタバレ注意】トリック的には所謂"言葉遊び"に分類されそうなものだが、そのトリックの仕込み方が非常に巧く、無理がない。問題文は短いが、トリックに加えてクルーもしっかり含まれており、一切の無駄がない。核となるトリックを中心に言葉がひとつひとつ適切に選ばれており、引き締まった問題となっている。ひゅーさんのセンスが溢れる、磨き抜かれた傑作。
黒井由紀Bullet or Bread?az柔らかい語り口で猟銃だのゾンビだのと全然柔らかくない出来事が語られるのが可笑しくてチャーミング。思わず参加したくなる魅力に満ちた問題文だ。そして、解説の納得感も非常に高い。非現実要素は納得感を出しづらいと言われがちだが、この問題を見ていると、決してそんなことはない、と思える。一見……というかなかなかにぶっ飛んだ内容ではあるが、語られる真相は確かに筋が通っている。非現実的でぶっ飛んだ解説でも、理屈が明快なら納得できるのだ。むしろ、非現実的だからこそ、明快な理屈とのギャップの分、強烈な納得感が生まれているとさえ言える。とにかく何かとギャップが強烈な、可笑しくも面白い逸品。
FFタマゴちゃんミルクセーキ・素直・思い出みんまさか、あのお約束シチュエーションだとは、思ってもみませんでした。こういう風に切り取ると、不思議に見えるのが面白いなと思いました。飲んだ事ないなら仕方ないと、納得でした。
主催者推薦緑黄色野菜野菜のスープtsunaセンスがビッカビカに光っています
主催者推薦のりっこ。【山の如し】tsunaチャーム抜群、質問者の想像を上回る解説。どれも素晴らしいです
主催者推薦希少種佐藤急がば並べ!tsuna皆明日から使える水平思考なのです
主催者推薦ディダムズ【実験作】主席合格者の驚愕tsuna良くこの人の頭の中を見てみたいといいますが、この問題ではその一端が垣間見えます なぜならば、質問欄で歴戦のスナイパーが解く際の思考も一緒に述べているからです この企画は解決後に真価を発揮するので今ぜひご覧いただきたい企画なのです
主催者推薦松神【実験作】首席合格者の驚愕tsuna良くこの人の頭の中を見てみたいといいますが、この問題ではその一端が垣間見えます なぜならば、質問欄で歴戦のスナイパーが解く際の思考も一緒に述べているからです この企画は解決後に真価を発揮するので今ぜひご覧いただきたい企画なのです
主催者推薦孤石これであなたも名探偵tsuna最初に解説を読んだ時にはみんなが悔しがることでしょう
主催者推薦水上ラブレターフロムtsuna水上さんの懐の広さが垣間見える作品です
主催者推薦ゆりりいちばん好きだよtsuna安心安全のディダムズ印の向こうをはる 不安危険のゆりりさん(もうねキャラと解説の高低差あり過ぎて耳キーンってなるのw)の逸品です あ、もちろん↑のはいい意味ですよw問題参加中にぞわぞわするっていう意味なので
主催者推薦ユミクロおやつは仲良くtsuna水平思考のお手本のような問題です
主催者推薦東雲篠葉【カーブミラー】tsuna状況が変われば不可解な状況になるのですよね
主催者推薦アザゼルわーい全裸だ!tsunaアザゼルさんの問題はどれもレベル高いのでどれをお勧めして良いかわかりませんが、何となくアザゼルさんらしいものを選んでみましたw
主催者推薦Ratter【ラテクエ71リサ】コンビにコンビニtsunaRatterさんは私と違い問題文のすべてを利用して面白い問題を作ってしまうのです 雑に作ってしまう私とは大違いなのです はい。すいません もっとがんばります
猛者のスープ枠ポトフ【猛者のスープ】断片推理(急遽猛者のスープ枠で投票受付)

以上、第4回の本ノミネート作品は109作品、主催者推薦枠は12作品、猛者のスープ枠は1作品です。

ウミガメのスープ出題サイト『ラテシン』Wiki


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Last-modified: 2017-07-08 (土) 12:15:47 (78d)