動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
いらっしゃいませ。ゲスト様 ログイン 新規登録

大好きなお姉ちゃん

僕には大好きなお姉ちゃんがいた。

暇なときはよく一緒に遊んでくれて、本当に大好きだった。



だけどある日、お姉ちゃんはお母さんを殺してしまった。

厳しくて、怒ると怖かったけど、優しかったお母さん。



なんで……なんでそんなことをしたの?



そういえば前に、お姉ちゃんとお母さんが言い争いしていたような……

でも、なんでそんなことを……!!



僕はお姉ちゃんを恨んだ。

お姉ちゃんは逮捕され、僕は独りぼっちになってしまった。





だけどそれから何年も経って、僕はお姉ちゃんの真意を知って、もうお姉ちゃんとは呼びたくないと思った。



一体どうして?



13年07月13日 00:26 [ノックスR]
【ウミガメ】
第1回ラテシンオブザイヤーノミネート作
No.1[みん]07月13日 00:2907月13日 00:32

お母さんと僕には血のつながりはありますか?

Yes!!

No.2[シチテンバットー]07月13日 00:2907月13日 00:32

真意を知ったとき、僕はまだ姉を恨んでましたか?

No!!! [良い質問]

No.3[じんろー]07月13日 00:3007月13日 00:32

お姉ちゃんは実はお兄ちゃんでしたか?

Noww それはお姉ちゃんじゃなくてオネエww

No.4[みん]07月13日 00:3507月13日 00:39

お姉ちゃんは家族ですか?

No!!! これが最初にバレたか! [良い質問]

No.5[フウスケ]07月13日 00:3507月13日 00:39

お姉ちゃんと僕に血のつながりはありますか?

No!!! これが最初にバレたか! [良い質問]

No.6[tsuna]07月13日 00:3507月13日 00:39

僕はお姉ちゃんの子供でしたか?

No! それはさすがにない(´・_・`)

No.7[シチテンバットー]07月13日 00:3607月13日 00:39

1 じゃあ、お母さんと姉の血のつながりは?

No……!!! もう許して…(泣)ww [良い質問]

No.8[tsuna]07月13日 00:3607月13日 00:39

僕、お母さん、お姉ちゃんは人ですか?

Yes!

No.9[tsuna]07月13日 00:3707月13日 00:41

お父さんは重要ですか?

Noかな? もうすでに亡くなっています。

No.10[シチテンバットー]07月13日 00:4107月13日 00:42

(5 7 かぶってしまった!)姉は養子であったが、母は、それを隠してた?

No!! [良い質問]

No.11[みん]07月13日 00:4107月13日 00:42

「そんなこと」はお姉ちゃんがお母さんを殺したことですか?

Yes!

No.12[じんろー]07月13日 00:4207月13日 00:42

僕には生命保険がかけられてますか?

No! 

No.13[じんろー]07月13日 00:4407月13日 00:47

お姉ちゃんは児童相談所の職員ですか?

No!! ですが…!

No.14[みん]07月13日 00:4407月13日 00:47

お母さんを殺さないと僕の命は危ないですか?

Yeees!!!  [良い質問]

No.15[フウスケ]07月13日 00:4507月13日 00:47

お姉ちゃんは僕を愛していますか?

YesNo!な感情です^^;

No.16[BB弾]07月13日 00:4807月13日 00:51

「お姉ちゃん」と血の繋がりが無いこと、「お母さん」殺害の動機に関連は有りましたか?

No!! 直接的な関係はありません!

No.17[tsuna]07月13日 00:4907月13日 00:51

お姉ちゃんは近所に住んでいる赤の他人でしたか?

Yes!!!  [良い質問]

No.18[フウスケ]07月13日 00:4907月13日 00:51

お姉ちゃんが僕を虐待から救ってくれたのですか?

Yees!!! [良い質問]

No.19[じんろー]07月13日 00:5007月13日 00:52

お母さんは僕にネグレクトなどの虐待を行ってましたか?

虐待Yes!! ただし、ネグレクトより、暴力系でした [良い質問]

最後、もうお姉ちゃんとは呼びたくないと思った。理由も含めてまとめてください!
No.20[シチテンバットー]07月13日 00:5307月13日 01:03

僕は、家出した?

No!

No.21[tsuna]07月13日 00:5407月13日 01:03

数年後、僕はお姉ちゃんに恋をしてしまいましたか?

Yes!!! 正解です! [正解]

No.22[みん]07月13日 00:5507月13日 01:03

僕は大人になってお姉ちゃんを女性として愛するようになりましたか?

Yes!!! 正解です! [正解]

No.23[tsuna]07月13日 00:5507月13日 01:03

お姉ちゃんを「お母さん」と呼びたいですか?

ど う し て そ う な っ たww

No.24[フウスケ]07月13日 00:5607月13日 01:03

お姉ちゃんと呼びたくない理由はお姉ちゃんが僕の命の恩人だからですか?

うーん、YesNo!

No.25[tsuna]07月13日 00:5607月13日 01:03

年取ったので「お姉ちゃん」でなく「オバサン」と呼びたくなりましたか?

今度は僕が殺されるわw

No.26[シチテンバットー]07月13日 01:0507月13日 01:07

俺がお姉ちゃんを盗ってもいいですか?

やってみな-_-b 今便所行ったら会えるから

No.27[tsuna]07月13日 01:0707月13日 01:08

お姉ちゃんが性転換して「アニキ」になりましたか?

ご自分でご確認を。 ただいま男子便所におりますので-_-b

私があの子と一番最初に出会ったのは、あの子の家族が私たちの家の隣に引っ越した日だった。



周りに彼ぐらいの歳の子は住んでおらず、私はよく彼と遊んであげていた。

そのうちに私はお姉ちゃんと呼ばれて慕われるようになった。



だがそんなある日。

彼の父親が、交通事故で亡くなってしまったらしい。



だけど、とても私が口を出せることではないので、私はそれには触れずに、今までどおり彼に接していた。





だがそれから少しして。

私はとある異常に気付いた。

彼の腕に、小さなアザがいくつもある。



「ねえ、これ。どうしたの?」



私がそう聞くと、彼は少し寂しそうな表情を浮かべて、

「僕……悪い子だから、お母さんに怒られたの」



「お母さんにやられたの!?」



「うん……」



そう言って俯く彼に、私はなにか、ただならないものを感じた。



そういえば、最近。隣からこの子の泣声がよく聞こえていた。





もう一回よく見ると、気付かなかったり服で隠れていただけで、アザは体のいたるところにあった。





これは、間違いない……

この子は、虐待を受けている……!



私が彼にそのことを言っても、この子は「違う! 僕が悪いだけだから……」と言って、私の言葉を受け入れようとしなかった。



そうであれば、と私はこの子の母親と話し合うことにしたが結局最後は言い合いみたいな感じで終わってしまった。



児童相談所に相談しても本人が虐待でないと言っているのなら強制的なことはできないと言って後日調査ということで終わってしまった。



後日調査……!?



冗談じゃない。こうしている間にもあの子にもしものことがあったらどうするんだ……!!?



そうは思っても、もう私ではどうすることも出来なかった。



だがそんなある日、あの子の家からあの子の母親の悲鳴が。



ただならぬ予感がして家の中へ押し入って声のしたほうへと向かうと───



「な……!」



母親があの声の首を締め付けているのだ。



「あんたさえいなければあんたさえいなければ……」



「ちょ、ちょっと! 止めなさい……」



「うるさいっ!!」



「っ!」



押さえつけようとしても、ものすごい力で弾き飛ばされる。

このままじゃあの子は殺されてしまう……!



だけど、どうしたら……!?



その時、私の目の前に、一つの花瓶が転がっていた。





~~~~



───私は、殺人罪で逮捕された。

どうやら未成年でも、殺人罪は懲役刑になるらしい。



あの子は何とか無事だった。

だが、その去り際……あの子に、「どうして?」と言われた。



私は、あの信じられないような、非難するような、あの子のあの目が頭から離れなかった。



独房の中で一人想う。

私の選択は、正しかったのか、と。

では、あの時。一体どうすればよかったのか、と。



もう、何がなんだか分からなくなった。



あの子を助けたつもりだった。



でも結果的に、あの子の母を……



「っ!!」



あの子の、あの目がちらつく。





「…………ゴメンね」





~~~



数十年経って、釈放された私の前に、どこか面影のある青年が現れた。



「お姉ちゃん……」



そう呼ぶ彼は、間違いなくあの子だ。



手紙でやり取りしていたが、ずいぶん大きくなったと本当に驚いた。



「お姉ちゃん……本当に、ゴメン! あの頃の俺は、自分がどういう立場か分かってなかった。ただ、全部自分が悪いと思っていた……」



「ううん、悪いのは、私だよ……結局、私はあなたから大切なものを奪ってしまった……」



「違う!」



彼は声を張り上げた。昔の彼にはなかったところだ。



「お姉ちゃんは……僕の命を救ってくれた……!」



「……」



「ほんとうに、ありがとう。……ねえ、お姉ちゃん」



「何?」



「これからは、お姉ちゃん、って呼ばなくていい?」





「?」



「いや、名前で呼びたいなーと……」



そう言って赤くなって俯く彼。

その姿を見ると、自然と笑みがこぼれた。



「……」



「……どう?」



「成長、したね……」



「え!? じゃあ……」



「でもまだあと十年早いかなー」



「え~!? そしたら俺、もうおっさんだって! いや、そしたらお姉ちゃんはもうオバサンに……」



「おい、ちょっと便所こい(´・_・`)」





~最後に、不適切な解説文が混じったことをお詫び申し上げます~







13年07月13日 00:26 [ノックスR]
相談チャットです。この問題に関する事を書き込みましょう。
ノックスR>>久々にこの問題の作成秘話を書いてみました。(ルームキー:舞台裏)お暇でもし興味があれば覗いてみてください^^[13日02時05分]
じんろー>>そうですよねすみません…最後のオチ最高でした。tsunaさん解説まで書き換えさせるとは…[13日01時36分]
みん[★デザイナー]>>出題お疲れ様でした。tsunaさん、おめでとうございます。ちょっとうるっときましたが、最後ですごい笑いました![13日01時30分]
ノックスR>>>3000才さん、ありがとうございます^^ 実際、久々にこういうのを作ったので疲れましたww あと、「お姉ちゃん」の先入観が弱かったですね…… でもこれからももっとこういう問題を作っていきたいですね^^[13日01時28分]
ノックスR>>皆様、お疲れ様でした。>シチテンバットーさん、あなたもやってるじゃないですかww >BB弾さん、実はそれを意識して作ったところもあるのはここと作成秘話だけの話-_-b >tsunaさん、カツアゲされてます(´・_・`) >じんろーさん、実はそれも考えたのですが……ホラ、国選弁護人がどうしようもない人だったとか……うん、深く突っ込むにあらずww(´・_・`)[13日01時23分]
3000才[★300問出題]>>参加できませんでしたが、これはノックスさんの王道ですね 最後の終わり方も好きですw[13日01時20分]
じんろー>>お疲れさまでした…この場合なら緊急避難、または過剰防衛が適用されるような…[13日01時18分]
tsuna[ラテシンまとめ]>>出題お疲れ様でした トイレ来いってエロイのですか?(え?違う?聞こえませーんw) みんさんFAおめでとうございました[13日01時10分]
BB弾[★オセロ強いね]>>ノックスRさんスープ御馳走様でした。過去の作品「姉の愚行」を彷彿させる展開でしたね。tsunaさん、みんさんFAおめでとうございます。[13日01時09分]
シチテンバットー[質問王子]>>tsunaさんFAオメです。正解した後のネタコメが(爆)[13日01時09分]
ノックスR>>最後、解説を書き換えてしまった……w[13日01時06分]
じんろー>>25最高です。爆笑しました…[13日00時59分]
じんろー>>やっぱり一番最初はこのボケですよね。[13日00時57分]
ノックスR>>BB弾さん、歓迎します^^[13日00時46分]
BB弾[★オセロ強いね]>>参加します。[13日00時43分]
ノックスR>>御二方、歓迎します^^[13日00時37分]
tsuna[ラテシンまとめ]>>参加させてください[13日00時34分]
フウスケ>>参加します[13日00時34分]
ノックスR>>御三方、歓迎します^^[13日00時30分]
じんろー>>参加します。[13日00時29分]
シチテンバットー[質問王子]>>さっそく酸化![13日00時29分]
みん[★デザイナー]>>参加します。[13日00時28分]
ゲストの方は発言できません、ログインまたは登録してください。
Goodスープ認定
「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。