ABC高校の、織田先生が顧問を務める数学同好会では、
去り行く三年生が最後に必ず解かされる問題があるという。
その問題の答えは何だろうか?
去り行く三年生が最後に必ず解かされる問題があるという。
その問題の答えは何だろうか?
★美味イイネ!問題
★凄イイネ!問題
第4回ラテシンオブザイヤーノミネート作
No.1[かもめの水平さん]03月15日 23:5203月15日 23:53
問題は数学ですか?
yes!
No.2[かもめの水平さん]03月15日 23:5403月15日 23:55
答えには卒業生へのメッセージが込められていますか?
no!
No.3[tsuna]03月15日 23:5603月15日 23:58
答えは割り切れないものですか?
「割り切れない」を、「自身と1以外の整数では割り切れない」ととらえるならyes!
No.4[tsuna]03月15日 23:5703月15日 23:59
答えは先生のはなむけの言葉になりますか?
no!
No.5[tsuna]03月15日 23:5803月15日 23:59
高校レベルの数学の知識は必要ですか?
no! [良い質問]
No.6[かもめの水平さん]03月15日 23:5803月15日 23:59
卒業式は3月14日1時59分から開始されますか?円周率的に
no!
No.7[tsuna]03月15日 23:5903月15日 23:59
3より 素数は関係ありますか?
no! 答えがたまたま素数というだけです。
No.8[るべえる]03月16日 00:0203月16日 00:03
今までの質問より 答えは数字ですか?
yes! [良い質問]
No.9[とかげ]03月16日 00:0203月16日 00:04
1+1は? と聞いて写真を撮りますか?
yes! さすが数学博士! [良い質問]
No.10[tsuna]03月16日 00:0203月16日 00:04
人生とは何かですか?
no!
で、答えは?
No.11[とかげ]03月16日 00:0503月16日 00:06
「円周率は?」「π!」でも可ですか?
まあ可ですが、織田先生は1+1派なのです。
No.12[かもめの水平さん]03月16日 00:0603月16日 00:07
にー(笑顔)
正解! [正解]
No.13[tsuna]03月16日 00:0603月16日 00:07
2進法で10
それって読み方は「に」でいいのかな? [正解]
No.14[とかげ]03月16日 00:0703月16日 00:07
あ、もしかして答えは2ですか?
yes! くそうwー [正解]
No.15[るべえる]03月16日 00:0803月16日 00:10
2!(階乗的な意味で)
1+1の右辺にそれを書いたら丸はもらえないでしょう。が、おまけで正解つけときますね。 [正解]
三月の終わり。
桜の咲き始めた校舎への道を、織田先生は複雑な気持ちで歩いていた。
今日は大好きな教え子たちの旅立ちの日であり、お別れの日だ。
彼らの新しい人生を喜ばなければならないのに、別れの悲しさだけが募っていく。
毎年思うことだ。
どうせすぐに別れなければならないのだから、好きにならなければいい。
教える人と教わる人。ビジネスライクな関係でいればいい。
しかし織田先生は、いつもその自戒を破ってしまうのだった。
自分が顧問を務めている数学同好会での活動を振り返る。
駒野は数字を偏執的に愛していて、五桁未満の素数には全てニックネームをつけている。
菅原は大学受験の武器にしたいという動機で入部したくせに、すでに大学院レベルの問題にまで手を伸ばしている。
反町はイケメンだ。
鵜飼は数学で世界を救えると本気で信じている。
米澤の実家では、それは見事なホルスタインを飼っている。
彼らはみな、希望の大学への入学を決めている。
明日になれば、もうしばらくは、会うこともないだろう。
卒業式を終えて、三年生が玄関から出てきた。
織田先生は彼らに一列に並ぶよう指示し、鞄からカメラを取り出した。
駒野、菅原、反町、鵜飼、米澤。
素晴らしい生徒達だった。
込み上げてくる涙をこらえて、織田先生は彼らに、最後の問題を出した。
「いちたすいちはー?」
織田先生の目の前に、希望に満ちた五つの笑顔が並んだ。
【解答】
織田先生が最後に出す問題とは、写真撮影の際の合図である、
「1+1は?」という計算問題である。
したがって当問題の答えは、1+1の計算結果である「2」となる。
桜の咲き始めた校舎への道を、織田先生は複雑な気持ちで歩いていた。
今日は大好きな教え子たちの旅立ちの日であり、お別れの日だ。
彼らの新しい人生を喜ばなければならないのに、別れの悲しさだけが募っていく。
毎年思うことだ。
どうせすぐに別れなければならないのだから、好きにならなければいい。
教える人と教わる人。ビジネスライクな関係でいればいい。
しかし織田先生は、いつもその自戒を破ってしまうのだった。
自分が顧問を務めている数学同好会での活動を振り返る。
駒野は数字を偏執的に愛していて、五桁未満の素数には全てニックネームをつけている。
菅原は大学受験の武器にしたいという動機で入部したくせに、すでに大学院レベルの問題にまで手を伸ばしている。
反町はイケメンだ。
鵜飼は数学で世界を救えると本気で信じている。
米澤の実家では、それは見事なホルスタインを飼っている。
彼らはみな、希望の大学への入学を決めている。
明日になれば、もうしばらくは、会うこともないだろう。
卒業式を終えて、三年生が玄関から出てきた。
織田先生は彼らに一列に並ぶよう指示し、鞄からカメラを取り出した。
駒野、菅原、反町、鵜飼、米澤。
素晴らしい生徒達だった。
込み上げてくる涙をこらえて、織田先生は彼らに、最後の問題を出した。
「いちたすいちはー?」
織田先生の目の前に、希望に満ちた五つの笑顔が並んだ。
【解答】
織田先生が最後に出す問題とは、写真撮影の際の合図である、
「1+1は?」という計算問題である。
したがって当問題の答えは、1+1の計算結果である「2」となる。
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ゆりり>>わぁ、ベールの掛け方がとっても美しいです☆ そして水平思考問題としてだけじゃなく、解説がとてもいいですね (◕ ◡ ◕*)♡[19日22時02分]
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「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。
フクケンさん Gpenさん taruyunyunさん はりまをさん からす山さん がこの問題をGoodスープに認定しました。
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