し、昔話をしよう。」
そう言ってマスターは僕の頼んだウイスキーのロックをコースターの上に置いた。
旅先で訪れたバーは閑古鳥が鳴いていたが、どうやら趣味の店らしく、気にした様子は微塵もない。
マスターも話し相手が欲しかったらしく、僕たちの話は夜更けまで続いた。
「ここから少し北に行くと小さな砂浜がある。
そこには小さな白い平屋があって、かつて一人の男が住んでいたんだ。
男は白髪頭で、無精ひげを生やし、肌は真っ黒に焼けていた。
その家には海を望める屋根付きのテラスがあるんだ。
雨の日にそこを通ると、その男はいつもテラスで揺り椅子に座っていたもんだ。
だが、彼はずっと拳銃の手入れをしていて、子供だった俺には怖くて近寄れなかった。
晴れた日に太陽が昇れば、彼はその拳銃を手に必ず海へ行くんだ。
ナイフで右足に傷をつけてね。
そして日没までずーっと海に浮かんでいる。
いったい彼がなぜ海へ行くのか、わかるかい?」
【ウミガメ】

解説出しましたー。

男は、血でサメをおびき寄せて、銃で仕留めようとしていますか?

No!! そういう風にミスリードしたかったんです!

「海に浮かんでいる」とは、船に乗っているという意味合いで用いられていますか?

Yes! ボートです。 [良い質問]

重要な登場キャラクターは、「マスター」「僕」「一人の男」の三名ですか?

No マスターと僕の存在はいりません。謎に関係するのは男一人です。 [良い質問]

拳銃は、特定の対象に向けて発砲するために持っていきますか? [編集済]

Noですね [良い質問]

ナイフで傷つける右足とは、男の右足ですか? [編集済]

Yes

男は健康ですか?

Yes

男の職業は重要ですか?

Yes 無職です [良い質問]

男の過去は重要ですか?

No

犯罪関係ますか?

Yesますよー [良い質問]

拳銃は大きな音をさせるために持っていますか?

No 拳銃として使います [良い質問]

男が海へ行ってしていることは、雨だと出来ないことですか?

No 雨でもできますが…

男の見た目は重要ですか?

No

傷をつけるのは右足でなければいけませんか?

No どこでもいいです

「男」はボートに乗った後、砂浜から遠く離れたところまで行きますか? [編集済]

Yes 沖に出ます [良い質問]

現代でも行われることですか?

Yes あるかもしれない

傷を付けるのは血を流すためですか?

yesno 怪我を装う目的です

男が持っている拳銃は一丁だけですか?

yes

男は犯罪者ですか?

yes

男はボート上の怪我人を装い、通りかかって自分を救助しようとした船から金品を強奪して逃げますか?

yes! 正解です! [正解]

男は船の近くに自分の血の匂いでサメを引き寄せ、拳銃で仕留めて食料にしていますか?

no

最初の4行は全く気にしなくてもいいですか?

yes w

小さな白い平屋はどーでもいいですか?

yes 一応意味はあるんすよ

男は曇りの日にも海に出ますか?

yesno 出るかも

他に重要人物はいる?

no

右足は男の右足?

yes

拳銃は弾が込められて打てる状態の物?

yes

拳銃は脅しで使いますか?

yes 実際にも使います

その犯罪行為は男にとって一回成功すれば十分な試みだった?

no おそらく何度も。
なるほど、と僕は思った。
似たような話は聞いたことがあったが、マスターがなぜそれほど知っているのかが気になった。
「仕事してる様子もないのに、金振りが良かったからな、小さな町のことだ。噂には尾ひれがつく。
本当のことは誰も知らないさ。
だが、ここいらではよく誰も乗っていない座礁した船が発見されたんだ。
彼が遭難したふりをして、救助を頼み、おそらく、右足の傷を見ようとしたところを右手の銃でバン!だろうな。
そいつがどうなったかって?
ある時海に出た後、誰も見たものはいない。ボートだけが見つかったよ。
返り討ちにあったのかもな。」
細かい設定
白い家→海賊からアフリカ、そしてカサブランカをイメージ。
無精髭→遭難してる人っぽい
晴れの日だけ→単純に発見されやすいから
「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。