その花が増える度、妻は悲しくなるという。
一体なぜ?

箱自体は一つで、その箱に、一週間で一つずつ花を増やしていくという意味ですか?

YES!

茂雄は妻を心から愛していますか?

YES!

茂雄は妻への愛の想いをこめて木箱に花を掘っていますか?

YESNO!!! 他の目的もあります! [良い質問]

茂雄と妻の他に重要キャラはいますか?

NO!

木箱は妻が死んだ時に入る棺ですか?

NO!

妻は茂雄が彫り物をしていることを認知していますか?

NO!!! [良い質問]

一週間のうち、何曜日に花を彫るのかは重要ですか?

NO! しかし決まった曜日に一つ花が完成します!

木箱がプラスチックの箱でも成立しますか?

YES!

雑談チャットより、重要なおっさんは登場しますか?

ごめん。

花は売り物ですか?

NO!

花はサルビアで想像していいですか?

NO!!! [良い質問]

掘っている花の特定は重要ですか?

ある意味YES!!! ミスリード注意! [良い質問]

仕事をしないで彫っていますか?

YES!!! でもそれが悲しい理由ぢゃないよ。 [良い質問]

私が最近まで勘違いしていた、黒木華の華がハルという読みなのは重要ですか?

多分重要だと思うの。うん。

妻の名前は百合野花ですか?

YES!!! GJ!!! [良い質問]

はなまるボックスは重要ですか?

はなまるマーケット最近見てないね。

妻は入院していますか?

NO!

妻は病気ですか?

NO!

木箱に彫る花の種類の特定は重要ですか?

YES!!! ある意味! [良い質問]

1日一画で花という字を完成させながら、日にちを数えていますか?

YES!!! GJ!!! [良い質問]

木箱はどこかに固定されていますか?

NO!

無人島に漂流した茂雄は「花」という文字を掘りながら日付を数え、妻は夫がいつまでたっても帰らないので心配ますか?

YES!!! こんなにはよ正解出ると思ってなかったよん。 正解です!!! [正解]

箱に花を彫る作業には「完成」の概念がありますか?

NO!!! [良い質問]

茂雄は遭難しており、妻は日が経つにつれて救助の望みがなくなり悲しみますか?

YES!!! 22と合わせて正解! [正解]

死期は重要ですか?

YESかな。

20 letitiaさんナイススナイプ!

ねー。

犯罪の要素はありますか?

NO!

最終的に箱には何かを入れますか?

解説ではYES!

木箱は棺ですか?

NO!

ひらがなで「はな」でも7ストロークですが、それぞれの字の最後の丸っこいところが彫りにくいのは重要ですか?

漢字にしとこうよw

妻は死んでいるのに忘れることができないのですか?

NO!

次の出題から一日一問出題して一週間後にBSで再現しますか?

無理! 今日はレティシアさんの刺激されますた。

木箱にウィルソンって名前を付けて友達にしますか?

強炭酸!刺激強め!ある意味!
百合野花の携帯電話に着信があった。
それは待ち望んだ夫からのものではなく、夫が乗った船の転覆を告げる電話だった。
一方その頃。
百合野茂雄は転覆した船から海に投げ出されたものの、運良く積荷のカラの木箱にしがみつき、大海を彷徨っていた。
しかし大時化の海の中では何もできず、茂雄は自分の運命を天に任した。
一夜明け…
木箱を握りしめながら気絶していた茂雄が目をさますと、あたり一面が砂浜だった。
茂雄は無人島に打ち上げられたのだ。
その日から茂雄の孤独な無人島生活が始まった。
島を軽く一周し、ここが無人であることを察した茂雄。
幸いなことに身につけていたウェストポーチには、ライターやソーイングセット、ナイフなど、
サバイバルに必要なものが揃っていたので、まずは雨風がしのげる屋根を作り、そこに船の転覆から救ってくれた木箱を置いてテーブル代わりにした。
ソーイングセットの針を曲げ釣竿を作ったり、小枝を集めて火をおこしたりと、ここでの生活の準備を整えていった。
そして一日が終わる。
茂雄は日数の経過を把握する為に、机代わりの木箱に正の字を刻もうとナイフを手に取ったが、
どうせなら一週間がわかるように7画の漢字を並べていこうと考えた。
そして頭に浮かんだのが妻の名前。「花」
離れ離れになってしまった妻の顔を思い浮かべて、ナイフを握り、木箱に印を付けた。
一週間が経過。
木箱に「花」の字が一つ刻まれる。
花は茂雄からの連絡を待ち続けている。
茂雄もまた救助を待ち続けている。
更に一週間が経過。
木箱に二個目の「花」の字。
救助を待つ夫と、夫の無事を祈る妻。
三個目の「花」の字。
現状は変わらない。
夫の焦燥と、妻の悲しみだけが積もっていく。
・・・
「花」の字が木箱を埋め尽くしてしばらく経ったある日。
無人島の近くに一艘の船が近づいてきた。
しかし船は通り過ぎていく。
呼び止める者が誰もいないから。
つい先日まで茂雄がいたその島は、無人島に戻ってしまったから。
そう。茂雄は長い無人島生活の中でイカダを製作し、無人島を脱出していたのだった。
「花」で埋め尽くされた木箱に、島で採れた果物や魚の干物、希望を詰めて。
おかえりなさい。
ただいま。