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【総投票数 655票】
【チャーム部門】『バ尻』
「問題文には大きく2つ、「田中がバケツの上に座っている」「彼が人気者なせいでバケツの色が変化した」という奇妙な事象が提示されている。その様子を思い浮かべようとすると、どうにも非現実的な状況しか想像できない。しかし問題文には非現実的なアイテムなど存在せず、また2つの状況は互いに関連し合っているような印象を受ける。初見の不可思議な状況に対する認知的不協和、それをうまく関連付けて説明してくれるんじゃないかという期待。チャームをなすそれぞれの要素がみな満点に近い、素晴らしい問題文である。」
2016年02月10日21時
【牛削り 投票一覧】
【チャーム部門】『【ミュート・テイスト】』
「「とある食品」を口にする動画を、音付きで観るかミュートで観るかによって、"美味しそう"と思うかどうかが変わるという状況が提示されています。 問題文はあたかもそういう実験が実際に行われたかのような体裁をとっており、この奇妙な状況に対する合理的で現実的な解決が期待できます。その点で非常にチャームの高い作品といえるでしょう。」
2016年02月10日15時
【牛削り 投票一覧】
【伏線・洗練さ部門】『ママの言う通りだった。』
「AとBの対極さ、母親の発言と事実との矛盾、それらをスマートに解決する論理。すべてが計算し尽くされた、数学のような美しさ。」
2016年01月26日17時
【牛削り 投票一覧】
【納得感部門】『ママの言う通りだった。』
「非常に筋の通った論理パズル的な傑作。問題文にはAとBの空欄があり、それらは反対の意味を表す他、様々な制約がついている。解説を読むと、その制約のすべてを満たしうるのはまさしくこの真相のみであると感心するしかない。」
2016年01月26日16時
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【トリック部門】『【世界田中奇行】田中の姉のサービスショット』
「参加者を惑わせようとする数々の罠。それらの効果は抜群にして、決して強引な攻撃ではない。罠は、あるべくしてそこにあるのだ。この整合的なトリックの美しさを見よ。そして彷徨うことの恍惚を味わえ。」
2016年01月26日16時
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【納得感部門】『想像上のヘビ』
「他の多くの問題と同じく、この問題には別解が存在する。しかしどの別解よりもこの解説こそが最も合理的な真相なのだと確信できる説得力がある。それは長めの問題文に、「この解説であればこそ、自然に解釈できる言い回し」がいくつも含まれているからである。納得感を上げるためのきめ細かい配慮が見て取れる作品だ。」
2016年01月20日20時
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【伏線・洗練さ部門】『想像上のヘビ』
「問題文の不自然な部分、不明瞭な部分には全て、出題者の明確な意図があった。「もしかしたらこの部分を質問すると問題の不備を指摘することになるかもしれない」などという懸念を一切捨てて、純粋な参加者としてウミガメのスープを堪能できる素晴らしいエンターテイメント傑作である。」
2016年01月20日19時
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【トリック部門】『クルックー』
「「四角いハト」「左足を一歩踏み出し」など、言い回しが非常に巧妙。この事象を問題にするのに、これ以外の言い回しではバレバレだったりベールが厚すぎたりしただろう。針の穴を通すような精緻な構造!」
2016年01月20日19時
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【納得感部門】『【蜂の巣には蜂暮らすのさ】』
「問題文で回りくどい言い回しをされていた言葉にはすべて意味があった。そして真相の核となるのは、ほぼ間違いなく参加者全員が経験したことがあるだろう、ある行為であった。真相そのものに対する納得感と、「そうか、この解説だからこの問題文なんだ」という、問題の作りに対する納得感も非常に大きい。」
2016年01月20日19時
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【伏線・洗練さ部門】『【蜂の巣には蜂暮らすのさ】』
「問題文を構成する要素の一つ一つに絶妙なベールが掛けられている。1単語すらも気を抜かない、自分の問題に対する真摯な姿勢が伺える。目の前にちらつかされたクルーは、突けば必ず何かが出てくる。しかしそうやって隠されたものを明らかにするだけではたどり着けない、ある発想の転換の先に真実が用意されている。参加者がとことんまで楽しめることを追求した素晴らしい名作だ。」
2016年01月20日19時
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【トリック部門】『【世界田中奇行】田中と犬の消防士』
「先入観を利用したトリックは、あくまでメインロジックの味付けにとどまることが望ましいと考えている。何故なら、先入観を用いた問題文は、出題者目線ではダブルミーニングなどではなく、解説に繋がる意味のみを表しているはずで、そうするとメインのロジックがなければ、「何故」と問われるべき謎も存在しないことになるからだ。当問題は、素晴らしい先入観トリックを用いながらも、メインのロジックがしっかり設定されていて、解き応えは十分である。」
2016年01月12日13時
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【納得感部門】『【世界田中奇行】田中と犬の消防士』
「「大きな犬を見たから消防署に電話する」という奇妙な行動は、実は奇行でもなんでもなく、極めて理性的な行動だった。解説を読み、出題者のかけた魔法が解けてしまえば、問題文は事実をありのままに伝えていただけだということがわかるだろう。」
2016年01月12日13時
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【納得感部門】『奇才の記載?』
「問題文にある「確信した」という強い語を裏付けるだけの極めて合理的な理由が存在した。整合性のある素晴らしいパズル的作品である。」
2016年01月12日12時
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【20の扉部門】『よしよーし』
「【20の扉・物語部門】短い解説だが、背後にある物語を予感させ、余韻を存分に楽しめる作りとなっている。理由当てにもできそうなところ、敢えてアイテム当てにしたことで、参加者がより、妻の気持ちを推理する夫に感情移入できるようになっているというのもポイント。」
2016年01月12日12時
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【亀夫君部門】『民族学I・前期2単位』
「「登場人物との対話により真相を探る」という亀夫君問題のシステムを斬新なやり方で利用した問題。当問題の真相は、学術的にも興味深いテーマを投げかけている(ような気にもさせる)。また、大人なユーモアも利いていて、総合的に楽しめる作品でもある。」
2016年01月12日12時
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【納得感部門】『愛犬?ルンバ』
「解説の状況を想像してみると、確かに現実的なやり方であると感心する。「目出し帽」「ルンバ」等、状況の奇妙さを演出するアイテムの奇抜さがそのまま、納得感の高さに比例するという面白い構造だ。」
2016年01月11日22時
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