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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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項目についての説明はラテシンwiki

【蜂の巣には蜂暮らすのさ】(問題ページ

クラス目の担任である男はある時、
教室内から初々しい生徒達の為に用意された椅子を1つ減らした。
何やら、1クラス目だと思われない様にする為らしい。

これは一体どういう事だろう?

16年01月16日 16:23
【ウミガメのスープ】【批評OK】 [のりっこ。]



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-Aからアルファベット順に続く1学年のクラス。
比較的大規模なこの学校に勤務する教師である男の受け持ちは、
9クラス目の【1-I】だ。

ただ、出入り口の戸の上に設置されたそのプレートに表記されている【I】は、
シンプルでストレートな見た目のフォントが使われている為、
他のクラス編成を知らない来校者や父兄の方々にとっては、
パッと見、【1-1】(いちのいち・いちねんいちくみ)であるという誤認をされ兼ねない。

そこで、この【I】表記にもっとしっかりアルファベットの【アイ】であるという区別を施す為、
【I】の上下部に短い横線を加えたフォントの【 I 】に変更すべく、
担任の男は【教室内の椅子を1つ廊下に出し、踏み台にしてプレートを取った】(もしくは交換した)のである。

総合点:2票  納得感:1票  伏線・洗練さ:1票  


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納得感部門牛削り
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「問題文で回りくどい言い回しをされていた言葉にはすべて意味があった。そして真相の核となるのは、ほぼ間違いなく参加者全員が経験したことがあるだろう、ある行為であった。真相そのものに対する納得感と、「そうか、この解説だからこの問題文なんだ」という、問題の作りに対する納得感も非常に大きい。」
2016年01月20日19時
伏線・洗練さ部門牛削り
投票一覧
「問題文を構成する要素の一つ一つに絶妙なベールが掛けられている。1単語すらも気を抜かない、自分の問題に対する真摯な姿勢が伺える。目の前にちらつかされたクルーは、突けば必ず何かが出てくる。しかしそうやって隠されたものを明らかにするだけではたどり着けない、ある発想の転換の先に真実が用意されている。参加者がとことんまで楽しめることを追求した素晴らしい名作だ。」
2016年01月20日19時

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