項目についての説明はラテシンwiki!
【総投票数 655票】
【チャーム部門】『出来損ないの問題』
「「男は死んだ」問題という、ラテシンでは敬遠される出来損ないの問題をあえて作中作として用いることで、作外で起きている出来事の意味不明さ、不気味さが増強されている。構成の妙が素晴らしいチャームとなっている。」
2015年12月07日23時
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【納得感部門】『出来損ないの問題』
「多くの人が挑戦してきた「男は死んだ。何故?」という問いに対する、最も合理的で説得力のあるアプローチが提示されています。」
2015年12月07日12時
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【その他部門】『Blood and Founder』
「問題文と解説の整合性がよく考えられている。解説についている挿絵の丁寧さも素晴らしい。また、真相とは関係のない部分での言葉遊びも面白い。作品に対する出題者の愛が感じ取れる。」
2015年12月04日00時
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【納得感部門】『即答童話集Ⅳ 三匹の子豚』
「狼が童話とは逆の順で子豚たちを襲った理由を問う問題。狼側の事情ばかりでなく、子豚側の事情もしっかり合理的に説明されており(彼らがレンガ、木材、藁を使って家を作る、という前提さえ受け入れれば)非常に納得できる良問である。」
2015年12月04日00時
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【物語部門】『命がけの復讐』
「ベールが厚めだが、解説で明かされる主人公の復讐の方法は間違いなく水平思考を応用したものだと感じる。問題文の伏線も見事に回収されている。」
2015年12月04日00時
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【納得感部門】『神秘の大根』
「大根というクルーのチョイスが絶妙である。確かに、大根を見たことがきっかけで安全運転をするようになっている。奇抜な因果関係に見えるが、この状況になったら誰だってそうするだろう。あるあるをないないに見せる素晴らしいテクニックだ。」
2015年12月04日00時
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【物語部門】『即答童話集Ⅲ 北風と太陽』
「「北風と太陽」の、実にしっくりくるアナザーストーリーです。星新一の「未来いそっぷ」にも「北風と太陽」の現代版が載っていますが、当作品はそれよりも洗練された印象があります。シンプルな元ネタをシンプルなままにアレンジするのは至難の技。素晴らしいです。」
2015年11月28日16時
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【トリック部門】『じゃんけん』
「じゃんけんで負けた女が服を脱ぐ理由とは。考え始めた時点で、あなたはすでに騙されています。無関係な言葉を一切使わず、ここまで見事に参加者の目を真相から遠ざけるトリックはまさにイリュージョン。」
2015年11月26日21時
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【20の扉部門】『【死後、無意味に…】』
「タイトル、問題文のすべての言葉がしっかり意味を持つ、無駄のない問題。この問題を解くのに、いったい何回の閃きが必要だろうか。」
2015年11月22日13時
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【20の扉部門】『【1on1】正解は数字・記号1文字』
「「その他部門」で投票したい作品。挑戦的な試みでありながら、綿密なルールと適切な難易度設定をした出題者。人類史上初めて臨む難問でありながら、誰も想像できなかった美しい質問によって窮状を打破した挑戦者。二人の質疑によって出来上がった芸術作品である。」
2015年11月22日13時
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【20の扉部門】『【要知識問題】『沢山の扉』』
「いきなり示される伏せ字だらけの問題文。どこから解いていいかもわからず手探り状態の参加者たちは、しかしたったひとつでも閃けば、そこから水平思考や知識や論理思考を働かせ、少しずつ真相に迫れる作りとなっている。問い同士の意外な連関がとても面白い。」
2015年11月22日13時
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【新ジャンル部門】『【1on1】正解はアルファベット1文字』
「解説に書かれたアルファベット1文字を、10質問以内で当てよという問題。ただし質問で使えるのはアルファベットのみで、一度質問で使ったアルファベットは二度と使えない、というかなり厳しい制約付き。多分に実験的な試みではあったが、ルールの明確さや難易度設定の適切さで、非常に面白い問題として結実した。この手の問題はせっかく整備したルールが一回きりしか使えないのが実に惜しい。」
2015年11月22日13時
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【新ジャンル部門】『【birthday】』
「暗号問題の美しさは、単に暗号化された無作為な文章を意味の通る文章に変換せよ、というだけでは足りない。暗号を解く過程とその暗号文によって問われている内容とが不可分に関連している当問題は、文句なく美しいと言えよう。」
2015年11月22日13時
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【伏線・洗練さ部門】『Old-Fashioned Love Story』
「タイトルと問題文の整合性、問題文と解説のギャップと、それぞれのパーツがしっかり連関を持って繋がっている様は見事。問題ページ一画面、すべてを通してひとつの「作品」なのだということを強烈に意識させる作りとなっている。自分の作品に対する愛と責任感がなければこのような美しさは生まれないだろう。」
2015年11月22日13時
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【納得感部門】『Old-Fashioned Love Story』
「言われてみれば、誰でも経験があるであろう出来事であり、納得感は抜群だ。しかし言われてみなければ、誰がこんな些細な事象に水平思考要素を見出せるだろう。題材選びが非常に上手い。」
2015年11月22日13時
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【チャーム部門】『Old-Fashioned Love Story』
「「昔ながらの恋物語」というタイトルがとてもしっくりくる、儚げな男と女のワンシーン。この雰囲気に思わず酔ってしまう。」
2015年11月22日13時
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【納得感部門】『見た目が悪いから通報されるんです』
「一見ベールが厚すぎる印象であるが、この解説を示されればそれも仕方ないと思われる。問題文に示せるものはすべて示してあるのである。そこから必要なのは、新しい情報ではなく、美しい論理。警察に通報する事由がいかなるものであれば、またそう判断した理由がいかなるものであれば、最も美しくすべてを繋ぐことができるか、それが問われているのだ。確かに別解はたくさんある。しかしその中でこの真相が最もいいものだと納得させる力が解説にある。」
2015年11月19日08時
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【チャーム部門】『【世界田中奇行】外出ニズム』
「日常的なアイテムだけを使って、シンプルな文章で主人公の奇行ぶりを存分に表現できている。場面がイメージしやすいため、質問のとっかかりも見つけやすい。奇行によって興味を引き付け、日常っぽさによって参加ハードルを下げるということを短文の中でやってのけている、チャームのお手本ともいうべき作品。」
2015年11月16日14時
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