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【総投票数 655票】
【伏線・洗練さ部門】『契約破棄』
「この真相を一番活かせる状況は、と考えると、もう悪魔しか思い付きません。よくぞここまでベストマッチな題材を見つけたものです。」
2015年10月14日13時
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【物語部門】『契約破棄』
「悪魔にすがりたいほどの願いと、契約しないことに至った事情。この道具立てからくる期待を裏切らない奥深い物語が隠されていました。」
2015年10月14日13時
【牛削り 投票一覧】
【納得感部門】『契約破棄』
「悪魔という非現実な存在を扱いながら、主人公の心理は非常に現実的であり、またベール厚めに見えてその実推理のための手掛かりがすべて問題文で与えられているというフェアさも。納得感を抱かせられるように、という思い入れが伝わってくる作り込みです。」
2015年10月14日13時
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【伏線・洗練さ部門】『ただのオセロ好きには負けられない。』
「すべての要素に掛けられた絶妙なベールがたまらない。このセンスは真似できるものじゃない。違和感を少しだけ残したのも、きっと聡明な出題者の思惑通りなんだろう。それにつけても秋刀魚がうめえ。」
2015年10月09日21時
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【トリック部門】『バ尻』
「奇妙な因果関係を探る問題の体を取りながら、出題者のアイデンティティたる先入観トリックも自然に取り入れている。しかしそのトリックは、決してメインを張ることなく、むしろ素晴らしい題材の良さを引き出す名脇役としておしとやかに活躍しているのである。職人技。」
2015年10月08日15時
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【納得感部門】『バ尻』
「題材への着眼点がすでに群を抜いている。良い素材に無駄なものを付け加えず、ひとつの事象のみで勝負しているところも好感。問題文と解説を比べて見れば、無駄がひとつもないということに気付くだろう。すべての言葉が納得行く形で解説に収まっている。」
2015年10月08日15時
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【トリック部門】『雨に踊る』
「「雨が降る」と「彼女が踊る」との間にある因果関係を探る問題。出題者によって仕組まれた「ズラし」に気付くことができなければ、永遠に凝り固まったスキームの中で右往左往してしまうことだろう。しかし明かされてみれば、真相は単純そのもの。こんな簡単なこと、と思うなかれ。コロンブスの卵である。」
2015年10月02日18時
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【トリック部門】『センチメン樽』
「日常よく目にするものに斬新な別解釈を与え、それが自然に成り立つ状況をしっかりと構築できていると思います。また、「ゴミは溜まる一方だ」という部分が、事実を真正面から捉えつつも簡単には真相に踏み込ませない絶妙な言い回しになっているところも素敵です。」
2015年10月01日20時
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【トリック部門】『みしよ童天』
「問題文の4行全てに、目が覚めるほど鮮烈なトリックが仕込まれています。解説も4行。「こんなシンプルな結論なんですよ」というがごときそっけなさが小憎い。」
2015年09月26日19時
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【チャーム部門】『みしよ童天』
「絡んできた連中の撃退策は、直接攻撃でも威嚇でもなく、ただ一言、「あれが僕の家です」と述べるだけ……。この不可思議な事象に、どう納得できる解釈を提供してくれるのか、好奇心をこれでもかと刺激します。」
2015年09月26日19時
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【伏線・洗練さ部門】『【 CASE:1】食費が増えても大丈夫』
「たった1行の中に、素晴らしいクルーと言葉のトリックが仕込まれています。この問題文の無駄のなさは、解説を見た瞬間に実感できることでしょう。」
2015年09月26日19時
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【納得感部門】『通学の謎』
「B駅に行くのに、何故一旦通り過ぎてから戻ってこなくてはならないのか? シンプルな謎に、明快な現実的解決が与えられています。」
2015年09月26日19時
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【伏線・洗練さ部門】『不快な音』
「解説の文章のリズム感、情緒性の美しさはもちろんのこと、問題文に含まれる情報の過不足のなさが実に端整です。まるで和歌を詠んでいるかのような清々しさを味わえます。」
2015年09月20日16時
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【伏線・洗練さ部門】『【多汗症の男】』
「二人の男の複雑に絡み合った心理の糸を手繰り寄せていく快感。テーマが心理であるにもかかわらず、真相は実に論理的であるのも美しい。」
2015年09月16日23時
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【チャーム部門】『そんなの常識』
「題材の切り取り方が洗練されている。情報の隠し方、明かし方が絶妙で、納得感を維持しながらチャームを究極まで押し上げているのが見事。」
2015年09月16日11時
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【チャーム部門】『死を呼ぶ財布』
「題材の選び方が素晴らしい。「財布が届けられる」という日常的な出来事から、「男の心臓が止まる」というショッキングな出来事を帰結させている。要素の衝撃度にプラスして、不可思議な因果関係も活きている。チャームのお手本とも言うべき問題文である。」
2015年09月15日19時
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【納得感部門】『何の変哲もないお米』
「「何の変哲もない小説」に続き、"変哲のなさ"に逆説的な意味を見出した傑作。普通であるということには、まだまだ隠された可能性があるのかもしれないと予感させてくれる。」
2015年09月15日19時
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【トリック部門】『見えない記事』
「問題文にベールがほとんどない、純粋に叙述トリックのみで勝負した快作。情報が問題文に全て出ているのに、ここまで見事に騙される作品は珍しい。叙述トリックの理想系のひとつである。」
2015年09月15日19時
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【納得感部門】『最弱こそ最強!?』
「必要な情報は問題文で全て与えられている。あとは、それをうまく調理するための水平思考能力さえあればいい。なるほど、解説を読めば、襲ってきた敵が弱くて絶望、というのはあまりにも当たり前のことなのだと気付かされる。」
2015年09月06日08時
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【トリック部門】『【湯気が立ち上る程の熱さ】』
「言葉選びのセンスここに極まれり。まさしく鬼才。このトリックを一番良くいかすには、この言葉の組み合わせしかあり得ないんじゃないかという説得力。常人には成し得ないイリュージョンだ。」
2015年09月02日19時
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