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【総投票数 8681票】
【20の扉部門】『【方言の扉】』
「問題文に記載された方言の中の伏字部分を当てさせる20の扉。「水平思考要素は一切ありません」とは作者の注記だが、示される方言の難解かつコミカルな興味深さ、穴抜き部分に埋まる文字の意外さは、この問題が単なる機械的な文字当て問題でないことをよく表している。おそらく当問題の作者には、"水平思考要素の一切ない問題"など作れないのだと思う。」
2016年11月25日21時
【牛削り 投票一覧】
【納得感部門】『芋を手に絶望した』
「「芋を手に絶望した」という、いかようにも受け取れそうな状況に対する、最も面白く納得のいく解答が示されている。この真相が最もシンプルであるとは思えないが、それでも、この問題の答えはこれでしかありえないと思わせる力強さがある。納得感とは何かということを考えさせる一問である。」
2016年11月25日21時
【牛削り 投票一覧】
【20の扉部門】『【魔法の杖】』
「問題文を正しく読み取ることができれば、質問など不要である。ご親切にも、答えがたった一択になるように仕込まれており、答え方のフォーマットまで示してくれている。それなのにどうして騙される。解説を見て悔しがるといいだろう。」
2016年11月25日21時
【牛削り 投票一覧】
【伏線・洗練さ部門】『パシりパシられ・ウミオの場合』
「解説を知ってから問題文を読み返すと、「何故これに気付かなかったんだ」と自分を責めたくなるくらい当たり前のことしか書かれていない。憎いのは、「ウミオはなんのためにこんなことをしているのだろう?」という問い掛けの言い回し。全てが明らかになれば、蒙昧な参加者が出題者からおちょくられていたのだと気付くだろう。解説一行目の、問いに対する簡潔な回答が実に憎らしい。」
2016年11月25日21時
【牛削り 投票一覧】
【チャーム部門】『やっと手に入れた炎』
「やっと手に入れたマッチを、何故すぐに捨ててしまうのか。この強烈な逆説は、名作「「雑誌の付録」」や「パンを食べたい」を想起させる。摩訶不思議といえるような現象などではない。マッチも、それを探す行為も、捨てる行為も、すべて日常の中の出来事だ。こういったささやかなアイテムだけを使って強いチャームを生み出すのは相当に難しい。仮に解説そっちのけで問題文を考えたとしても、ここまでのチャームを生み出すのは容易ではないだろう。」
2016年11月25日20時
【牛削り 投票一覧】
【トリック部門】『毒殺と冤罪』
「視点のずらしが非常にうまい。こう言われればこう捉えるはず、という人間の心理を的確に見抜いている。多くの言葉を費やして、不自然な言い回しで人を煙に巻くことなら誰にでもできる。凄いのは、無駄な言葉や不自然な言い回しを一切せず、スマートに騙すこのようなやり方である。これこそ叙述トリックの王道。」
2016年11月25日20時
【牛削り 投票一覧】
【納得感部門】『ご愛顧に感謝して』
「あるあるだったので、思わず頷いていました。お店もそういうことを見越してイベントをやっているのだなあ、と感じました。これを見逃さずに問題に仕立てる慧眼、お見事です。」
2016年11月25日01時
【黒井由紀 投票一覧】
【納得感部門】『【無茶振り三題噺22】性悪探偵カメロック』
「裏技的な発想の転換が面白い一問。ある意味極端ではあるのですが、まさに問題文が"フェア"であるため、納得感は非常に高いです。」
2016年11月24日01時
【az 投票一覧】
【伏線・洗練さ部門】『【 CASE:1】食費が増えても大丈夫』
「うおおこんな名作があったのか。一行の問題文で完璧な納得感。そしてcase2 と同じく登場人物の策士さに感嘆。」
2016年11月21日22時
【SoMR 投票一覧】
【納得感部門】『速度に反比例する優しさ』
「実際に使えるのに、おそらく同じ場面におかれたとしても思い付かない方法だろう。なんとかしたい、でもできない、というもどかしさを味わう前に、この問題に出会えて良かった。優しさはきっとみんな持っている。水平思考に愛が必要なんじゃない。愛の実践に水平思考が必要なのだ。」
2016年11月20日07時
【牛削り 投票一覧】