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「納得感を高めているのは「タイムカプセル」と「記念植樹」が同列に並んでいるものだからだと思っている．これが，「すべり台」や「自動販売機」でも成立する気はするけれど，やっぱり「記念植樹」が面白いし，納得できる．（自動的にタイムカプセルの伏線にもなっている．すべり台じゃそうはならない．）このチョイスに一票．」

「こんなに何一つ隠していないのに全然分からないのは，男もそうだからだ．「神しか知らない」事を問題文に堂々と書いてしまうというのは非常に面白くて使えるトリックだと思う．（cf. 『壺』ゴトーレーベルさん）」

「「コレクターが壺の価値を知らないわけがない」，「斬首にまつわるオカルト要素」…これらの要素が問題文の雰囲気づくりのうまさによってまんまと間違った方向に推理を広げさせられてしまう．文章力がトリックの力を何十倍にも高めている好例．「神しか知らない事」を問題文に堂々と書いてしまうというのは面白いし応用できるトリックだと思う．（cf. 『濡れて参ろう』tsunaさん）」

「「ハイジャックされている機内で誰が『お客様の中に～』などと呼びかけられるのだろう」「危険を知りながら何故医者は躊躇わず動けたのだろう」という疑問が想定される。解説では【医者からはハイジャック犯が見えず情報は全て人づて】【犯人からこちらは見えないだろうが、万が一の場合に備え手を挙げる】【犯人が取り押さえられたという推理】などの状況を与えることで、疑問の余地を消し去っている。納得感を高めるのに必要なのは、解説を読んだ人がどんな疑問を持つか考える想像力と、その疑問を払拭するまでは出題しないという根気強さである。」