落とした財布が届けられたため、
男の心臓が止まった。
一体どういうことだろう?
15年09月14日 23:57
【ウミガメのスープ】【批評OK】
[みたらし]
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ある日のこと。
男が道路を歩いていると、
一台の乗用車が歩道に突っ込み、男ははね飛ばされてしまった。
男はすぐさま病院へ運ばれたが、
頭を強く打ち、人工呼吸器で何とか心臓を動かしている状態だった。
そんな中、事故の時に落とした財布が病院に届けられ、
財布を見ると、中には「ドナーカード」が入っていた。
男には家族もいなかったため、脳死の判定が出ると、
医師たちは、男の意思表示に従い、臓器摘出のため、
人工呼吸器を外したのだった。
総合点:2票 チャーム:1票 伏線・洗練さ:1票
チャーム部門牛削り【
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「題材の選び方が素晴らしい。「財布が届けられる」という日常的な出来事から、「男の心臓が止まる」というショッキングな出来事を帰結させている。要素の衝撃度にプラスして、不可思議な因果関係も活きている。チャームのお手本とも言うべき問題文である。」
2015年09月15日19時
伏線・洗練さ部門ゴトーレーベル【
投票一覧】
「シンプルかつ納得感十分。名匠が描く、教科書に載せたいような理想的問題。」
2017年07月17日20時