過去の投票一覧

「数多く存在する類似トリックの元祖にして最高峰。似た作品は作れても、このジャンルでこれを超えることはできないのではないかと思ってしまう。」

「あの有名な恋愛系作品を髣髴とさせるトリックです。これを読んで「使える！」と思うか「サイテー」と思うかであなたの人間性がわかる。」

「問題文から想像される状況からの飛躍はありません。解説を読んでも、問題文の情景は同じまま。なのに、そこに解説の意味づけが加わると、不思議さが嘘のようになくなってしまいます。このイリュージョンをあなたも是非。」

「「コップ1杯の水」「写真」というありふれた題材だけで、ここまで惹きつけられる問題文を構成できるのは素晴らしい。「人死にます」がウミガメの全てじゃないということを再認識させてくれる問題です。」

「一時流行した「解説は○文字」という問題の先駆け。やはり本家の衝撃にかなう問題はひとつもない。」

「解説を読むと、思わず自身の人生を振り返ってしまいます。自分はこんなことができるだろうか。こんなおっさんになれているだろうか。既におっさんの僕ですが、この主人公と同じように、こんなおっさんになりたいなと感じました。」

「確かにこれは5面だけがクリアできない！　解決がシンプルすぎてどんな感想もネタバレになってしまうのが辛いところ。極上のアハ体験はこちら。」

「ベールの厚さがとても適度で、推理の楽しみを存分に味わえる問題でした。テストプレイなしでの難易度設定は、出題者の天性のセンスによるところが大きい。これはその才能を活かしきった問題といえよう。」

「強固な先入観の砦に真相を隠しこんだ凄まじいトリック。この砦を破れる者はいるのだろうか？」

「賢者に変わる前の文字と賢者に変わった理由がわかると、うろうろするのをやめた理由も自然に導かれます。ドミノ倒しのように真相が判明して行く感覚は快感。」

「こじつけ感のない綺麗な言葉遊びです。ちゃんとその言葉遊びを物語に自然な形で絡められているのも高ポイント。この言葉遊びをもっとあからさまな形で20の扉にしちゃったら、この納得感は無かっただろうな。」

「これに納得したと言ったらアザゼルさんに怒られるかなw　でも自分が生死の境をさまよっている時、死んだかどうかの判別法の一つとして胸にとどめておこうと思いました。」

「当たり前のことから目をそらさせてしまう語りのテクニック。問題文の一行目を読んだあなたは、すでに騙されています。」

「解説の一行目で「やられた！」と思いました。問題文の不可思議な状況をたった9文字で消化するあの単語の破壊力は抜群です。」

「長文でも「読ませる」解説。Ratterさんによる新たな神話。解説の最後を読むと、「そうか、だからかぁ」と、問題の域を越えた納得感を得られることでしょう。」

「問題文からはある重要な情報が省かれています。いわゆるベール系問題は、相当うまくやらないとただのもの当てに近くなってしまうのですが、当問題は隠されたものがとても綺麗です。それに気づいた瞬間、世界は一変し、主人公の奇行に見える行いにもある意味が付与され、読者はニヤリとすることでしょう。」

「最初はくっだらねと読み過ごしたけれど、後から思い出し笑いが止まらなくなりました。問題文のハードボイルドな雰囲気が解説を一層面白くしています。これは絶対笑うと思います。」

「「エロますか？」を聞きたくなるという意味で、チャームは青天井。BSでもない、解説もシンプルなのにこの質問数。見習いたいです。」

「問題文のコミカルさと解説の緊迫感とのギャップが素晴らしいです。」

「なんでもよかったのに「日本人形の髪」をチョイスした言葉のセンス。僕ならトリックを思いついた時点で満足し、そもそも「言葉を選ぶ」という発想すら生まれなかったかもしれません。美しい問題は、綻びが無いからこそ、その美しさに気づけなかったりします。」