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【総投票数 390票】
【20の扉部門】『ロマンスの曲がり角』
「伏字の使い方が絶妙です。伏字に意識を集中させ、不意にウミオについて問う。それがきっちり意味のあるものになっているのが巧いです。設定自体はベタですが、演出方法でチャームを高められる良い見本です。」
2016年10月02日13時
【エリム 投票一覧】
【20の扉部門】『おくりもの』
「単純に名詞を思い浮かべるだけでは解けない上、その外し方に必然性がある。なぜ『ひらがな』なのかという点を含めて必然性が高い1問。」
2016年10月01日11時
【エリム 投票一覧】
【チャーム部門】『パンのいい匂~い♪ そうだ、ラーメン食べよ!』
「具体的な数値の持つマジックを生かしています。具体的な数字は、場面を絞り込み具体化する効果とともに、必然性を高める効果があります。さらに、誤差をデータ的に描くことで、重要な根拠があるように見えるわけです。いや、確かに答えを見ても根拠は確かなんですが。」
2016年10月01日02時
【エリム 投票一覧】
【トリック部門】『正しいようです』
「蓋を開けてみれば意外とシンプルではあるんですが、しかし問題の設定がなかなか真実を見させてくれません。この問題設定自体が実に水平思考に富んでいます。同じく水平思考溢れる解説も合わせてお楽しみください。」
2016年09月29日00時
【エリム 投票一覧】
【トリック部門】『果報は寝て待て』
「問題文に描かれるのどかな風景。そこで突然の励ましの言葉。ねぎらいの言葉が、なぜそのタイミングで? そして、このトリックは解説にも続く・・・」
2016年09月24日23時
【エリム 投票一覧】
【伏線・洗練さ部門】『【猛者のスープ】存在喪失ダイアリー』
「問題文を一読するとわかる違和感。何だ簡単じゃないか・・・と思うなかれ。では、竜二の引いた直線の意味とは? そして日記の真の意味とは? これが全て明かされて解説に進むと・・・。日記形式という表現を最大限に生かした問題であり、物語でもあります。問題の要素と直接関係はありませんが、物語性豊かな解説の終盤の描写、構成の美しさにうならされます。」
2016年09月24日01時
【エリム 投票一覧】
【20の扉部門】『ねこのせかいはきょうもあめ』
「これはやってみたい人も多いけれどもなかなか作れない問題ではないでしょうか。20の扉は部門別がありませんが、洗練さ部門で投票したい1問。」
2016年09月23日08時
【エリム 投票一覧】
【伏線・洗練さ部門】『【猛者のスープ】断片推理』
「マジか。という感想しか浮かびません。この演出には明らかに水平思考が使われているにもかかわらず、これだけ論理性も高い問題ができるとは。さすが猛者のスープです。」
2016年09月22日00時
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【トリック部門】『骨が折れた話』
「具体性を徹底して排除した、『なぜ』の前に『何』という疑問が浮かんでしまう1問。ですが、時間軸という唯一の具体性があるのが絶妙に面白いです。この状況自体は問題にしやすいかと思いますが、その情報の取り方が実にユニークで、正解に直結する場面を軽やかに隠しています」
2016年09月21日01時
【エリム 投票一覧】
【納得感部門】『骨が折れた話』
「物語性豊かな繊細な問題の多いイメージのある作者さんの新たな才覚を感じる1問。情緒に結び付く部分は問題・解説共にほぼ排除されており、問題文に至っては非常にシンプルかつ抽象的です。一方で解説は非常に理論的。日常に対する観察眼に基づいて組み上げられており、そういう意味では作者さんの繊細さが発揮されていると言うことでしょう。抽象的なのに別解が浮かびません。」
2016年09月21日01時
【エリム 投票一覧】
【物語部門】『ハロー、グッバイ。』
「投票したつもりだったのに出来ていなかった1問です。『転校の繰り返し』設定が絶妙に生きています。真実がわかってから問題を読み返すと、『なった』『し始めた』の表現に、問題文から既に物語なのだとわかります。自分の置かれた環境で精一杯の思いを表現するピロシ少年に幸あれ」
2016年09月19日21時
【エリム 投票一覧】
【20の扉部門】『私の好きな飲み物は?』
「嘘ありルールの問題は多数あれど、嘘をつく必然性のある問題はなかなか作るのが難しいものです。理由までが美しい1問をじっくり味わって下さい。」
2016年09月17日18時
【エリム 投票一覧】
【伏線・洗練さ部門】『不味そうにウミガメのスープを飲む男の絵』
「あまりにさりげなさ過ぎて、初見ではこの問題のすごさがわからないかもしれません。何度も読み返すほどに見事さを噛みしめる1問。そして画家の思いを尊重した館長の行動が、また洗練されていると思うのです」
2016年09月15日22時
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【トリック部門】『Cさんの定例報告』
「タイトルの定例報告が実は大ヒントなわけですが、ここまで書いてもネタバレには全くなりますまい。そしてこれは『A~Dさん』という抽象的表現が絶妙なベールとなっています。よく見るとかなり具体的な文章にもかかわらず、登場人物の記号化により状況が抽象化される見事なトリックです。しかもこれ、カメオカメコじゃダメな理由がちゃんとあるわけで」
2016年09月12日23時
【エリム 投票一覧】
【トリック部門】『これであなたも名探偵』
「日常あるあるの状況の切り取り方としてお手本のような1問。具体的な数字、『もう』という修飾語による臨場感、それらでうまく状況を隠しています」
2016年09月11日15時
【エリム 投票一覧】
【伏線・洗練さ部門】『てのひら』
「問題文とタイトル、解説文、全てシンプルなのに状況が目に浮かぶようです。また、普遍性のある題材をシンプルな味付けで出すからこその普遍性の維持。飾り付けるだけが美しさではないことがわかる1問です」
2016年09月11日15時
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