動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのGood

とある街の一角に、亀朗たち3人は集まっていた。
平太は箱の中の何かに触れて、「ふわっふわするよ」と言った。
続いて海吉がそれに触れ、「なんか尖ってるし、痛い」と言った。
最後に亀朗が「うん、プニプニしてるね」と言いながらそれに触れた。

亀朗たちは全く同じものに触れたのだが、何に触れ、何故このような違いが生まれたのだろうか?
11年01月16日 21:44
【ウミガメのスープ】 [ディダムズ]



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亀朗、亀次、亀子の3人は街の公園に来ていました。
ちょうどその公園ではイベントがあり、小動物展が開かれていました。
そこで、亀朗たち3人は、小動物展に入り、可愛い動物たちに癒されていました。
その小動物展には、動物ふれあいコーナーがあり、大きな箱の中に動物たちが放し飼いにされいました。
亀朗たちはその箱の中に入っていき、動物たちと触れ合っているところでした。
亀子がモフモフしたウサギの平太を抱き上げると、平太は亀子の顔に触れました。
「ふわっふわするよ。」
続いて、おとなしそうなネコの海吉を抱き上げると、海吉は亀子の顔に手をつきました。
「なんか尖ってるし、痛い」
それを見た亀朗はおもむろに亀子の顔をつんつんし、
「うん、プニプニしてるね」
言い終わると同時に、亀子にぶっ飛ばされましたとさ。
それは「好き」というための旅

少女は旅をした。
自分の家がつまらなかったから。
少女は家にもどって死んだ。

何故か。
11年02月14日 22:58
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]



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私は元々病弱で、病院生活のせいで外に出たことはなかった。
そして突然言い渡される余命宣告。
抗生剤を飲めば、二、三年は生きられるらしい。
命だけは長くできるらしい。

私が生きた証とは何だったのだろう。

生まれた時、誕生日、クリスマス、大好きなおばあちゃんが死んだ日、どんな時も変わらずに私は病院のベットにいた。
同じ病室になった子と友達になるけれど、その子達はみんな死んでしまった。

私はお父さんとお母さん、おじいちゃん、病院の先生、看護婦さん、この小さい世界でしか生きてこなかった。

残された一年もここで過ごすの?
私は他人に生かされるためだけに生まれたの?
遊びたい。美味しいものを食べたい。綺麗なものを見たい。

恋がしたい。

まだ見ぬあなたに会いたくて、知らない世界が知りたくて、私は1人旅に出た。
私が私であった何かを探す旅に。
「好き」と言うための旅に。


たくさんの人に出会った。
お金をほとんど持たない私は、たくさんの善意ある人にご飯を食べさせてもらったり、泊めてもらったりした。
時には野宿したり、危ない目にあいそうになったり……。
でもどんなピンチの時も、誰かが助けてくれた。

時には甘酸っぱい片思いだってした。

三ヶ月が経った。
私は自由気ままに、美しい草原を歩いていた。
「今日はここで野宿かな……あ、あれ?」
鼻血が止まらない。
ここが限界のようだ。

火をおこし、野草を集め、寝床を作る。
旅を始めて最初に出会ったおじさんに教えてもらったことだ。
星空の下、野草のスープを飲みながらこの三ヶ月のことを思う。

悪い人間もいた。私は襲われそうになった。
でもそれ以上にこの世界は善意で溢れている。
最初は困った顔をするが、何だかんだで私を助けてくれて、最後は家族のように心配そうな顔で送り出してくれる。
みんなツンデレだなぁ。

エリック元気かな?私が最初に恋をした少年。
悪い人から助けてくれて、「また会おうね」って言ってくれた人。
そのままあそこにいればよかったかな。
あそこで最期の時を過ごせばよかったな。
私ってば欲張りだから、もっと素敵なことを探しに飛び出しちゃったな……。
幸せは、案外自分の近くにあるのかも……。

私は歩いてきた道を戻ることにした。
最期はやっぱり、好きな人のそばで。



頭が痛い。目が霞む。
意識が朦朧とする。
でも進まなきゃ。

意識が飛んでいた。
意識を失っても歩みは止めていなかった。
私の決心は硬いのだ。
絶対あの人のそばにいる。エリックの元に。
私はまた気を失った。

気がつくと、エリックの家を通り過ぎていた。
戻らなきゃ、「好き」って最期に言うんだ。
私の愛を、今まで貰うだけだった愛を、心を込めて伝えるんだ。

それでも私の足は、エリックの家の方には向かなかった。
……そういうことか。
ようやく私は、自分の生きた証に気がついた。
安心した私はまた気を失った。

その次に目を開けたのは、いつもの病院、いつものベット。
お父さんとお母さん、おじいちゃん、病院の先生、看護婦さん、この小さい世界。
全員の目に涙が溢れていた。

みんな何かを私に言っているけど、ごめんね。
もう何を言ってるのか聞こえないや。
そのうち視界がぼんやりして、よく分からなくなっちゃった。
でもみんながいることはわかるよ。

いっぱい伝えたいことあるんだ。
私恋したよ。いっぱいいろんなことした。たくさんのツンデレを見てきたよ。私はこんなに成長したよ!

でももう伝える時間がないみたい。
だから一言だけ、私の生きた証を伝えるね。

「好き」
優しき放火犯「1Good」
とある国に、1人の貧しい男がいた。
男はとても余裕がある状況ではなかったが、同じように貧しくて困っている人を助けたいと思っていた。
ひとかけらのアイデアで、男はそれを実行した。
お金を一切かけず、労力もほとんど使わずに、国中の人々に富と希望をもたらしたという。

一体、彼はどのような方法を使ったのだろうか?
11年02月16日 21:13
【ウミガメのスープ】 [ディダムズ]



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彼は孤児院の院長でした。
彼も、彼の孤児院も貧しい状態でしたが、同じような人達を助けたいと思っていました。
そこで、彼はこんな手紙を作り、孤児院の運営費用から出した10万円と共に、孤児院の玄関にこっそりとおきました。

 「子供たちのために使ってください。 ラテ ナオト」

翌日、この手紙とお金は孤児院の職員に発見され、心温まるニュースとして全国を駆け巡りました。
"タートルマスクから寄付金が届いた!"とのニュースは、人々の優しきに火を付け、全国で孤児院や児童養護施設への匿名の寄付が相次ぎました。
タートルマスク運動は社会現象となり、この国の人々は、匿名の善意に希望を感じたのでした。

この一連の騒動で、男が何を感じたかは、他の誰にもわかりませんでした。
星の光に誘われて「1Good」
とある秋の夜、ラテーニンは登山同好会の仲間と山に登っていた。
空はよく澄んでおり、見上げるとそこには美しい星空が広がっていた。
「神の光に照らされているようだ。ここまで登った甲斐があった。」と、カメニコフに言った。
すると彼は、「星が明るすぎてダメだ。残念だよ。」と答えた。

一体、彼にとって何が不都合だったのだろうか?


titled and illustrated by あこ
11年02月17日 21:12
【ウミガメのスープ】 [ディダムズ]



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星空はあまりにも綺麗だったので、ラテーニンは町にいる友人のカメニコフに電話しました。
「今、シンキン山に登ってるんだが、星が綺麗なんだ。神の光に照らされているようだ。ここまで登った甲斐があった。」
すると彼は、「ほう、そりゃいいな。こっちは星が明るすぎてダメだ。残念だよ。」と答えます。
「なんだって?普通、星は明るい方が綺麗だろ?」
笑って彼は答えました 「俺のいるこの星が明るすぎて、空の星がほとんど見えないんだよ。地球の夜はいつからこんなに明るくなったんだか。」
電気の便利さを知ってはいるものの、少しさびしくなったラテーニンでした。

問題
客船が難破し、無人島に漂着した遭難者たちがいます。
自然環境でサバイバルして、本国への帰還を目指しましょう。

質問者のみなさん(=PL)は、遭難者(=PC)を演じて、
質問欄で島を脱出するための行動を宣言してください。

より詳しい説明は以下。


■LTGに関する解説
「ウミガメのスープ」のような
「LTP (Lateral Thinking Puzzle)」に対して、
「LTG (Lateral Thinking Game)」を提唱します。

「新ジャンル」というからには、どこが違うのかというと、
LTPのYES/NOを、LTGではOK/NGに置き換えています。

OKが出た行動が積み重なることでの状況変化と、
複数解(マルチエンディング)を許容します。

いわゆる「亀夫君問題」とは違い、こちらではむしろ、
質問者の方が「亀夫君」のようにPCを演じます。

また、「正解のないウミガメ」とも異なり、
エンディングが何種類か用意されています。

質問者は自分の行動を宣言し、
出題者(=GM)がOK/NGで判定を下します。

行動宣言の具体例を示しておきます。
「島内を歩く」はOKで、「空を飛んで脱出する」はNG。

何の用意もなく「火を使う」のはNGですが、
火が使える状況をそろえてからならOKです。

状況を確認するときは、YES/NOで回答しますが、
ウミガメ形式と異なり、質問者が知り得ない情報は出しません。

「島にかつては人が住んでいた?」「島に猛獣はいる?」には、
今まで行動した範囲内の情報で、答えが返ってきます。

なお、サバイバルといっても、参加者の行動を妨害したり、
傷害を加える行動はNGになります。

ゲームオーバーはないというか、PCがリタイアするような状況が
発生しても、自動的に直前へリトライします。気軽に行動を試してください。
11年02月19日 20:28
【新・形式】 [しろうと]



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■結果
・グッドエンディング!

毎日、北の山頂でたき火をして、
遠くの海を通る漁船に気付いてもらえた。

漁船の無線で助けを呼び、無人島の人々は
無事に本国へと帰還することができたのだった。

ちなみに、山肌に「SOS」と書く、
イカダを作って漁船のルート近くまで行くなど、
他のルートでクリアすることも可能です。