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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのGood

パンデミック「1Good」
シーン1
山と山の間にひっそりとたたずむ小さな村、何のへんてつも無い村に私は住むことになった。
自然も多いし住みにくい所では無さそうだ、医学の知識はあるので診療所でも立てる事にしよう。

シーン2
挨拶をしにまわったがどうも村人達の様子がおかしい、どこか苦しそうな気もする。
とりあえず何人かを診察してみよう、何か病気にかかっているのかもしれないな。

シーン3
この村にも同じ病気があったとは・・。
村人達は、生き物から生き物へ瞬く間に伝染し、放っておくと死に至る病気にかかっていた。
だが治せない病気ではない、放っておくといけないだけで医者の手にかかれば治せるのだ。
この村に来て良かった、さっそく作業に取り掛かろう。

シーン4
もうだめだ・・・。
私は何者かの男たちに拉致されたらしい・・恐らく村人達はもう、手遅れだろう・・。
はやく・・この病を・・食い止めなければ・・。


この物語の真相を解き明かしてください。
10年07月22日 20:09
【ウミガメのスープ】 [ちこく]



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「白衣を来た一見医者のような男が、ブツブツと何かを呟きながらうろついている」という声を度々耳にした。
この男はいつの間にやら村に住んでいたらしい、とりあえず村人数人が男の家に行くことにする。
男の家に挨拶に来た村人達が「医者の方なのですか?」と聞くと「そうだ」と言った。
男が住む家には大きめの板に手書きで診療所と書かれていたが、家の中は治療する場所とは思えないほど散らかっている。
そこでもブツブツなにかを呟いていたが、突然「君達は悪い病気にかかっているかもしれないから私が診てあげよう」と言いだし、強引に村人は診察される事になった。
男は診察をするや否や「お前たちは死の病気にかかっている。」「放っておくと死んでしまう。」と言いだした。
村人達は驚き、最初は男の言葉を信じ不安になっていたが後に続く話の内容を聞いていくにつれ次第に冷静になり、男は医者ではなくただの狂人だと思い始めた。
「老化・死というのは病気なんだ、この病気は常に伝染し続けている。人から人へ感染していくのが伝染、それが大人数になっていくと流行になる。だがこの病気は多国間にまたがり、国から国へと伝染していったんだ。これは『パンデミック』だ・・!」
「私は何十年も研究しついに治す方法を見つけた!私の手術をうければ死の病気は治る!つまりは不老不死になるんだ!」
医者というのも狂言だと分かった村人達は、今日はもう遅いので、と言い帰ることにした。そして他の村人に男の事を話し、男の戯言を信じないようにと忠告し、村人達は男から遠ざかるようになった。

事件が起きたのはあの日から数日たった後の事だった。
男は村人の一人を家に連れ込み、口論の末村人を殺害した。
その村人の遺体は見るに耐えぬほどひどい状態で、胸の部分は不器用に縫い合わされていたとの事。何かを抜き取った痕跡があったらしい。
村人達はすぐさま村の警察を呼び、男は御用となった。
男は取り押さえられる時にひどく抵抗していたが、すぐにおさまり終始ブツブツと何かを呟いていた・・。
痴話げんか「1Good」
美穂(みほ)と隆夫(たかお)は、2人で遊んでいたときに流れでこんな会話を繰り広げた。

隆夫「あのさ、ずっと言おうと思ってたんだけど…お前のことが好きなんだ、美穂」
美穂「ほ、本当に…!?私、私もずっと隆夫のこと好きだったの!嬉しい!」

パッと顔をほころばせて隆夫は言う。

隆夫「いつから?俺は中二の終わりくらいだけど」
美穂「どれくらいになるかなぁ…覚えてないよ、昔からカッコ良かったもん隆夫」
隆夫「おまえも可愛かったよ!マジで!」

興奮する隆夫を、ほんの少しいぶかしげな目で見る美穂。

美穂「でも隆夫、昔から街中とかでいろんな女の子目で追ってたからなあ…信じてもいい?」
隆夫「いい…わけないだろ、この雌豚!!!!!!!」
美穂「た、隆夫!?」

豹変した隆夫に驚く美穂。

隆夫「お前なんか本気で好きになるわけないだろ!鏡見てみれば?wwwフヒヒww」
美穂「ひどい……!!なんでそんなこというの!?もういい、隆夫なんか!」
隆夫「軽いジョークだろ!?待てよ、ごめんてば、ごめん!!」

ここまで話して2人は大笑い。

なぜ?
10年10月05日 21:20
【ウミガメのスープ】 [きのこ]



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ふたりは小さな劇団の劇団員で恋人同士。
この日は二人でいわゆる即興劇の練習をしていました。

そこで隆夫が、『テーマ初々しいカップル、しりとり縛り』という提案をしたのでした。

…ん?雌豚とか言っちゃだめ?
細かいことはお気になさらず。
大好きなハンバーグ「1Good」
今日の晩ごはんはコウタの大好物のハンバーグだ。
キッチンから漂ういい匂いに彼は心を躍らせていた。

しかし食卓についた瞬間、コウタは歯を食いしばった。
一体なぜ?
10年10月07日 22:37
【ウミガメのスープ】 [藤井]



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コウタの父親は、コウタが3歳の時に妻と離婚をした。そして間もなく再婚をする。
再婚相手である母親はどうしてもコウタの事を心から愛せずにいた。
そして再婚後の二人に宿った弟ユウイチの事を二人はコウタの何倍も可愛がっていた。
兄弟げんかをしていても咎められるのは必ずコウタの方。二人が同時に泣いていてもあやされるのはユウイチばかり。
身体的な虐待こそなかったものの、コウタは深く傷ついていた。

しかしコウタは母の作る美味しいごはんがとても好きだった。
今日の晩ごはんはどうやらコウタの大好物のハンバーグだ。キッチンからいい匂いがする。
コウタは母に疎ましがられないように部屋の隅で静かに座りながら、密かにわくわくしていた。
けれど今日はユウイチが風をひいて部屋で寝込んでいる。母は焼きたてのハンバーグと温かいごはんをユウイチの部屋へ運んでいったようだった。
コウタは早く食べたい気持ちを必死に抑え、大人しくじっと待っていた。

どれほどの時が過ぎただろう?
待ちくたびれたコウタに母が「コウタ、ご飯置いとくから。早く食べてね」と素っ気なく声をかける。
飛び跳ねるように急いで食卓につくと…ドキリ、大きく脈打つ心臓。目の前にあるのはなんとユウイチの食べ残しのハンバーグだったのだ。
言葉に出来ないほどの屈辱感にコウタは歯を食いしばる。いびつな形のそれにフォークを刺して一口食べると、ひんやり冷たい。
ほかほか焼き立て、まんまるのハンバーグは?僕の分はないの?

コウタは黙って食べ残しのハンバーグを完食し「…ごちそうさま、」と食卓を後にした。
握りしめた拳に爪の跡が残る。けれどそれよりもずっとずっと、心が痛かった。
わらべうた「1Good」
世界の全てを手に入れた大富豪は、目から鱗な体験をした。
推理せよ。
10年10月10日 17:54
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]



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人魚の体は不老不死。何をしたって元通り。というわらべ歌がある。

世界の全てを手に入れた男、石油王シルバーロジャー。
彼はある物が欲しくてたまらなかった。
それは……不老不死。

伝説では不老不死の人魚の肉を食べることによって得ることができるという。
彼は長年この人魚を探し続ける
自身の地位、金、名誉全てを費やした。
そして遂に人魚を発見する。
深海奥深くの、光の無い暗闇の、人間が到達することが絶対かなわないところで発見された。

彼は強欲だ。すぐには食べない。
恐らく皆さんが想像しているだろうものより更に悲惨、驚愕、絶望、憎悪、侮蔑、恐怖をその白く美しい人魚に与えた。
人魚の体は不老不死。何をしたって元通り。
彼が満足する約一週間続けられた。

そして美しい人魚を食べやすい大きさに切り刻んで食べる。美味い。
余りの美味さに手がとまらない。
彼は5分と経たず、その人魚の全てをたいらげた。
これで金持ちは不老不死となる……





……訳ではない。冷静に考えて欲しい。
人魚の体は不老不死。何をしたって元通り。
その肉体を体内に取り込むことでどうなるのか、彼は想像できなかった。

胃が膨張し始める。余りの痛みに彼の額から脂汗がドバッと噴出する。
するとその脂汗が急に固まり始めた。鱗に変わり始めた。
身体中の水分が鱗に変わり始めた。
口の中がじゃりじゃりして吐き気がする。目が痛い。開かない。
血が固まり、体が動かない。心臓が止まる……

鱗の塊があった。それは人体に模された形をしており、ガラス細工の様な美しさがあった。
やがてそれは粉々に割れ、中から白く美しい人魚が現れた。

人魚の体は不老不死。何をしたって元通り。
この唄は人間の強欲とその果てを強く印象付ける歌であり、いまもなお私の国で語り継がれている。
回転寿司の謎「1Good」
回転寿司の店舗で、一見無意味に見えて、
売上に貢献している「あること」がある。
それは何か?
10年10月11日 18:19
【ウミガメのスープ】 [しろうと]



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ベルトコンベア上に、同じネタを並べて載せること。
一見すると、同種の皿はひとつで済むように見える。

だが、並べることで、大きさや鮮度など、
お客が自分が良いと思う寿司を選んで取れる。

そうして、ハズレをつかまされる不安がないので、
お客はどんどん取り、結果的に売上に貢献するのだ。