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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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【ラテクエ43-2】取り上げて苦労「3ブックマーク」
ある日、花子が下駄箱をあけると、そこに白い手紙があった。
びっくりした花子を尻目に、親友の葉子が手紙をとって、大きな声でゆっくりと勝手に読み始めた。

「なになに・・・

#red#背景 花子さま#/red#

#red#突然のお手紙、失礼します。#/red#
#red#僕はあなたのことが好きです。#/red#

・・・うゎ!これラブレターじゃん!!

#red#急な告白で驚くかもしれませんが、#/red#
#red#最近ずっとあなたが落ち込んでいるみたいで気になっていました。#/red#
#red#僕なら、あなたのクヨクヨ心を吹き飛ばせます。#/red#

・・・花子のことよく見てるじゃん。たぶん先輩に振られたの知ってるのねぇ。えーと、続きは、と・・・。

#red#夕方の5時に校舎の裏に来ていただけますか?#/red#
#red#日が変わるまで、僕は待っています。#/red#
#red#必ず、僕は待っています。#/red#

#red#あなたを思うものより。#/red#

・・・うわー、これガチだよ。
行ってあげたら?真剣だし、つきあってもいいかもよ?」

しかし、花子は校舎裏に行かなかった。

なぜ?

※ラテクエ2日目のテーマは縦読みでクヨ心(急)ですが、
縦読みにしたものを問題文に入れることができませんでした。
とはいえ、ご理解いただけるものと思っています。
14年06月29日 22:03
【ウミガメのスープ】 [3000才]



解説を見る
花子に届いた手紙。
それはきったない字で埋め尽くされていた。
ほとんどひらがなな上、誤字だらけだった。
いろんな文字が一画抜けていた。

**************************************:

はいけい 花#red#了#/red#さま

とつぜんのおてがみ、#red#夫#/red#礼します。
ぼくはあなたのことが#red#女了#/red#きです。

きゅうなこく#red#日#/red#でおどろくかもしれませんが、
さいきんずっとあなたがおちこんでいるみたいで気になっていまし#red#に#/red#。
ぼくなら、あなたのクヨクヨ心をふ#red#さ#/red#とばせます。

#big5#ク#/big5#方の5じにこうしゃのうらにきていただけますか?
#big5#ヨ#/big5#がかわるまで、ぼくはまっています。
#big5#心#/big5#ず、ぼくはまっています。

あなたを思#red#つ#/red#ものより。

**************************************:

さすがに無理だった。


※ちなみにタイトルは
取り上げて苦労⇒トリあげてクロウ⇒トリ:カラス⇒鳥:烏
ということで一本抜けているタイトルでした。
そんなネタを昔問題にしたことがあります⇒http://sui-hei.net/mondai/show/10230
週に一度は必ずレーズンパンを食べるカメコ。
そんなカメコは今日をずっと忘れられない記念日にしようと思っていた。

そのことを知ったカメオはカメコの見ていないところで、カメコの為にこっそり用意したサクラを放り投げてしまった。


一体どうして?


※この問題は「記念日」「サクラ」「レーズンパン」
のお題をもとに作られた三題噺の問題です。

~無茶振り三題噺とは?~

「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。
詳しくは、チャット『三題噺』(ルームキー:三題噺)をご覧ください。
14年05月14日 22:35
【ウミガメのスープ】 [ノックスR]



解説を見る
長いので下にマトメ有り。


「兄ちゃん、私。手術受けるね」

妹のカメコからその言葉を聞いたのは、ちょうど今から二週間前のことだった。体調が悪いと言って病院に行って、そのまま即入院となってしまったカメコ。

先生が僕の親に向かって言ったことは、難しすぎて僕には半分も理解できなかったけれど。大変な病気なんだということは理解できた。手術しないと、このまま死んでしまうかもしれないということも。

僕はカメコに手術しろよ、と勧めることはできなかった。手術が大変なことは知っていたし。それでカメコが死んでしまったら、僕が殺したようなものだ。そんなことを思うと、どうしても勧めることはできなかった。

だがある日、自身のことを知ってしまったらしい。
僕がお見舞いにいくとカメコが泣きそうな顔をしていた。
「兄ちゃん、私、死んじゃうのぉ……?」

その言葉に、僕は何も言うことができなかった。すると、カメコはついにその目から涙をぽろぽろとこぼしはじめてしまった。

「兄ちゃん、もうやだよう……お家に帰りたいよう……お家のご飯を食べたい……」

そう言って泣き出すカメコの前には病院食のレーズンパンとスープが置いてあった。その姿を見て、僕は自分は本当にダメな兄だという気持ちになった。

「カメコ……大丈夫だ! 兄ちゃんがついているから! カメコは死なないよ」

「ほんと? 兄ちゃん」

「ああ!」

僕がそう答えると、カメコは「そっかあ……」と言って顔をほころばせた。それから数日後のことだった。カメコが手術を受けると言ったのは。


そして、カメコの手術日前日となった。
僕はカメコの病室にいた。僕は何もしゃべれなかった。何をしゃべっていいか分からなかった。

励ましの言葉をかけるべきだろうか……? いや、何を言っても軽い言葉に聞こえてしまうかもしれない……

「───兄ちゃん」

すると突然、カメコが口を開いた。
「な、なに? カメコ」

「あのね、兄ちゃん……私、本当は手術受けたくないよ」

「……」

「でもね、私。頑張るよ? えへへ……明日は。私にとって忘れられない記念日になるんだ」

「カメコ……」

「でもやっぱり、少し怖いかな……?」

「カッ、カメコ! 何かして欲しいことがあったら言ってくれ! 何でもするからさ!」


「兄ちゃん。そんな、別にいいよー……」

「……」

「あ、でも。今年はサクラ、見れなかったなあ」

「へ?」

そうだ。たしかに今年は四月の初めからずっと入院して、仮に手術が成功しても、退院した頃にはもう全て散ってしまっているだろう。ここは四階で、窓からはサクラは見えなかった。

「まあちょっと残念だったけど……来年はまた見れるようになりたいなあ」

「カメコ……」


その日、僕はようやく自分がカメコのために何をしてやれるかが分かった気がした。


***

手術当日。

お医者さんが私に最後の確認をしにきてくれた。
あと少しで手術が始まる。正直言うと、本当に怖い。

兄ちゃんはなぜか来ていなかった。
来て欲しかったな……
わがままだとは思うけれど。いつも来ていた兄ちゃんが来ないのはやはり心細い。

そんなことを思いながら、窓の方へ目をやると───

「え……?」

はらり、はらりと桜の花びらが舞い散っている。

それはまるで大きなサクラの木の下にいるように感じるくらいだった。

医師や看護師も驚き、感嘆のため息を漏らしている。


私は真っ先に、だれが仕掛けたのかを理解した。

「兄ちゃん……」

私は舞い散る桜吹雪を見ながらつぶやいた。

「私……頑張るね!」



まとめ
カメオはカメコが手術を頑張るように屋上から大量の桜の花びらを放り投げて桜吹雪を演出した。
ばれなきゃ犯罪じゃないんですよ「3ブックマーク」
非合法の賭博場。

今宵も狂気の沙汰ではない男達が我が身を削るギャンブルを繰り広げている。


さて、そんな中、一人の男がとあるギャンブルにてイカサマを働いた。

そのイカサマがばれることはなかったが、男はその後警察の御用となった。

非合法の賭博を行っていた事がばれたわけではない。

では、どうしてだろうか?
14年05月12日 21:59
【ウミガメのスープ】 [ヤナギ]

悪いことはやめましょう




解説を見る
(ふん、チョロいな。どいつもこいつもチョロ過ぎる。)

男は天才的なイカサマ師であった。
完璧な視線誘導と手捌きによるミスディレクション。
誰一人彼のイカサマには気付いていない。

(今夜も楽勝だ。)

ところが彼はとある重大な物事を見落としていた。

#big5# 人を騙そうとしている者こそカモ!! #/big5#

彼は相手もイカサマをしてくる可能性を完全に忘れていた。
その結果・・・

「は?金がねぇ?無一文で飛びこんで来るたぁ言い度胸じゃねぇか」

男は完膚なきまでに敗北した。

「今日のところは仕方ねぇ。身包み全部置いて行け。金は後日きっちり徴収する。」

「あの、服も?」

「たりめぇだ」

「あの、パンツだけは・・・」

「脱げ」

「あの、ぱ」

「脱げ」

有無を言わさず男はすっぽんぽんで放りだされた。

そう男の罪状は#red# 猥褻物陳列罪 #/red#



非合法賭博を行っていた事を言うわけにもいかない彼は警察に弁解する事も出来なかったのであった。



※批評歓迎
【110−O】「3ブックマーク」
幼い息子のカメタは5m崖上にいる父カメオを見上げていた。

カメタ『パパ………登りたいよ………
でもボクには無理みたいだ………』

カメオは愛する息子を想えばこそ、
心を鬼にしなければならない。

カメタが自分の力で崖を這い上がってくるのを、
カメオは険しい表情をして待った。

だがカメタはカメオの期待に反して崖を登らず、
その場を去ってしまった。

背を向け去りゆく我が子を見て、
カメオはカメタに感心し、見直した。

一体なぜ!?

14年04月08日 03:54
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]



解説を見る
幼い息子ライオンのカメタは
5m崖上にいる情けない父ライオンのカメオを
軽蔑の眼差し&ドヤ顔で見上げていた。

カメタ『ハァ………ったく………
パパ………この位の崖も飛び降りれないの?
それでも百獣の王ライオンなの?
はっきり言うけどさ、ボク等の仲間でこのレベルの崖を飛び降りれないの、
パパだけだよ? マジ情けない………
息子として恥ずかしいんだよね………
まぁ出来る事ならアンタんとこまで登りたいよ………登って“ほら、このタイミングでこんな風にジャンプするんだよ”とか手ほどきしてあげたい気持ちも少しはあるよ………
でもボクには無理みたいだ………
それやっちゃったらさ、
アンタの威厳も何もないし、
第一みっともないし、
自力で覚悟決めて飛び降りないと
てんで何も身に付かないぜ?』

カメオ『だ………だってぇ………
ほ、本当に、た、たたた高くて、
こっ、こここ怖いんだもん!!!!!(´;Д;`)
なんでお前も他の仲間達も普通にヒラリと飛べるんだよぉぉぉ………
パ、パパには無理なんだからねっ!!!!!』

高所恐怖症&超ヘタレで臆病なカメオは
恐怖で脚がすくみ、全身がガクブル震えまくっている。
今にもお漏らししそうな勢いだ………

頑張れカメオ! そこを飛び降りないと次の草原まで行けないぞ!



本来なら偉大なる父である親ライオンのカメオは
愛する息子を想えばこそ、
心を鬼にし、覚悟を決めてこんな崖などすんなり飛び降り、
幼い息子を堂々と引き連れて次の草原まで移動しなければならない。

だが現状は真逆だ………
カメオはヘタレ中のヘタレだ………
百獣のヘタレ王だ………

そんな情けないカメオは、
自分と違って頼もしいカメタが早く崖を這い上がってきて自分を助けるか、
或いは『パパ、もうこんな危険な崖のあるとこなんか通らずにもっと普通の安全な場所通ったりして楽しようよ♪^^』などと言ってくれるのを、
険しい表情をしながら待った。
とにかく崖なんて怖い…
もうホント漏れちゃう…(´・_・`)



………だが、
カメタはカメオの期待に反して崖を登らず、
その場を去ってしまった。

カメタ『早く自分の力で降りて来いよ!!!
先に行ってるぜ、このチキン野郎。』



背を向け去りゆく我が子………

口はとことん悪いけど………
ごもっともな意見だし、
息子、なんて頼もしくて度胸があって勇敢なんだろう………

父ライオンのカメオは
息子ライオンのカメタに激しく感心し、見直した。



見直してる暇あったら
はよ飛び降りんかい、カメオ………

【無茶振り三題噺8】予定調和「3ブックマーク」
カニオはまだ肌寒く#red#季節外れ#/red#な時期に、海に降り立った。
「今日こそはしくじらん!」
そう確信していたカニオを待っていたのは、いつもと#red#変わらない#/red#結末だった。

状況を補足して下さい。

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※この問題は「かわらない」「マジカル・」「季節外れ」
のお題をもとに作られた三題噺の問題です。

~無茶振り三題噺とは?~

「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。
詳しくは、チャット『三題噺』(ルームキー:三題噺)をご覧ください。
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過去問一覧:http://sui-hei.net/mondai/tag/無茶振り三題噺
14年03月08日 21:50
【ウミガメのスープ】 [セルス]



解説を見る
カニオは今、世界を脅かしている悪の秘密結社「カニカニカンパニー」の幹部。
世界中の陸地を海に沈めてしまうことを目論む恐ろしい組織のメンバーで、
いつも手下のカニ怪人を引き連れては、#b#都心を拠点#/b#として暴れまわっていた。

だがある時、カニカニカンパニーに立ち向かうヒロイン「プリティ☆マコさん」が現れた。
その正体はどこにでもいるような女子高生、#b#都心在住#/b#の天堂 摩子。
パートナーの妖精、バリーに力を与えられ、伝説の戦士となったのだ。

そんなマコにいつもいつも邪魔をされ苛立っていたカニオ。
どうしたものかと頭を悩ませているうち、ある考えが舞い降りた。

「そうだ、マコは確か都心在住のはず。
 バカ丁寧にいつも都心を襲撃してるからマコに邪魔されるんだ!
 #red#都心から離れた場所を襲撃すれば、マコの邪魔は入らないはず!#/red#」

そして、カニオは手下のカニ怪人を引き連れ、
都心からかなり離れた沖縄の海に降り立った。
「#b#ここならマコの邪魔も入るまい!#/b#今日こそはしくじらん!
 さあ暴れろカニ怪人!手始めにここら一帯を海に沈めてやるのだ!」
カニ怪人の襲撃を受け、海の近隣の住民は逃げ惑っていた。

だが、この日は非常に運が悪かった。
#red#ちょうどそのタイミングで天堂一家が沖縄旅行に来ていた#/red#のだ。
騒ぎを聞きつけた摩子は現場にすぐさま駆けつけた。

「貴様・・・マコ!?なぜここに!?」
「わ、悪いカニさんを止めるためなら、私はどこにでも現れるのです(゚Д゚)」(←※偶然居合わせただけ)

そして摩子は変身アイテムのステッキを構えると、プリティ☆マコに変身した。
「悪いカニさんはバリバリしちゃうのです。必殺魔法を喰らうのです。
『#red#マジカル・#/red#カニバリ・カーニバル』!!!」

ギャアアアアアアアア!バリバリバリバリ!(゚~゚)モグモグゴックン

カニ怪人たちの阿鼻叫喚。
「ちくしょおおおおおおお!覚えてろよマコおおおお!」
結局今日もいつも通りにマコの邪魔が入ってしまい、カニオは退散した。


偶然居合わせたとはいえ、今日もお手柄の摩子は、妖精バリーに褒められた。
(゚д゚)ゞヽ(゚∀゚) 蟹張ったね、偉いぞ