「【ボクの顔を食べなよ^^】 【ぜってぇヤダ。】」「3ブックマーク」
カメオ『カメタ先輩の大好物のあんぱん(こしあん)買ってきたっス!!!』
カメオは、こしあん派のカメタに殴られた。
一体なぜ?
カメオは、こしあん派のカメタに殴られた。
一体なぜ?
14年07月21日 00:32
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]
解説を見る
先輩刑事カメタ(バカヤロー!
尾行中だぞ、大声出すなっ!)
尾行中だぞ、大声出すなっ!)
「みんなで作ろう デリベーション・ノベル」「3ブックマーク」
今
回 皆様には派生小説( デリベーション・ノベル)を作成して頂きます
作り方
出題者である私が書いた話の続きを書いて貰います
例えば三名の方に書いて頂いたとして更にその続きを書いて頂きます。そして更にその続きを・・・
それを六日間続けます
七日目にどれかの話のオチを書いて頂きます
八日目にどのオチが一番良かったかをミニメにて投票して頂きます
それ以外にも色々ルールは御座いますが分からないことは雑談欄にて承ります
【参加ルール
壱、自分の話の続きは書けない(必ず第三者の話を挟む)
弐、書き込む時は冒頭に『⇒8番の続き』の様にそれがどのはなしの続きかを書き込む
参、この問題に参加した人は無条件で自分の名前を話に使われます(自分の名前が撲られようと○○れようと恨みっこ無し)】
では小説の始まりを書きます(これの続きを書く時は『⇒始まりより』と記入して下さい)
#big5#お爺さんが竹取りに来ると金色に光る竹があった#/big5#
では宜しくお願いします
回 皆様には派生小説( デリベーション・ノベル)を作成して頂きます
作り方
出題者である私が書いた話の続きを書いて貰います
例えば三名の方に書いて頂いたとして更にその続きを書いて頂きます。そして更にその続きを・・・
それを六日間続けます
七日目にどれかの話のオチを書いて頂きます
八日目にどのオチが一番良かったかをミニメにて投票して頂きます
それ以外にも色々ルールは御座いますが分からないことは雑談欄にて承ります
【参加ルール
壱、自分の話の続きは書けない(必ず第三者の話を挟む)
弐、書き込む時は冒頭に『⇒8番の続き』の様にそれがどのはなしの続きかを書き込む
参、この問題に参加した人は無条件で自分の名前を話に使われます(自分の名前が撲られようと○○れようと恨みっこ無し)】
では小説の始まりを書きます(これの続きを書く時は『⇒始まりより』と記入して下さい)
#big5#お爺さんが竹取りに来ると金色に光る竹があった#/big5#
では宜しくお願いします
14年06月29日 22:15
【新・形式】 [アザゼル]
【新・形式】 [アザゼル]
解説を見る
皆
様長らくお待たせしました。結果発表です!
完成した物語はこれです!
お爺さんが竹取りに来ると金色に光る竹があった
その隣には、銀色に光る竹があった。お爺さんは驚いたが、どちらも硬すぎておじいさんの古びた斧では歯が立たない!
「こんなクソ斧いるか!」と斧を湖に投げ捨てる。
すると、女神が現れて女神アマレットの頭には斧が刺さっていました。
お爺さんはガクガクブルブル震えました。
女神アマレットは顔を赤くし、「私に傷をつけるとはなんたる無礼者!恥を知りなさい!」と叫んだ。
すると湖から(゚д゚)の顔をした怪物が現れた!
こいつは村に伝わる伝説の人食い妖怪、「くいまこ」ではないか!
くいまこは女神アマレットを食べちゃいけないんだろうなーと薄々感じつつ食べてしまいました。 モグモグモグモグ
女神の力を手に入れたくいまこは、"食神"ソウルイーター・マコリオン という中二臭い名前の神に進化した。
そんな時、どこからともなくマコリオンの元へ飛んでくる物体が・・・。
とーふだ!村の危機を幾度となく救ったといわれる伝説のとーふではないか!
音速で飛んできたとーふはマコリオンの頭に直撃!
そしてマコリオンは・・・・
(#゚д゚)
いてっ!
豆腐?
何なのです!
しかも飛んでくるとかぶきみなのです!
食べたくないのです!
ポイするです!
とまくし立てて、とーふを捨ててしまった!
食べ物を捨てるなんてとんでもない!!!
とーふはマコリオンの口に無理矢理in
でろでろでろでろでろでろでろでろでーろん♪
マコリオンは呪われた。
「(;゚Д゚) く、苦しいのです。オエー」
マコリオン→くいまこは、女神アマレットと純白の斧を吐き出した。
女神アマレットは残念ながらほとんど溶かされ、液体となって出てきた。
が、やはりそこは神。
その液体はまばゆい光に包まれ、元の女神アマレットの姿に...は戻れなかったが、とりあえず謎の生物として復活した。
BB先生llll(。i _ i。)llll「それでもマコは、食神の力を失っていませんでした。
アマレットは失われた肉体の代わりにマコの体を手に入れるため、また、マコはアマレットの味をふたたび味わうために長きに渡る戦いを始めるのでした。
これが後の竹取り物語の起源とされる、【武盗り戦役】です。なにか質問ありますか?」
(゚Д゚)/ 「ハイ!先生!質問です!話の展開が投げっぱなしジャーマンっぽいです!金銀の竹はどうなったんですか?」
llll(。í _ ì。)llll「…では、話を続けましょう。」
llll(。í _ ì。)llll「その時の金の竹はマコが、銀の竹はアマレットがそれぞれ手にしました。そしてそれぞれ、竹を天高く掲げ…」
斧を湖に捨てたお爺さん(。í _ ì。)に矢のように放り投げました。
竹は雨のように大量にお爺さんに降りかかると身柄を拘束しました。
ちょうどこんな感じに→llll(。í _ ì。)llll
金銀と竹は罪人を閉じ込めておくには打って付けな『檻』でした。
なぜなら壊れないからです。
そしてこの竹には女神アマレットの匂いが付いておりました。
つまり呼んでしまうのです。
かつて女神アマレットを狙い円環の理を奪い世界の根源を変革した張本人
"食神"ソウルイーター・マコリオン を呼んでしまうのです。(くいまこ?それは世を忍ぶ仮の姿・・・)
(゚д゚)「それで?その先はどうなるのですか?」
llll(((。í _ ì。)))llll「し、知らない・・・その先なんて・・・」
(゚д゚)「だって『その先を知ってる人なんて』いないから。ですよね?」
llll(°rд°)r (((。í _ ì。)))ヤメテ~llll
そして跡には金と銀に光る竹だけが残りました。
するとそこへ不思議そうに竹に竹に近づく人影が・・・
⇒問題文へ戻る。
一番沢山の票を獲得したのは天童 魔子さんでした!
皆様 沢山の投稿及び投票ありがとうございました!またどこかでお会いしましょう!
合言葉はそう! #big5#オレ達の物語はまだ始まったばかりだぜ!#/big5#
様長らくお待たせしました。結果発表です!
完成した物語はこれです!
お爺さんが竹取りに来ると金色に光る竹があった
その隣には、銀色に光る竹があった。お爺さんは驚いたが、どちらも硬すぎておじいさんの古びた斧では歯が立たない!
「こんなクソ斧いるか!」と斧を湖に投げ捨てる。
すると、女神が現れて女神アマレットの頭には斧が刺さっていました。
お爺さんはガクガクブルブル震えました。
女神アマレットは顔を赤くし、「私に傷をつけるとはなんたる無礼者!恥を知りなさい!」と叫んだ。
すると湖から(゚д゚)の顔をした怪物が現れた!
こいつは村に伝わる伝説の人食い妖怪、「くいまこ」ではないか!
くいまこは女神アマレットを食べちゃいけないんだろうなーと薄々感じつつ食べてしまいました。 モグモグモグモグ
女神の力を手に入れたくいまこは、"食神"ソウルイーター・マコリオン という中二臭い名前の神に進化した。
そんな時、どこからともなくマコリオンの元へ飛んでくる物体が・・・。
とーふだ!村の危機を幾度となく救ったといわれる伝説のとーふではないか!
音速で飛んできたとーふはマコリオンの頭に直撃!
そしてマコリオンは・・・・
(#゚д゚)
いてっ!
豆腐?
何なのです!
しかも飛んでくるとかぶきみなのです!
食べたくないのです!
ポイするです!
とまくし立てて、とーふを捨ててしまった!
食べ物を捨てるなんてとんでもない!!!
とーふはマコリオンの口に無理矢理in
でろでろでろでろでろでろでろでろでーろん♪
マコリオンは呪われた。
「(;゚Д゚) く、苦しいのです。オエー」
マコリオン→くいまこは、女神アマレットと純白の斧を吐き出した。
女神アマレットは残念ながらほとんど溶かされ、液体となって出てきた。
が、やはりそこは神。
その液体はまばゆい光に包まれ、元の女神アマレットの姿に...は戻れなかったが、とりあえず謎の生物として復活した。
BB先生llll(。i _ i。)llll「それでもマコは、食神の力を失っていませんでした。
アマレットは失われた肉体の代わりにマコの体を手に入れるため、また、マコはアマレットの味をふたたび味わうために長きに渡る戦いを始めるのでした。
これが後の竹取り物語の起源とされる、【武盗り戦役】です。なにか質問ありますか?」
(゚Д゚)/ 「ハイ!先生!質問です!話の展開が投げっぱなしジャーマンっぽいです!金銀の竹はどうなったんですか?」
llll(。í _ ì。)llll「…では、話を続けましょう。」
llll(。í _ ì。)llll「その時の金の竹はマコが、銀の竹はアマレットがそれぞれ手にしました。そしてそれぞれ、竹を天高く掲げ…」
斧を湖に捨てたお爺さん(。í _ ì。)に矢のように放り投げました。
竹は雨のように大量にお爺さんに降りかかると身柄を拘束しました。
ちょうどこんな感じに→llll(。í _ ì。)llll
金銀と竹は罪人を閉じ込めておくには打って付けな『檻』でした。
なぜなら壊れないからです。
そしてこの竹には女神アマレットの匂いが付いておりました。
つまり呼んでしまうのです。
かつて女神アマレットを狙い円環の理を奪い世界の根源を変革した張本人
"食神"ソウルイーター・マコリオン を呼んでしまうのです。(くいまこ?それは世を忍ぶ仮の姿・・・)
(゚д゚)「それで?その先はどうなるのですか?」
llll(((。í _ ì。)))llll「し、知らない・・・その先なんて・・・」
(゚д゚)「だって『その先を知ってる人なんて』いないから。ですよね?」
llll(°rд°)r (((。í _ ì。)))ヤメテ~llll
そして跡には金と銀に光る竹だけが残りました。
するとそこへ不思議そうに竹に竹に近づく人影が・・・
⇒問題文へ戻る。
一番沢山の票を獲得したのは天童 魔子さんでした!
皆様 沢山の投稿及び投票ありがとうございました!またどこかでお会いしましょう!
合言葉はそう! #big5#オレ達の物語はまだ始まったばかりだぜ!#/big5#
「ハレのち」「3ブックマーク」
その日は1日中、雲ひとつない晴れだった
しかし女は傘をさしていた。
状況を説明してください
しかし女は傘をさしていた。
状況を説明してください
14年07月04日 08:20
【ウミガメのスープ】 [まぐねっと]
【ウミガメのスープ】 [まぐねっと]
解説を見る
前日の天気は雪、町中に雪が降り積もっていた。
その日は雲一つない快晴、前日と違い温かくなっていた。電線などに積もった雪が太陽に照らされて溶け、雪解け水となり降っていた。
濡れるのが嫌だった彼女は「雪解け水」から身を守るために傘をさしていたのだった。
その日は雲一つない快晴、前日と違い温かくなっていた。電線などに積もった雪が太陽に照らされて溶け、雪解け水となり降っていた。
濡れるのが嫌だった彼女は「雪解け水」から身を守るために傘をさしていたのだった。
「【ラテクエ43-2】取り上げて苦労」「3ブックマーク」
ある日、花子が下駄箱をあけると、そこに白い手紙があった。
びっくりした花子を尻目に、親友の葉子が手紙をとって、大きな声でゆっくりと勝手に読み始めた。
「なになに・・・
#red#背景 花子さま#/red#
#red#突然のお手紙、失礼します。#/red#
#red#僕はあなたのことが好きです。#/red#
・・・うゎ!これラブレターじゃん!!
#red#急な告白で驚くかもしれませんが、#/red#
#red#最近ずっとあなたが落ち込んでいるみたいで気になっていました。#/red#
#red#僕なら、あなたのクヨクヨ心を吹き飛ばせます。#/red#
・・・花子のことよく見てるじゃん。たぶん先輩に振られたの知ってるのねぇ。えーと、続きは、と・・・。
#red#夕方の5時に校舎の裏に来ていただけますか?#/red#
#red#日が変わるまで、僕は待っています。#/red#
#red#必ず、僕は待っています。#/red#
#red#あなたを思うものより。#/red#
・・・うわー、これガチだよ。
行ってあげたら?真剣だし、つきあってもいいかもよ?」
しかし、花子は校舎裏に行かなかった。
なぜ?
※ラテクエ2日目のテーマは縦読みでクヨ心(急)ですが、
縦読みにしたものを問題文に入れることができませんでした。
とはいえ、ご理解いただけるものと思っています。
びっくりした花子を尻目に、親友の葉子が手紙をとって、大きな声でゆっくりと勝手に読み始めた。
「なになに・・・
#red#背景 花子さま#/red#
#red#突然のお手紙、失礼します。#/red#
#red#僕はあなたのことが好きです。#/red#
・・・うゎ!これラブレターじゃん!!
#red#急な告白で驚くかもしれませんが、#/red#
#red#最近ずっとあなたが落ち込んでいるみたいで気になっていました。#/red#
#red#僕なら、あなたのクヨクヨ心を吹き飛ばせます。#/red#
・・・花子のことよく見てるじゃん。たぶん先輩に振られたの知ってるのねぇ。えーと、続きは、と・・・。
#red#夕方の5時に校舎の裏に来ていただけますか?#/red#
#red#日が変わるまで、僕は待っています。#/red#
#red#必ず、僕は待っています。#/red#
#red#あなたを思うものより。#/red#
・・・うわー、これガチだよ。
行ってあげたら?真剣だし、つきあってもいいかもよ?」
しかし、花子は校舎裏に行かなかった。
なぜ?
※ラテクエ2日目のテーマは縦読みでクヨ心(急)ですが、
縦読みにしたものを問題文に入れることができませんでした。
とはいえ、ご理解いただけるものと思っています。
14年06月29日 22:03
【ウミガメのスープ】 [3000才]
【ウミガメのスープ】 [3000才]
解説を見る
花子に届いた手紙。
それはきったない字で埋め尽くされていた。
ほとんどひらがなな上、誤字だらけだった。
いろんな文字が一画抜けていた。
**************************************:
はいけい 花#red#了#/red#さま
とつぜんのおてがみ、#red#夫#/red#礼します。
ぼくはあなたのことが#red#女了#/red#きです。
きゅうなこく#red#日#/red#でおどろくかもしれませんが、
さいきんずっとあなたがおちこんでいるみたいで気になっていまし#red#に#/red#。
ぼくなら、あなたのクヨクヨ心をふ#red#さ#/red#とばせます。
#big5#ク#/big5#方の5じにこうしゃのうらにきていただけますか?
#big5#ヨ#/big5#がかわるまで、ぼくはまっています。
#big5#心#/big5#ず、ぼくはまっています。
あなたを思#red#つ#/red#ものより。
**************************************:
さすがに無理だった。
※ちなみにタイトルは
取り上げて苦労⇒トリあげてクロウ⇒トリ:カラス⇒鳥:烏
ということで一本抜けているタイトルでした。
そんなネタを昔問題にしたことがあります⇒http://sui-hei.net/mondai/show/10230
それはきったない字で埋め尽くされていた。
ほとんどひらがなな上、誤字だらけだった。
いろんな文字が一画抜けていた。
**************************************:
はいけい 花#red#了#/red#さま
とつぜんのおてがみ、#red#夫#/red#礼します。
ぼくはあなたのことが#red#女了#/red#きです。
きゅうなこく#red#日#/red#でおどろくかもしれませんが、
さいきんずっとあなたがおちこんでいるみたいで気になっていまし#red#に#/red#。
ぼくなら、あなたのクヨクヨ心をふ#red#さ#/red#とばせます。
#big5#ク#/big5#方の5じにこうしゃのうらにきていただけますか?
#big5#ヨ#/big5#がかわるまで、ぼくはまっています。
#big5#心#/big5#ず、ぼくはまっています。
あなたを思#red#つ#/red#ものより。
**************************************:
さすがに無理だった。
※ちなみにタイトルは
取り上げて苦労⇒トリあげてクロウ⇒トリ:カラス⇒鳥:烏
ということで一本抜けているタイトルでした。
そんなネタを昔問題にしたことがあります⇒http://sui-hei.net/mondai/show/10230
「【無茶振り三題噺10】チェリーボーイ!」「3ブックマーク」
週に一度は必ずレーズンパンを食べるカメコ。
そんなカメコは今日をずっと忘れられない記念日にしようと思っていた。
そのことを知ったカメオはカメコの見ていないところで、カメコの為にこっそり用意したサクラを放り投げてしまった。
一体どうして?
※この問題は「記念日」「サクラ」「レーズンパン」
のお題をもとに作られた三題噺の問題です。
~無茶振り三題噺とは?~
「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。
詳しくは、チャット『三題噺』(ルームキー:三題噺)をご覧ください。
そんなカメコは今日をずっと忘れられない記念日にしようと思っていた。
そのことを知ったカメオはカメコの見ていないところで、カメコの為にこっそり用意したサクラを放り投げてしまった。
一体どうして?
※この問題は「記念日」「サクラ」「レーズンパン」
のお題をもとに作られた三題噺の問題です。
~無茶振り三題噺とは?~
「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。
詳しくは、チャット『三題噺』(ルームキー:三題噺)をご覧ください。
14年05月14日 22:35
【ウミガメのスープ】 [ノックスR]
【ウミガメのスープ】 [ノックスR]
解説を見る
長いので下にマトメ有り。
「兄ちゃん、私。手術受けるね」
妹のカメコからその言葉を聞いたのは、ちょうど今から二週間前のことだった。体調が悪いと言って病院に行って、そのまま即入院となってしまったカメコ。
先生が僕の親に向かって言ったことは、難しすぎて僕には半分も理解できなかったけれど。大変な病気なんだということは理解できた。手術しないと、このまま死んでしまうかもしれないということも。
僕はカメコに手術しろよ、と勧めることはできなかった。手術が大変なことは知っていたし。それでカメコが死んでしまったら、僕が殺したようなものだ。そんなことを思うと、どうしても勧めることはできなかった。
だがある日、自身のことを知ってしまったらしい。
僕がお見舞いにいくとカメコが泣きそうな顔をしていた。
「兄ちゃん、私、死んじゃうのぉ……?」
その言葉に、僕は何も言うことができなかった。すると、カメコはついにその目から涙をぽろぽろとこぼしはじめてしまった。
「兄ちゃん、もうやだよう……お家に帰りたいよう……お家のご飯を食べたい……」
そう言って泣き出すカメコの前には病院食のレーズンパンとスープが置いてあった。その姿を見て、僕は自分は本当にダメな兄だという気持ちになった。
「カメコ……大丈夫だ! 兄ちゃんがついているから! カメコは死なないよ」
「ほんと? 兄ちゃん」
「ああ!」
僕がそう答えると、カメコは「そっかあ……」と言って顔をほころばせた。それから数日後のことだった。カメコが手術を受けると言ったのは。
そして、カメコの手術日前日となった。
僕はカメコの病室にいた。僕は何もしゃべれなかった。何をしゃべっていいか分からなかった。
励ましの言葉をかけるべきだろうか……? いや、何を言っても軽い言葉に聞こえてしまうかもしれない……
「───兄ちゃん」
すると突然、カメコが口を開いた。
「な、なに? カメコ」
「あのね、兄ちゃん……私、本当は手術受けたくないよ」
「……」
「でもね、私。頑張るよ? えへへ……明日は。私にとって忘れられない記念日になるんだ」
「カメコ……」
「でもやっぱり、少し怖いかな……?」
「カッ、カメコ! 何かして欲しいことがあったら言ってくれ! 何でもするからさ!」
「兄ちゃん。そんな、別にいいよー……」
「……」
「あ、でも。今年はサクラ、見れなかったなあ」
「へ?」
そうだ。たしかに今年は四月の初めからずっと入院して、仮に手術が成功しても、退院した頃にはもう全て散ってしまっているだろう。ここは四階で、窓からはサクラは見えなかった。
「まあちょっと残念だったけど……来年はまた見れるようになりたいなあ」
「カメコ……」
その日、僕はようやく自分がカメコのために何をしてやれるかが分かった気がした。
***
手術当日。
お医者さんが私に最後の確認をしにきてくれた。
あと少しで手術が始まる。正直言うと、本当に怖い。
兄ちゃんはなぜか来ていなかった。
来て欲しかったな……
わがままだとは思うけれど。いつも来ていた兄ちゃんが来ないのはやはり心細い。
そんなことを思いながら、窓の方へ目をやると───
「え……?」
はらり、はらりと桜の花びらが舞い散っている。
それはまるで大きなサクラの木の下にいるように感じるくらいだった。
医師や看護師も驚き、感嘆のため息を漏らしている。
私は真っ先に、だれが仕掛けたのかを理解した。
「兄ちゃん……」
私は舞い散る桜吹雪を見ながらつぶやいた。
「私……頑張るね!」
まとめ
カメオはカメコが手術を頑張るように屋上から大量の桜の花びらを放り投げて桜吹雪を演出した。
「兄ちゃん、私。手術受けるね」
妹のカメコからその言葉を聞いたのは、ちょうど今から二週間前のことだった。体調が悪いと言って病院に行って、そのまま即入院となってしまったカメコ。
先生が僕の親に向かって言ったことは、難しすぎて僕には半分も理解できなかったけれど。大変な病気なんだということは理解できた。手術しないと、このまま死んでしまうかもしれないということも。
僕はカメコに手術しろよ、と勧めることはできなかった。手術が大変なことは知っていたし。それでカメコが死んでしまったら、僕が殺したようなものだ。そんなことを思うと、どうしても勧めることはできなかった。
だがある日、自身のことを知ってしまったらしい。
僕がお見舞いにいくとカメコが泣きそうな顔をしていた。
「兄ちゃん、私、死んじゃうのぉ……?」
その言葉に、僕は何も言うことができなかった。すると、カメコはついにその目から涙をぽろぽろとこぼしはじめてしまった。
「兄ちゃん、もうやだよう……お家に帰りたいよう……お家のご飯を食べたい……」
そう言って泣き出すカメコの前には病院食のレーズンパンとスープが置いてあった。その姿を見て、僕は自分は本当にダメな兄だという気持ちになった。
「カメコ……大丈夫だ! 兄ちゃんがついているから! カメコは死なないよ」
「ほんと? 兄ちゃん」
「ああ!」
僕がそう答えると、カメコは「そっかあ……」と言って顔をほころばせた。それから数日後のことだった。カメコが手術を受けると言ったのは。
そして、カメコの手術日前日となった。
僕はカメコの病室にいた。僕は何もしゃべれなかった。何をしゃべっていいか分からなかった。
励ましの言葉をかけるべきだろうか……? いや、何を言っても軽い言葉に聞こえてしまうかもしれない……
「───兄ちゃん」
すると突然、カメコが口を開いた。
「な、なに? カメコ」
「あのね、兄ちゃん……私、本当は手術受けたくないよ」
「……」
「でもね、私。頑張るよ? えへへ……明日は。私にとって忘れられない記念日になるんだ」
「カメコ……」
「でもやっぱり、少し怖いかな……?」
「カッ、カメコ! 何かして欲しいことがあったら言ってくれ! 何でもするからさ!」
「兄ちゃん。そんな、別にいいよー……」
「……」
「あ、でも。今年はサクラ、見れなかったなあ」
「へ?」
そうだ。たしかに今年は四月の初めからずっと入院して、仮に手術が成功しても、退院した頃にはもう全て散ってしまっているだろう。ここは四階で、窓からはサクラは見えなかった。
「まあちょっと残念だったけど……来年はまた見れるようになりたいなあ」
「カメコ……」
その日、僕はようやく自分がカメコのために何をしてやれるかが分かった気がした。
***
手術当日。
お医者さんが私に最後の確認をしにきてくれた。
あと少しで手術が始まる。正直言うと、本当に怖い。
兄ちゃんはなぜか来ていなかった。
来て欲しかったな……
わがままだとは思うけれど。いつも来ていた兄ちゃんが来ないのはやはり心細い。
そんなことを思いながら、窓の方へ目をやると───
「え……?」
はらり、はらりと桜の花びらが舞い散っている。
それはまるで大きなサクラの木の下にいるように感じるくらいだった。
医師や看護師も驚き、感嘆のため息を漏らしている。
私は真っ先に、だれが仕掛けたのかを理解した。
「兄ちゃん……」
私は舞い散る桜吹雪を見ながらつぶやいた。
「私……頑張るね!」
まとめ
カメオはカメコが手術を頑張るように屋上から大量の桜の花びらを放り投げて桜吹雪を演出した。