「【ラテシンストーリー】頭が固い男 ライナー」「3ブックマーク」
映
画のように怒涛のような数日間。
この数日にあった出来事を問題として纏めていたライナーは、一言言った。
「こう見ると、テルーが私を訪ねて来てから、なんだか時が狂っていたように見えるな。」
「…どういう意味さ?」
怪訝そうな表情で聞き返すシンディにライナーは言った。
「じゃあ、私からシンディに問題だ。」
-------
<【ラテシンストーリー】予言者 テルー http://sui-hei.net/mondai/show/22126>
<【ラテシンストーリー】執念の収集者 クロエ http://sui-hei.net/mondai/show/22131>
<【ラテシンストーリー】情報のるつぼ・酒場のアナザ http://sui-hei.net/mondai/show/22145>
<【ラテシンストーリー】優しさが大きいシロン http://sui-hei.net/mondai/show/22150>
<【ラテシンストーリー】謎の仲裁者 シンディ http://sui-hei.net/mondai/show/22152>
<【ラテシンストーリー】見据える者 スープの男 http://sui-hei.net/mondai/show/22165>
そしてこの問題、タイトルはそうだな…
<【ラテシンストーリー】頭が固い男 ライナー>としておこうか。
私は、この七問を見て、#red#時間が狂っているように見える#/red#。
一体何故だろう?
------
「へぇ。私に挑戦するわけか。いいよ、受けてたつよ」
「…賭けは無しでお願いしたい。」
頭を掻きながら言う。
「わかったよ。デモンストレーションってことでね」
画のように怒涛のような数日間。
この数日にあった出来事を問題として纏めていたライナーは、一言言った。
「こう見ると、テルーが私を訪ねて来てから、なんだか時が狂っていたように見えるな。」
「…どういう意味さ?」
怪訝そうな表情で聞き返すシンディにライナーは言った。
「じゃあ、私からシンディに問題だ。」
-------
<【ラテシンストーリー】予言者 テルー http://sui-hei.net/mondai/show/22126>
<【ラテシンストーリー】執念の収集者 クロエ http://sui-hei.net/mondai/show/22131>
<【ラテシンストーリー】情報のるつぼ・酒場のアナザ http://sui-hei.net/mondai/show/22145>
<【ラテシンストーリー】優しさが大きいシロン http://sui-hei.net/mondai/show/22150>
<【ラテシンストーリー】謎の仲裁者 シンディ http://sui-hei.net/mondai/show/22152>
<【ラテシンストーリー】見据える者 スープの男 http://sui-hei.net/mondai/show/22165>
そしてこの問題、タイトルはそうだな…
<【ラテシンストーリー】頭が固い男 ライナー>としておこうか。
私は、この七問を見て、#red#時間が狂っているように見える#/red#。
一体何故だろう?
------
「へぇ。私に挑戦するわけか。いいよ、受けてたつよ」
「…賭けは無しでお願いしたい。」
頭を掻きながら言う。
「わかったよ。デモンストレーションってことでね」
16年03月17日 21:44
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
解説を見る
シ
ンディはふむふむと頷いていった。
「この七問って、#red#問題文の始まり#/red#の漢字が、一週間の曜日が「へん」になってるんだよね。」
「お、そのとおり!つまり?」
「つまり、一週間の曜日、<日月火水木金土>が漢字の#b#へん#/b#になっっている、#red#問題の順番も曜日順ではなく変になってた#/red#ってことかな。」
「正解!流石だよ。出題に関してはまだまだ素人か。」
「いや、悪くないと思うよ。ライナー君にしては、だけど」
「後半が無ければ純粋に誉められたと思えるんだがなぁ。」
「この調子で精進していけば、スープの男が求める問題にたどり着けるかもしれないね。」
「そうなるといいな。」
ンディはふむふむと頷いていった。
「この七問って、#red#問題文の始まり#/red#の漢字が、一週間の曜日が「へん」になってるんだよね。」
「お、そのとおり!つまり?」
「つまり、一週間の曜日、<日月火水木金土>が漢字の#b#へん#/b#になっっている、#red#問題の順番も曜日順ではなく変になってた#/red#ってことかな。」
「正解!流石だよ。出題に関してはまだまだ素人か。」
「いや、悪くないと思うよ。ライナー君にしては、だけど」
「後半が無ければ純粋に誉められたと思えるんだがなぁ。」
「この調子で精進していけば、スープの男が求める問題にたどり着けるかもしれないね。」
「そうなるといいな。」
「【R】」「3ブックマーク」
誰もが楽しめるテーマパークが完成したので、さしゃこは泣いた。
一体なぜ?
一体なぜ?
16年01月19日 22:00
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]
解説を見る
新人アナウンサーさしゃこ
『それでは、ちゅぢゅいてのニュ、ニュースでふ。ニュースです。
きょ、今日、とと東京の、おだ、お台場に、
あらたしい、あた新しいテープマーク、いやテーマパークが完しぇ
完成しました。
このテーマパーク、コンシェプトが……………えっと……………
(……………やっぱりか……………ニュース原稿に【老若男女】って書いてあるよ……………
む、無理だわ。 ろろろ老若男女なんてさしゃこには無理だわっ!!!;;
……………い、いいえ、し、信じるのよ! アナウンシャーになる為に日々かちゅじぇちゅトレーニングを積んできた自分を信じるのよ、しゃしゃこ!!!
言える。 私なら言える筈よ、さしゃこ!!!)
……………えー、このテーマピャークのコンシェプトは……………
……………ろ、ろうにゃくにゃんにょにょ…………… にょっ……………』
放送事故を起こし、新人アナウンサーさしゃこは泣いた。
【新人アナウンサーさしゃこの軌跡】
http://sui-hei.net/mondai/show/10754
http://sui-hei.net/mondai/show/10954
http://sui-hei.net/mondai/show/12469
http://sui-hei.net/mondai/show/12929
http://sui-hei.net/mondai/show/12995
http://sui-hei.net/mondai/show/14995
http://sui-hei.net/mondai/show/18554
『それでは、ちゅぢゅいてのニュ、ニュースでふ。ニュースです。
きょ、今日、とと東京の、おだ、お台場に、
あらたしい、あた新しいテープマーク、いやテーマパークが完しぇ
完成しました。
このテーマパーク、コンシェプトが……………えっと……………
(……………やっぱりか……………ニュース原稿に【老若男女】って書いてあるよ……………
む、無理だわ。 ろろろ老若男女なんてさしゃこには無理だわっ!!!;;
……………い、いいえ、し、信じるのよ! アナウンシャーになる為に日々かちゅじぇちゅトレーニングを積んできた自分を信じるのよ、しゃしゃこ!!!
言える。 私なら言える筈よ、さしゃこ!!!)
……………えー、このテーマピャークのコンシェプトは……………
……………ろ、ろうにゃくにゃんにょにょ…………… にょっ……………』
放送事故を起こし、新人アナウンサーさしゃこは泣いた。
【新人アナウンサーさしゃこの軌跡】
http://sui-hei.net/mondai/show/10754
http://sui-hei.net/mondai/show/10954
http://sui-hei.net/mondai/show/12469
http://sui-hei.net/mondai/show/12929
http://sui-hei.net/mondai/show/12995
http://sui-hei.net/mondai/show/14995
http://sui-hei.net/mondai/show/18554
「がくがくぶるぶる」「3ブックマーク」
寒さに震えていた私は、
毛布を見てがっかりした。
なぜ?
毛布を見てがっかりした。
なぜ?
16年01月16日 23:11
【ウミガメのスープ】 [シトウ]
【ウミガメのスープ】 [シトウ]
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悪いことをして怒られた私は、
今お家の外で反省中。
寒いなぁ…
ガラガラ...
あっ、ドアが開いた! もう許してくれるかな?
っ[毛布]
('A`)ワ-ヤサシイナ-
元ネタ:シ…誰かの実話
今お家の外で反省中。
寒いなぁ…
ガラガラ...
あっ、ドアが開いた! もう許してくれるかな?
っ[毛布]
('A`)ワ-ヤサシイナ-
元ネタ:シ…誰かの実話
「甘味で夫がかわいい」「3ブックマーク」
プ
リンを食べようとして、主人に全力で止められた。
その後すぐ、夫はかわいらしくなった。
いったいなぜ?
リンを食べようとして、主人に全力で止められた。
その後すぐ、夫はかわいらしくなった。
いったいなぜ?
14年05月22日 12:10
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
プリン食えプリン!
解説を見る
夫「だ、だめだ!プリンのプッチンは凶器だ!」
妻「はぁ?」
夫「プリンの裏にくっついている棒は、製造時にプリンにかかる圧力を調整するためのもので、あれをプッチンすると中のプリンにかかった圧力が一気に解放されてすごい勢いで炸裂する。
爆圧と容器の破片で子供が失明したり死んだりっていう
悲惨な事故が県内だけでも毎年100件ぐらい起こっている。
だからプリンは器に直接スプーンを入れて食べるものだ。
と、おかんから教わった。」
真顔で言ってきた。
妻「…それ、うちの母親も言ってたけどさ。皿洗うのめんどいからだよ?」
夫「え?」
妻「だから、タダのうそ。方便よw」
夫「ほ、ホントに?」
妻「ほら。」
プチッ。
ぷるるん
夫「…俺もプッチンしていい?」
妻「どうぞどうぞ」
夫「…ドキドキ」
プチッ
ぷるるん
夫「*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*パァァアァァアアアアァ」
妻「かわええなお前」
*母親にうそを教えられて育った夫。
プリンのプッチン初体験←かわええなお前w
妻「はぁ?」
夫「プリンの裏にくっついている棒は、製造時にプリンにかかる圧力を調整するためのもので、あれをプッチンすると中のプリンにかかった圧力が一気に解放されてすごい勢いで炸裂する。
爆圧と容器の破片で子供が失明したり死んだりっていう
悲惨な事故が県内だけでも毎年100件ぐらい起こっている。
だからプリンは器に直接スプーンを入れて食べるものだ。
と、おかんから教わった。」
真顔で言ってきた。
妻「…それ、うちの母親も言ってたけどさ。皿洗うのめんどいからだよ?」
夫「え?」
妻「だから、タダのうそ。方便よw」
夫「ほ、ホントに?」
妻「ほら。」
プチッ。
ぷるるん
夫「…俺もプッチンしていい?」
妻「どうぞどうぞ」
夫「…ドキドキ」
プチッ
ぷるるん
夫「*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*パァァアァァアアアアァ」
妻「かわええなお前」
*母親にうそを教えられて育った夫。
プリンのプッチン初体験←かわええなお前w
「船から脱出せよ!」「3ブックマーク」
男が目をさますとそこは見知らぬ世界、ではなく船の中だった。
記憶は良好……とは言い難い。目覚めるまでがあいまいだ。
ただ覚えているのは、仕事で東の国へ行くことになった事。そして船に乗った事。
船室で休んでいる途中悪寒がして、船酔いだろうと思い横になって……目が覚めたらこの状況だった事。
男はあたりを見回したが、自身の船室とは違うというのはすぐに分かった。見覚えのないものが沢山ある。
特に目を引くものが二つ。
ナイスバディな女性と……ドアの前の男の死体。
男はとりあえず出てみようとしたが、ドアは開かず、明り取りの窓も同様。開いたとしても人が出るには小さい。
やれやれ、ともう一つ机の上を見ると何やら板とメモ書きがあった。
『おはようございます。
あなた方を私は上陸させる訳にはまいりません。ですので船の中に閉じ込めて、沈んでもらうことにいたしました。
しかし、安心なすってください。この部屋から脱出する方法がございます。
ヒントはその板に出されます。その板は他の場所とつながっており、あなた方は助けを求める事が出来ます。
沈む前に出られるといいですね I 』
※みなさんは彼と一緒に問題をとき、ヒントを集める事になります。
※その都度ヒント欄により問題が出題されます。
※最終的に脱出させてあげてください!
――――――――――
あー、これで見えてるか?
板をつけるとここが映ってて、なんでだか今の状況がすでに書かれていた。
メモにはそんな事が書いてあったし、訳が分からない。
明り取りの窓からはなんだか沈み行く外が見える。ガチでやばい。
ってなわけで脱出する手伝いをしてくれ!
お、女性はどうやら気を失っていただけのようで起きだしてきたぞ。ちょっと状況説明してくるな!
しばらくは亀夫くんです。自由に質問してやってください。
記憶は良好……とは言い難い。目覚めるまでがあいまいだ。
ただ覚えているのは、仕事で東の国へ行くことになった事。そして船に乗った事。
船室で休んでいる途中悪寒がして、船酔いだろうと思い横になって……目が覚めたらこの状況だった事。
男はあたりを見回したが、自身の船室とは違うというのはすぐに分かった。見覚えのないものが沢山ある。
特に目を引くものが二つ。
ナイスバディな女性と……ドアの前の男の死体。
男はとりあえず出てみようとしたが、ドアは開かず、明り取りの窓も同様。開いたとしても人が出るには小さい。
やれやれ、ともう一つ机の上を見ると何やら板とメモ書きがあった。
『おはようございます。
あなた方を私は上陸させる訳にはまいりません。ですので船の中に閉じ込めて、沈んでもらうことにいたしました。
しかし、安心なすってください。この部屋から脱出する方法がございます。
ヒントはその板に出されます。その板は他の場所とつながっており、あなた方は助けを求める事が出来ます。
沈む前に出られるといいですね I 』
※みなさんは彼と一緒に問題をとき、ヒントを集める事になります。
※その都度ヒント欄により問題が出題されます。
※最終的に脱出させてあげてください!
――――――――――
あー、これで見えてるか?
板をつけるとここが映ってて、なんでだか今の状況がすでに書かれていた。
メモにはそんな事が書いてあったし、訳が分からない。
明り取りの窓からはなんだか沈み行く外が見える。ガチでやばい。
ってなわけで脱出する手伝いをしてくれ!
お、女性はどうやら気を失っていただけのようで起きだしてきたぞ。ちょっと状況説明してくるな!
しばらくは亀夫くんです。自由に質問してやってください。
15年12月31日 19:42
【新・形式】 [蒼井門]
【新・形式】 [蒼井門]
解説を見る
「お見事でございました」
部屋を出た僕たちに声がふる。
「いやあ、『ラテシン』につなぐことは賭けでございましたが……やはり、でしたね」
「キミは何者だ?」
カネハさんが静かにそう問うた。
その質問に声……Iは言う。
「私は蒼より生まれし藍……ふふ、本来は逆ですが……いえ、きっとそこの悪魔は忘れてしまっているのでしょう。それならばこちらに言うことなどありません」
馬鹿丁寧な言葉は、どちらかと言うと僕たちをあざけっているようにも聞こえた。
その声は明確な敵意を持って、次に僕へと向く。
「ナランシー家の封印師はまだわかりましたが、その悪魔をつれたダセナンダの召喚士が来るとは予想外でした。……本当ならば上陸する前にいっぺんに始末できればよかったのでございますが。
失敗してしまった以上は何を言ってもどうしようもありませんね。……次こそは……次こそは必ずしとめて……」
声はため息をついた後どこかへとフェードアウトしていった。
それと同時に風が巻き起こり、思わず目を閉じる。次に目を開くと、周りに死体、それどころか今まであったそれぞれは消え、ただの船室に立ち尽くし、残された僕たちしかいなかった。
カネハさんが口を開く。
「ビィ……いや、ビフロンス、あいつなんだかお前に敵意があったようだけど」
「あら、ちゃんと呼ぶなんて案外起こってるぅ?うーん、でもそれはきっとぉ……ううん、やだわぁ鐘羽ちゃん。封印師の……しかもナランシーの封印師の前でする話ではないわぁ」
ビフロンスの目がこちらをちらりと向く。深く聞いても悪魔は何も答えないだろう事は経験値から分かった。
悪魔の視線をおったのか、ふとこちらをむいたカネハさんと目が合う。
まるで彫像のように整った、美しい顔だった。そういえば今までこの人と密室にいたのだ……そう思ったらなんだか急に気恥ずかくなって、目をそらす。
「……あの、藍ってやつがその悪魔と関係があるなら、きっと僕たちはまた出会うと思う。その時は……その、よろしくね」
言い訳じゃない。言い訳じゃないけど、もしあれのおかげでまた会えるなら……なんて、期待をしてみちゃったり。
「そうね……その時は、また。なるべくなら会うことがないのを願いたいが」
言う割に、微笑んだその顔がまた美しくて、僕は急いで船室から出た。目的地が近い。そろそろ荷物をまとめなければ……だなんて言って。ああ、恥ずかしい!
ともかく、僕、DC・テハ・ナランシーと鐘羽・ダセナンダの出会いはこんな始まりであった。
あ、最後になったけど、この『ラテシン』ってやつにつながってる板は僕が持ち帰ったからもしかしたらまたなにか頼むかもしれないね!その時はよろしく!
to be countenued…?
第一の問題
「DCが封印師、カネハが悪魔召喚士という事をききだす」
「カネハが連れている悪魔、ビフロンスを見つけ出す」
「ビフロンスが『死体交換』が出来ることを聞き出す」
「ビフロンスに扉の前の死体を交換させる」
第二の問題
「男がスープの男である、と看破し、本家ウミガメのスープの解説を要約する」
「船室でスープを発見し、飲ませる」
第三の問題
「左の項を二ケタずつ足す右の項の数字になると看破する」
「答えが19488と20365になると出す」
「19488と20365の問題を見、赤きモノグラム 赤文字#red#駐車場#/red#と#red#26人兄弟の12番目#/red#→PとLの組み合わせであると解く」
「問題文に従い、PとLの組み合わせを星の動きを知るもの=占星術を知るビフロンスに聞き、冥王星の惑星記号であると導く」
「置物が太陽系惑星の図であると導き、冥王星の位置である、一番外枠の鍵を取る」
(鍵は赤い球が太陽。内側から
水。金、地、火、木、土、天、海、冥)
(置物が何を示すかが示されていない場合、このヒントもビィから出る)
特(にエンディングには関係ないが)別(に充ててもらえると嬉しいので良質をつける)条件、略して特別条件
1:Iが藍生門の前の姿である事に言及する
2:DCとカネハがヨビーの親であると言う
部屋を出た僕たちに声がふる。
「いやあ、『ラテシン』につなぐことは賭けでございましたが……やはり、でしたね」
「キミは何者だ?」
カネハさんが静かにそう問うた。
その質問に声……Iは言う。
「私は蒼より生まれし藍……ふふ、本来は逆ですが……いえ、きっとそこの悪魔は忘れてしまっているのでしょう。それならばこちらに言うことなどありません」
馬鹿丁寧な言葉は、どちらかと言うと僕たちをあざけっているようにも聞こえた。
その声は明確な敵意を持って、次に僕へと向く。
「ナランシー家の封印師はまだわかりましたが、その悪魔をつれたダセナンダの召喚士が来るとは予想外でした。……本当ならば上陸する前にいっぺんに始末できればよかったのでございますが。
失敗してしまった以上は何を言ってもどうしようもありませんね。……次こそは……次こそは必ずしとめて……」
声はため息をついた後どこかへとフェードアウトしていった。
それと同時に風が巻き起こり、思わず目を閉じる。次に目を開くと、周りに死体、それどころか今まであったそれぞれは消え、ただの船室に立ち尽くし、残された僕たちしかいなかった。
カネハさんが口を開く。
「ビィ……いや、ビフロンス、あいつなんだかお前に敵意があったようだけど」
「あら、ちゃんと呼ぶなんて案外起こってるぅ?うーん、でもそれはきっとぉ……ううん、やだわぁ鐘羽ちゃん。封印師の……しかもナランシーの封印師の前でする話ではないわぁ」
ビフロンスの目がこちらをちらりと向く。深く聞いても悪魔は何も答えないだろう事は経験値から分かった。
悪魔の視線をおったのか、ふとこちらをむいたカネハさんと目が合う。
まるで彫像のように整った、美しい顔だった。そういえば今までこの人と密室にいたのだ……そう思ったらなんだか急に気恥ずかくなって、目をそらす。
「……あの、藍ってやつがその悪魔と関係があるなら、きっと僕たちはまた出会うと思う。その時は……その、よろしくね」
言い訳じゃない。言い訳じゃないけど、もしあれのおかげでまた会えるなら……なんて、期待をしてみちゃったり。
「そうね……その時は、また。なるべくなら会うことがないのを願いたいが」
言う割に、微笑んだその顔がまた美しくて、僕は急いで船室から出た。目的地が近い。そろそろ荷物をまとめなければ……だなんて言って。ああ、恥ずかしい!
ともかく、僕、DC・テハ・ナランシーと鐘羽・ダセナンダの出会いはこんな始まりであった。
あ、最後になったけど、この『ラテシン』ってやつにつながってる板は僕が持ち帰ったからもしかしたらまたなにか頼むかもしれないね!その時はよろしく!
to be countenued…?
第一の問題
「DCが封印師、カネハが悪魔召喚士という事をききだす」
「カネハが連れている悪魔、ビフロンスを見つけ出す」
「ビフロンスが『死体交換』が出来ることを聞き出す」
「ビフロンスに扉の前の死体を交換させる」
第二の問題
「男がスープの男である、と看破し、本家ウミガメのスープの解説を要約する」
「船室でスープを発見し、飲ませる」
第三の問題
「左の項を二ケタずつ足す右の項の数字になると看破する」
「答えが19488と20365になると出す」
「19488と20365の問題を見、赤きモノグラム 赤文字#red#駐車場#/red#と#red#26人兄弟の12番目#/red#→PとLの組み合わせであると解く」
「問題文に従い、PとLの組み合わせを星の動きを知るもの=占星術を知るビフロンスに聞き、冥王星の惑星記号であると導く」
「置物が太陽系惑星の図であると導き、冥王星の位置である、一番外枠の鍵を取る」
(鍵は赤い球が太陽。内側から
水。金、地、火、木、土、天、海、冥)
(置物が何を示すかが示されていない場合、このヒントもビィから出る)
特(にエンディングには関係ないが)別(に充ててもらえると嬉しいので良質をつける)条件、略して特別条件
1:Iが藍生門の前の姿である事に言及する
2:DCとカネハがヨビーの親であると言う