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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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お酒はほどほどに「4ブックマーク」
ある日、家族思いで優しい男が、突然大酒飲みになった。
別に酒を飲んで酔っ払い、家族に暴力を振るう、というわけではないが、それでも家族は心配した。
家族がどんなに止めようとしても、止まる気配はなかった。
ある日、ただ一人の家族が男の家からいなくなった。
すると、男は酒を飲むのをピタリと止めてしまった。

一体なぜ?
15年02月01日 16:37
【ウミガメのスープ】 [シチテンバットー]

長丁場になってしまいましたが、参加ありがとうございました。 90




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男は娘と二人暮らし。母は娘が生まれてすぐに亡くなった。
男は家事と仕事を両立しながら、娘を男手一人で育て上げた。
しかし、それも限界になった。
どれだけ節制節約しても、生活は苦しくなる一方。
ついに貯蓄が底を尽きた。

追い込まれた男。
自分はは死んでも構わないが、娘に苦労はさせたくない。
そう思った男は、酒を飲み始めた。
男には保険金がかかっていた。
もし男が死ねば、唯一の親族である娘に保険金が入るだろう。
男は酒を浴びるように飲んだ。早く死んで、娘に楽をさせるために・・・

そんなアルフィー、じゃなくて、ある日。

青年「お願いします!娘さんを僕にください!!」
男「え!?そんなこと言われても・・・大体、娘を養えないようなヤツだと心配なんだが・・・」
青年「えっと、僕はウミガメ財閥の社長の息子です。年収は5億円です!!」
男「ふぁっ!?伝説の・・・超御曹司・・・」

青年は性格もよく、娘と見事ゴールインを果たした。

男の家には、もう男が一人だけ。娘は例の青年の家で暮らしている。
お酒も止めてしまった。娘が玉の輿に乗った以上、お金の心配をする必要もないだろう。
男「酒をあれだけ飲んだ分、今度は健康に気をつけて・・・孫の顔が見たいぜぇぇぇぇ!!!」


【解説】
男には一人娘がいた。
生活は苦しくなり、娘を楽にしたいと思った男は、早く死ぬために酒を飲んだ。
もし男が死ねば、娘には保険金が入るからだ。
しかし、娘は玉の輿に乗り、嫁いでいき、その必要もなくなった。
(たしか、自殺じゃ保険金がおりなかった気がしました)
WHY?! (微グロ注意)「4ブックマーク」
先生の傍らにはホルマリン漬けの牛の目玉があった

なぜ?
15年01月21日 22:21
【ウミガメのスープ】 [うさ穴]



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なんであんなもんが先生の机の上に?

全員が先生の顔色をうかがったが、先生は素知らぬ顔

授業は淡々と続けられていく

結局先生は授業中1度もホルマリン漬けについて触れることはなかった


授業終了後、勇気を出してクラスの代表一名が先生に尋ねた

なんでこんなもん持って来たんですか、と

先生は答えた

「みんなこれが気になって、授業中ずっと起きてただろ?」
彷徨うオトメチック「4ブックマーク」
カスミはショッピングにやって来た。
すぐにお目当ての商品を見つけたのだが、しばらくの間、その棚の周りをウロウロしている。
彼女は優柔不断なわけでない。
一体どういうことだろう?
15年01月20日 00:53
【ウミガメのスープ】 [牛削り]



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カスミは#red#靴屋にスニーカーを買いに#/red#来たのであった。
お気に入りのデザインはすぐに見つかったのだが、
サイズの確認は必須である。
とりあえず28.5cmのものを履き、#red#棚の周りを歩き回って履き心地を確かめる#/red#カスミなのであった。
ピザの配達?「4ブックマーク」
プルルル・・・プルルル・・・ガチャッ

「もしもし、ピザの配達をお願いしたいのですが」

電話を終えて数分後、家に警察が乗り込んできた。どういうこと?
ちなみに実話シリーズ。
15年01月19日 20:23
【ウミガメのスープ】 [トマト屋]



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それは少し前にアメリカの緊急電話センター(911)にかかってきた電話のこと。

オペレーター(以下、オペ)
「911です。どちらで緊急事態が発生しましたか?」
相手
「大通りの123番地です」
オペ
「OK、そこでなにが起きましたか?」
相手
「ピザの配達をお願いしたいのですが」
オペ
「奥さん、あなたは911に電話してますよ?」
相手
「はい、わかっています。ラージサイズのピザをペパロニ、それとキノコとトウガラシのハーフ&ハーフでお願いできますか?」
オペ
「うーん・・・。申し訳ありません、あなたは911におかけになったことを承知していますよね?」
相手
「はい、どのくらいかかりますか?」
オペ
「OK、奥さん、そちらは大丈夫?緊急事態なの?」
相手
「はい」
オペ
「誰かがそこにいるから、正直に話ができないの?」
相手
「はい、そうです。どれくらいかかりますか?」
オペ
「そちらまで1マイルの距離に警官がいます。あなたの家に武器はありますか?」
相手
「いえ」
オペ
「このまま会話を維持することはできますか?」
相手
「いえ。それでは、ありがとう」
オペレーターが調べてみると、過去にその家ではDVが発生していたことが判明した。
連絡を受けた警官が家に乗り込むと、ひどく殴られた女生と泥酔した夫がいた。
夫は逮捕され、機転を利かせた女性をオペレーターは称賛した。
この村にはイネというキャベツ畑の天才といわれる農家がいた。
長年の農業生活で背中はすっかり曲がって猫背ではあるが、この人が作ったキャベツはそれだけで村の名産となる程の美味しさだった。
しかし、どういうわけか最近めっきり作らなくなってしまった。
てっきり歳のせいかと思いつつも、他の者がその理由を尋ねるとイネさんは一言。
『毒を混ぜたくない』と言った。

一体どういうことだろうか?

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※この問題は「どく」「猫背」「キャベツ」のお題をもとに作られた三題噺の問題です。

~無茶振り三題噺とは?~

「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。
詳しくは、チャット『三題噺』をご覧ください。
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15年01月19日 05:55
【ウミガメのスープ】 [ノックスR]



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簡易解説
伝統的に土葬をこの村では行っていたが、イネはそこから死体を盗み、肥料にしていた。
しかし最近、人間は合成化学材料込み塗れになってしまったので、農薬を使ってこなかったイネのプライドが許さずどちらにせよ味は落ち、使うことが出来なくなった。




〜〜〜〜

↓以下、残酷な描写あり! 注意してください
(二人は原作とは異なる設定の可能性があります)

綺麗な桜の木には死体が眠っている。
そう言ったのは果たして誰であったか。
私はぼうとそんなことを思いながらバス停にあるベンチ座り、帰りのバスを待っていた。
「そろそろのようだね」
隣で立っていたライナーが時刻表を見てぽつりと呟く。そして彼の言う通り、程なくして二時間に一本であるバスの最終便が到着した。

二人を乗せたバスは、お世辞にも静かとは言えない機会音を発しながら扉を閉め、村を出発した。

「どうした?」
「ん? なにがだい?」
「いや……どこか元気が無いように見えたからさ。そりゃ、謎が解けなかったのは残念だったがあのおばあさん。コツはというと、完全な無農薬に拘っているとしか言わない。最初から話す気も無かったんだろう。しょうがないさ」
「ああ」
わたしはチラリと窓を見て、そこに映る先程まで自分たちが調査していた村を眺める。夕日に照らされたその村はまるで燃えているようだった。
「そうだね」
短くそう言うものの、実際わたしは謎を解いていた。あの村がまだ土葬をしているということ。その墓地がイネさんの家の隣にあること。目を盗んで調べた時に見つけ出した、畑の土の中にあった骨片と倉庫にあった血まみれの大きな臼。
それらから推測して考えられる事実は、一つ。
彼女は人を肥料にしていた。
おそらく夜だろう。彼女はたまに墓地へと忍び込み、腐敗しかけた死体を盗み出す。
そしてその臼に入れて、鎌を死体に突き立てて、思いっきりぐちゃぐちゃにする。人の形をした肉をミンチにしてただの肉塊へと化した後も、もっとぐちゃぐちゃにして半分液体状になったところを土に混ぜる。
そうしたら立派な人間肥料の出来上がりだ。

おそらく、これが「美味しいキャベツ」の秘密だ。


そう考えると、彼女の言葉──。
あの毒は『合成化学料にまみれた私たち現代の人間』を指していたのかもしれない。

「そう言えばライナー君。君、最後のキャベツを食べたんだろう? どうだった?」
「ん? おお! 噂通り。あんな美味しいキャベツは食べたことがないな。シンディも食べれば良かったのに」
「ふうん。それは良かったよ」

彼にこの推測を話すのは止めにしよう。


仏さんが関係しているだけに、「知らぬが仏」ってね。