「恋するオトメチック」「4ブックマーク」
コウヘイとのデートの服はどうしよう……
黒のレザーでセクシーに?
それとも白のワンピでゆるふわキュート?
散々悩んだスミレだったが、
結局は白のワンピースを選択した。
節約のためだという。
一体どういうことだろうか?
黒のレザーでセクシーに?
それとも白のワンピでゆるふわキュート?
散々悩んだスミレだったが、
結局は白のワンピースを選択した。
節約のためだという。
一体どういうことだろうか?
15年01月16日 22:21
【ウミガメのスープ】 [牛削り]
【ウミガメのスープ】 [牛削り]
解説を見る
穏やかな土曜日の朝。
公園脇のカフェの窓辺で、私は一人ミルクセーキを飲んでいた。
──どうしよう、右心房が破裂しそうだよぉ……。
憧れのコウヘイ先輩との初デート。
昨夜は体内に寄生した期待と不安のエイリアン2匹が胸を突き破って出てきそうで、一睡もできなかった。
そのまま夜が明けて、居ても立ってもいられず、約束の4時間も前に待ち合わせの公園に来てしまった。さすがに寒空の下で4時間も待つわけにはいかないので、カフェに入ることにした。
公園の反対側にあるチャイの美味しい店と迷ったが、今日はチャイよりミルクセーキの気分だった。
1分が永遠とも思える時間。暇つぶしにと持ってきた文庫本は、まるで頭に入らず、間違えてアラビア語の教科書を持ってきたのかと疑うほどだ。
──先輩はデートなんて慣れてるだろうから、緊張なんてしてないんだろうな……。
そして約束の1時間前になった。ミルクセーキを5杯も飲んでしまった。
外も暖かくなってきたようなので、そろそろカピバラ像の前で待とうと思った。
カフェを出て、公園の中心へと向かう。するとカピバラ像の向こうから、誰かが歩いてくるのが見えた。
真っ白いタキシードを着ている。あれは……
「コウヘイ先輩!」
思わず駆け出していた。
先輩は私に気づくと、驚いたような顔をした。
「まだ1時間前だよ」
「先輩だって来てるじゃないですか」
「待たせちゃ悪いしね。あ、そのワンピース」
先輩は私をじっと見つめる。
「よく似合ってるね。白い肌に白いワンピース、すごくいい組み合わせだ」
顔が火照ってしまう。
「先輩こそ、その白いタキシード、お似合いですよ」
風が吹いて、先輩の身体からほんのりチャイの香りがした。
この香りは、あの店の……それに先輩の来た方向って……。
顔の筋肉が緩む。
──そっか、コウヘイ先輩も……。
安心感で脱力してしまい、私はカピバラ像に寄りかかった。
風の向きが変わって、先輩の匂いは消えた。
そこへ──
#big5#ドンッ#/big5#
先輩の右手が、私の左耳をかすめて、カピバラ像に力強く張り手をかました。
「か、かべd……
「#red#リエ#/red#、俺──」
自分の身体にもミルクセーキの匂いが染み付いていることに、今気付いた。
─────────────────────────────────────
「どうかな?」
「……うーん。壁ドンっていまさら感ありません? それにちょっと心理描写が少なくて、わかりにくいです。これって、2人とも数時間前から待ってたってことですよね?」
「もー、いちいち細かいなあ」
「あと何より、服装おかしくないですか? これ1月の設定ですよね? 素肌に白のワンピって。それに高校生同士のデートでタキシードって」
「いいじゃん何でも。#red#白い服の方が節約になるんだよ、インクの#/red#」
「そんなケチってばかりだからいつまでも売れないんですよ」
「おま、さすがに俺怒るよ?」
#red#売れない少女漫画家・如月スミレこと栗田ツトム(39)#/red#は、ランニングシャツを捲って突き出たお腹を掻きながら、つまらなそうに答えた。
#big5#簡#/big5#易解説
スミレは漫画家で、主人公の服を何色にしようか悩んでいた。
インクの節約のため、白を選択した。
公園脇のカフェの窓辺で、私は一人ミルクセーキを飲んでいた。
──どうしよう、右心房が破裂しそうだよぉ……。
憧れのコウヘイ先輩との初デート。
昨夜は体内に寄生した期待と不安のエイリアン2匹が胸を突き破って出てきそうで、一睡もできなかった。
そのまま夜が明けて、居ても立ってもいられず、約束の4時間も前に待ち合わせの公園に来てしまった。さすがに寒空の下で4時間も待つわけにはいかないので、カフェに入ることにした。
公園の反対側にあるチャイの美味しい店と迷ったが、今日はチャイよりミルクセーキの気分だった。
1分が永遠とも思える時間。暇つぶしにと持ってきた文庫本は、まるで頭に入らず、間違えてアラビア語の教科書を持ってきたのかと疑うほどだ。
──先輩はデートなんて慣れてるだろうから、緊張なんてしてないんだろうな……。
そして約束の1時間前になった。ミルクセーキを5杯も飲んでしまった。
外も暖かくなってきたようなので、そろそろカピバラ像の前で待とうと思った。
カフェを出て、公園の中心へと向かう。するとカピバラ像の向こうから、誰かが歩いてくるのが見えた。
真っ白いタキシードを着ている。あれは……
「コウヘイ先輩!」
思わず駆け出していた。
先輩は私に気づくと、驚いたような顔をした。
「まだ1時間前だよ」
「先輩だって来てるじゃないですか」
「待たせちゃ悪いしね。あ、そのワンピース」
先輩は私をじっと見つめる。
「よく似合ってるね。白い肌に白いワンピース、すごくいい組み合わせだ」
顔が火照ってしまう。
「先輩こそ、その白いタキシード、お似合いですよ」
風が吹いて、先輩の身体からほんのりチャイの香りがした。
この香りは、あの店の……それに先輩の来た方向って……。
顔の筋肉が緩む。
──そっか、コウヘイ先輩も……。
安心感で脱力してしまい、私はカピバラ像に寄りかかった。
風の向きが変わって、先輩の匂いは消えた。
そこへ──
#big5#ドンッ#/big5#
先輩の右手が、私の左耳をかすめて、カピバラ像に力強く張り手をかました。
「か、かべd……
「#red#リエ#/red#、俺──」
自分の身体にもミルクセーキの匂いが染み付いていることに、今気付いた。
─────────────────────────────────────
「どうかな?」
「……うーん。壁ドンっていまさら感ありません? それにちょっと心理描写が少なくて、わかりにくいです。これって、2人とも数時間前から待ってたってことですよね?」
「もー、いちいち細かいなあ」
「あと何より、服装おかしくないですか? これ1月の設定ですよね? 素肌に白のワンピって。それに高校生同士のデートでタキシードって」
「いいじゃん何でも。#red#白い服の方が節約になるんだよ、インクの#/red#」
「そんなケチってばかりだからいつまでも売れないんですよ」
「おま、さすがに俺怒るよ?」
#red#売れない少女漫画家・如月スミレこと栗田ツトム(39)#/red#は、ランニングシャツを捲って突き出たお腹を掻きながら、つまらなそうに答えた。
#big5#簡#/big5#易解説
スミレは漫画家で、主人公の服を何色にしようか悩んでいた。
インクの節約のため、白を選択した。
「ウミガメのスープ その2」「4ブックマーク」
ある女が、とあるレストランで「ウミガメのスープ」を注文しました。
しかし、彼女はその「ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、シェフを呼びました。
「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」
「はい… 当店自慢のウミガメのスープに間違いございません。」
勘定を済ませた女は、夕飯はカレーにしようと思いました。
何故でしょう?
しかし、彼女はその「ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、シェフを呼びました。
「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」
「はい… 当店自慢のウミガメのスープに間違いございません。」
勘定を済ませた女は、夕飯はカレーにしようと思いました。
何故でしょう?
16年01月02日 22:13
【ウミガメのスープ】 [まぴばゆ]
【ウミガメのスープ】 [まぴばゆ]
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こ
れがウミガメのスープ…?この間私が作ったウミガメのスープと味が全然違うじゃない!
でもこれはこの店自慢のウミガメのスープで間違いないし、皆美味しそうに食べてるし…。もしかして私って#red#飯マズ#/red#?カメオ君は我慢して私のご飯食べてるの?
…今日はレトルトカレーにするか。
その夜、カメオに#big5#「今まで君が作った料理の中で一番おいしいよ!」#/big5#と笑顔で言われたことでショックとともに申し訳なさを感じている女の姿があった。
#b#女の作ったウミガメのスープと店自慢のウミガメのスープの味が違ったことから自分の作る料理は不味いのでは?と思った女は彼氏の為にも夕飯は味のハズレがないレトルトカレーにしようと思った。#/b#
れがウミガメのスープ…?この間私が作ったウミガメのスープと味が全然違うじゃない!
でもこれはこの店自慢のウミガメのスープで間違いないし、皆美味しそうに食べてるし…。もしかして私って#red#飯マズ#/red#?カメオ君は我慢して私のご飯食べてるの?
…今日はレトルトカレーにするか。
その夜、カメオに#big5#「今まで君が作った料理の中で一番おいしいよ!」#/big5#と笑顔で言われたことでショックとともに申し訳なさを感じている女の姿があった。
#b#女の作ったウミガメのスープと店自慢のウミガメのスープの味が違ったことから自分の作る料理は不味いのでは?と思った女は彼氏の為にも夕飯は味のハズレがないレトルトカレーにしようと思った。#/b#
「運命に導かれ」「4ブックマーク」
寝坊しちゃた。 (´・ω・`)
(´・Ω・`)わしがしっかりしてなかったせいですまんカメコ。
あぁ!カメオの元へ行きたいのに道がないわ!!(´・ω・`)
ねぇあなた達、愛するカメオのところまで行きたいの。
お願い力を貸して
(´・Ω・`)わしがしっかりしてなかったせいですまんカメコ。
あぁ!カメオの元へ行きたいのに道がないわ!!(´・ω・`)
ねぇあなた達、愛するカメオのところまで行きたいの。
お願い力を貸して
16年01月01日 23:04
【亀夫君問題】 [天童 魔子]
【亀夫君問題】 [天童 魔子]
解説を見る
今日はカメオとカメコの結婚式なのです。
しかし道がありませんでした。
なのでラテシン特有の結婚要素を用いて
真っ赤な #red#バージンロード#/red#を作ってあげるのです。
゚
* ___ ゚
o /∧∞∧ゝ *
/ (* ・∀・) 皆様ありがとう o
/ (8つ~~8つ *
//^^^/^^^\ o
/ /~~~~ノ~~~~ヾ\
/ /~/~~ノ~~~i~~~ヽ~)
ゝ/ゝノノ~/~ノ~i~i~ヽ
しかし道がありませんでした。
なのでラテシン特有の結婚要素を用いて
真っ赤な #red#バージンロード#/red#を作ってあげるのです。
゚
* ___ ゚
o /∧∞∧ゝ *
/ (* ・∀・) 皆様ありがとう o
/ (8つ~~8つ *
//^^^/^^^\ o
/ /~~~~ノ~~~~ヾ\
/ /~/~~ノ~~~i~~~ヽ~)
ゝ/ゝノノ~/~ノ~i~i~ヽ
「微熱実験室」「4ブックマーク」
同じクラスに、ものすごく理科が好きな子がいた。
他の授業はだるそうにしているが、理科の時間になると張り切るのだ。
だが学期が変わると、今度は音楽を張り切っている。
一体何故だろう?
他の授業はだるそうにしているが、理科の時間になると張り切るのだ。
だが学期が変わると、今度は音楽を張り切っている。
一体何故だろう?
11年05月06日 23:30
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]
解説を見る
うちのクラスの安田は、理科の時間になると誰よりも早く教室移動する。
最初は理科が好きなのかと思っていたが、どうやら違うらしい。
梨花が好きなのだ。
同学年で違うクラスの大人しい子なんだが、どうやら安田と幼馴染だとか。
安田もガツンと告白すればいいのに、かなり奥手なところがある。
だから少し姑息な手段で、心の安息を得ているのだ.。
前の授業が終わったら理科室へダッシュ!→梨花のクラス、理科室での授業が終わる。→梨花と一言二言会話をする→梨花を見送るとすぐにその席に座る。→体温の温もりに浸る……
どうみても危ない人です、本当にありがとうございました。
でも向こうも悪い気はしてないっぽい。
だって毎回自分と会話するために、ダッシュで来てくれる男の子がいるんだから。
もうみんな安田が梨花を好きだって知ってるのに、奴はいつまで続けるんだろうなw
学年が変わって時間割が変わると、今度は音楽室へダッシュ。
どうやら今年も変わらないみたいだ。
安田の恋はいつ実るのだろうか。
ちょっと楽しみだ。
最初は理科が好きなのかと思っていたが、どうやら違うらしい。
梨花が好きなのだ。
同学年で違うクラスの大人しい子なんだが、どうやら安田と幼馴染だとか。
安田もガツンと告白すればいいのに、かなり奥手なところがある。
だから少し姑息な手段で、心の安息を得ているのだ.。
前の授業が終わったら理科室へダッシュ!→梨花のクラス、理科室での授業が終わる。→梨花と一言二言会話をする→梨花を見送るとすぐにその席に座る。→体温の温もりに浸る……
どうみても危ない人です、本当にありがとうございました。
でも向こうも悪い気はしてないっぽい。
だって毎回自分と会話するために、ダッシュで来てくれる男の子がいるんだから。
もうみんな安田が梨花を好きだって知ってるのに、奴はいつまで続けるんだろうなw
学年が変わって時間割が変わると、今度は音楽室へダッシュ。
どうやら今年も変わらないみたいだ。
安田の恋はいつ実るのだろうか。
ちょっと楽しみだ。
「貧相な男」「4ブックマーク」
ある公園に少し前からホームレスが住んでいる。
古いスポーツ新聞を読んだりゴミ袋から食料を探したり、時には釣りをしたりして暮らしていた。
しかしその男は、まとまった金を銀行に預けておりホームレスをするほど金に困ってはいなかった。
釣りをしているホームレスに「釣れますか?」と尋ねると、「いや、全く。でもせめてもの抵抗にでもなればね。」と不敵な笑みを浮かべたという。
状況を補完してください。
古いスポーツ新聞を読んだりゴミ袋から食料を探したり、時には釣りをしたりして暮らしていた。
しかしその男は、まとまった金を銀行に預けておりホームレスをするほど金に困ってはいなかった。
釣りをしているホームレスに「釣れますか?」と尋ねると、「いや、全く。でもせめてもの抵抗にでもなればね。」と不敵な笑みを浮かべたという。
状況を補完してください。
15年03月07日 13:50
【ウミガメのスープ】 [天PAザキ]
【ウミガメのスープ】 [天PAザキ]
解説を見る
カメオ(のちのホームレス)は貧乏だった。特にこれといった事をせずにボーと生きてきた。毎月少しの給料でやりくりし質素に暮らしていた。このまま生きていても無駄に長生きするだけで何も楽しいことなんてないんじゃないか、と思うようになった。
そんなある日の黄昏時、見ず知らずのスーツの男がカメオの前に現れた。男は「あなたは今の生活に飽き飽きしていませんか?」と語り掛けスーツケースに入った大量の札束を見せてきた。「あなたは生涯、このお金を自由に使うことが出来ますよ。」生まれて初めて見る大量の札束にカメオは目がくらみ理性を失った、そして、その金をされるがままに受けとった。
その後カメオは仕事を辞め豪遊した。金はどんどん減っていったが、カメオは気にせず遊んでいた。少ししてカメオはある時ふと気づいた。カメオは金を得ることが出来ないのだ。金をくれと言ってもカメオに金を渡す人はいなかった。それは、どんなに少ない金額でも同じであった。道端で小銭を見つけても必ずカメオより先にほかの人が拾っていってしまった。アルバイトの面接も片っ端から行ったが採用されることはなかった。つまりカメオはスーツの男から受け取った金しか使えないのだ。
「あなたは生涯、このお金を自由に使うことが出来ますよ。」この言葉から、何もすることなく長く生きていくカメオを早く殺すために、これから生きるであろう人生の時間を金で渡され早く死ぬように仕組まれたのだと、カメオは推測した。となるとスーツの男は死んだカメオの魂を早く吸い取ろうとした悪魔なのか…
カメオは出来るだけ金を使わずに長く生きてスーツの男に抵抗しようと考えた。そのためホームレスになったのだ。
もちろん、これはカメオの憶測であり真実ではないかもしれない。しかし、ひもじく生きた時と比べれば、想像上の悪魔と戦っている方が遥かに充実しているといえよう。
みなさんも時間というものを大切にしてほしい。
そんなある日の黄昏時、見ず知らずのスーツの男がカメオの前に現れた。男は「あなたは今の生活に飽き飽きしていませんか?」と語り掛けスーツケースに入った大量の札束を見せてきた。「あなたは生涯、このお金を自由に使うことが出来ますよ。」生まれて初めて見る大量の札束にカメオは目がくらみ理性を失った、そして、その金をされるがままに受けとった。
その後カメオは仕事を辞め豪遊した。金はどんどん減っていったが、カメオは気にせず遊んでいた。少ししてカメオはある時ふと気づいた。カメオは金を得ることが出来ないのだ。金をくれと言ってもカメオに金を渡す人はいなかった。それは、どんなに少ない金額でも同じであった。道端で小銭を見つけても必ずカメオより先にほかの人が拾っていってしまった。アルバイトの面接も片っ端から行ったが採用されることはなかった。つまりカメオはスーツの男から受け取った金しか使えないのだ。
「あなたは生涯、このお金を自由に使うことが出来ますよ。」この言葉から、何もすることなく長く生きていくカメオを早く殺すために、これから生きるであろう人生の時間を金で渡され早く死ぬように仕組まれたのだと、カメオは推測した。となるとスーツの男は死んだカメオの魂を早く吸い取ろうとした悪魔なのか…
カメオは出来るだけ金を使わずに長く生きてスーツの男に抵抗しようと考えた。そのためホームレスになったのだ。
もちろん、これはカメオの憶測であり真実ではないかもしれない。しかし、ひもじく生きた時と比べれば、想像上の悪魔と戦っている方が遥かに充実しているといえよう。
みなさんも時間というものを大切にしてほしい。