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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのGood

You asked for it.「1Good」
A子が提出した課題は、誰が見てもよい出来だった。
B子が提出した課題は、決してよい出来とは言えなかった。
しかし、教師はB子を合格させ、A子を不合格にした。
なぜ?
12年12月16日 00:39
【ウミガメのスープ】 [妙伎]

ダメ、絶対。




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「先生、どうしてB子が合格で私は不合格なんですか?私のほうが絶対よく描けてます!」
「そうかな?」
「クラスのみんなもB子のより私の作品のほうが色づかいも構図も綺麗だって言ってます!」
「そうらしいね」
「B子が手描きで私がデジタルだからですか?画材の指定はありませんでしたし、手描きのほうが大変と思われているなら…!」
激しい口調のA子に、教師は静かに問いかけた。
「…ところで君はどうしてこの花嫁のドレスを黒にしたのかな?」
「え…?それは、黒のほうが映えると思ったから…」
虚を突かれたA子はしどろもどろに答えた。
「花嫁のドレスが黒なのは不自然じゃないか?」
「……っ」
「それと、右の花だけが青いけれど、青い花は基本的に自然界にはないよね?どうして青にしたの?」
A子は黙ったまま答えない。
教師はPCを操作しながら言った。
「君には答えられないだろうね。…知らないんだろう?どうして花嫁のドレスが黒く、右の花が青いか」
「…どういう意味ですか」
「実は僕は、画像投稿サイトのアカウントを持っているんだ。匿名だし、他の先生も生徒も誰一人知らないだろうけれど」
A子ははっと目を見開く。教師が振り向いた。
「これは、僕が5年前にアップロードしたオリジナルのイラストだ。アップロード期日もログがあるし、僕の自宅のPCにはこのイラストの元絵が保存されている」
PCの画面に映っていたのは、A子の提出した課題と構図や色遣い、描かれた人物の顔までもがそっくりなイラストだった。
「今回の課題のテーマと、このイラストのタイトルは同じ。この画像投稿サイトで検索すればヒットするだろうね」
教師の視線はいつの間にか厳しいものに変わっていた。
「確かにこの絵はよく描けているよ、君自身が描いたものならね。だが、ウェブ上の作品にも作者はいるし著作権は存在する。この作品の作者は僕だ。そして僕は自分の作品には必ず注意書きをつけているよ、<著作権は放棄しておりません>と」
「そんな…だって…」
「作者が誰か分からない、匿名のサイトにあるからと言ってその作品をトレスし、自分が描いたように装って発表する。これは立派な窃盗だ。絵を描くにあたって最も基本的な「自分の作品を描く」ことを疎かにするようじゃ、残念ながら、大学へ君を推薦する件は考え直さなければならないね」
A子のすすり泣く声が、職員室に響いた。
「今度はいつ会えるかな?」
「また今日の夜でもメールするね。あっ、電話してもいい?」

僕と彼女が別れを惜しんでいると、タクシーの運転手の機嫌を損ねてしまった。

僕はただただ謝った。

状況を説明してください。
12年12月26日 21:47
【ウミガメのスープ】 [水上]

解決しました(`_´)ゞ




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デートはあっという間だった。楽しい時間ってのはすぐ過ぎていくんだなぁ。
僕は彼女を家の近くだという駅まで送っていった。

「ここまででいいよ。家もうすぐそこだから」
「今度はいつ会えるかな?」
「また今日の夜でもメールするね。あっ、電話してもいい?」
「もちろん!じゃあまた夜にね」
「うん!バイバイッ!」

本当は家まで送って行きたかったけど、最初のデートでそこまでするのもやり過ぎかなあと思いながら、僕は彼女が見えなくなるまで手を振っていた。

その横にタクシーが止まる。

「?」
「? 乗るなら早く乗りな」
「え、いや、違くて…タクシーを止めた訳では…」
「あ?手ぇ挙げてたじゃん、ったく・・・」

僕はただただ謝った。
うそつくな!!「1Good」
泥棒を追いかけていると、別れ道でみうしなった。一つの道に立っていた男に、誰か通らなかったか?と、聞くと、「いいや、誰も通らなかった」と、答えた。しかし、後に泥棒がつかまり、どこを通って逃げたのか聞くと男が、誰も通らなかったと、答えた道を通ったと言う。

嘘つきは、誰だろう?
12年12月27日 00:26
【ウミガメのスープ】 [ミケア]

2作目よろしくお願いします。




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「困ったな」
作戦が失敗した俺は、サツから逃げている。足には多少自信があるが、あいつらもなかなか早い。
「分かれ道か・・・」
いつもならただの分かれ道だが、いまは運命の分かれ道だ。どうする・・・ん?男がいる。まずいな、サツがあの男に聞けば、すぐバレる。となりをいくか。・・・いや、まてよ。あの男を利用すればいい。
「すみません、こっちに誰か通りませんでしたか?」
「いいや、通ってないよ」
「そうですか、ありがとうございます」
これでサツは、あの男に聞いても意味がない。あの男は、俺が作った架空の人間をサツも追いかけていると思うはずだ!

{嘘つきとは、例をあげると、正解を知っていて違う答えを言う人のことです。そう考えると、誰もうそをついていません。}
人々は皆冷酷?「1Good」
死にかけている子供がいた。通りかかった男は子供をみたが、通りすぎていった。なぜだろうか?

(おすすめの本を教えてくれるとありがたいです^^)
12年12月31日 01:51
【ウミガメのスープ】 [ミケア]

3作目です^^よろしくお願いします!




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ここは貧しい国。だれもがうえている。だが、私にはどうすることもできなかった。海辺に行くと、一人の子供が倒れていた。今にもしにそうだった。私はそのまま進んでいった。私は心の中で謝った。

「ごめんよ。君を助けたら、この国の人々を全て助けないといけなくなる。私には全ての人を助けることができない。」
年始は閉めるべき!「1Good」

酒屋店員のたか君は、年末年始は大忙し。

夜の12時を回ろうかとしているのにも関わらず、続々やってくるお客さんにてんてこ舞いになりながらもしっかりと料理や飲み物を提供していた。

しかし、ちゃんとしていたにも関わらず、店の同僚に怒られてしまった。

一体何故?
13年01月03日 01:41
【ウミガメのスープ】 [Taka]



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か君の居酒屋は、ほとんど人のいない村のはずれにある。

そのため、年末年始は店を閉める。別に開けたからといって儲かる話ではないからだ。

しかし、たか君は少ないながら村の人を自宅に呼んで、年越しパーティを開くのだ。全てたか君1人でみんなをもてなす。

夕方から続々とくるお客さん。それを相手にしながらせっせと料理を作る。

そろそろ12時か。もう年も明けるな・・

そんな余韻に浸っていると、店の同僚がやってきた。

こんな時間に来やがって!

内心、少しイラッとしたが、同僚の声で笑顔になる。

同僚「おい!もうすぐ年も明けるんだ。料理とかそんなんいいじゃねぇか!こっち来て一緒に飲もう!ビールねぇよ!早くこい!」

たか君は少し笑ってタオルで手を拭き、コタツに座る。