「【 垂直邪神の罠 ~ラテシン全メンバーの危機~ 】」「1Good」
目を覚ますと、そこには異様な光景が広がっていた・・・
僕『・・・何だ・・・ここは・・・!?』
謎の声『気付いたか、のりっこ。とやら。』
僕『・・・誰だ・・・?』
垂直邪神『私は垂直邪神。 早速だがゲームをしよう。』
僕『垂直・・・ ゲーム・・・ ??? 一体な・・・ くっ!!!』
僕はまるで頑丈なロープで縛り付けられているみたいに身動きがとれなかった・・・
垂直邪神『ハッハッハ! 私の力で抑えつけている。 このゲームに勝ったら自由にしてやるよ。
ちなみに動けないのはお前だけじゃないぞ、目の前のモニターをしっかり見るがいい。』
僕『・・・!!!!! こっ・・・ この人達は・・・』
垂直邪神『お前の大好きな【ラテシン】の登録者、その全メンバーだ。
物凄い数だろう? 彼らは言わば集団人質といった所だ。 ハッハッハッハ!!!』
僕『なっ・・・何て事を・・・!!!!! 一体何を考えてるんだ!?』
垂直邪神『暇だったんでな、水平思考などという人間のくだらない遊びでも眺めて暇つぶしを・・・
おっと、怒ったか? やはり人間は単純で面白いな! ハッハッハ!!!!!』
僕『水平思考はくだらない遊びなんかじゃない!!! とても立派な思考法なんだ!!!
ラテシンの皆は水平思考を愛し、好んで出題し合ったり問題を解いたりしながら
試行錯誤出来る楽しい日々を過ごしてるんだ!!!!!』
垂直邪神『わかったわかった、そう熱くなるな。
ただのゲームだ、これが解けたらすぐに全員を元の生活に戻してやるよ。』
僕『なんて勝手な奴なんだ・・・
わかったよ、やるんなら早く始めろ!!!』
垂直邪神『ハッハッハ! ムキになってやがる。
よかろう、ではゲームを始めよう。
目の前のテーブルに2つの物が置いてあるだろう?』
僕は人質であるラテメンの皆さんが集団で映し出されている大きなモニターの手前、
白いテーブルの上を見た。今まで気が付かなかったが・・・神は何でもありなのか・・・
垂直邪神とやらがいつの間にか出現させたんだろう・・・確かに2つの物が置いてある。
1つは機械・・・? 何だこれは・・・ 僕の体にコードの先端が貼り付けられている・・・
もう1つは・・・これはまさか・・・
垂直邪神『おっと!!! これは単純な【物当て】のゲームだからな、ここで言うなよ!? ハッハッハ!
ズバリ、全員を解放するには簡単だ、その2つの物を人質の誰かが当てればいいだけだ!!!
いいか、私の声もお前の声も人質全員が聴ける様になっている。逆もまた然りだ。
人質であるラテシンの全メンバーは自由に【質問だけ】を投げかける事が出来る。
その質問にのりっこ。お前が答えていけ。
それと、絵を描くのは好きか? 私は綺麗な絵が好きだ。
お前には【山と谷が延々と連なる綺麗な山脈の風景画】を描いてもらう。』
僕『絵? 何故だ・・・意図が解らない・・・ 紙とペンはあるのか?』
垂直邪神『ハッハッハッハッハ!!! 愉快だ。
まず、のりっこ。 お前にだけ【解】を教えておこう。』
垂直邪神は僕の脳内に語りかけてきた・・・
僕はテーブルの上に置かれている2つの物を把握した。
僕『・・・バカな!!! 風景画だと・・・
そんな描き方をしたらパニックになる!!! そんな理不尽な要求があるか・・・』
垂直邪神『【人生は山あり谷あり】だろ? しっかり綺麗に連ねろ。
綺麗な風景画じゃなければ、人質の解放は無しだ。 こいつらはどうなるかなぁ・・・ハッハッハッハ!!!!!』
僕『くそっ・・・!!!!!』
垂直邪神『ではその機械装置を起動する。 お前ら人間が自ら作った物だ、非常に面白い・・・
スタートだ!!!!!
人質はどんな質問をぶつけてもいいが、
正解候補を見出した場合、【1つの質問欄に解となる2つの物の名前を同時に挙げなければ完全正解にはならない。】
2つの物の名前が同時に挙がった時点で私が【正解】表示を出してやろう。
それまでの質問内容に応じ、時々【良い質問】もサービスしてやる。
のりっこ。よ、早く人質を解放したいか?』
僕『当たり前だ!!! 大切なラテシンの仲間達だ!!!
こんな馬鹿馬鹿しいゲームなど、早く終わらせてやる!!!
皆さんの水平思考能力と協力があれば、必ず解ける!!!!!』
垂直邪神『ほほう、真っ直ぐな目だ。 綺麗な谷だな。
次は山か。 幾つもの山並を期待しているぞ。
では私は近くでゲームを楽しんでいよう・・・ ハッハッハッハ!!!!!』
僕『くっ・・・ もどかしいが仕方ない・・・ 皆の為だ・・・
皆さん、どうかご協力お願いします!!!!!』
僕『・・・何だ・・・ここは・・・!?』
謎の声『気付いたか、のりっこ。とやら。』
僕『・・・誰だ・・・?』
垂直邪神『私は垂直邪神。 早速だがゲームをしよう。』
僕『垂直・・・ ゲーム・・・ ??? 一体な・・・ くっ!!!』
僕はまるで頑丈なロープで縛り付けられているみたいに身動きがとれなかった・・・
垂直邪神『ハッハッハ! 私の力で抑えつけている。 このゲームに勝ったら自由にしてやるよ。
ちなみに動けないのはお前だけじゃないぞ、目の前のモニターをしっかり見るがいい。』
僕『・・・!!!!! こっ・・・ この人達は・・・』
垂直邪神『お前の大好きな【ラテシン】の登録者、その全メンバーだ。
物凄い数だろう? 彼らは言わば集団人質といった所だ。 ハッハッハッハ!!!』
僕『なっ・・・何て事を・・・!!!!! 一体何を考えてるんだ!?』
垂直邪神『暇だったんでな、水平思考などという人間のくだらない遊びでも眺めて暇つぶしを・・・
おっと、怒ったか? やはり人間は単純で面白いな! ハッハッハ!!!!!』
僕『水平思考はくだらない遊びなんかじゃない!!! とても立派な思考法なんだ!!!
ラテシンの皆は水平思考を愛し、好んで出題し合ったり問題を解いたりしながら
試行錯誤出来る楽しい日々を過ごしてるんだ!!!!!』
垂直邪神『わかったわかった、そう熱くなるな。
ただのゲームだ、これが解けたらすぐに全員を元の生活に戻してやるよ。』
僕『なんて勝手な奴なんだ・・・
わかったよ、やるんなら早く始めろ!!!』
垂直邪神『ハッハッハ! ムキになってやがる。
よかろう、ではゲームを始めよう。
目の前のテーブルに2つの物が置いてあるだろう?』
僕は人質であるラテメンの皆さんが集団で映し出されている大きなモニターの手前、
白いテーブルの上を見た。今まで気が付かなかったが・・・神は何でもありなのか・・・
垂直邪神とやらがいつの間にか出現させたんだろう・・・確かに2つの物が置いてある。
1つは機械・・・? 何だこれは・・・ 僕の体にコードの先端が貼り付けられている・・・
もう1つは・・・これはまさか・・・
垂直邪神『おっと!!! これは単純な【物当て】のゲームだからな、ここで言うなよ!? ハッハッハ!
ズバリ、全員を解放するには簡単だ、その2つの物を人質の誰かが当てればいいだけだ!!!
いいか、私の声もお前の声も人質全員が聴ける様になっている。逆もまた然りだ。
人質であるラテシンの全メンバーは自由に【質問だけ】を投げかける事が出来る。
その質問にのりっこ。お前が答えていけ。
それと、絵を描くのは好きか? 私は綺麗な絵が好きだ。
お前には【山と谷が延々と連なる綺麗な山脈の風景画】を描いてもらう。』
僕『絵? 何故だ・・・意図が解らない・・・ 紙とペンはあるのか?』
垂直邪神『ハッハッハッハッハ!!! 愉快だ。
まず、のりっこ。 お前にだけ【解】を教えておこう。』
垂直邪神は僕の脳内に語りかけてきた・・・
僕はテーブルの上に置かれている2つの物を把握した。
僕『・・・バカな!!! 風景画だと・・・
そんな描き方をしたらパニックになる!!! そんな理不尽な要求があるか・・・』
垂直邪神『【人生は山あり谷あり】だろ? しっかり綺麗に連ねろ。
綺麗な風景画じゃなければ、人質の解放は無しだ。 こいつらはどうなるかなぁ・・・ハッハッハッハ!!!!!』
僕『くそっ・・・!!!!!』
垂直邪神『ではその機械装置を起動する。 お前ら人間が自ら作った物だ、非常に面白い・・・
スタートだ!!!!!
人質はどんな質問をぶつけてもいいが、
正解候補を見出した場合、【1つの質問欄に解となる2つの物の名前を同時に挙げなければ完全正解にはならない。】
2つの物の名前が同時に挙がった時点で私が【正解】表示を出してやろう。
それまでの質問内容に応じ、時々【良い質問】もサービスしてやる。
のりっこ。よ、早く人質を解放したいか?』
僕『当たり前だ!!! 大切なラテシンの仲間達だ!!!
こんな馬鹿馬鹿しいゲームなど、早く終わらせてやる!!!
皆さんの水平思考能力と協力があれば、必ず解ける!!!!!』
垂直邪神『ほほう、真っ直ぐな目だ。 綺麗な谷だな。
次は山か。 幾つもの山並を期待しているぞ。
では私は近くでゲームを楽しんでいよう・・・ ハッハッハッハ!!!!!』
僕『くっ・・・ もどかしいが仕方ない・・・ 皆の為だ・・・
皆さん、どうかご協力お願いします!!!!!』
13年02月27日 14:30
【新・形式】 [のりっこ。]
【新・形式】 [のりっこ。]
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ありがとうございました^^
解説を見る
垂直邪神『・・・ほう、よく解に辿り着いたな。
・・・よかろう、敗けを認めざるを得んな・・・
全員を元の世界へ解放してやる。』
・・・モニターから皆の姿が消えた。
そして僕に取り付けられていた【嘘発見器】のコードが外れ、
【ウミガメのスープ】と共に消えた。
僕『流石はラテメンの皆さんの水平思考だ・・・
【嘘発見器のポリグラフに山と谷を交互に描く】・・・つまり、
【嘘と本当を交互に言わなければいけなかった】僕の理不尽な状況を見事に見抜き、
僕らのキーワード的食べ物であるウミガメのスープまでもきっちり当ててくれた・・・
やはり皆さんは頼もしい^^』
それからまた気が付くと、僕は日常の世界に戻っていた。
ラテシンの全メンバーも、それぞれの日常生活を取り戻した。
水平思考は素晴らしい。
今回は全く新しいジャンルの試みでしたが、
参加協力していただいた皆さん、
本当にありがとうございました!!!!! ^^
・・・よかろう、敗けを認めざるを得んな・・・
全員を元の世界へ解放してやる。』
・・・モニターから皆の姿が消えた。
そして僕に取り付けられていた【嘘発見器】のコードが外れ、
【ウミガメのスープ】と共に消えた。
僕『流石はラテメンの皆さんの水平思考だ・・・
【嘘発見器のポリグラフに山と谷を交互に描く】・・・つまり、
【嘘と本当を交互に言わなければいけなかった】僕の理不尽な状況を見事に見抜き、
僕らのキーワード的食べ物であるウミガメのスープまでもきっちり当ててくれた・・・
やはり皆さんは頼もしい^^』
それからまた気が付くと、僕は日常の世界に戻っていた。
ラテシンの全メンバーも、それぞれの日常生活を取り戻した。
水平思考は素晴らしい。
今回は全く新しいジャンルの試みでしたが、
参加協力していただいた皆さん、
本当にありがとうございました!!!!! ^^
「イライラトレイン」「1Good」
電車に乗ったら、必ず隣に座っている人の足を踏む男。
何故そんなことしているの?
何故そんなことしているの?
13年02月28日 22:48
【ウミガメのスープ】 [プエルトリコ野郎]
【ウミガメのスープ】 [プエルトリコ野郎]
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隣の人の足を踏んでやりたい時ってないですか?
解説を見る
男はスリ。だから、移動するために電車に乗っているわけではない。夜の電車にはベロンベロンの酔っ払いがたくさんいる。そいつらから金を盗むために電車に乗っているのだ。
だったら何故隣の人の足を踏むのか。
それは、隣の人がどれくらい深い睡眠をしているかを確かめるため。
スリのメインターゲットは、熟睡している人間だ。
熟睡しているか、浅い眠りかを判断する時、見た目などあてにならない。実際に財布をとろうとして相手が起きてきたら元も子もない。
足をちょっと踏んで、それでも起きない場合に実行するのだ。
だったら何故隣の人の足を踏むのか。
それは、隣の人がどれくらい深い睡眠をしているかを確かめるため。
スリのメインターゲットは、熟睡している人間だ。
熟睡しているか、浅い眠りかを判断する時、見た目などあてにならない。実際に財布をとろうとして相手が起きてきたら元も子もない。
足をちょっと踏んで、それでも起きない場合に実行するのだ。
「連鎖密室!!」「1Good」
密室密室。6つの密室。
一つの密室に一人づつ、6人が密室に囚われている。
仮に6人をゾーマ、シドー、ハーゴン、オルゴデミーラ、
バラモス、デスピサロっとしよう。
一つの密室には憎しみが満ちていて、
一つの密室には輪が満ちていて
一つの密室には人々が満ちていて、
一つの密室には自分自身が満ちていて
一つの密室には網目が満ちていて
一つの密室には愛が満ちている
6人は同時刻に死亡した
どうかこの謎を解いてください。
一つの密室に一人づつ、6人が密室に囚われている。
仮に6人をゾーマ、シドー、ハーゴン、オルゴデミーラ、
バラモス、デスピサロっとしよう。
一つの密室には憎しみが満ちていて、
一つの密室には輪が満ちていて
一つの密室には人々が満ちていて、
一つの密室には自分自身が満ちていて
一つの密室には網目が満ちていて
一つの密室には愛が満ちている
6人は同時刻に死亡した
どうかこの謎を解いてください。
13年03月12日 17:55
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
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密室当てですw
解説を見る
ゾーマは『トラック』の運転手
シドーは『車』の運転手
ハーゴンは『マンション』の住民
オルゴデミーラは『自動販売機』のアルミ缶
バラモスは『飼育ケージ』の中のペット
デスピサロは『身籠た母のお腹の中』の赤ん坊。
ゾーマはシドーを殺すためにトラックで突っ込んだ。
トラックはそのままマンションに激突し大爆発を起こした。
ゾーマは事故死
シドーは即死
ハーゴンは瓦礫に押し潰されて圧死
オルゴデミーラは爆死
バラモスは黒煙を吸い込んで窒息死
デスピサロは生まれる間もなく死んだ。
ってテラシンどうよ?>天童魔子(`・ω・´)
魔王「(゚Д゚)
・・・密室密室。1つの密室。
1つの密室に天童魔子さんが一人。
一つの密室には魔王の憎しみが満ちている。
天童魔子さんは『棺桶』の中
魔王の逆鱗に触れた魔子さんは死んでしまいました。
死因は撲殺・殴殺・刺殺・斬殺・銃殺・悩殺・暗殺・毒殺・
圧殺・絞殺・秒殺・瞬殺・抹殺・縊殺・扼殺・射殺・焼殺・屠殺・・・・・
天童魔子「すみませんでしたっ!!!(´;ω;`)
シドーは『車』の運転手
ハーゴンは『マンション』の住民
オルゴデミーラは『自動販売機』のアルミ缶
バラモスは『飼育ケージ』の中のペット
デスピサロは『身籠た母のお腹の中』の赤ん坊。
ゾーマはシドーを殺すためにトラックで突っ込んだ。
トラックはそのままマンションに激突し大爆発を起こした。
ゾーマは事故死
シドーは即死
ハーゴンは瓦礫に押し潰されて圧死
オルゴデミーラは爆死
バラモスは黒煙を吸い込んで窒息死
デスピサロは生まれる間もなく死んだ。
ってテラシンどうよ?>天童魔子(`・ω・´)
魔王「(゚Д゚)
・・・密室密室。1つの密室。
1つの密室に天童魔子さんが一人。
一つの密室には魔王の憎しみが満ちている。
天童魔子さんは『棺桶』の中
魔王の逆鱗に触れた魔子さんは死んでしまいました。
死因は撲殺・殴殺・刺殺・斬殺・銃殺・悩殺・暗殺・毒殺・
圧殺・絞殺・秒殺・瞬殺・抹殺・縊殺・扼殺・射殺・焼殺・屠殺・・・・・
天童魔子「すみませんでしたっ!!!(´;ω;`)
「悪夢再来」「1Good」
悪
夢のような出来事がまたおきてしまった
前回の時は仲間がいた。その為何とか助かったのだ
今回は誰もいない。電話等もいない。
しかし彼は助かった
何故?
【参加テーマ・悪夢体験を語って下さい】
夢のような出来事がまたおきてしまった
前回の時は仲間がいた。その為何とか助かったのだ
今回は誰もいない。電話等もいない。
しかし彼は助かった
何故?
【参加テーマ・悪夢体験を語って下さい】
13年03月20日 20:32
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
解説を見る
落
石に足を挟まれた男
彼は一年前にも全く同じ事故を経験していた
その時は周囲に仲間がいたので命だけは助かった。しかし今回は誰もいない
しかし・・・
彼の足は一年前の事故により切断され今は義足だった
男は義足を外すとその場を後にしたのだった
石に足を挟まれた男
彼は一年前にも全く同じ事故を経験していた
その時は周囲に仲間がいたので命だけは助かった。しかし今回は誰もいない
しかし・・・
彼の足は一年前の事故により切断され今は義足だった
男は義足を外すとその場を後にしたのだった
「罵倒される喜び」「1Good」
男が住んでいる小さな村『海亀村』
彼が村を歩いていると村人たちは皆口々に彼を罵倒する
だが男はそれを喜び、罵倒されることを誇りにすら感じていた
状況を補足してください
彼が村を歩いていると村人たちは皆口々に彼を罵倒する
だが男はそれを喜び、罵倒されることを誇りにすら感じていた
状況を補足してください
13年03月21日 22:21
【ウミガメのスープ】 [真央]
【ウミガメのスープ】 [真央]
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ちょっとHOTなスープ
解説を見る
この村には困った宗教があった
『ウミガメ教』
この小さな村で古くから神様として祀られているウミガメ様の宗教だ
この宗教の困った教えに村人たちは長いあいだ苦しめられていた
・刃物や針で人や自ら傷つけてはいけない
・家族以外の血を自分たちの家に入れることはいけない
・食べ物以外のモノを口にしてはいけない
などといった教えだ
この村では手術も輸血も、経口薬ですら使用してはいけないのだ
この教えを破れば神様の下へ行くことができないとされている
多くの村人が病にかかれば治療されずに苦しみながら亡くなった
そんなある日この村に引っ越してきたのが件の男であった
男は土地や物価が安いのを理由に村に小さな診療所を建てた
病にかかった人がいればすぐに駆け付け治療をした
最初は戸惑い宗教上の理由から治療を断ろうとした家族もいたが
医者は村人たちにこう宣言した
「苦しんでいる人は皆私の患者だ、嫌がっても勝手に治療させてもらう
だが心配はいらない、私は異教徒の医者だから神様に罰せられるのは
私一人で済むだろう、あなたたちはただ治療する私を罵倒すればいい」
医者は生涯ずっとその村で村人たちの医者で有り続けた
村人たちはというと表立って感謝の言葉を口にできないので毎日罵倒し続けた
だがその罵倒の言葉は、全て村人たちからの感謝の言葉の裏返しであった
『ウミガメ教』
この小さな村で古くから神様として祀られているウミガメ様の宗教だ
この宗教の困った教えに村人たちは長いあいだ苦しめられていた
・刃物や針で人や自ら傷つけてはいけない
・家族以外の血を自分たちの家に入れることはいけない
・食べ物以外のモノを口にしてはいけない
などといった教えだ
この村では手術も輸血も、経口薬ですら使用してはいけないのだ
この教えを破れば神様の下へ行くことができないとされている
多くの村人が病にかかれば治療されずに苦しみながら亡くなった
そんなある日この村に引っ越してきたのが件の男であった
男は土地や物価が安いのを理由に村に小さな診療所を建てた
病にかかった人がいればすぐに駆け付け治療をした
最初は戸惑い宗教上の理由から治療を断ろうとした家族もいたが
医者は村人たちにこう宣言した
「苦しんでいる人は皆私の患者だ、嫌がっても勝手に治療させてもらう
だが心配はいらない、私は異教徒の医者だから神様に罰せられるのは
私一人で済むだろう、あなたたちはただ治療する私を罵倒すればいい」
医者は生涯ずっとその村で村人たちの医者で有り続けた
村人たちはというと表立って感謝の言葉を口にできないので毎日罵倒し続けた
だがその罵倒の言葉は、全て村人たちからの感謝の言葉の裏返しであった