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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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教皇「2ブックマーク」
ハゲ頭のおっさんから鍵を差し出された。
男は (∩´∀`)∩ワーイ と喜んだ。
鍵を手にした男は誰もに羨まれ、
あっという間に タイ━━━━||Φ|(|´|Д|`|)|Φ||━━━━ホ されてしまった。

一体どういう事?
14年01月20日 23:39
【ウミガメのスープ】 [セルス]

rolls royce




解説を見る
ハゲ頭のおっさんの正体は、大企業の社長。そして、男はその息子。要するに御曹司だ。

おっさん「自動車免許取得おめでとう。ほら、可愛いお前のために車を買ったよ。」
男「(∩´∀`)∩ワーイ ○ールス・○イスの車♪パパ大好きー!」

おっさんの差し出した#b#○ールス・○イスのキー#/b#を、男は嬉々として受け取った。

そして、男はノリノリで、街を行き交う人々に見せびらかすように○ールス・○イスで街中を走った。
だが、道に迷って入り込んだ人通りの少ない路地で、#b#歩行者の女性を轢いてしまう#/b#。

男「や、やばい・・・(゚~゚;)ドウシヨ」

焦った男。だが、捕まるまいと、女性をその場に置き去りにしてその場を走り去ってしまう。
男は#red#轢き逃げ#/red#をしてしまったのだ。

奇跡的に一命を取り留めた女性は、事故の翌日、警察による事情聴取を受けた。

警察「何か、覚えていることはありませんか?」
女性「私、○ールス・○イスの車に轢かれました!あんな豪華な車、見間違えるはずありません!」

そして、警察による捜査が始まる。

警察「この辺で○ールス・○イスの車を見たことはありませんか?」
通行人A「○ールス・○イスの車なら、昨日、あの会社のボンボンが乗り回してたよ。」
通行人B「それなら私も見ました。カッコ良かったなぁ。」
通行人C「俺も見たぞ!まったくあの野郎、嫌味ったらしく見せつけてきやがって!」
通行人D「僕も(ry」
通行人E「私m(ry」

#b#多くの通行人に鮮烈な印象を与え、誰もを羨ませた#/b#その車はあっという間に特定され、
それからものの30分ほどで、男は タイ━━━━||Φ|(|´|Д|`|)|Φ||━━━━ホ された。

しげな表情の男が、海辺に一人佇んでいる。
絶望の淵に立たされたその男に私は、飴を渡しその場を去った。
翌日、男は満足気な表情で自室に倒れている。
彼の横には大きく「さあ、歌おう!」と書かれていた。

何故か。


※ラテクエ37決定戦より、Lennonさんの問題文をお借りしました。
13年12月19日 23:02
【ウミガメのスープ】 [ムク]

Lennonさんの問題文です。Ratterさん Happy Birthday!




解説を見る
あ〜…また一つ歳をくっちまった…

仕事の途中通りかかった海辺で、嬉しくもない顔をする男が一人。

(大人になったら普通の日と変わらんし、どこも慌ただしい時期だしなあ。
こうして冬の海を眺めてるっていうのも、我ながらシブすぎだよねぇ (=゜ω゜)ボー
…………いかん、だんだん救いのない気分になってきた。
忘年会明けで疲れてるから、ろくでもない事考えるんだなー)

だんだん暗い気分になった男の前に、すっと手が差し出された。

ー これをどうぞ。持っているといいことがありますよ。

そういって飴を一つ渡すと、手の主はふいと立ち去った。
(あれ、今の誰だ?どこかで見た気もするんだが)
そう思いつつ飴の包みを見ると、《おみくじ飴》とある。裏を返すと、「いつもの店に行くと吉」と書かれていた。
(いつもの店っていうと、あそこしかないけどねぇ…)

その日も残業を片付けて退社した男。
(さて、まあ行かない理由もないし、飯食って帰るか)
少し歩いた先にある馴染みの食堂《ウミガメ亭ラテシン》の扉を押した。




*・゜゚・*:.。..。.:・*:.。. .。.:*・゜゚・**・゜゚・*:.。..。.:・*:.。. .。.:*・゜゚・**・゜゚・*:.。..。.:・*:.。. .。.:*・゜゚・*
:.:*。「「「「「#big5#Happy Birthday! Ratterさん!!!!!!#/big5#」」」」」*・゜゚・*:.。..。.:・


「#big5#さ#/big5#んか者みんな」
「#big5#あ#/big5#つまって#big5#、#/big5#」
「#big5#歌#/big5#いましょう♪」
「#big5#お#/big5#めでとうございます☆」
「#big5#う#/big5#まいスープをいつもありがとう#big5#!#/big5#」


一斉に拍手を贈る、店主と客たち。
常連も最近の馴染みも一見さんも皆集まって、創り出す撃墜王のお祝いだ!
飲めや歌えや、誕生日が過ぎても夜中まで大騒ぎ。

翌朝熟睡する男の横には、皆からのプレゼントとメッセージが残っていましたとさ。



※挿絵はみんさんの提供です!ありがとうございました!!!!
ある晴れた日のこと

予想以上のスープが限りなく降り注ぐ

知らないよ こんな味は

罪悪感 感じちゃうよ

悔しくて指を離す

思考の果て焦る故に 示し合わせたかのように

海岸に身を投げるよ


どうして?何故なんだろう?状況を補足してください


*ラテクエ37選考会、天童 魔子さんの作品です。
13年12月15日 23:42
【ウミガメのスープ】 [tsuna]

天童さんのです。




解説を見る
ある晴れた日のことBB弾(以下ビーサン)は待ち合わせをしていた。相手は天童さん。
天童さんはビーサンの事を見つけると自宅へと誘った。
ほいほい付いて行くビーサン。そして部屋につくなり衝撃が走った。文字通りスタンガンと言う名の衝撃だ。
気がつくとビーサンは何か液体をかけられていた。ついでに肩が痛い。見ると血がどくどく流れている。
「気がついたかエサ。お前は不味い。なので美味い出汁で煮こんでスープにしてやるのです!!」どうやら大きい鍋の中にいるみたいだ。ついでに肩は食べられたみたいだ。
ドンドンドンドン、スープをかけられる。ドンドンドンドン、息が出来ないほどかけられる。ドンドンドンドン、溺れるほどにかけられる。
思わずスープを飲んでしまったビーサン。「美味い!」思わず口をついて出た。
ニヤリと笑う天童さん
「それはそうでしょう、豆腐と鮪のアラの出汁なのですよ。」
その言葉を聞いてはっとするビーサン。
(そう言えば最近あの二人ラテシンに来ない・・・まさかっ!)ビーサンは罪悪感を感じてしまった。
そう言えば今浮き輪代わりに使っているこの二つの丸いモノは・・・・出汁ガラの頭だ~。二人は美味しく頂かれたのに私は不味かったのか。
感覚が麻痺してきたビーサンは自分だけ不味いと言われた事が何か悔しい。
髑髏をポイするビーサン。
あれ?何か熱くなってきた。どうやら鍋に火をつけられたようだ。熱い。このままでは死んでしまうどうしよう。
無い知恵を絞るビーサン。ふと見ると鍋のヘリの近くに窓があるのを見つけた。
あそこから逃げよう!!ビーサンは死に物狂いで窓ヘ。そして飛び出した。が、外は高さ10m以上もある断崖絶壁。海岸に身を投げる羽目になってしまった。

落ちながらビーサンは思った。どうして信じちゃったんだろう。
主人を失ったケータイの画面が全てを物語っていた。
「私はアマレットなのです。今猫仮面なのです。生で見せてあげるから今から指定の場所に来るのです。」
あなたの知らないあたし「2ブックマーク」
ゆりりは転校生の水上さんを何度もちら見していたが、遂にガン見してしまった。
水上さんと目が合ったゆりりは真っ赤になり、水上さんはゆりりに近寄った。
しかし今度は水上さんがゆりりの顔をガン見し、「えっと…誰?」と言った。

一体どういう事でしょうか?
13年11月07日 22:03
【ウミガメのスープ】 [ゆりり]

無事終了しました、ありがとうございました☆ 




解説を見る
学校1イケてない女ゆりり、しかし美術部の中でもその腕はずば抜けていて絵は学校1上手い。

ゆりりに似顔絵を描いてもらって携帯の待ち受けにすると恋が実ると何の根拠もない噂が流れ
「ゆりり、お願ーい!」 「ゆりり、天才ー♡」 「ゆりり、神~☆」と皆が持ち上げるので、
イケてないゆりりは自分がイケてるんだとイケてない勘違いをしていた。

ある日、最近転校してきた学校1イケてる水上先輩とすれ違った時、イケてないゆりりは高飛車に言った。
「あなた転校生の水上Dね。あたしの絵のモデルにしてやってもいいよ、どうする?」

いきなり自分をDと呼ぶゆりりの馴れ馴れしさに少し驚きながらも、
イケてる水上さんはとっても優しいので、「うん、じゃあやってみようかな♡」とイケてる返事をした。

次の日の放課後から、イケてる水上さんとイケてないゆりりは美術室で2人きり。

「D、そこに座って」
ゆりりはちらちらと水上さんを見ながら筆を進ませる。
ゆりりの実力ならちらっと見て5秒で描けるのだが、水上さんが大好きなのでわざとゆっくり描いていた。

「今日はここまで。D、明日も時間厳守よ!」
「D、昨日と手の高さが違うじゃない!続きは明日よ!」
「何度言えばいいの!D、目線はあっちよ!もう、今日は終わり!!」

何かと理由をつけては長引かせるゆりり、でもイケてる水上さんは嫌な顔ひとつせず毎日付き合ってくれる。
今日もゆりりの注文に文句も言わず、イケてる笑顔で応える水上さん。

(もしかしてDも私の事好きなんじゃん?これって両想いってやつ?え、もう付き合っちゃってるパターン?)

ゆりりは勝手に妄想を膨らませ、もう脳内では完全に彼女気分。
イケてるDとイケてるあたし、イケてるDとイケてるあたし………
ゆりりはちらちら見ていた水上さんの事を、遂に思いっきりガン見した。

大好きな水上さんとばっちり目が合ったその瞬間、
ぶしゅわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
興奮MAX、手に持っていた赤い絵の具を握りしめたゆりりは真っ赤に染まった。

「ゆりり!」 さすがイケてる水上さん、ゆりりを心配して駆け寄った。
「ふん、大丈夫よ!D、余計な事しないで!ちょっと手洗ってくるわ。」

ゆりりは恥ずかしさをごまかす為部屋から出て行き、水上さんは1人残された。
(そういえば、絵はどれくらい出来あがってるのかな。。。)
そっとカンバスを覗き込んだ水上さん。

そこにはイケてる水上さんに、ものっすごい美化され原型のないゆりりが絡みついてる絵が描かれていた。
水上さんは絵の中でキラキラ輝くゆりりをまじまじ見ながら呟いた。

「…………………えっと、誰?」
とある海が見えるわけもないところにあるレストラン。
1人の男の前に、まだ特に何も注文してはいないにもかかわらず
料理が運ばれてきた。

男は不審に思いつつウェイターに
「これはウミガメのスープですか?」
そう尋ねるもウェイターは何も答えない。

男はその後、死にそびれた。

なぜ?

※ラテクエ35、Ratterさんの作品です。
13年10月22日 23:46
【ウミガメのスープ】 [3000才]

Ratterさんの作品です




解説を見る
男は、昔、海で遭難し、無人島で生死をさまよった。
食料もつき、多くの仲間が死んでいった。
空腹の中、男は、仲間からもらったウミガメのスープと称するものを食べ、命をつないだ。
その後、男は助かったが、それ以降、ずっと悩んでいたことがあった。
ウミガメのスープは、こんな味なのだろうかと。
自分が食べたのは、死んでしまった仲間の肉ではないだろうかと。
日に日にその疑いの気持ちは強くなっていった。
男は自殺を考えるようになっていた。

男のもとに、かつての仲間から連絡があった。
空腹の苦しさを一番知っているヤツだった。
もう二度と海は見たくないと言っていた。
彼はシェフになって、海から遠く離れた山奥で小さなレストランを開いていた。
彼の招待を受けて、男は彼のレストランへと尋ねた。

男が席に着くと、何も頼まないうちに料理が出てきた。
これを食べろ、というのが彼のメッセージのようだ。
スープの外見には見覚えがあった。
かつて食べたあのスープだった。

「これはウミガメのスープですか?」

ウェイターは何も言わない。
ただ黙って食べるように促すだけだ。

男はウミガメのスープを食べた。

「…これは!あの時と同じ味がする…」

男がそうつぶやくと、奥から彼が現れた。

「お前が悩んでいると小耳にはさんでな…。
あの時お前が食べたのは、間違いなくウミガメのスープだ。
ただし、かなりの希少種だ。
普通ならなかなか手に入らないんだぜ…。
お前があの時食べたのは人肉じゃない。
自殺なんて、馬鹿な真似はやめろ」

男は涙した。
彼の優しさに。

男は彼に礼を言い、再会の約束をして別れた。
店から出て、男はつぶやいた。

「極限状態の自分の舌が信じられなかったが、案外正確だったんだな。
いや、そもそも味が違うもの、と考えるべきか…」

「お前の言う通りだな。
俺は死なないよ。
死んだら意味がない。
仲間の命も。
お前の優しさも。
嘘じゃない。
俺は生きる。
俺は生きるよ」

男が「ウミガメのスープ」と名のついたスープを食べたのは3回目だ。
遭難前と遭難中と今日の3回。
1回目と2回目は違う味がした。
2回目と3回目は同じ味がした。
1回目だけが本物のウミガメのスープ。
2回目も3回目も人肉のスープだった。