動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
いらっしゃいませ。ゲスト様 ログイン 新規登録

みんなのブックマーク


の中傘をさして歩く少女。

その手は激しく震えている。

さして寒いわけではないがいったいなぜ?
14年11月09日 18:15
【ウミガメのスープ】 [ツォン]



解説を見る
メルト(初音ミク曲)より

天気予報が ウソをついた
土砂降りの雨が降る
カバンに入れたままの オリタタミ傘
うれしくない ためいきを ついた
そんなとき

「しょうがないから入ってやる」なんて
隣にいる きみが笑う
恋に落ちる音がした

メルト 息がつまりそう
君に触れてる右手が 震える
高鳴る胸 はんぶんこの傘
手を伸ばせば届く距離 どうしよう…!

想いよ届け 君に

※好きな人と相合傘になり、めっちゃ緊張してる
友達の暗号文「2ブックマーク」
初めまして、ラテシンの皆さん。カメコと言います、よろしくお願いします。
今日は、皆さんに助けて欲しいことがあって、こうして連絡しました。
弟のウミオが、変な暗号の書かれた紙を持ってきて、解いてほしいって言うんですけど、私にはもうサッパリで…。

↓紙に書いてあった内容↓
#b#アJか7ッNお4たNえ←#/b#
#b#さDガDい6い3!ク5ヶ5ヶ↓#/b#
#b#ふFョFィ3ろLみNな←#/b#

ウミオの話によると、これはウミオのお友達が持っていたものだそうです。
昨日、些細なことで喧嘩になって、そのお友達・ツョシ君は怒って帰ってしまったんですけど、その時にこの紙を忘れて行ったそうです。ウミオも反省していて、今日紙を返して謝ろうと、いつも遊んでいる公園に行ったけど、その子は来なかったそうです。
皆さん、この暗号を解いてください!
14年10月19日 19:01
【亀夫君問題】 [黒井由紀]



解説を見る
突然、ウミオが頭に手を当てて、呻いた。
「何、これ。頭が……、誰?」
「どうしたの、ウミオ?」
カメコが、心配そうにウミオの顔を覗き込むと、頭に音が流れ込んできた。
『おや、ウミオの他にも人がいたんだね。それじゃあ、もう一度。
 僕は君たちの頭に直接話しかけている。音声での会話も可能だけど、今の僕と君たちの距離では、ちょっと遠すぎるから、この方法を採らせてもらうよ。
 君たちが見事当ててみせたように、僕、ッョシは宇宙人だよ。父と母の仕事の都合で地球に居たんだけど、急に両親が母星に呼び戻されて、それで僕も星に帰らなきゃいけなくなっちゃったんだ。
 本当は、山奥に隠した宇宙船を見せて、僕の正体をウミオに言ってから行こうと思ってたんだけど、昨日、喧嘩しちゃったら言いそびれてしまってね。ごめんよ、ウミオ。
 その紙は、母星の文字を練習しただけの物だから、返してくれなくて大丈夫だ。僕たちの友情の印に、君たちにあげよう。ちょうど、その紙に書かれていたのは、友情を讃える詩だったしね。君たちの言葉に直すと、意味はこんな感じだ。
 #b#「友を持つということは#/b#
  #b#自分の人生をもう一つ持つということだ#/b#
  #b#悲しみも、楽しみも、2倍に増える」#/b#
 僕の正体を当ててくれてありがとう。これで心置きなく母星に帰れる。またいつか戻ってくるから、その時はまた会おう!』
とある少女の救済措置「2ブックマーク」
とある少女が窮地に陥ってました。
それを見たチロルちゃん(9)は、通りすがりの親切な魔法使いにあの少女を救出するように頼みました。

無事窮地を脱した少女。

しかしその後すぐに死んでしまいました。

いったいなぜ?
14年09月24日 23:48
【ウミガメのスープ】 [ノックスR]

親切な魔法使いさん&チロルちゃん




解説を見る
お花を詰みに出かけた少女。
しかしのその道中、足を滑らせて崖から落ちてしまいました。

偶然途中に生えていた木を掴んでぶら下がり、地面に叩き付けられることは避けられたが、このままではいつそうなってもおかしくない。

村の人たちもそれに気づいたが、下から上を見上げる人、急いで何かしらのシーツ等を持って来ようとする人たちがいたが、間に合う保証は無い。

そんな状況を偶然通りかかったチロルちゃんが見つけた。

「ねえねえ、そこのおねーさん」

「おねーさん? 私のことですか?(°д°) 」

「うんうん。おねーさんさあ、人じゃないでしょ?」

「な、何のことですか!? そんなことないですよ!」

「まあまあ、そんなことどうでもいいんだけどさあ」

「よくないのです(°д°) 」

「おねーさん、あの子、助けられるんじゃない?」

「……そうですね、助けられますです。じつは私は親しみを込めて親切な魔法使いさんとよばれていますです。今日は休暇だったのですがバレてしまっては仕方が無いのです。それでは助けましょう(°д°)  」

「あ!! まって!」

「(゚д゚)? どーしたのですか?」

「たすけるならさ、あの子を浮かせて、ゆっくり下ろしてよ」

「う〜ん、出来るかどうか分からないのです」

「出来る出来る♪」

「じゃあ、やってみるのです♪」

「あ、周りに気づかれないようにね。まあ、みんなあっちに集中してるし、離れてるから心配ないだろうけど」

「了解なのです」

限界が来たのだろう、少女が手を離し、落下しはじめた。しかしその瞬間、少女がふわっと浮き上がり、ふわふわと飛びながらゆっくりと下りてきた。

きょとんとする少女。
だが、周りの大人達は一斉に青ざめた。

「どういうことだ……飛んだ!?」
「ありえん……」
「これはまさか……魔女の魔法か!」
「ということは彼女は……」
「……」
「……」


「あれ? 私助かった……? え? みんな、どうしたの……」

「魔女だ……」
「魔女は、処刑しなければ!!」

「え? い、いや……やめて。……い、いやああああああああああああああああああ!!!」



村の皆に取り押さえられる少女。

「いや〜、面白いですね(゚д゚)」
「ん〜? なにが〜?」

「見ようによっては神様の奇跡、ともとらえられるのに、皆魔女の魔法と決めつけているのです。みんな周りに流されて……私は何もしてないですが、魔法にかかっているようなのです。そう思いませんか?(゚д゚)」

「ん〜?」

チロルちゃんは少し考え込むように人差し指を口に当てたが、すぐにぱっと明るい笑顔になった。

「私、難しいことよく分かんないや!」
強い意思「2ブックマーク」
カメオは裏社会では名の知れた腕利きの殺し屋である。

ある日、いつものように一人のターゲットを殺してほしいとカメオに依頼が来た。
ターゲットの居場所も明らかにされていてカメオからすれば殺すことは造作もないことであったが……。

数日後、カメオの手によってターゲットが殺されたことがニュースで報道されてしまった。
カメオのミスが原因であったという。

だが、裏社会でのカメオの殺し屋としての評判は下がるどころかより高く評価されることとなった。
一体なぜだろう?
14年09月24日 21:41
【ウミガメのスープ】 [甘木]



解説を見る
カメオは表社会では有名な医師として名が知れている一方で、裏社会では殺し屋として暗躍していた。
ある日、偶然にも自分の病院に入院している人物を医療ミスに見せかけて殺してほしいという依頼が来た。医療ミスでの事故死に見せかけることで、依頼人(=ターゲットに恨みを持つ者であり、ターゲットが死ぬことで得をする者)への余計な詮索をさけさせるためだという。
表社会での医師としての立場のカメオからすれば自分の病院で死人がでることは当然不名誉なことである。
だが、カメオは殺し屋としてのプライドを優先した。
本来投与するはずの薬をすり替えて、ターゲットを毒殺したのである。
その結果、カメオの医療ミス(とされたもの)はニュースやネットなどのメディアに取り上げられて表社会の医師としては名誉を傷つけることになったが、世間では「医師の医療ミスによる死亡」としか見られなかった。
裏社会ではカメオのその任務遂行におけるプロ精神に多くの人々が驚き、「任務遂行のためならば表社会での立場をも犠牲にするプロの殺し屋」として高評価されたのであった。
夢見た笑顔は「2ブックマーク」
男は女が好きだった。
いつか自分を見てくれる事を夢見ていた。
しかし、女が男を見つめ笑いかけると
男は女を殺した。

その後女は確かに死んでいたのに
誰一人として男を捕まえることも責めるものもいなかった。
なぜ?
14年06月03日 19:45
【ウミガメのスープ】 [桜小春]

一言コメント欄




解説を見る
男は女の死神だった。
女の命は残りわずかで、男はその女の命を狩りに来た。
しかし、死神は女に恋をした。

自分が見えるようになるときは、
彼女の死が間近なとき。
そうわかっているのに死神は夢見てしまう。
いつか彼女が自分を見つめて、笑いかけて、話ができたら...と。
けれど、死んで欲しくない。
生きて、また可愛く笑って欲しい。

今まで感じたことのなかった感情を持て余す死神は、毎日彼女の枕元で彼女の寝顔を見ていた。

いつかこの娘が俺の姿を見たら。
発狂するだろうか?涙を流すだろうか?
俺を見つめて笑ってくれれば嬉しいが…

ある夜、いつも通り彼女の寝顔を見ていた時。
「っ…く、ぁ…くる、しっ…」
『っ!?なんだっ!?』
彼女が胸を押さえて苦しみ出す。
死神はどうにかしようと苦戦するが、
彼には彼女を楽にするどころか助けを呼ぶことも出来ない。

痛みから涙を流す彼女の隣で、立ちすくんで涙を流すことしかできない。

「ぐっ…!…?、だ、れ?」
『…!!…見、えるのか?』

涙で濡れた彼女の瞳が自分を映す。
彼女は困惑したように俺に手を伸ばす。
「貴方が、そばに、いてくれたの…?」
『っ…おれ、は…』
俺が誰かなんて。答えられない。

そっと俺に触れる彼女。
そして俺に向かって微笑むと
「…私を、連れてって」

初めて本気で愛した彼女
閉じられた目からつたう雫
俺は自分の弱さに絶望しながら

#red#彼女の胸に鎌を斬り込んだ#/red#

翌日、多くの人間が彼女を見て泣いた。

沢山の人に囲まれて眠る彼女を見て

俺はただ一人、涙を流した。