動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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太郎は花子が聞いたことになんでも答えた。

「#b#セントラルドグマ#/b#か。
たしか、フランシス・クリックが1958年に提唱した概念だったな。
遺伝情報が、DNA⇒RNA⇒タンパク質の順に、複製、転写、翻訳を経て伝達されるというものだ。
ただ、RNAからDNAへ逆行すること逆転写酵素が発見されて修正が迫られたんだ」

#b#片#/b#手をポケットに突っ込んでいて、
#b#に#/b#こりともしないまま話すし、
#b#バ#/b#カでかいサンガラスをしていてとっつきにくい印象を与えるが、
#b#理#/b#系文系かかわらず幅広い知識を次から次へと披露する太郎に、花子は驚いていた。

そこで花子は太郎に聞いた。
「森田会という会合のみんなが海外旅行にいった時の話なんだけど。
飢え、乾き、寒さの#b#三重苦#/b#のきつい旅行になったんだって。
一義は剛と一緒にご飯を食べていて、
一口スープを食べたら、ふと疑問に思うことがあったの。
一義は剛に質問した後、その答えを聞いて、剛に感謝して黙ってスープを食べたんだけど、
一義の疑問が何か分かる?
YesNoで答えられる質問で聞いていって、答えを推理してね。」

なぜ花子はそんな質問をしたのか?

※この問題は「かにばり(縦読み)」「さんじゅうく」「セントラルドグマ」
のお題をもとに作られた三題噺の問題です。

~無茶振り三題噺とは?~

「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。
詳しくは、チャット『三題噺』(ルームキー:三題噺)をご覧ください。
14年04月06日 20:59
【ウミガメのスープ】 [3000才]



解説を見る
太郎がかけていたバカでかいサングラスはウェアラブル端末。
ポケットに突っ込んだ手で操作し、単語を検索することで、
なんでも知っているかのようにふるまっていた。

それに気が付いた花子は、
ググっても答えの見つからない、皮肉を込めたオリジナルの水平推理問題を太郎に出すことで、
太郎の頭脳を試したのだった。
ググっても正解のない質問に、太郎は答えることができなかった。

花子の問題の答えは、こうだ。
「森田会のメンバーは海外旅行中に海難事故にあい、無人島に避難した。
食材も十分になく、森田会のメンバーの一人である健作は死んでしまい、
一義もみるみるうちにやせ細っていった。
そこで、剛は、健作の死体をもとに料理を作り、
一義にウミガメのスープといって食べさせた。
一義は一口スープを口にすると、その味の違いで、
スープの中身が健作の死体かもしれないと疑問に思った。
剛はスープの中身が健作の死体であると正直に答え、
一義は、剛の気持ちをくみ取って、剛に感謝の意を示して黙ってスープを食べた。
というわけで、疑問は、スープの食材が健作の死体かもしれないと思ったから。」

健作の死体かもしれない⇒健作死体?⇒検索したい?

花子の答えと、その答えから複製・転写・翻訳を経て伝達された皮肉を聞いた太郎は、
「見たいアニメがあるから僕帰るね」
といってその場から逃げだした。
死神「2ブックマーク」
それなりに栄えた街の近くに、ダンジョンがあった。
そのダンジョンには、魔物の類は一切いない。
にも関わらず、そのダンジョンの話をすると皆恐怖する。

一体なぜ?
14年03月22日 22:26
【ウミガメのスープ】 [セルス]

great equalizer




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街にはマコリスという名の魔法使いが暮らしていた。
街から出たことのない彼女は、世間にその名を全く知られていないものの、
彼女の扱う魔法はどれも高度なものばかりで、一流の魔法使いと称されて差し支えないほどの実力の持ち主だった。

ある時、流れの戦士ビビダーンが訪れた。
魔物との戦闘鍛錬をしようと、街の近くのダンジョンに潜入した。
それなりの広さのあるダンジョンのようだったが、どういうわけだか魔物の類は一切いなかった。
探せども探せども魔物はおらず、結局鍛錬どころではなくなり不貞腐れたビビダーンは、
街の酒場でヤケ酒を飲むことに決め込んだ。

「お隣よろしいのですか?」
カウンターテーブルに座っていたビビダーンにそう尋ねたのは、魔法使いマコリスだった。
「いいですよ~」「それでは失礼するのです」
特段、怪しそうな雰囲気もなかったので、ビビダーンはマコリスを隣の席へと招いた。
すっかり意気投合した二人は、その後も仲良く語らっていた。

「・・・ってなワケで、鍛錬のためにダンジョンに入ったのに、魔物がいなくてそれどころじゃなかったんですよね(^^;」
話題は例のダンジョンの話になっていた。
マコリスはビビダーンが不完全燃焼のあまり語る不満を黙って聞いていたが、マコリスはこう言った
「あのダンジョンなら、もう魔物は一匹もいないのですよ?一匹残らず、私の糧となったのです。」
「・・・え?」
「昔の事なのですが、私は魔法の鍛錬のため、あのダンジョンに日々入っていたのです。
 当時、あのダンジョンは魔物がいっぱいいて危険なダンジョンと言われていましたから、
 魔法の腕を鍛えるのに良いだろうなっと思い、毎日のように入り浸り、魔物を狩っていたのです。
 そんな事をずっと繰り返していたら、いつの間にか#red#全ての魔物を死滅させてしまった#/red#ようで、
 魔物が一匹もいなくなってしまったのです。」

マコリスの語った話について、ビビダーンは考えを巡らせていた。
(・・・え、だってあのダンジョンって結構な広さがあったような・・・
 魔物もたくさん住めそうだけど、その全てを殲滅したっていうのか・・・
 #b#・・・この人、本当は恐ろしい人なのかも#/b#(^^; )
「あ、あの~、私そろそろ酔ってきてしまったのでこの辺で失礼しようかと・・・」
本能的になんとなく危険を察知したビビダーンはその場を去ろうとした。



・・・が、マコリスにがっしりと腕を掴まれ、それは敵わなかった。

「まぁ待つのです。せっかくこの場で仲良くなれたのです。ですからお近づきの印に


 #red#ア ナ タ モ ワ タ シ ノ 糧 ト ナ ル ノ デ ス#/red#(゚д゚)」





#red#うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ#/red#




過去にもマコリスは同じような話をしたことがあった。
だが、#b#その話を聞いた誰しもが、マコリスに対して恐怖心を抱くのだ。#/b#
マコリスの、その恐るべき力に対して・・・



・・・え?ビビダーンが生きて帰れたかどうか?それは誰にも判らないのです(゚д゚)
『アサコニナッタノデス』「2ブックマーク」
ここ1ヶ月ほど、あの子の様子がおかしい。

先月急に、
『アサコニナッタノデス』
とか何とかブツブツ言い出して、
何やら悩んでるみたい…

一体どういう状況だろう?

14年03月02日 10:29
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]



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天童麻子『2月4日の朝起きたら急にこんな名前になってしまっていたのです…

こんな事なら3日の夜に豆まきなんかしなきゃ良かったのです………ぅぅ………(;▽;)』



ε=ε=ε=┏( 鬼 )┛


日は特別な日。
彼女は勇気を振り絞って彼にプレゼントを渡した。
彼はそれを受け取るとそのまま別の人に渡してしまった。
彼女はその行動を見て喜んだ。

どういうことだろうか?

*ヤナギさん
14年03月01日 10:18
【ウミガメのスープ】 [ツォン]

やっと出た;;;




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…ジャックは、甘いものが嫌いだ。
彼の恋人エイミィは、甘いものが大好きだ。
ミラは、それを熟知していた。

仕事の帰り際、結婚のお祝いと称し、ジャックにケーキをプレゼントした。
出口付近でジャックを待つエイミィに、彼はそのケーキを渡した。

笑顔で二人を見送ったミラ。
姿が見えなくなった瞬間ミラの表情は、憎しみ以外の感情を失った。

そして、誰にも聞こえないような小声でつぶやく。
「……て・…む…」

-------------
翌日、2箇所で2つの遺体が出た。
死因は毒殺。

一人は、ジャックの家で彼女が送った毒入りケーキを食べたエイミィ。
もう一人はその同じ毒を飲んだミラ。

ミラのそばには遺書があった。

#red#<私を捨てた報いを>#/red#
【ラテクエ39-2】傘2「2ブックマーク」
ある雨の日、太郎は傘を盗まれた。
盗んだのが次郎だということを太郎は悟った。
翌日、太郎は傘から花子の名前の書いてあるシールをあわててはがした。
花子が泣くと、生き地獄に落ちろと太郎はいった。
その後、太郎が生き地獄に落ちることになった。

状況を説明してください。


※この問題は3000才の過去問「傘」http://sui-hei.net/mondai/show/7505をもとに作ったものです。
解説は前作と違いますので、前作を知っている方も是非ご参加ください
14年02月23日 20:31
【ウミガメのスープ】 [3000才]



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太郎は捜査一課の警察官だ。
ある雨の日、太郎は、妻の花子の傘を借りて出勤した。
昼に外に出ようとしたところ、太郎は妻の傘が盗まれたことに気が付いた。
犯人は同僚で、太郎の花子の兄の次郎だ。
次郎に問い詰めると、自分のだと思った、ととぼけた。
ちゃんと花子の名前が書いてあるじゃないかと太郎がさらに問い詰めると、次郎は
盗んだんじゃなくて借りたんだ、とか、
たかがビニール傘だからいいじゃないか、とか
大体借りたのは昼だし、もう雨はやんでいるのだからいいじゃないか、
などと警察官らしからぬ、盗人猛々しいことをいった。
しまいには、
ビニール傘に名前を書くなんて貧乏性だ、
昔はそんなことなかったのにお前と結婚したからだ、などという次郎。
太郎はついかっとなって、持っていた傘で次郎を刺してしまった。
運が悪いことに当たり所が良くなかったようで、次郎は死んでしまった。
太郎は慌てて現場から離れた。

翌日、太郎は、自分が犯した殺人事件の現場に、警察官として到着した。
犯人検挙の手がかりや証拠として、現場の遺留品を探す役目を指示された。
そこで花子の傘を見つけた。
昨日、殺人の凶器を忘れたことに気が付いた。
傘には花子の名前が書かれている。
太郎は慌てた。
傘を隠すには、あまりも人の数が多すぎた。
太郎は、こっそり、そして、すばやく、花子の名前の書いてあるシールをはがした。

次郎の葬式が開かれている間、花子はずっと泣いていた。
兄は優しかった、犯人が許せない、と口にする花子。
太郎は、
犯人の野郎、生き地獄に落ちろ、ぜったいに捕まえてやるから待っていやがれ、
と心にもないことをいった。

結局、状況的に犯人は太郎しかありえず、
また、太郎がふだん持っていないビニール傘を持っていたことを覚えている同僚がいたことから、
証拠隠滅の甲斐もなく、あっさり太郎は捕まった。
名前の書かれたシールをはがした行為によりむしろ罪は重くなった。

刑務所で、太郎は生き地獄に落ちた。
元警察官というせいで、気の荒い連中から暴力的ないじめにあった。
気の弱い連中からは陰湿ないじめにあった。
花子とはもちろん離婚した。
傘がないから悪いんだ。貸さないから悪いんだ。
一日に何度もつぶやき続け、最終的に精神が破たんして自殺した。