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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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死ぬほど美味い「2ブックマーク」


 ご飯がホカホカだったので、カメオは死を覚悟した。どういうこと?
16年03月27日 22:08
【ウミガメのスープ】 [KUZUHARA]



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 カメオは妻に飽きていた。何もかもが変わらない日常。そろそろ新しい女性と結婚したい。
 その感情が妻にも伝わっていたのか、妻は料理をしなくなった。カメオは怒りを覚えたが、良い機会だと思い、ずっと料理を続けてきた。
 そして――計画が、始まる。
 妻の茶碗に、遅効性の毒を仕込む。特別なルートで調べたもので、死因が特定されにくい毒だ。
 居間まで持って行き、トイレに行く。緊張のせいだろうか。
 ――しかし、そこで誤算が生まれた。
 妻がレンジでご飯を温めたのだ。
 レンジはものをまんべんなく温めるために、ものを回転させる。
 致死率50%のロシアン・ルーレット。
 手を付けなかったら、疑われるに違いない。そして――もしかすると、用心深い妻のことだから、毒入りの食事を証拠として提出されるかもしれない。そうしたら、どのみちおしまいだった。
 カメオは震える箸で、最後の晩餐になるかもしれない、ローストビーフを掴んだ。
 その横で、凍てつく視線が、カメオを捉えていることにも気づかずに。
君たちは名探偵天童魔子さんの助手である。


昨晩カメオ宅に泥棒が入られた。


泥棒の手口や残して行った金品から


#b#彼らが町中を騒がしている金品だけを盗む凄腕の泥棒組だと判明した。#/b#


しかし何故か泥棒たちは盗みを中断し


他の家を荒らす行為はしなかったのに


#red#カメオ宅をめちゃくちゃに荒していったのである#/red#


後日泥棒たちを捕まえたのだが何故か口を割らないのだ。


どうか推理してもらえないだろうか?
15年08月23日 00:01
【亀夫君問題】 [天童 魔子]

あと3問は出せる




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この街に泥棒による被害が増えて来たので町の自警団が夜の見回りを始めたのだ。


しかし非力な市民は#red#音楽を奏でることににより#/red#

防犯対策をしていたのである。




その晩、カメオ宅にまで聞こえた微かな音楽に


泥棒たちはカメオ宅の楽器が演奏されていると勘違いし


取り乱して音楽を止めようとしたが当然誰もいなく


音楽は止まなかった。



そのため泥棒たちは #b#幽霊が出たのだと#/b#すっかりビビってしまっていたのだ

うこそ、BAR LATEthinkへ。

ブラック・ウオッカ 30ml
カルーア 30ml
シナモンスティック 一本
無塩バター ひと欠

ブラック・ウオッカで作った、より黒くて暖かいブラックルシアンに、お客様の手で無塩バターを浮かべて頂き、シナモンスティックで混ぜていただきます。

無塩バターの流れ星がシナモンスティックの尾をつれてブラック・ルシアン…夜空に溶けていく。
お客様はいかな願いをかけられますか?

---------
さて、当店の常連さんの一人に、近所の神社の宮司さんがいらっしゃいます。
このカクテルをよくご注文なされるのですが、毎回何かをじっくりお祈りしながら、バターが溶けるのをまっているのです。

一度、何かお願い事をしているのかたずねてみたところ、全く予想外の願いをおっしゃっていただきました。

一体どういうことでしょう?
15年01月24日 11:07
【ウミガメのスープ】 [ツォン]



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はこの宮司さん、猫舌なのです。

朝もバターコーヒーを飲むくらいこの手の味は大好きだそうですが、いかんせんアツアツが苦手で、バターが固まらず、程よく温かい感じが好みなんだそうです。

「早く冷めてほしい」

それが宮司さんの毎回のお願いなんだそうです。

ただ、それだけでは神社でのお参りの作法としては利己主義的すぎるということも有り、まずは世界平和を願い、心の中で祝詞をあげ、冷めるのを待っているんだそうです。

ところで、当然ながらホワイト・ルシアンバージョンも考えてあります。
だた、これは夜空のイメージではありません。
名を「泡雪の見る夢」と改めます。
夜の海に浮かぶ真っ白な泡雪(波打ち際の真っ白な泡)の間に、流れ星が映りこみました。
ホット・ブラック・ルシアンの海に浮かぶ生クリームの泡雪。
その隙間に刹那に見え隠れする、バターの流れ星のコントラストが美しいカクテルです。
あわせてお試しくださいませ。

らっしゃいませ、BAR LATEthinkへようこそ。

早速ですが、新作カクテル「江戸の夜桜」をご賞味ください。
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さくらリキュール(色が赤いもの) 20ml
ブルーキュラソー 10ml
レモンジュース 30ml
カンパリ 1tsp
レモン(16分の一の櫛切りにしたもの)
さくらの塩漬け 1~2枚

さくらリキュール、ブルーキュラソー、レモンジュースをシェイクしカクテルグラスに注ぐ。
バースプーンをグラスの底にあて、軸を通してそっとカンパリを沈めます。
ふちに月、そして月明かりに照らされたに見立てたレモンを差し、さくらの花びらを浮かべます。


薄紫色の空に浮かぶ月と桜、足元には血だまりのような赤…。

妖艶、その一言に尽きるカクテルにございます。
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と、一言添えてこのカクテルを、衛符亭たま五(えふてい たまご)さんという常連の噺家さんにお出ししたのですが、カクテルの味そっちのけで私を質問攻めにしてきました。

一体どういうことでしょう?
15年01月24日 15:44
【ウミガメのスープ】 [ツォン]



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#b#薄い月明かりに照らされた、桜吹雪の散る夜。#/b#
#b#静かに、しかし確実に、ひとつの命が散った。#/b#

#b#辻斬り 七天抜刀斎...#/b#

#b#このあたりでは、ちょっとは名の馳せたお尋ね者だ。#/b#

#b#夜中出歩いている者を見つけては、謎掛けを問いかける。#/b#

#b#「桜とかけて、主と説く。その心は?」#/b#

#b#そして、すれ違いざまに切り伏せる。#/b#

#b#「その心は、散り逝くが定めなり…」#/b#

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たま五「って噺を演って見ようと思うんだ、どうだろう?マスター。」

マスター「左様にございますねぇ。物語は興味をそそりますね。後は月明かりをたたえた刀を登場させていただければ完璧でしょうね。」

たま五「なるほどねぇ。そうだ。妖刀村正の伝説に絡めるってのはどうだい?最後にはより強いものと斬り合って、折れた村正の刃が刺さって死ぬ…とか。」

マスター「それではありきたりすぎますね。むしろ、せっかく謎掛けをしているわけですから、鮮やかに説いた相手に驚いている隙に、その村正を奪われて…、というのはいかがですか?」

たま五「おお、そりゃいいねぇ。さすがマスターだ。やっぱりここでマスターと放してるといいアイディアが浮かんでくらぁ」

マスター「恐縮です。」

--------
え?何をしているのかって?

ラテシンで言うスープパートナー、物語の添削といいますか、校正にご協力させていただいているのでございます。

創作落語を得意とされているそうで、たいていはお一人で作られるのですが、たまに私のカクテルを飲みながら噺を作られるのです。

いい酒はいい噺を作るんだそうです。
気分よくお飲みいただければ、自然とアイディアもわいてくるということでしょうか。

さて、私は一体いくつ、カクテルを造れるのでしょうか…。

発想に終わりがきません。

次はどれを作ろうかな…。

うこそ、BAR LATEthinkへ!

さて、今日のカクテルは趣向を変えて、2つのカクテルの名前を合わせてみました。

幻夜の月と夜のなごりをあわせて、#b#幻夜のなごり#/b#とさせていただきました。

レシピはこちら。

ヒプノティック 30ml
カルピス 20ml
レモンジュース 10ml
炭酸水 適量
レモンの皮 丸く切ったもの一枚

炭酸水を除く全ての材料をシェイクして、氷を入れたロックグラスに注ぎます。
それに適度に炭酸水を注ぎいれ、軽くステア。
上に月を模したレモンの皮を乗せて完成です。

レシピとしてはプレリュード・フィズのアレンジに当たります。

夜が明けてうっすらと薄い青の空になごりの月が浮かんでいます。
爽やかな朝を迎えられそうな、そんなカクテルです。

ただ、ヒプノティックと言うリキュールですが、「催眠術」と言う意味合いもあるのです。

二日酔いの朝の迎え酒に飲まれてもよいかもしれないですね。
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ところでこのカクテル。
見た目や味わい的には「夜のなごり」のようですね。
さて、あえて「幻夜のなごり」とした理由はなんでしょう?

もちろん合わせたかっただけじゃなく、ちゃんとした理由があります。

一体どういうことでしょう?
15年01月30日 20:59
【ウミガメのスープ】 [ツォン]



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シピからお分かりのように、いわゆるアルコール入りのカルピスソーダですので口当たりが非常に良いのです。

そこから、ヒプノティックを使うこともかけて、飲みすぎてしまって夜が幻のように過ぎていってしまうのです。

気付いたら月も見ずに朝…、なんてことになりかねません。

皆さんもお酒は飲んでも、ゆめゆめ飲まれませぬよう。