「解き明かして下さいませんか?」「2ブックマーク」
――気がつくと私達は見事な庭園にいた。
目の前には美しい女と笑みを浮かべた男が立っている。
「ようこそおいで下さいました、ラテシンの皆様。
私はこちらにいる男を罰するつもりです。というのも、この男がある罪を犯したからです。それなのにこの者は喜んでいるのですよ。不気味ではありませんか?
この男にはウミガメの術を掛けておきました。YesとNoで答えられる質問には必ず答えます。どうか皆様方のお力でこの謎を解き明かして下さいませんでしょうか」
「…………」
「この男を罰することには変わりありませんので、仕事の合間にでもよろしくお願い致しますね。ほら、貴方も何か仰いなさい」
「……はぁ。無茶なものだよねぇ、色々と……」
――どうやら、拒否は出来ないようだ。
目の前には美しい女と笑みを浮かべた男が立っている。
「ようこそおいで下さいました、ラテシンの皆様。
私はこちらにいる男を罰するつもりです。というのも、この男がある罪を犯したからです。それなのにこの者は喜んでいるのですよ。不気味ではありませんか?
この男にはウミガメの術を掛けておきました。YesとNoで答えられる質問には必ず答えます。どうか皆様方のお力でこの謎を解き明かして下さいませんでしょうか」
「…………」
「この男を罰することには変わりありませんので、仕事の合間にでもよろしくお願い致しますね。ほら、貴方も何か仰いなさい」
「……はぁ。無茶なものだよねぇ、色々と……」
――どうやら、拒否は出来ないようだ。
13年07月21日 15:30
【ウミガメのスープ】 [藤萩]
【ウミガメのスープ】 [藤萩]
元ネタあり。ヒントになるかもしれません。
解説を見る
ハートの女王は変わってしまったよ。元々残酷だったってのに、更に輪をかけて酷くなった。というのも、彼女が「時間」を愛するようになったからだ。
『時間を潰すことは許しません。そのような悪党は首を刎ねてしまいなさい!』
国民に勤勉を説く。娯楽には罰がつけられる。
僕達が楽しんだり休んだりする時間は日に日に短くなっていった。そう、女王自身が僕達の「時間」を潰していることに気が付いていないんだ。だって僕らが働く「時間」は女王に「時間」を捧げる行為であり、女王への愛なんだから。
たくさんの仲間が捕まった。ウミガメモドキなんてスープにされて兵士に振る舞われたんだよ。帽子屋よりいかれてるね!
そんな中、彼女……アリスは立ち上がった。
『ここは不思議の国。みんなで楽しく暮らすべきよ』
女王はアリスの言動に怒り狂った。癇癪持ちの女だ。すぐに彼女を捕まえて斬首刑を決めちゃったよ。
アリスは今震えながら自分の死刑の順番を待っているのさ。ドードー鳥も帽子屋も彼女を助けようとしたけれど駄目だった。何者であろうと女王の監獄の中に許可なく入る事は出来ないからね。
だから僕はあえて女王の前で「時間」を潰した。ぶらぶらと散歩をしたんだ。
ところで、僕はチェシャ猫なんだよ。
僕は身体を自由に消せる。首を刎ねるったって、首から下を消せば刎ねられることもない。女王はこのことを知らないから、僕をアリスのいる監獄に連れていく。君達が女王にバラしさえしなけりゃ、僕はアリスを助け出せるのさ。
全く無茶なもんだよねぇ。女王も僕も。
……ああ、監獄の中まで来た。ここまで来れば大丈夫、すぐにアリスを助け出せる。おや、君たちに槍を突き付けていたトランプ兵もいないじゃないか。ここまで来れないのかな。良かったねぇ。
じゃあねラテシンメンバー。楽しかったよ。
――チェシャ猫は私達に手を振った後、「猫のない笑い」を残して消えた――
『時間を潰すことは許しません。そのような悪党は首を刎ねてしまいなさい!』
国民に勤勉を説く。娯楽には罰がつけられる。
僕達が楽しんだり休んだりする時間は日に日に短くなっていった。そう、女王自身が僕達の「時間」を潰していることに気が付いていないんだ。だって僕らが働く「時間」は女王に「時間」を捧げる行為であり、女王への愛なんだから。
たくさんの仲間が捕まった。ウミガメモドキなんてスープにされて兵士に振る舞われたんだよ。帽子屋よりいかれてるね!
そんな中、彼女……アリスは立ち上がった。
『ここは不思議の国。みんなで楽しく暮らすべきよ』
女王はアリスの言動に怒り狂った。癇癪持ちの女だ。すぐに彼女を捕まえて斬首刑を決めちゃったよ。
アリスは今震えながら自分の死刑の順番を待っているのさ。ドードー鳥も帽子屋も彼女を助けようとしたけれど駄目だった。何者であろうと女王の監獄の中に許可なく入る事は出来ないからね。
だから僕はあえて女王の前で「時間」を潰した。ぶらぶらと散歩をしたんだ。
ところで、僕はチェシャ猫なんだよ。
僕は身体を自由に消せる。首を刎ねるったって、首から下を消せば刎ねられることもない。女王はこのことを知らないから、僕をアリスのいる監獄に連れていく。君達が女王にバラしさえしなけりゃ、僕はアリスを助け出せるのさ。
全く無茶なもんだよねぇ。女王も僕も。
……ああ、監獄の中まで来た。ここまで来れば大丈夫、すぐにアリスを助け出せる。おや、君たちに槍を突き付けていたトランプ兵もいないじゃないか。ここまで来れないのかな。良かったねぇ。
じゃあねラテシンメンバー。楽しかったよ。
――チェシャ猫は私達に手を振った後、「猫のない笑い」を残して消えた――
「ええ!不本意です!」「2ブックマーク」
男
は長い間苦しむ人々をなんとかしたいと思い研究に没頭し、成果をあげた
結果、彼は殺人医師と呼ばれる事になる
彼は誰も殺してないのに
何故?
【参加テーマ・これが苦しいので助けて下さい】
は長い間苦しむ人々をなんとかしたいと思い研究に没頭し、成果をあげた
結果、彼は殺人医師と呼ばれる事になる
彼は誰も殺してないのに
何故?
【参加テーマ・これが苦しいので助けて下さい】
13年07月05日 06:54
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
解説を見る
世
は中世ヨーロッパ
当時貴族に対しての死刑方法は斬首刑だった
しかしこの刑法は死刑執行人の腕前によって罪人の苦痛がかなり違った
腕の良い執行人は見るも鮮やかな切り口で首をはねるに対し下手な執行人にあたるとなかなか首が斬れず何度も何度も切りつけられた
医者のギヨタンはこの苦痛から罪人を救おうと苦痛を伴わない処刑法を提案した
刃の形や角度を変えたり重さや利便性を追求した結果 苦痛を伴わない処刑器具 断首台が出来上がった(ギヨタンが発明した訳では無い)
後にこの断首台はギヨタンから名前を取り『ギロチン』と呼ばれるようになる(ギヨタンは最後まで反対した)
斬り損じが無くなり楽に死ねるようになった罪人達
しかしギロチンが普及したせいか安易に死刑が実施されることになる(苦痛を与えないギロチンの為、死刑のハードルが下がったのだ)
ギヨタンは一生涯殺人医師と呼ばれ続け彼の一族は姓をかえた・・・
ちなみにこのギロチン。本当に苦痛を与えないかと言うと・・・
は中世ヨーロッパ
当時貴族に対しての死刑方法は斬首刑だった
しかしこの刑法は死刑執行人の腕前によって罪人の苦痛がかなり違った
腕の良い執行人は見るも鮮やかな切り口で首をはねるに対し下手な執行人にあたるとなかなか首が斬れず何度も何度も切りつけられた
医者のギヨタンはこの苦痛から罪人を救おうと苦痛を伴わない処刑法を提案した
刃の形や角度を変えたり重さや利便性を追求した結果 苦痛を伴わない処刑器具 断首台が出来上がった(ギヨタンが発明した訳では無い)
後にこの断首台はギヨタンから名前を取り『ギロチン』と呼ばれるようになる(ギヨタンは最後まで反対した)
斬り損じが無くなり楽に死ねるようになった罪人達
しかしギロチンが普及したせいか安易に死刑が実施されることになる(苦痛を与えないギロチンの為、死刑のハードルが下がったのだ)
ギヨタンは一生涯殺人医師と呼ばれ続け彼の一族は姓をかえた・・・
ちなみにこのギロチン。本当に苦痛を与えないかと言うと・・・
「あまりにも多い容疑者」「2ブックマーク」
あまりにも多い容疑者
殺人事件が起こった。
容疑者は数十名。
彼らはそれぞれ語る。
「結局全部彼(被害者)が悪かったんだよ。……でも後悔してます。」
「ごめんなさい、そんなつもりじゃなかったんです、ごめんなさい。」
「俺らのせいじゃねーよ、きっとあいつ(?)のせいだ!!」
被害者は慕われていたようだ。
一体何が起こったのだろうか?
殺人事件が起こった。
容疑者は数十名。
彼らはそれぞれ語る。
「結局全部彼(被害者)が悪かったんだよ。……でも後悔してます。」
「ごめんなさい、そんなつもりじゃなかったんです、ごめんなさい。」
「俺らのせいじゃねーよ、きっとあいつ(?)のせいだ!!」
被害者は慕われていたようだ。
一体何が起こったのだろうか?
10年11月24日 20:23
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]
解説を見る
ボブ監督は大リーグで大活躍した凄腕スラッガーであった。
今年日本の球団に監督として契約し、万年最下位であったチームをなんと一年で日本一へと導いたのだ。
実は彼は軍隊経験者であり、ブートキャンプ式トレーニングによって日本人選手達のひ弱な身体をムッキムキのマッチョマンに鍛え上げたのだ。
それゆえ選手達は笛のなる音で、反射的に敬礼をするキリングマシーンへと変貌を遂げていた。
リーグ優勝の時に歓喜の声をあげるのは許されなかった。
何故なら目指すは日本一であり、そこで結果を出さなければ拷問のようなトレーニングが待っているからだ。
そしてクライマックスシリーズ優勝、日本一!!
選手達は嬉しさでいっぱいであった。
それは辛いトレーニングからの一時的に解放されるからでもあるが。
しかし何よりも今まで絶対に届かなかった日本一が、死に物狂いで奪い取ることが出来た達成感に他ならない。
ボブ、ありがとう。本当にありがとう。
選手達はボブを取り囲み、全員で胴上げをした。
筋肉ダルマのボブが、紙風船のようにそら高く宙を舞った。
選手達は成長した。その証である。
ファンは感動した。一年間精一杯応援してよかった。
たくさんの声援を送った。ありがとー。
そしてファンの一人が指笛を吹いた。ピューイ。
「サー、イエッサー!!!」
屈強な男達はファンに向かって一斉に敬礼をした。
みんないい顔をしていた。
宙を舞っているボブも険しい顔ながら嬉しそうだ。
そしてボブは死んだ。
今年日本の球団に監督として契約し、万年最下位であったチームをなんと一年で日本一へと導いたのだ。
実は彼は軍隊経験者であり、ブートキャンプ式トレーニングによって日本人選手達のひ弱な身体をムッキムキのマッチョマンに鍛え上げたのだ。
それゆえ選手達は笛のなる音で、反射的に敬礼をするキリングマシーンへと変貌を遂げていた。
リーグ優勝の時に歓喜の声をあげるのは許されなかった。
何故なら目指すは日本一であり、そこで結果を出さなければ拷問のようなトレーニングが待っているからだ。
そしてクライマックスシリーズ優勝、日本一!!
選手達は嬉しさでいっぱいであった。
それは辛いトレーニングからの一時的に解放されるからでもあるが。
しかし何よりも今まで絶対に届かなかった日本一が、死に物狂いで奪い取ることが出来た達成感に他ならない。
ボブ、ありがとう。本当にありがとう。
選手達はボブを取り囲み、全員で胴上げをした。
筋肉ダルマのボブが、紙風船のようにそら高く宙を舞った。
選手達は成長した。その証である。
ファンは感動した。一年間精一杯応援してよかった。
たくさんの声援を送った。ありがとー。
そしてファンの一人が指笛を吹いた。ピューイ。
「サー、イエッサー!!!」
屈強な男達はファンに向かって一斉に敬礼をした。
みんないい顔をしていた。
宙を舞っているボブも険しい顔ながら嬉しそうだ。
そしてボブは死んだ。
「たった1つの不注意」「2ブックマーク」
私は愛するものの変わり果てた姿を見て、呆然となった。
もう少し早く気がついてさえいれば、
助け出すことが出来たかもしれなかった。
これもすべて、たった1つの不注意のせいだった。
私は30分前の自分を恨んだ。
さて、その不注意とは?
---
瞬殺覚悟( `・ω・)記念すべき初投稿はこれって決めてました♪
もう少し早く気がついてさえいれば、
助け出すことが出来たかもしれなかった。
これもすべて、たった1つの不注意のせいだった。
私は30分前の自分を恨んだ。
さて、その不注意とは?
---
瞬殺覚悟( `・ω・)記念すべき初投稿はこれって決めてました♪
11年04月01日 09:56
【ウミガメのスープ】 [ちぃ]
【ウミガメのスープ】 [ちぃ]
解説を見る
201×年、とある夏の日。
すっかりラテラルシンキング・スープの虜になっていた私は、
その日も「たった1つの不注意」という問題に取り組んでいた。
しかし、考えてもどうにも閃かない。
こんな時は息抜きが必要だ。暑いし、何か冷たいものでも食べようか。
そう思ったら、無性にアイスクリームが食べたくなった。
私は家のすぐそばのコンビニへ行った。
帰り道、先ほどの問題について考えながら歩いていたら、
突然頭の中で何かがはじけるように閃いた。
「もしかして、答えは・・こういうことなのか・・!?」
私は急いで家に帰ると、サイトを開いて夢中で質問を始めた。
だんだん真相に近付いていくスリルに胸が高鳴る。
30分ほどのやり取りで、ついに答えをみつけた。
「そうか、「私」の不注意とは、買ってきたアイスを冷凍庫に入れ忘れたことなのか!」
その瞬間、血の気が引いていくのを感じた。
そういえば、さっき買ったアイスクリームは、いったいどうしたっけ・・・
慌ててコンビニの袋を開けると、
そこには変わり果てたアイスるものの姿がありましたとさ・・・。
すっかりラテラルシンキング・スープの虜になっていた私は、
その日も「たった1つの不注意」という問題に取り組んでいた。
しかし、考えてもどうにも閃かない。
こんな時は息抜きが必要だ。暑いし、何か冷たいものでも食べようか。
そう思ったら、無性にアイスクリームが食べたくなった。
私は家のすぐそばのコンビニへ行った。
帰り道、先ほどの問題について考えながら歩いていたら、
突然頭の中で何かがはじけるように閃いた。
「もしかして、答えは・・こういうことなのか・・!?」
私は急いで家に帰ると、サイトを開いて夢中で質問を始めた。
だんだん真相に近付いていくスリルに胸が高鳴る。
30分ほどのやり取りで、ついに答えをみつけた。
「そうか、「私」の不注意とは、買ってきたアイスを冷凍庫に入れ忘れたことなのか!」
その瞬間、血の気が引いていくのを感じた。
そういえば、さっき買ったアイスクリームは、いったいどうしたっけ・・・
慌ててコンビニの袋を開けると、
そこには変わり果てたアイスるものの姿がありましたとさ・・・。
「美女、上目遣い」「2ブックマーク」
汚
いコップお手に、ゆう。
「ひひひ、味もやっぱこうですなぁ。お米も洗って、湯気もでたら・・食う!」
なつなつも家お出て、上お見た。
状況を説明してください。
いコップお手に、ゆう。
「ひひひ、味もやっぱこうですなぁ。お米も洗って、湯気もでたら・・食う!」
なつなつも家お出て、上お見た。
状況を説明してください。
13年06月20日 23:01
【ウミガメのスープ】 [Taka]
【ウミガメのスープ】 [Taka]
200問目ー!やたー!
解説を見る
~50XX年~
宇宙ステーション「Ratter」での任務を終え、無事、地球に帰還したなつなつ、エリザベス、娘虎の三人と二匹(犬のツォンとクマノミ)。通称、植野一家。そこから早五年。家族にstellaれた三人は次の任務まで宇宙開発機関「なさ」ので生活していた。
宇宙ステーション「Ratter」には、もう一人一緒に行った人物がいる。Takaだ。TakaはRatterに隕石がぶつかりそうになった時、自分の身を犠牲にし、隕石に突っ込み死んでしまった。三人はTakaの事を本当の兄のように思っていた。
今、また家族にstellaれ、やってきた多くの人間が仲間、いや、家族として生活している。そんなTakaの事を他の人たちは知らない。しかし、三人は忘れることはなかった。優しかった兄、自分たちの意思に反し、助けてくれた兄のことを。
五年たった今でも、部屋の戸棚にはTakaのコップが置いてある。みんなのコップは新しくなっていたが、形見のコップは当時のまま。すこし汚れている。そのコップをエリザベスは取り、たまにTakaのモノマネをする。
エリザベス「なつ姉、見てて!Taka兄のマネー!
ひひひ、味もやっぱこうですなぁ。お米も洗って、湯気もでたら・・食う!
どう?w」
なつなつ「はははw似てる似てる!兄貴はずっと飯作ってくれてたからなぁ。料理の味見してる時は、そやって同じ事、何度も言ってたわ。特にご飯が大好きだったよなぁ。」
娘虎「兄ちゃん、見に行こう。きっと私たちを見てくれてるから。なつ姉、エリーちゃん、行こう!」
他の家族がワイワイしてる中、娘虎は二人の手をとり、外に出た。星を見上げ、Takaを思い出しながら叫んだ。
娘虎「兄ちゃーん!私たちは元気でやってるよー!全部兄ちゃんのおかげー!ありがとー!」
エリザベス「Taka兄ー!元気かー!ウチらは仲間も増えて楽しくやってるー!ほんと、ありがとー!」
なつなつは、まだ信じれなかった。元気で帰ってくると信じたかった。でもわかってる。もうTakaがいないことを。
なつなつ「兄貴、いつものように笑ってるか?いつも、私たちの事を心配してくれてたよな。でも、今は私がみんなの面倒見てる。だから・・だから・・」
なつなつは頬を伝う涙を隠すように星を見上げた。
ツォン「yan!yan!yaーーn!」
三人を呼ぶかのようにツォンが鳴いている。三人が駆け寄ると、そこには。
「ただいま。久しぶり。」
「ケケケ、地獄から帰って来たぜ!」
~END~
Taka100問目【裏切りの星】の続き
~~~~~~~~~~~~~~~
問題文はエリザベスのチャットルーム「お笑いって素敵(`・w・´)」【ID:なんでやねん】の常連客
エリザベス(え)
Taka(た)
キャベツ(き)
stella(す)
アザゼル(あ)
junpocke(じ)
なつなつ(な)
娘虎(こ)
植野(う)
ぱくりはちみつ(ぱ)
なさ(な)
oisi(お)
yan(や)
Ratter(ら)
ツォン(つ)
コウCHA(こ)
メフィ(め)
灯多(ひ)
なすび(な)
ikoano(い)
タンク(た)
モダン(も)
プエルトリコ野郎(ぷ)
平太(ひ)
にのなん(に)
ゆとぴ(ゆ)
ゲッシュ(げ)
hypnos(ひ)
ディダムズ(で)
水上(み)
人良星鈴(ひ)
上杉@管理人(う)
ていおう(て)
ゆりり(ゆ)
阿瓜(あ)
の頭文字で作りました。みなさんこれからもよろしくお願いします!
宇宙ステーション「Ratter」での任務を終え、無事、地球に帰還したなつなつ、エリザベス、娘虎の三人と二匹(犬のツォンとクマノミ)。通称、植野一家。そこから早五年。家族にstellaれた三人は次の任務まで宇宙開発機関「なさ」ので生活していた。
宇宙ステーション「Ratter」には、もう一人一緒に行った人物がいる。Takaだ。TakaはRatterに隕石がぶつかりそうになった時、自分の身を犠牲にし、隕石に突っ込み死んでしまった。三人はTakaの事を本当の兄のように思っていた。
今、また家族にstellaれ、やってきた多くの人間が仲間、いや、家族として生活している。そんなTakaの事を他の人たちは知らない。しかし、三人は忘れることはなかった。優しかった兄、自分たちの意思に反し、助けてくれた兄のことを。
五年たった今でも、部屋の戸棚にはTakaのコップが置いてある。みんなのコップは新しくなっていたが、形見のコップは当時のまま。すこし汚れている。そのコップをエリザベスは取り、たまにTakaのモノマネをする。
エリザベス「なつ姉、見てて!Taka兄のマネー!
ひひひ、味もやっぱこうですなぁ。お米も洗って、湯気もでたら・・食う!
どう?w」
なつなつ「はははw似てる似てる!兄貴はずっと飯作ってくれてたからなぁ。料理の味見してる時は、そやって同じ事、何度も言ってたわ。特にご飯が大好きだったよなぁ。」
娘虎「兄ちゃん、見に行こう。きっと私たちを見てくれてるから。なつ姉、エリーちゃん、行こう!」
他の家族がワイワイしてる中、娘虎は二人の手をとり、外に出た。星を見上げ、Takaを思い出しながら叫んだ。
娘虎「兄ちゃーん!私たちは元気でやってるよー!全部兄ちゃんのおかげー!ありがとー!」
エリザベス「Taka兄ー!元気かー!ウチらは仲間も増えて楽しくやってるー!ほんと、ありがとー!」
なつなつは、まだ信じれなかった。元気で帰ってくると信じたかった。でもわかってる。もうTakaがいないことを。
なつなつ「兄貴、いつものように笑ってるか?いつも、私たちの事を心配してくれてたよな。でも、今は私がみんなの面倒見てる。だから・・だから・・」
なつなつは頬を伝う涙を隠すように星を見上げた。
ツォン「yan!yan!yaーーn!」
三人を呼ぶかのようにツォンが鳴いている。三人が駆け寄ると、そこには。
「ただいま。久しぶり。」
「ケケケ、地獄から帰って来たぜ!」
~END~
Taka100問目【裏切りの星】の続き
~~~~~~~~~~~~~~~
問題文はエリザベスのチャットルーム「お笑いって素敵(`・w・´)」【ID:なんでやねん】の常連客
エリザベス(え)
Taka(た)
キャベツ(き)
stella(す)
アザゼル(あ)
junpocke(じ)
なつなつ(な)
娘虎(こ)
植野(う)
ぱくりはちみつ(ぱ)
なさ(な)
oisi(お)
yan(や)
Ratter(ら)
ツォン(つ)
コウCHA(こ)
メフィ(め)
灯多(ひ)
なすび(な)
ikoano(い)
タンク(た)
モダン(も)
プエルトリコ野郎(ぷ)
平太(ひ)
にのなん(に)
ゆとぴ(ゆ)
ゲッシュ(げ)
hypnos(ひ)
ディダムズ(で)
水上(み)
人良星鈴(ひ)
上杉@管理人(う)
ていおう(て)
ゆりり(ゆ)
阿瓜(あ)
の頭文字で作りました。みなさんこれからもよろしくお願いします!