「本屋ラテラルの謎解き 『白雪姫は林檎アレルギー』」「2ブックマーク」
ここは、本だけでなく日常の不思議から難事件まで多くの謎が揃ってる本屋『ラテラル』
いらっしゃいませ!店主の小春です!
またいらしてくれたんですね?
本日は少々昔の話をご用意しました…
―――――――――――――――――――――――
カメオはカメコを見た瞬間、恋をした。
鮮やかな紅色の頬。
白く雪のような肌。
黒檀のように黒い髪。
あぁ、美しい…。
その後、ある部屋から二人分の死体が発見された。
カメオがカメコを愛さなければ、死なずに済んだのに…。
一体どういうことだろう?
いらっしゃいませ!店主の小春です!
またいらしてくれたんですね?
本日は少々昔の話をご用意しました…
―――――――――――――――――――――――
カメオはカメコを見た瞬間、恋をした。
鮮やかな紅色の頬。
白く雪のような肌。
黒檀のように黒い髪。
あぁ、美しい…。
その後、ある部屋から二人分の死体が発見された。
カメオがカメコを愛さなければ、死なずに済んだのに…。
一体どういうことだろう?
14年05月25日 11:01
【ウミガメのスープ】 [桜小春]
【ウミガメのスープ】 [桜小春]
一言コメント欄
解説を見る
※長文です
部屋から発見されたのは
二人の惨殺死体と
一人の負傷者だった。
死体の片方はカメコともう一人
負傷者はカメオだった。
カメオはどんくさい男だった。
うじうじとした性格で誰からも好かれず、カメオ自身も自分が嫌いだった。
そんなある日、カメオは街中でカメコに出会う。
すれ違った美しいカメコに一目惚れしたカメオは、雷に打たれるような心地がした。
カメオはカメコが自分の運命の相手だと思った。
いつかある日、彼女は僕に笑いかけて言うのだ。『ずっと待ってたの』と。
カメコはストーカーに悩まされていた。
数ヶ月前から気持ち悪い男が自分につきまとっているのだ。
恋人のリクオに相談して、警察に行ってみたが、まだ事件が起きていないから動けない、と言われた。
「大丈夫だよ、俺がついてる」
恐怖で塞ぎ込む私をリクオは慰めてくれるけど、私は怖くて仕方なかった。
ある日、家のポストに手紙が入っていた。何気なく開くと、そこには私の顔のドアップ。
「ひっ…!」
そしてそこに、あの気持ち悪い男の顔写真。笑った私の隣に貼って、ツーショットのつもりだろうか。
気持ち悪い。
それから何度も、カメオからの手紙が届く。毎日毎日。
「友だちとのショッピング楽しかった?あのスカート、君に似合うと思うよ」
毎日。毎日。
「昨日行ってたレストランのパスタ、僕も一緒に食べたいな」
毎日。毎日。
カメコの精神は限界点を超えていた。
追い詰められたカメコは死を選んだ。
愛するリクオと共に死にたい。
カメコはリクオを家に呼び、即効性の睡眠薬をお茶に入れ飲ませた。
すぐさま眠ったリクオをベットに寝かせ、部屋を完全密室に。自らも睡眠薬を飲み、練炭を焚いた。
隣で眠る愛しい人の寝顔を見ながら、カメコは深い眠りに落ちた。
カメオは、日曜日に家から出てこないカメコを不思議に思った。
いつもなら何処かに出かけるのに。
そして悟った。
僕に部屋に来て欲しいのだと。
嬉しさに駆け足になりながら、カメコの部屋を目指す。
部屋の鍵は空いていて、やはりそうか、と中に入る。
閉じきった奥の部屋はカメコの寝室。
カメオは意気揚々とそのドアを開いた。
鼻にくるきつい煙。
カメコはベットに寝ていた。
鮮やかな紅色の頬。
白く雪のような肌。
黒檀のように黒い髪。
あぁ、いつも以上に美しい。
そっと眠るカメコに近寄る。
その刹那。
視界に入るのはカメコに寄り添うように寝る男。
こいつはいつもカメコにつきまとっていた男だ。
そして目に入る焚かれた練炭。
まさか。まさか。
あの男がカメコを…
#big5#「…うわぁぁあああああああ!」#/big5#
頭を掻き毟る。
僕のカメコを連れていかれた。
こんな男に。
こんなふざけた男に。
気づいたら包丁を握り締めていた。
まっすぐ振り下ろす包丁。
カメコの、美しい顔も体も喉も瞳も
憎たらしい男の、顔も体も腕も脚も
#red#赤く、紅く、あかく、アカク、アカク…#/red#
全てが壊れた部屋の中
赤く染まった羽毛の中で
最後に貫いた自らの心臓
遠くなる意識の中で見たカメコの顔は
切り刻まれても美しかった。
けれど、死体は二体分
一人生き残ったカメオは今日も叫ぶ
「カメコが待ってるんだ!
あの男に捕まってるんだ!
俺は彼女から離れちゃいけないんだ!
殺せ、殺してくれっ!
#red#俺を殺せぇぇぇえええ!!#/red#
警察が検査した結果、
カメコとリクオの死因は
#red#刺殺#/red#だった。
#red#本当に彼女を殺したのは…#/red#
―――――――――――――――――――――――
如何でしたか?
美しき姫を愛し、愛した故に殺した男。
呪いに侵された姫は自ら眠った。
二度と目覚めることはないでしょう。
暇つぶしにはなりましたか?
またの御来店をお待ちしています。
部屋から発見されたのは
二人の惨殺死体と
一人の負傷者だった。
死体の片方はカメコともう一人
負傷者はカメオだった。
カメオはどんくさい男だった。
うじうじとした性格で誰からも好かれず、カメオ自身も自分が嫌いだった。
そんなある日、カメオは街中でカメコに出会う。
すれ違った美しいカメコに一目惚れしたカメオは、雷に打たれるような心地がした。
カメオはカメコが自分の運命の相手だと思った。
いつかある日、彼女は僕に笑いかけて言うのだ。『ずっと待ってたの』と。
カメコはストーカーに悩まされていた。
数ヶ月前から気持ち悪い男が自分につきまとっているのだ。
恋人のリクオに相談して、警察に行ってみたが、まだ事件が起きていないから動けない、と言われた。
「大丈夫だよ、俺がついてる」
恐怖で塞ぎ込む私をリクオは慰めてくれるけど、私は怖くて仕方なかった。
ある日、家のポストに手紙が入っていた。何気なく開くと、そこには私の顔のドアップ。
「ひっ…!」
そしてそこに、あの気持ち悪い男の顔写真。笑った私の隣に貼って、ツーショットのつもりだろうか。
気持ち悪い。
それから何度も、カメオからの手紙が届く。毎日毎日。
「友だちとのショッピング楽しかった?あのスカート、君に似合うと思うよ」
毎日。毎日。
「昨日行ってたレストランのパスタ、僕も一緒に食べたいな」
毎日。毎日。
カメコの精神は限界点を超えていた。
追い詰められたカメコは死を選んだ。
愛するリクオと共に死にたい。
カメコはリクオを家に呼び、即効性の睡眠薬をお茶に入れ飲ませた。
すぐさま眠ったリクオをベットに寝かせ、部屋を完全密室に。自らも睡眠薬を飲み、練炭を焚いた。
隣で眠る愛しい人の寝顔を見ながら、カメコは深い眠りに落ちた。
カメオは、日曜日に家から出てこないカメコを不思議に思った。
いつもなら何処かに出かけるのに。
そして悟った。
僕に部屋に来て欲しいのだと。
嬉しさに駆け足になりながら、カメコの部屋を目指す。
部屋の鍵は空いていて、やはりそうか、と中に入る。
閉じきった奥の部屋はカメコの寝室。
カメオは意気揚々とそのドアを開いた。
鼻にくるきつい煙。
カメコはベットに寝ていた。
鮮やかな紅色の頬。
白く雪のような肌。
黒檀のように黒い髪。
あぁ、いつも以上に美しい。
そっと眠るカメコに近寄る。
その刹那。
視界に入るのはカメコに寄り添うように寝る男。
こいつはいつもカメコにつきまとっていた男だ。
そして目に入る焚かれた練炭。
まさか。まさか。
あの男がカメコを…
#big5#「…うわぁぁあああああああ!」#/big5#
頭を掻き毟る。
僕のカメコを連れていかれた。
こんな男に。
こんなふざけた男に。
気づいたら包丁を握り締めていた。
まっすぐ振り下ろす包丁。
カメコの、美しい顔も体も喉も瞳も
憎たらしい男の、顔も体も腕も脚も
#red#赤く、紅く、あかく、アカク、アカク…#/red#
全てが壊れた部屋の中
赤く染まった羽毛の中で
最後に貫いた自らの心臓
遠くなる意識の中で見たカメコの顔は
切り刻まれても美しかった。
けれど、死体は二体分
一人生き残ったカメオは今日も叫ぶ
「カメコが待ってるんだ!
あの男に捕まってるんだ!
俺は彼女から離れちゃいけないんだ!
殺せ、殺してくれっ!
#red#俺を殺せぇぇぇえええ!!#/red#
警察が検査した結果、
カメコとリクオの死因は
#red#刺殺#/red#だった。
#red#本当に彼女を殺したのは…#/red#
―――――――――――――――――――――――
如何でしたか?
美しき姫を愛し、愛した故に殺した男。
呪いに侵された姫は自ら眠った。
二度と目覚めることはないでしょう。
暇つぶしにはなりましたか?
またの御来店をお待ちしています。
「【我が國の命よ、世に…】」「2ブックマーク」
解は、●と●。
あいうえおかきくけこ
IROHAENMAN
さしすせそたちつてと
NOIKKANION
なにぬねのはひふへほ
IKUOHNEGAE
まみむめもやゆよ
RIIOTOKO
らりるれろわをん
ITAIONNA
がぎぐげござじずぜぞ
HOUKIOTOME
だぢづでどばびぶべぼ
MAKOTENDOU
ぱぴぷぺぽ
MAHOU
い2
A
の2
N
ち2
K
よ2
O
よ3
K
に2
I
あいうえおかきくけこ
IROHAENMAN
さしすせそたちつてと
NOIKKANION
なにぬねのはひふへほ
IKUOHNEGAE
まみむめもやゆよ
RIIOTOKO
らりるれろわをん
ITAIONNA
がぎぐげござじずぜぞ
HOUKIOTOME
だぢづでどばびぶべぼ
MAKOTENDOU
ぱぴぷぺぽ
MAHOU
い2
A
の2
N
ち2
K
よ2
O
よ3
K
に2
I
14年05月16日 23:37
【20の扉】 [のりっこ。]
【20の扉】 [のりっこ。]
解説を見る
我が國の命よ、世に…
これは我が日本国に知れ渡りし国歌、
【君が代】
を表す。
君が代の歌詞に沿い、
対応するアルファベットを羅列する。
(問題文後半の数字は、
歌詞に複数登場する文字の登場順を表す。)
きみがよはち よ2 にや ち2 よ3 に2
NIHONNOKOKKI
さざれいしの い2 わおとなりて
NOIROHANANITO
こけ の2 むすまで
NANIIRO
羅列されたアルファベットをローマ字読みすると、
『にほんのこっきのいろはなにとなにいろ』
↓
『日本の国旗の色は何と何色?』
つまり、解は
【白】と【赤】
である。
これは我が日本国に知れ渡りし国歌、
【君が代】
を表す。
君が代の歌詞に沿い、
対応するアルファベットを羅列する。
(問題文後半の数字は、
歌詞に複数登場する文字の登場順を表す。)
きみがよはち よ2 にや ち2 よ3 に2
NIHONNOKOKKI
さざれいしの い2 わおとなりて
NOIROHANANITO
こけ の2 むすまで
NANIIRO
羅列されたアルファベットをローマ字読みすると、
『にほんのこっきのいろはなにとなにいろ』
↓
『日本の国旗の色は何と何色?』
つまり、解は
【白】と【赤】
である。
「幼馴染みの女の子」「2ブックマーク」
夏
のある日
小学一年生のマコちゃんは僕と同じ日に産まれた元気いっぱいの女の子
僕がそろそろ目覚めようとしていた時にはもうお庭のお花にバケツで水をやりそのまま遊びに行っていた
マコちゃんは帰って来てからバケツを手に僕に謝った
何故?
【参加ルール・子供っぽく質問してね】
のある日
小学一年生のマコちゃんは僕と同じ日に産まれた元気いっぱいの女の子
僕がそろそろ目覚めようとしていた時にはもうお庭のお花にバケツで水をやりそのまま遊びに行っていた
マコちゃんは帰って来てからバケツを手に僕に謝った
何故?
【参加ルール・子供っぽく質問してね】
14年05月11日 08:40
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
解説を見る
僕
は蝉。七年前に産まれてずっと天童家の庭で暮らしてきたんだ
この家には僕と同じ日に産まれた子供がいるらしい
早く大人になって会いに行きたいなぁ
とうとうその日がやって来て僕は土中から這い出た・・・
そこにはひっくり返されたバケツがあり羽化ポイントへの道を塞いでいた
しかも中はサウナ状でどんどん水分を奪われていく・・・もう駄目だ・・・
事切れた僕の骸にマコちゃんが謝るのを見ながら僕は天国へと旅立ったのでした
は蝉。七年前に産まれてずっと天童家の庭で暮らしてきたんだ
この家には僕と同じ日に産まれた子供がいるらしい
早く大人になって会いに行きたいなぁ
とうとうその日がやって来て僕は土中から這い出た・・・
そこにはひっくり返されたバケツがあり羽化ポイントへの道を塞いでいた
しかも中はサウナ状でどんどん水分を奪われていく・・・もう駄目だ・・・
事切れた僕の骸にマコちゃんが謝るのを見ながら僕は天国へと旅立ったのでした
「コンサートホール」「2ブックマーク」
散歩中の男は
公衆電話に駆け込むと歌を歌い始めました。
一体何故でしょうか。
公衆電話に駆け込むと歌を歌い始めました。
一体何故でしょうか。
14年05月08日 01:36
【ウミガメのスープ】 [脳内カーニバル]
【ウミガメのスープ】 [脳内カーニバル]
解説を見る
男はミュージシャン。
散歩中に歌の神様が舞い降りてきて、素晴らしいメロディと歌詞を授かりました。
あいにく携帯電話を持っていなかったため、近くの公衆電話に駆け込み自宅の留守電にかけ、授かった歌を忘れないように留守電に吹きこんだのでした。
散歩中に歌の神様が舞い降りてきて、素晴らしいメロディと歌詞を授かりました。
あいにく携帯電話を持っていなかったため、近くの公衆電話に駆け込み自宅の留守電にかけ、授かった歌を忘れないように留守電に吹きこんだのでした。
「結婚は人生の・・・」「2ブックマーク」
好
きだったびーさんがりんりんさんと結婚するらしい
私は不幸になると確信した
りんりんさんの事を何も知らないのに
何故?
【参加テーマ・結婚とは?】
きだったびーさんがりんりんさんと結婚するらしい
私は不幸になると確信した
りんりんさんの事を何も知らないのに
何故?
【参加テーマ・結婚とは?】
14年05月07日 12:55
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
要知識問題です
解説を見る
突
然びーさんは首にかけているロケットペンダントを開け中に入っている写真を見る
そして仲間に『彼女の名前はりんりん。私の幼馴染です。この天童討伐が終わったら結婚する約束なんです』
びーさんはそういって微笑み仲間達はひやかしながら祝福する
(おい・・・これから戦いって時に『帰ったら・・・』ましてや『結婚するんです・・・』これって・・・)
館に入った一行、前を歩いて居たびーさんが先ほどのネックレスを落とした。大切なものなのにと後ろの仲間が拾うがチェーンは切れておらず何故か濡れている。何故落ちたのだろう?そしてこの液体は?
とりあえずびーさんを呼ぼうとすると。びーさんの前方には何かを咀嚼する天童がおり びーさんには頭部が無くなっていた!
おのれ!あわてて剣を振る仲間。しかしひらりとかわすと天童は闇の中に消えていった。そして糸の切れた人形のように倒れこむびーさんの首なし死体
仲間はびーさんの形見のペンダントを握り締めると復讐を誓った
やっぱりなあ。こんな状況で死亡フラグ立てるから・・・私はテレビにむかって突っ込んだのだった
然びーさんは首にかけているロケットペンダントを開け中に入っている写真を見る
そして仲間に『彼女の名前はりんりん。私の幼馴染です。この天童討伐が終わったら結婚する約束なんです』
びーさんはそういって微笑み仲間達はひやかしながら祝福する
(おい・・・これから戦いって時に『帰ったら・・・』ましてや『結婚するんです・・・』これって・・・)
館に入った一行、前を歩いて居たびーさんが先ほどのネックレスを落とした。大切なものなのにと後ろの仲間が拾うがチェーンは切れておらず何故か濡れている。何故落ちたのだろう?そしてこの液体は?
とりあえずびーさんを呼ぼうとすると。びーさんの前方には何かを咀嚼する天童がおり びーさんには頭部が無くなっていた!
おのれ!あわてて剣を振る仲間。しかしひらりとかわすと天童は闇の中に消えていった。そして糸の切れた人形のように倒れこむびーさんの首なし死体
仲間はびーさんの形見のペンダントを握り締めると復讐を誓った
やっぱりなあ。こんな状況で死亡フラグ立てるから・・・私はテレビにむかって突っ込んだのだった