「カメオは勝ち組?」「2ブックマーク」
カメオの声が社内に響く。
「よくもま~俺を散々こき使ってくれたな。もうやってらんね~ぜ。
こんな会社、明日から来るもんか!」
次の日。会社には昨日のことを上司に詫びているカメオの姿があった。
何故?
「よくもま~俺を散々こき使ってくれたな。もうやってらんね~ぜ。
こんな会社、明日から来るもんか!」
次の日。会社には昨日のことを上司に詫びているカメオの姿があった。
何故?
14年06月16日 23:48
【ウミガメのスープ】 [ひろき]
【ウミガメのスープ】 [ひろき]
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普段から溜まっていたウップンを晴らすべく、上司に言いたいことを全て言ってやったカメオ。
上機嫌で会社を出て自宅に戻ると、一人で祝杯をあげる。
「あ~もう会社なんて行ってらんね」
「俺にはコレがあるもんね~~~」
カードサイズの紙を取り出し眺めるカメオ。
「まさか、ロト7の1等が当たるとは思わなかったぜ。」
「たまにはクジも買ってみるもんだな。」
「もう1回番号確かめて、喜びを噛みしめるか」
スマホで当選番号案内を確認するカメオ。
「5、10、11、21、28、31、37」
「やっぱり当たってる」
「ん?第61回・・・。俺の紙は第62回・・・。」
スマホで第62回の結果を確認しなおすカメオ。
「4、10、12、15、27、32、33」
「10しか当たってない。つまり外れ・・・。しかも1等は該当なし」
「どうしよう・・・。明日あやまるしかないよね。。。」
ロト7 現在(2014/6/16)キャリーオーバー発生中!!
上機嫌で会社を出て自宅に戻ると、一人で祝杯をあげる。
「あ~もう会社なんて行ってらんね」
「俺にはコレがあるもんね~~~」
カードサイズの紙を取り出し眺めるカメオ。
「まさか、ロト7の1等が当たるとは思わなかったぜ。」
「たまにはクジも買ってみるもんだな。」
「もう1回番号確かめて、喜びを噛みしめるか」
スマホで当選番号案内を確認するカメオ。
「5、10、11、21、28、31、37」
「やっぱり当たってる」
「ん?第61回・・・。俺の紙は第62回・・・。」
スマホで第62回の結果を確認しなおすカメオ。
「4、10、12、15、27、32、33」
「10しか当たってない。つまり外れ・・・。しかも1等は該当なし」
「どうしよう・・・。明日あやまるしかないよね。。。」
ロト7 現在(2014/6/16)キャリーオーバー発生中!!
「私の話を聞いて頂戴」「2ブックマーク」
へぇ、ここがラテシンなのね。
なんだか頭の良さそうな人達ばかりいるわ。
私?藤萩って人に言われてきたのよ。「ここでなら話を聞いてもらえるから」って……早速お願いして良いかしら?
ああ、もちろん此処の流儀に乗っ取るわ。私は事の顛末を全て知っているし、質問には「はい」か「いいえ」でしか答えない。じゃ、早速お願いするわね。
一歳、私は父に見捨てられた。
しかし母は、父が長年私を育ててきたと主張した。
その結果、日本中の人々が私の美しさを讃えることとなった。
さて、一体これはどういう事なのかしら?
状況説明をお願いするわ。
なんだか頭の良さそうな人達ばかりいるわ。
私?藤萩って人に言われてきたのよ。「ここでなら話を聞いてもらえるから」って……早速お願いして良いかしら?
ああ、もちろん此処の流儀に乗っ取るわ。私は事の顛末を全て知っているし、質問には「はい」か「いいえ」でしか答えない。じゃ、早速お願いするわね。
一歳、私は父に見捨てられた。
しかし母は、父が長年私を育ててきたと主張した。
その結果、日本中の人々が私の美しさを讃えることとなった。
さて、一体これはどういう事なのかしら?
状況説明をお願いするわ。
13年07月07日 18:01
【ウミガメのスープ】 [藤萩]
【ウミガメのスープ】 [藤萩]
初出題です。SPはディダムズさんです。ありがとうございました。
解説を見る
「先生!」
「うわっ!?」
パソコンの前で文章を練る父の前に現れたのは担当の編集者だった。
彼女はいつも父が成功するようにと一生懸命尽くしてくれている。そんな彼女に心を許した父は、二十年前に考えてボツにした小説の断片を彼女に見せた。
その断片を何を血迷ったか気に入ってしまった彼女は「本にしましょう!」とノリノリで父に主張し始めた。父は初めはしぶしぶ筆を走らせていたのだけど、気がつくと一年も執筆に熱中していたわ。心血注いで一冊の本を作ったの。
結果――
「すごいですよあの本!絶賛の嵐です!」
「そうみたいだな……」
「『文章が美しい』ってあの偏屈な批評家が褒めてましたよ! 評判でもやっぱり『表現が綺麗』ってのが多くて……私びっくりしちゃいました!」
頬を紅潮させ叫ぶ彼女に父は溜息を吐いた。煙草を灰皿に置きぼりぼりと頭をかく。
「いや嬉しいけどさ……嘘のアオリ文はどうかと……」
「嘘? 嘘なんてありましたっけ?」
「『構想二十年、ついに成る!』って……俺あの小説を書いてたのは最初の一年位、それも作家になる前だし。二十年はまるっと忘れてたし、今や黒歴史認定だよって笑いながら君に見せたのに……どうしてこうなった」
「物は言いようってヤツです。いいじゃないですか、二十年ほったらかしっていうのも……ほら、ネタを寝かせてたんですって! 今もよくやるでしょう?」
「随分と長いおねんねだなオイ……」
「でも結果バカ売れです! 発掘した私を褒めて下さいよー!」
……仕事の打ち合わせが終わり彼女が帰った後、パソコンを閉じながら父は言った。
「まぁ、あれだ。中々良い出来だったよな」
……うん、私がその本なの。父って言うのは私を生んだ小説家ってことね。
呆れちゃうでしょ?二十年間ほったらかしておいていきなり引っ張り出すんだから。その上褒められたら満更でもないなんて現金。
でも……一年は愛してくれたから構わないわ。これからはもっと沢山の人に愛してもらえるだろうしね。
ねぇ、あなたも寝かせてるネタあるんじゃない?
起こしてあげるのも一興よ?
「うわっ!?」
パソコンの前で文章を練る父の前に現れたのは担当の編集者だった。
彼女はいつも父が成功するようにと一生懸命尽くしてくれている。そんな彼女に心を許した父は、二十年前に考えてボツにした小説の断片を彼女に見せた。
その断片を何を血迷ったか気に入ってしまった彼女は「本にしましょう!」とノリノリで父に主張し始めた。父は初めはしぶしぶ筆を走らせていたのだけど、気がつくと一年も執筆に熱中していたわ。心血注いで一冊の本を作ったの。
結果――
「すごいですよあの本!絶賛の嵐です!」
「そうみたいだな……」
「『文章が美しい』ってあの偏屈な批評家が褒めてましたよ! 評判でもやっぱり『表現が綺麗』ってのが多くて……私びっくりしちゃいました!」
頬を紅潮させ叫ぶ彼女に父は溜息を吐いた。煙草を灰皿に置きぼりぼりと頭をかく。
「いや嬉しいけどさ……嘘のアオリ文はどうかと……」
「嘘? 嘘なんてありましたっけ?」
「『構想二十年、ついに成る!』って……俺あの小説を書いてたのは最初の一年位、それも作家になる前だし。二十年はまるっと忘れてたし、今や黒歴史認定だよって笑いながら君に見せたのに……どうしてこうなった」
「物は言いようってヤツです。いいじゃないですか、二十年ほったらかしっていうのも……ほら、ネタを寝かせてたんですって! 今もよくやるでしょう?」
「随分と長いおねんねだなオイ……」
「でも結果バカ売れです! 発掘した私を褒めて下さいよー!」
……仕事の打ち合わせが終わり彼女が帰った後、パソコンを閉じながら父は言った。
「まぁ、あれだ。中々良い出来だったよな」
……うん、私がその本なの。父って言うのは私を生んだ小説家ってことね。
呆れちゃうでしょ?二十年間ほったらかしておいていきなり引っ張り出すんだから。その上褒められたら満更でもないなんて現金。
でも……一年は愛してくれたから構わないわ。これからはもっと沢山の人に愛してもらえるだろうしね。
ねぇ、あなたも寝かせてるネタあるんじゃない?
起こしてあげるのも一興よ?
「スーパーパワー」「2ブックマーク」
男はある不思議な能力を手に入れた
その力を善意ある使いかたをすれば
不正をただし世の中をよりよいものにできるだろう
その力を悪意ある使い方をすれば
大金を手に入れることも誰かを脅し従わせることもできるだろう
だが男はその力をどちらの方法で使用することもなく
ただ満足そうな笑みを浮かべ変わらない日常を送るだけだった
男の手に入れた能力と状況を推理してください
その力を善意ある使いかたをすれば
不正をただし世の中をよりよいものにできるだろう
その力を悪意ある使い方をすれば
大金を手に入れることも誰かを脅し従わせることもできるだろう
だが男はその力をどちらの方法で使用することもなく
ただ満足そうな笑みを浮かべ変わらない日常を送るだけだった
男の手に入れた能力と状況を推理してください
13年02月13日 22:04
【ウミガメのスープ】 [真央]
【ウミガメのスープ】 [真央]
いんすたんとす~ぷですが
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本に描かれた景色をを眺めてはため息をこぼす少年がいた
彼の夢はこの本にでているような世界の景色を見に旅行することだ
白銀に包まれた雪景色を
どこまでも続く砂漠を
木々に囲まれる高い山々を
多くの青が在る広い海を
だが少年にはその為に必要な旅費も語学力も持っていなかった
そんな遠くを夢見る少年を一台の車が襲う
猛スピードで跳ね飛ばされた少年の体は
意識除いて全てがプツリと切れた
交通事故により体を動かせなくなった少年だったが
その事故の影響で不思議な能力に目覚めた
どこまでも見わたすことのできる眼『千里眼』である
実際に行くことはできなくなった少年だが
見たかった景色を見ることができるようになった少年は
病院のベッドの上で変わらぬ日常をすごし
満足な笑みを浮かべながらいつまでも遠くの景色を眺めていた
彼の夢はこの本にでているような世界の景色を見に旅行することだ
白銀に包まれた雪景色を
どこまでも続く砂漠を
木々に囲まれる高い山々を
多くの青が在る広い海を
だが少年にはその為に必要な旅費も語学力も持っていなかった
そんな遠くを夢見る少年を一台の車が襲う
猛スピードで跳ね飛ばされた少年の体は
意識除いて全てがプツリと切れた
交通事故により体を動かせなくなった少年だったが
その事故の影響で不思議な能力に目覚めた
どこまでも見わたすことのできる眼『千里眼』である
実際に行くことはできなくなった少年だが
見たかった景色を見ることができるようになった少年は
病院のベッドの上で変わらぬ日常をすごし
満足な笑みを浮かべながらいつまでも遠くの景色を眺めていた
「バスタブの男」「2ブックマーク」
具合が悪くなった男はバスタブの中で横になることにした。
一体何故?
一体何故?
15年12月19日 00:47
【ウミガメのスープ】 [kiraku]
【ウミガメのスープ】 [kiraku]
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風呂に入りながら自分の抱えている問題についてアレコレ思案していた男。
考え込んでいる内にすっかりのぼせてしまった。
男 (気持ち悪い…。早いところ上がりたいが自力で立てない…。)
完全にグロッキー状態の男は立ち上がることすら、ままならなかった。
男(しかしこのまま浸かっていれば余計悪化する…。そうだ!)
男は力を振り絞って足でバスタブの栓を抜き、お湯を全て流した。こうすれば動かずともお湯の無いところで休むことができる。
かくして、男は空になったバスタブの中で横になり、回復を待ったのである。
男(ふー、なんとかなったか…。)
男(…あれ、もしかして今の一連の行動…)
( *´_ゝ`)問題にできるんじゃね!?
…全く懲りていない男、もといkirakuであった。
考え込んでいる内にすっかりのぼせてしまった。
男 (気持ち悪い…。早いところ上がりたいが自力で立てない…。)
完全にグロッキー状態の男は立ち上がることすら、ままならなかった。
男(しかしこのまま浸かっていれば余計悪化する…。そうだ!)
男は力を振り絞って足でバスタブの栓を抜き、お湯を全て流した。こうすれば動かずともお湯の無いところで休むことができる。
かくして、男は空になったバスタブの中で横になり、回復を待ったのである。
男(ふー、なんとかなったか…。)
男(…あれ、もしかして今の一連の行動…)
( *´_ゝ`)問題にできるんじゃね!?
…全く懲りていない男、もといkirakuであった。
「【花丸の未来へ】」「2ブックマーク」
サヤカは塾講師ヒサトがホワイトボードに書いた◎を見て泣いた。
状況を推理してください。
状況を推理してください。
13年03月03日 21:37
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]
ありがとうございました^^
解説を見る
サヤカは塾講師ヒサト淡い恋心を抱いていた。
バレンタインデーに、サヤカは思い切ってヒサトに板チョコを渡した。
『ただの板チョコですけど・・・><』
ヒサトが帰宅後にチョコの包装を開けると、
板チョコの上にデコレーションで
【大好きです。】
と書かれていた。
更に手紙に、
【立場上…難しいとは思いますが、
付き合ってもらえませんか…?
ホワイトデーに、単純な○×の返事でもいいので…
待ってます。】
それからの塾のある日はサヤカにとって緊張の連続だったが、
講師ヒサトは特に変わった様子もなく、
ただいつもの様に優しく、時にメリハリを持ってキビキビ勉強を教えてくれる
【普段通りの感じ】だった…
そして1ヶ月が経ち、ホワイトデー当日…
【このまま何もないのかな…
やっぱスルーされちゃうのかな…】
などと思いながらシュンとして塾から帰ろうとするサヤカを、
ヒサトが呼び止めた。
ハッとして振り返るサヤカに差し出されたのは、
バレンタインに自分が渡したのと同じ位の大きさの物だった。
ヒサト『チョコ、美味しかったよ^^
これ、お返しな。
…気を付けて帰るんだぞ^^』
彼の言葉はそれだけだった。
サヤカは帰宅すると早速、ヒサトから貰った物を開けてみた。
…板チョコだった。 それも私の好きなホワイトチョコ…
デコレーションで、 ◎ と描かれていた。
手紙もあった。
【サヤカへ。
気持ち、しっかり受け取った。
ありがとう。
正直な気持ち…
実は俺も気になってた。
ただ、お前の言う様に、今はお互い立場上難しい部分もあるかもしれない。
お前も大切な大学受験を控えてる。
だから俺はこれからも頑張って出来る限りのサポートをしながら、ずっと応援していく。
だから一緒にサヤカの夢を叶えよう。
叶ったら、その時は改めて… 俺の方から大切な気持ちを伝えさせてもらうよ。
だからお互い、明るい未来に向かって頑張っていこうな!^^
ヒサト】
…サヤカは感動のあまり、いつの間にか泣いていた…
『うん… ありがとう… 本当にありがとう…
私、頑張る!!! だからこれからも ずっと一緒にいてください!!!』
バレンタインデーに、サヤカは思い切ってヒサトに板チョコを渡した。
『ただの板チョコですけど・・・><』
ヒサトが帰宅後にチョコの包装を開けると、
板チョコの上にデコレーションで
【大好きです。】
と書かれていた。
更に手紙に、
【立場上…難しいとは思いますが、
付き合ってもらえませんか…?
ホワイトデーに、単純な○×の返事でもいいので…
待ってます。】
それからの塾のある日はサヤカにとって緊張の連続だったが、
講師ヒサトは特に変わった様子もなく、
ただいつもの様に優しく、時にメリハリを持ってキビキビ勉強を教えてくれる
【普段通りの感じ】だった…
そして1ヶ月が経ち、ホワイトデー当日…
【このまま何もないのかな…
やっぱスルーされちゃうのかな…】
などと思いながらシュンとして塾から帰ろうとするサヤカを、
ヒサトが呼び止めた。
ハッとして振り返るサヤカに差し出されたのは、
バレンタインに自分が渡したのと同じ位の大きさの物だった。
ヒサト『チョコ、美味しかったよ^^
これ、お返しな。
…気を付けて帰るんだぞ^^』
彼の言葉はそれだけだった。
サヤカは帰宅すると早速、ヒサトから貰った物を開けてみた。
…板チョコだった。 それも私の好きなホワイトチョコ…
デコレーションで、 ◎ と描かれていた。
手紙もあった。
【サヤカへ。
気持ち、しっかり受け取った。
ありがとう。
正直な気持ち…
実は俺も気になってた。
ただ、お前の言う様に、今はお互い立場上難しい部分もあるかもしれない。
お前も大切な大学受験を控えてる。
だから俺はこれからも頑張って出来る限りのサポートをしながら、ずっと応援していく。
だから一緒にサヤカの夢を叶えよう。
叶ったら、その時は改めて… 俺の方から大切な気持ちを伝えさせてもらうよ。
だからお互い、明るい未来に向かって頑張っていこうな!^^
ヒサト】
…サヤカは感動のあまり、いつの間にか泣いていた…
『うん… ありがとう… 本当にありがとう…
私、頑張る!!! だからこれからも ずっと一緒にいてください!!!』