動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのブックマーク

神父と老人「4ブックマーク」
アメリカには伝統的なキリスト教の風習が今でも根強く残っている。毎週日曜日の朝は礼拝をしに教会へ行く、というのもその一つだ。
ある日曜日の朝、神父が自分の管轄している教会に着くと、参拝客は老人が一人だけだった。そこで神父はその老人に、簡略版の礼拝で済ませる事を提案したが、その老人は正式な長い礼拝をしてほしいと言った。神父はこれに応え、正式な礼拝を行った。

礼拝が終わったあと、神父は自分が損をしたことに気がついた。彼に何があったのか?
10年07月05日 15:14
【ウミガメのスープ】 [柳谷冗家]



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近代化の波は宗教の世界にも押し寄せている。今や教会の周りは高層ビルが建ち並ぶオフィス街と化し、神父はその教会までタクシーで通勤する時代なのだ。
さて、いつも神父を送っているタクシードライバーは、今回はちょっと神父を出し抜こうと考えた。彼は友人に協力を依頼し、タクシーをなるべく待たせるように仕向けた。何も知らない神父は老人の言う通りに長い礼拝を行った。神父がタクシーに戻ると、タクシーのメーターが跳ね上がっていることに気がついた。ここで神父は自分の失敗にようやく気がついたのである。
ラテシン村殺人事件「4ブックマーク」
とある殺人事件。

解決には時間がかかるかと考えられたが、
警察の尽力もあり事件は迷宮入りすることなく、速やかに解決がなされた。

後日行われた警察による記者会見によると
速やかに解決できた理由の一つに、

【ラテシンで迷宮入りしそうな問題がなかったから】

というのがあったのだそうだが

なぜ?
17年02月06日 23:51
【ウミガメのスープ】 [Ratter]



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とある事件現場・・被害者の男性(仮にR氏としよう)はスマホでラテシンを楽しんでいた。
そこに近づく一つの影

(ゴス!!)
R氏:「お・・おまえは・・」(o_ _)o...(ポチポチ・・リロード・・
犯人:「おま・・何書き込んでんだ!!トドメだ!」(ゴス!!)

・・・・
後日の警察の記者会見にて
・・・・

記者「今回の早期解決の決め手は何だったのでしょう?」
警察「被害者がわかりやすい形で、ダイイングメッセージを残していたことでしょう」
記者「いや・・でも・・そんな目立つダイイングメッセージなら、犯人に消されてしまうのでは・・?」

警察「いえ・・コレをご覧ください」

そういって警察が取り出したPC画面にはとあるサイトが表示されていた

[Ratter] [★ホワイトハット] 06日23時11分             [出題者] 06日23時11分
6 #big5#はんにんはやす#/big5#     #big5#ネタバレとかひどwwネタ良#/big5# #red#良い質問#/red#


警察「ラテシンという被害者が直前までアクセスしていたサイトです。
で、コレを見て被害者の友人の安村を当たってみたらビンゴだったというわけです。

殴られた後、携帯で打ち込んでいるのを当然犯人も見ていたはずなので
書き込みを上書きされてしまっていたら重要な手がかりが消えてしまうところでした

当時問題を出していた出題者たちが、問題が解けるまで張り付いて即レスするタイプの人だけでほんとよかったですよ」

記者「なるほど で・・なんで被害者は・・質問打ち込んだ後リロードするとか余裕が・・」
警察「ねー、その間に逃げればいいのにね。馬鹿だね~」

私は貴方の幸せを願います。「4ブックマーク」
私は貴方の幸せを願います。

きっと私の思いは届かないと思います。
ですが、貴方が私を見ている限り、ずっと見守りたいのです。
好きです。

どういう状況か?
10年11月14日 20:03
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]



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私は死にました。自殺です。
社会は私をお荷物としか見ていませんでした。
家族はいません。友達も。天涯孤独なんです。

自分のアパートで縄を輪っかにして、そこに首をかけて死にました。
苦しかったけど、なんだか気持ちよくなりました。
そして身体が動かなくなりました。
でも…

意識があるんです。
何故なのか分かりませんが、無にはなりませんでした。
ちょうど窓の前で吊ったので、外が見えました。
秋の寒空の中、宙ぶらりんになって動けないので怖かったです。

数日間一人で寂しく外を眺めていました。
そしてある日、ある人と目が合いました。
冴えない大学生さんみたいですね。
ずっとこちらを見ているようです。
しばらくすると行ってしまいました。
ちょっとだけ人と触れられて嬉しかったです。

どうやら通学路のようで、それから毎日顔を合わせるようになりました。
この前遅刻しそうだったのに、それでも私を見つめてくれるんですね。
多分私が死んでいることに気付いてないのかな?
すっごい幸せそうな顔をしやがるんです。
…なんだ。私でも誰かの幸せになれたのか。もったいなかったな。
私、今更ながら貴方に恋をしてしまいました。

しばらく経つと、私の体も色々不具合が出てきました。
首の骨が伸びてしまい、見え辛くなってきたのです。
それでも彼はちょっと後ろの方へ行って、私を見つめてくれました。
愛らしい、かわいいなぁもう。

そしてとうとう完全に見えなくなりました。
見えませんが、恐らく外は雪のようです。
寒さは感じませんが、寂しくなってしまいました。

クリスマスです。
隣の家族が楽しそうです。
彼に会いたいなぁー、死ななきゃよかったな。
生きて彼に会って、この締め付けるような恋心を伝えたいなぁ。
あ、締め付けてるのは首の縄ですね。
声はでませんが笑えます。涙はでませんが泣けてきます。

すると……

ドンドンドン!ガチャ!大丈夫か!助けにきたぞ!!

彼が助けにきてくれました(*'-'*)もう死んでるんですけどね。
嬉しかったです。もう死んでるんですがね。

彼は私が首を吊っていたとは知らなかったようで、物凄く焦ってました。
なんか私が監禁されていると勘違いしてたようで。
助けて欲しくてずっと彼を見つめていたと思ったらしいです。
そんなわけないだろ。ばかだなー。…かわいいやつめ。

今日は私のお葬式です。
葬式、といっても誰も悼む気持ちなんてない葬式でしたがね。
彼だけは焼香あげる時、愛してました。って言ってくれたんです。
生きてて良かったことが一つだけできました。
もう死んだ後のことなんですけどね。

彼に見守られながら、私は焼かれました。
流石に体がないと無に還るようです。
それでは。

「名も知らない貴方へ。愛しています。幸せになってくださいね」
さようなら( ´ ▽ ` )ノ
春遠からじ「4ブックマーク」
最近牛乳の減りが速いのに気づいたケンジは、甘党の娘が#b#家から出ていけばいい#/b#と思った。いったいどういうことだろう?
16年11月22日 17:32
【ウミガメのスープ】 [az]



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ケンジの家庭では、あまり牛乳を飲む習慣がない。週に2,3日、寝る前にケンジがホットミルクを作って飲む程度だ。
その割に、最近は今までに比べ、妙に牛乳の減りが速い……。もしやと思ったケンジは、戸棚に置いてある#b#インスタントコーヒー#/b#の残りを調べてみた。

思った通り、コーヒーも以前見た時よりずいぶん減っていた。そういうことか、とケンジは得心した。

コーヒーを飲んでいるのは娘のミユキだろう。
高校三年生、大学受験を控えたミユキ。夜はいつも早めに就寝するケンジにはわからないが、きっと彼女は、夜遅くまで勉強しているのだろう。その際、彼女は#red#眠気覚ましとしてコーヒーを淹れて飲んでいる#/red#に違いない。甘党で、苦いものが苦手なミユキはきっと、#red#牛乳をたっぷり入れて#/red#……。


夏頃からミユキは、志望校に東京の有名大学の名を挙げるようになった。彼女は地元の大学に進むものだとばかり思っていたケンジからすれば、どこまで本気なのかと多少疑っていたりもした。
しかし、どうやら彼女は本気のようだ。わざわざ眠気覚ましのコーヒーを淹れて、夜遅くまで頑張っているのだから――。


志望大学に進むことになれば、今の家からは通えない。当然、#b#家を出て下宿を始めることになる#/b#だろう。
寂しいことではある。しかし、娘の努力が報われて、春にはそういうことになっていればいいと、ケンジはしみじみ思ったのだった。





しかし、あんまり夜更かしするのもよくないぞ、わが娘よ。
【猛者のスープ】鏡の真実(コタエ)「4ブックマーク」


『鏡よ鏡。世界で一番美しいのは誰だい?』

白雪姫の読み聞かせをしている時、娘に

「ねえお母さん。鏡に映っているのは、だあれ?」

と尋ねられたのですが

私には、答えることが出来ませんでした。

いったい何故?

状況を解き明かして下さい
16年09月27日 21:00
【ウミガメのスープ】 [ポトフ]



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「ママ、これ、なあに?」

娘が一本のビデオテープを手に、尋ねてきました


「それはね、ビデオっていって・・・・・・ほら、キョウコとママが一緒にいるところを

 パパが後からテレビで観れるようにしているでしょ? それと同じようなものよ」

「じゃあ、これにも?」

「そうよ。ママの小さい頃が観れるわよ」

「ママの? ねえ、私みてみたい!」

「そう? それじゃ、観てみましょうか」


そうして私は、娘が持ってきたビデオを、再生しました


画面の中には、小さい頃の私と、母が遊んでいるところが映っています

『あはは!』

『ほらほら、お父さんの方向いてあげて』

「ママと・・・・・・おばあちゃん?」

「そうよ、ママにも、おばあちゃんにも、こんな頃があったのよ?」


暫くみている内に映像は切り替わり、母が私に絵本を読み聞かせているシーンになりました


『お妃さまは、魔法の鏡に尋ねます

「鏡よ鏡。世界で一番美しいのは誰だい?」

すると鏡は白雪姫を映しながら──』


「ねえお母さん。鏡に映っているのは、だあれ?」

「え? 白雪姫よ、お妃さまの娘の・・・・・・」

「でも、映っているのは男の人だよ?」

「・・・・・・?」

よくみると、娘が指し示しているのは、映像の中に映っている鏡でした


そこには、ビデオカメラを持ち、私と母を映している男性の姿がありました


「ねえ、この人は? おじいちゃん?」


────私には答えることが出来ませんでした

その鏡に映っている男性は、明らかに私を育ててくれた父とは違う人物でしたから

いったい、何故?────



#b#※要約#/b#
#b#私は娘と一緒に、自分が小さい頃に撮影されたホームビデオを見ていた。#/b#
#b#ビデオの中で、自分の母親が幼い自分に白雪姫の読み聞かせをしているシーンがあったのだが#/b#

#b#室内の鏡に撮影者が映りこんでいた。#/b#

#b#その撮影者が、父と思っていた人物ではなく、知らない男であったため、私は娘の質問に答えることができなかった。#/b#