「むかしのアダ名はチョーコくとう」「5ブックマーク」
今日は待ちに待ったバレンタインデー。
この日カメオは、学校でクラスメイトからたくさんのチョコレートを貰う事ができた。
家に持ち帰って、ウキウキ気分でチョコの包みを開けたカメオ。
トリュフ、生チョコ、ハート型、フルーツ入りのもの・・・
もらったチョコレート達は一つ一つ工夫が凝らしてあり、誰のチョコから食べようか迷ってしまう程だ。
しかし、カメオはあることに気づく。
カメオが貰ったチョコレート達はその尽くが「割れている」か、あるいは「形が崩れている」のだ。
一見無事そうなものでも、複数入っているうちの数個が割られていたりと、かなりの徹底ぶりである。
どうしてこんなことになったのだろう?
この日カメオは、学校でクラスメイトからたくさんのチョコレートを貰う事ができた。
家に持ち帰って、ウキウキ気分でチョコの包みを開けたカメオ。
トリュフ、生チョコ、ハート型、フルーツ入りのもの・・・
もらったチョコレート達は一つ一つ工夫が凝らしてあり、誰のチョコから食べようか迷ってしまう程だ。
しかし、カメオはあることに気づく。
カメオが貰ったチョコレート達はその尽くが「割れている」か、あるいは「形が崩れている」のだ。
一見無事そうなものでも、複数入っているうちの数個が割られていたりと、かなりの徹底ぶりである。
どうしてこんなことになったのだろう?
16年04月27日 00:05
【ウミガメのスープ】 [ruxyo]
【ウミガメのスープ】 [ruxyo]
解説を見る
クラス一のイケメン男子、カメヒコ。
カメオはクラスメイト(≠複数)のカメヒコが受け取ったたくさんのチョコレートを、
『処分』という名目で貰うのが毎年の恒例になっていた。
実はカメヒコは甘いお菓子が大の苦手なのだ。
しかし、優しいカメヒコは「毎年送ってくれる女子達に悪いから」と、苦手であることをなかなか言い出せずにいた。
わざわざ手作りしてくれたプレゼントを断るのも気が引けるし、かと言って、嫌いなものは食べたくない。
そこで、彼は『チョコを割って中身を確認し、あたかもチョコを食べたかのように振る舞う』という裏ワザを考え出したのだった。
「カメヒコくん、私のあげたチョコ・・・美味しかった?」
「うん、トリュフの中にキャラメルが入っていて、香ばしかったよ。でも、もっとビターな方が好きかな。」
「ねぇねぇ、私のはどうだった?」
「オレンジの風味が爽やかだったよ。でも、もっとビターな方が好きかな。」
「わ、私のは・・・?」
「うん、不思議な食感だったよ。でも、もっとビターな方が好きかな。(髪の毛入ってたよ)」
・・・とまぁこんなふうに。
チョコレートの感想を聞かれた時に困らないように、女の子たちの作ったチョコとその中身を記憶するという地味な努力。
その努力と気づかいが、来年のチョコレートとラブレターの数を更に増やすことになるだろう。死ね。
要約:
チョコ嫌いなカメヒコがチョコ食べたフリをするために割って中身を見てたから。
カメオはそのおこぼれをもらっただけ。ついでにいうとクラスメイトは複数じゃない。
クラスメイツだったら複数だった。おしい。
カメオはクラスメイト(≠複数)のカメヒコが受け取ったたくさんのチョコレートを、
『処分』という名目で貰うのが毎年の恒例になっていた。
実はカメヒコは甘いお菓子が大の苦手なのだ。
しかし、優しいカメヒコは「毎年送ってくれる女子達に悪いから」と、苦手であることをなかなか言い出せずにいた。
わざわざ手作りしてくれたプレゼントを断るのも気が引けるし、かと言って、嫌いなものは食べたくない。
そこで、彼は『チョコを割って中身を確認し、あたかもチョコを食べたかのように振る舞う』という裏ワザを考え出したのだった。
「カメヒコくん、私のあげたチョコ・・・美味しかった?」
「うん、トリュフの中にキャラメルが入っていて、香ばしかったよ。でも、もっとビターな方が好きかな。」
「ねぇねぇ、私のはどうだった?」
「オレンジの風味が爽やかだったよ。でも、もっとビターな方が好きかな。」
「わ、私のは・・・?」
「うん、不思議な食感だったよ。でも、もっとビターな方が好きかな。(髪の毛入ってたよ)」
・・・とまぁこんなふうに。
チョコレートの感想を聞かれた時に困らないように、女の子たちの作ったチョコとその中身を記憶するという地味な努力。
その努力と気づかいが、来年のチョコレートとラブレターの数を更に増やすことになるだろう。死ね。
要約:
チョコ嫌いなカメヒコがチョコ食べたフリをするために割って中身を見てたから。
カメオはそのおこぼれをもらっただけ。ついでにいうとクラスメイトは複数じゃない。
クラスメイツだったら複数だった。おしい。
「成長期」「5ブックマーク」
あなたに
「背、また伸びた?」
と言われると悲しくなります。
なぜ?
「背、また伸びた?」
と言われると悲しくなります。
なぜ?
16年03月14日 21:16
【ウミガメのスープ】 [Lea]
【ウミガメのスープ】 [Lea]
解説を見る
話しかけているのはおばあちゃん。
僕の成長期は2年前に止まったよ
僕の背が高くなってるんじゃなくて、
おばあちゃんの腰が曲がっていってるだけ。
どんどん老いる彼女を見ると、
避けられない別れへの悲しみがこみ上げる。
僕の成長期は2年前に止まったよ
僕の背が高くなってるんじゃなくて、
おばあちゃんの腰が曲がっていってるだけ。
どんどん老いる彼女を見ると、
避けられない別れへの悲しみがこみ上げる。
「足跡が即席の目印」「5ブックマーク」
カメオは自分が住んでいるウミガメ町から少し遠いラテラル町まで買い物に出掛けた。
買い物が終わってラテラル町からウミガメ町まで帰ろうとした時、慣れない場所のために少し迷ってしまったが、#b#ラテラル町に来るはずのない『カメオの飼い猫の足跡』を見つけたためにすぐ帰ることが出来た。#/b#
これは一体どういうことだろう?
買い物が終わってラテラル町からウミガメ町まで帰ろうとした時、慣れない場所のために少し迷ってしまったが、#b#ラテラル町に来るはずのない『カメオの飼い猫の足跡』を見つけたためにすぐ帰ることが出来た。#/b#
これは一体どういうことだろう?
15年12月18日 22:58
【ウミガメのスープ】 [甘木]
【ウミガメのスープ】 [甘木]
解説を見る
カメオは車でラテラル町のデパートまで買い物に行った。
帰ろうとデパートの駐車場に戻ったが、慣れない駐車場で、しかも外見もよくあるような車であるため、どこに停めたのかわからなくなって少し迷ってしまった。
しかし、カメオは思い出した。
カメオの車のボンネットには、やたらと車の上に乗りたがる我が飼い猫の足跡があるのだ。
猫は外で飼っているため、泥の足跡がくっきりとボンネットに残っている。
カメオはそれを目印にして車をすぐに見つけることが出来た。
もし目印となる飼い猫の足跡がなければ、もう少し車を見つけるのに時間がかかっただろう。
帰ろうとデパートの駐車場に戻ったが、慣れない駐車場で、しかも外見もよくあるような車であるため、どこに停めたのかわからなくなって少し迷ってしまった。
しかし、カメオは思い出した。
カメオの車のボンネットには、やたらと車の上に乗りたがる我が飼い猫の足跡があるのだ。
猫は外で飼っているため、泥の足跡がくっきりとボンネットに残っている。
カメオはそれを目印にして車をすぐに見つけることが出来た。
もし目印となる飼い猫の足跡がなければ、もう少し車を見つけるのに時間がかかっただろう。
「とてつもなく酷な出来事」「5ブックマーク」
彫刻家であるカメオは自分の妻であるカメコをモデルにした彫刻を完成させた直後に、#red#カメコを殺害した。#/red#
そしてカメオがその彫刻を世間に発表したところ、多くの評論家から#b#「カメオは一流の彫刻家だ!」#/b#と褒めたたえられた。
カメコの殺害前と後で彫刻そのものに変化があったわけではないし、さらに言えば、評論家たちはカメオがカメコを殺害したことなどは一切知らない。
しかし、この評価は #b#カメオがカメコを殺害していなければとても得られない評価であったという。#/b#
一体なぜ、カメオは彫刻家として評価されたのだろう?
そしてカメオがその彫刻を世間に発表したところ、多くの評論家から#b#「カメオは一流の彫刻家だ!」#/b#と褒めたたえられた。
カメコの殺害前と後で彫刻そのものに変化があったわけではないし、さらに言えば、評論家たちはカメオがカメコを殺害したことなどは一切知らない。
しかし、この評価は #b#カメオがカメコを殺害していなければとても得られない評価であったという。#/b#
一体なぜ、カメオは彫刻家として評価されたのだろう?
15年12月03日 18:32
【ウミガメのスープ】 [甘木]
【ウミガメのスープ】 [甘木]
解説を見る
カメオは半年の期間をかけて、妻のカメコをモデルにした立派な彫刻を完成させた。
その彫刻はカメコの胸にナイフが突き立てられたもの。
彫刻の完成後、カメオは強盗の仕業に見せかけて#red#彫刻と同じようにカメコの胸にナイフを刺して殺害。#/red#
自分が殺害した証拠を完全に隠滅し、完全犯罪を成功させた。
この事件はたちまち知れ渡り、カメオは#b#「妻を強盗に殺害された彫刻家」#/b#として世間に知られた。
そしてタイミングを見計らい、一週間後にカメオは「妻をモデルにした彫刻」を発表したのだ。
#red#『心無い強盗によってナイフで命を奪われた、愛する妻を思って作り上げた作品』として。#/red#
その彫刻の出来とは、半年ほどの期間をかければ三流の腕前でも彫れるような作品であった。
……そう、普通ならば「それだけの期間をかければそれなりの腕でも彫れるような、そこそこの作品」程度の評価となるはずであった。
#b#しかし、その作品を見た評論家は『殺された妻を思って彫ったということは、妻が殺されてから彫ったということになる。つまり、この作品はほんの一週間ほどで作り上げたということは確実である』と判断せざるを得ない。#/b#
……となれば、必然的にカメオは#b#「たった一週間で、半年の期間をかけたレベルの作品を作れる天才彫刻家」#/b#ということになり、評論家がカメオを褒めたたえるも当然の流れである。
評論家でなくとも、作品の造形#b#(実際の殺害方法と同じく胸にナイフが刺さっていること)#/b#からして、カメオが作り始めたのは妻の殺害事件『後』で間違いないと考えるのは当然であろう。
つまり、彫刻のモチーフの後付けやこじつけの可能性など、まるで疑う余地はない。
#red#ましてや、カメオが長い期間をかけて作った作品をあたかも短期間で作ったように偽装するためだけに妻を殺害するなど、普通に考えてありえないのだから。#/red#
その彫刻はカメコの胸にナイフが突き立てられたもの。
彫刻の完成後、カメオは強盗の仕業に見せかけて#red#彫刻と同じようにカメコの胸にナイフを刺して殺害。#/red#
自分が殺害した証拠を完全に隠滅し、完全犯罪を成功させた。
この事件はたちまち知れ渡り、カメオは#b#「妻を強盗に殺害された彫刻家」#/b#として世間に知られた。
そしてタイミングを見計らい、一週間後にカメオは「妻をモデルにした彫刻」を発表したのだ。
#red#『心無い強盗によってナイフで命を奪われた、愛する妻を思って作り上げた作品』として。#/red#
その彫刻の出来とは、半年ほどの期間をかければ三流の腕前でも彫れるような作品であった。
……そう、普通ならば「それだけの期間をかければそれなりの腕でも彫れるような、そこそこの作品」程度の評価となるはずであった。
#b#しかし、その作品を見た評論家は『殺された妻を思って彫ったということは、妻が殺されてから彫ったということになる。つまり、この作品はほんの一週間ほどで作り上げたということは確実である』と判断せざるを得ない。#/b#
……となれば、必然的にカメオは#b#「たった一週間で、半年の期間をかけたレベルの作品を作れる天才彫刻家」#/b#ということになり、評論家がカメオを褒めたたえるも当然の流れである。
評論家でなくとも、作品の造形#b#(実際の殺害方法と同じく胸にナイフが刺さっていること)#/b#からして、カメオが作り始めたのは妻の殺害事件『後』で間違いないと考えるのは当然であろう。
つまり、彫刻のモチーフの後付けやこじつけの可能性など、まるで疑う余地はない。
#red#ましてや、カメオが長い期間をかけて作った作品をあたかも短期間で作ったように偽装するためだけに妻を殺害するなど、普通に考えてありえないのだから。#/red#
「海から出てきた無数の白い手」「5ブックマーク」
今日海で撮った写真を自宅で現像した男。
なんとそこには#b#海から無数の白い手が出てる光景が写っていた#/b#
これやべーじゃんという事で男は霊媒師の所を訪れ、例の写真を見てもらった。
霊媒師は「これは本物の幽霊だ」と断定。
それを聞いた男は安心した。
一体なぜ?
なんとそこには#b#海から無数の白い手が出てる光景が写っていた#/b#
これやべーじゃんという事で男は霊媒師の所を訪れ、例の写真を見てもらった。
霊媒師は「これは本物の幽霊だ」と断定。
それを聞いた男は安心した。
一体なぜ?
15年02月16日 21:31
【ウミガメのスープ】 [ドタオング]
【ウミガメのスープ】 [ドタオング]

これぞ水平思考…!?
解説を見る
男は今までに何人もの人を殺害し、死体におもりをつけ、海に沈めていた。
ある日のこと、死体の処理後、男は何となく"海が綺麗だから"という理由で海の写真を撮った。
現像した写真には例の無数の白い手が写っていたのだが、男はまず第一にこう考えたのだ。
「海に沈めた死体が浮かび上がってきたのではないか?」
まさか…とは思ったが、理屈では抑えられない恐怖が男を海へと急かす。
結果、死体は浮かび上がっていなかったのだが、それでも不安な男は霊媒師のもとを訪ねた。
そして霊媒師が「これは本物の幽霊だな…」と断言した瞬間、死体は浮かび上がって無いんだと分かり、安心したのだった。
ある日のこと、死体の処理後、男は何となく"海が綺麗だから"という理由で海の写真を撮った。
現像した写真には例の無数の白い手が写っていたのだが、男はまず第一にこう考えたのだ。
「海に沈めた死体が浮かび上がってきたのではないか?」
まさか…とは思ったが、理屈では抑えられない恐怖が男を海へと急かす。
結果、死体は浮かび上がっていなかったのだが、それでも不安な男は霊媒師のもとを訪ねた。
そして霊媒師が「これは本物の幽霊だな…」と断言した瞬間、死体は浮かび上がって無いんだと分かり、安心したのだった。