動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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カメオは子供の頃から人参が苦手。
どうもあの甘さがどうしても受け入れられないらしい。
人参を普通に使った料理ではそこから取り除くのはもちろん、
混ぜ込んで分からなくしたつもりでも必ず気が付いて残してしまうそうだ。

そんなカメオがお食事処「ラテ屋」で食事をした際、
付け合わせで出てきた筑前煮の中に人参が入っているのを目撃したが
「おいしい、おいしい」と言って食べていたという。

どうやら人参を克服した訳では無いのだが一体なぜ?
17年04月26日 22:44
【ウミガメのスープ】 [チリー]



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妻カメコとの間に産まれた子供、カメタはしいたけが苦手らしい。
そんなカメタの好き嫌いを改善させたいと考えたカメオは「パパは好き嫌いなんか無いんだぞ!」という姿を見せる為、
本来嫌いな人参を食べるときはいつも「おいしい、おいしい」とあえて言い、カメタにアピールしつつ
また、自分自身に言い聞かせてもいたのでした。

子供の好き嫌いを防ぐ(or改善)で正解でした。

理想
カメタ「パパはなんでも食べれるんだね!僕もしいたけ食べれるように頑張る!」
カメオ「はっはっは!頑張れ我が息子よ」

現実
カメタ「パパ人参好きなんだ?じゃあこの筑前煮あげるね!」
カメオ「!!…あぁ、あ、ありがとう…」
ジャックはため息を吐きながら、自分で植えた豆の木を切り倒した。

一体なぜ?
17年04月17日 19:39
【ウミガメのスープ】 [檻人(オリジン)]

4作目です。童話モチーフの問題は作っていてとても楽しい。




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ここはとある国、ウミガメ王国。
ウミガメ王国には、そう昔でもない前から雲の上の国・ソラガメ王国へ行ける巨大な豆の木があり、ソラガメ王国の存在自体は誰もが知っていた。
とはいっても雲の上はあまりに高く、豆の木も首が痛くなるほど見上げても頂点が見えない大きさである。

そんな高さ、誰も登ろうとはしない…と思われたのだが。

いつからかウミガメ王国の凶悪な犯罪者達が、豆の木を登り雲の上…ソラガメ王国へ国外逃亡を謀るようになった。
豆の木を登るのは凶悪犯罪者だけ、そしてソラガメ王国へ行った者が帰って来た記録は無い。
その上、壁を作ったり有刺鉄線を木に巻いたりはしてみたのだが、何かしらの道具を使って越えてしまう輩が多かった。

作業員のジャックは、今となっては犯罪者の手助けにしかならない巨木にため息を吐きながら、「そんなものいっそ切り倒してしまえ」という王国の命令に従って仕事仲間と共に木を切り始めた。



「え、なんで犯罪者共が帰って来ないのか、だって?
…さあね、向こうの国を満喫でもしてんじゃねぇのかい」

犯罪者達は知らない。
ソラガメ王国が、雲の下…下々の国の者共を極端に差別する国である事を。
豆の木を植えたジャックだけは知っていた。
登って行った犯罪者達がどんな末路を迎えるのかを。

ジャックは嘆いた。
この木を切り倒してしまえば、犯罪者達は一生地獄に閉じ込められる事になるのだから。
引き受けた男「5ブックマーク」
とある男が、ある場所へと呼び出された。
呼び出し人は、その男の腕を見込んで仕事をお願いしたいらしい。

男は話を聞くと、最初こそ戸惑っていたが
しばらくするとその仕事を快く引き受け、遂行に到った。

そして、一通り仕事を終えた後
男は自らの手を見ながら、独り言を呟いた。

その後、仕事を終えたと聞いた依頼人から
「思わぬ収穫が入ったな、また頼むよ。」
と言われ、男は予定より大目の収入を手に持つと、その場を去った。


さて、一体男は何を行ったのでしょう?
10年08月30日 17:31
【ウミガメのスープ】 [ぽあ]



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ここはとある喫茶店。

そこのオーナーである男性が、"グレープフルーツジュース"の注文を受けたのにも関わらず
ジュースを作るために必要なミキサーが壊れてしまったので、戸惑っていた。

そんな中、彼はふとある事を思いつき、筋肉質の友人へと電話した。
「TVでよくやってるじゃん!お前なら出来るって!一杯だけだ!なあ頼むよ!!」と男は説得する。

そんな男に友人は最初
「そんな為に鍛えてるんじゃねえ!」と口を荒くしたが
『報酬』という言葉が出ると、それも悪くないかと試しに引き受けたのだった。

男が喫茶店に駆けつけ、まず最初にグレープフルーツを絞ると
一般人がTVの真似をして、余興に終わる・・・というそれではなく
まさしく"搾り取る"といった言葉が似合うように、グレープからは次々と果汁が溢れ出した。

それを見た客の一人が、その男の行動に歓喜を上げ
次第に他の客もショーを見るかのように、男に注目するようになった。

中にはそれが大道芸にでも見えたのか、男にチップを渡す客さえもいた。
また、肝心の"人力圧縮ジュース"もその物珍しさ故に
普段では考えられないような勢いで注文され、売れていくのだった。

人力なので当然、完成品が出来上がるのにはかなりの時間を要する。
しかし、今の客にとってはそんなことよりも
目の前で、男のパフォーマンスをじっくりと鑑賞出来る事の方が幸せだったのだ。

───結果的にオーナーの奇抜な考えは、成功といえる結果を収めたのだった。

・・・そんなこんなで賑わっていた喫茶店も、もうすぐ閉店。

男は最後に依頼されたトマトジュースを造る途中
トマトを潰し、赤色に染まった自らの手を見ながら
「全く・・・約束では"一杯だけだ"と言われたのに、俺は一体いくら絞らされたんだ・・・」と思わず呟いてしまった。

暫くすると、依頼人である喫茶店のオーナーが男のもとへと寄り
「思わぬ収穫が入ったな。また頼むよ。」とにんまり笑みを浮かべながら、男に報酬を手渡した。

そして、報酬を受け取った男を見ながら
「なあ、これからも今日と同じように盛り上げてくれないだろうか・・・?」
とオーナーが言葉を続ける。

そんな懲りないオーナーに、さすがの男も
「いいか、俺は見世物じゃないんだぞ!新しいミキサーでも買えばいいんだ!!」
と煽り帰ってしまう。

しかし、自慢の筋肉が人前で披露でき、客からはチップまで弾んでもらった。
"こういうのも・・・悪くはないな・・・"と男は自宅に戻る途中
頭の中で、密かに思うのであった。

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ええ、文字通り男のたくましい"腕"を見込んでのご依頼だったそうです。
問題文をシリアスチックに仕立て、答えはこんな茶番オチかよ!と思うかもしれませんが
その捻くれた点がこの問題のミソであり、ウミガメらしさだったりするのかなーと(笑)

依頼に"思わぬ報酬"という言葉でアンダーグラウンド感を演出したり
(この問題の場合、単に客のチップですが)

手に関する質問を求められた段階で『赤色!YES!』と更にシリアスを匂わせたのも
思考をそちらへ向ける作戦だったりします。
(料理という質問で、生物を料理=血の赤色と
 選択肢が出来て更に広がったのは予想外でしたが(笑))

皆様、そんなこんなで意地悪な問題にご参加ありがとうございました。
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チャーミング☆ババア「5ブックマーク」
カメオが店長を務めるお店は、可愛い子が多いことで有名。
明るくハキハキとしたカメコに、ナイスボディなラテコ。
中でも一番客にモテるのは、お婆さんと呼んでいいほど年寄りなウミコだ。

何故お婆さんであるウミコは、こんなにモテているのだろう?
16年09月24日 21:23
【ウミガメのスープ】 [虫圭]



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カメオは、娘のカメコ、妻のラテコと共に喫茶店を開いている。
明るくハキハキとしたカメコに、ナイスボディなラテコ。
そして、カメオは一匹の猫を飼っていた。
お婆さんと呼んでいいほど年寄りな猫、ウミコだ。
可愛く美人な二人と大人しい一匹の猫のおかげで、今日も喫茶店は大繁盛だ。

「カメコちゃん、今度オレとデートしない?」
「あらお客さん、冗談言っちゃやーよ」
「じゃあラテコさん!」
「人妻に手ェ出そうっての?ダンナに話つけてからにしてくださるかしら」
「ウミコちゃん、オレの相手してくれるのは君だけだよ……」
「にゃあ〜」

ウミコは年寄り猫なため、いつもおっとりとカウンター席の椅子で寝ていた。
ガードの固いカメコとラテコにフラれた客も含み、老若男女問わない客が店にいる大人しい猫を可愛がる。

「この店で一番モテてるのはウミコ、お前さんだァな」
「なぁ〜ご」

年老いた看板娘は、得意げに鳴いた。
成就「5ブックマーク」
彼は大きな夢を思い描いていた。
彼はそれを実現したが、それのせいで肩身の狭い思いをすることになった。

なぜ?
16年09月09日 16:46
【ウミガメのスープ】 [れおん@天龍]



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彼は『夢』という字が課題の習字をしていた。
躍動感のある大きな『夢』を書くことは出来たのだが、
名前を書くスペースを圧迫してしまったので、名前を小さく書くしかなかったのだ。