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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのブックマーク

言い訳「5ブックマーク」
私は、友人Oに密かな殺意を抱いていた。
友人達との旅行中、ついにOの息の根を止めるチャンスがやってきた。



いまだっ! ( ・ ̫ ・)____________(*− . −*) .。o○


そぉ〜〜〜っ…( ・ ̫ ・)σ__________(*− . −*) .。o○


あ、もうちょっとだったのに…Σ(; > ̫ < )σ_(*O□O*) ぱちっ



気配に気づかれてしまい、殺害計画は未遂で終わった。
幸い目撃者もおらず、私の殺意を示すものは何一つなかったが、
私は逮捕されてしまった。

一体なぜ?
16年02月16日 22:27
【ウミガメのスープ】 [みん]



解説を見る
Oは一人、部屋付き露天風呂に潜って、ぶくぶくしていた。

目を閉じて潜っているので、こっそり近くのも可能だろう。
上から押さえつけて溺死させるチャンス!

と思ったのだが…




そぉ〜( ・ ̫ ・)σ____(*− . −*) .。o○ぶくぶく


___あっΣ(; > ̫ < )σ_(*O□O*) ぱちっ


え、ちが…!(; > ̫ < )__(>□<)きぃやあああー!覗きー!!!




あと一歩のところで、気配に気づいたOと目が合ってしまった。

Oは私達の学校でアイドル的な人気者で、
この旅行に参加した男達もみんな憧れていた。

悲鳴を聞きつけた友人達にボコボコにされた私は、
殺すつもりだったとも言えず、大人しくお縄についた。






【要約】
私がOを殺そうとした事は全くばれなかったが、
Oはお風呂中だったので、異性の私は覗きで警察に突き出された。
大丈夫「5ブックマーク」
イオリは犬が大の苦手。
道端で犬に出くわすと、#b#歩く速度の6倍#/b#も出して逃げ出すほどだ。
しかし文化祭前の2週間は、犬から逃げる速度が、#b#歩く速度の12倍#/b#になった。
この違いはどんな事情に起因するのだろうか?
15年08月02日 01:20
【ウミガメのスープ】 [牛削り]



解説を見る

文化祭前の学級会で、#red#伊織は文化祭実行委員に選ばれて#/red#しまった。

「もう最っ悪~!」
大げさに肩を落として落ち込む彼女。
周りの女子が背中を叩いて慰める。

男子の立候補もいなかったため、先生が無作為に指名した。
「じゃあ、勇君、よろしくね」

伊織の胸がトクンと跳ねた。
(勇君!?)

「えー、先生そりゃないっすよー」
勇が立ち上がっておどけて見せた。

「文句言わないの。伊織さんと一緒に頑張ってね」
「はあい」

伊織が振り向くと、勇と目が合った。

(面倒くさいね)
(うん、でも、頑張ろうね)

目で会話できた気がして、伊織は嬉しくなった。

(もう最っ高~!)

#red#伊織はずっと勇に片想いしていた#/red#のである。
文化祭準備期間は、勇と放課後ずっと一緒にいられる。
伊織の頭の中は妄想でいっぱいになった。



「アンケートの集計、終わった?」
「うん、勇君の方は?」
「ぼちぼちかな。あとは明日でいいや」
「そ。なら、帰ろっか」

文化祭まで二週間を切ると、帰りはいつも遅くなった。
#red#方向が同じ勇と伊織、当然、途中までは一緒に帰る#/red#ことになる。

「おう、じゃあ、資料提出しとくから、先に玄関行ってて」
「うん、待ってるね」



暮れかけた空の下、大好きな人との帰り道。

「勇君は進路、どうするの?」
「んー、宇宙飛行士」
「え?」
「冗談だよ。まあ、幸せな家庭が作れたらいいかな。伊織さんは?」
「えっと……。わ、私も、優しいお母さんになりたいな」
「これ、進路の話だよね」
「なんかちょっと変だね」

伊織はクスリと、勇はアハハと、同時に笑った。


#red#この時間を少しでも延ばしたい伊織、無意識のうちに、歩幅が狭くなっていた。#/red#
いつもの半分くらいに。
当然、#red#歩くスピードもいつもの半分だ#/red#。
勇は文句も言わず、伊織の歩調に合わせてくれる。

と、前方に大きな犬が見えた。
伊織は思わず、振り返って逃げ出した。
#red#いつもの歩調の6倍、つまり今日の歩調の12倍のスピードで。#/red#

「おい待てよ!」
勇も伊織を追いかける。
「待てって」
ようやく追いつき、伊織の肩に勇の手が掛かった。

「もう居ないよ。犬はどっか行っちゃったよ」
息を切らしながら、恐る恐る振り返る伊織。

「ごめんね、勇君」
「いいよ。犬が苦手なんだ」
「うん、昔噛まれたことがあってね。ほら、ここ」
伊織は掌を示した。
「犬を見ると怖くて……」

「そっか……」
勇は少し俯いた。

「あのさ……」
そのまま、勇はゆっくり口を開いた。

「もし、よかったらだけど」
伊織は何かを予感し、勇の口元を見つめた。

「俺が守ろうか。その、文化祭終わってからも」


伊織は嬉しさで走り出したくなった。
#b#いつもの100倍くらいのスピードで。#/b#



#big5#【要約解説】#/big5#
#b#イオリは文化祭実行委員。#/b#
#b#ペアの男子に片想いしていて、一緒に帰る時間を少しでも長くしようと、帰宅時の歩調はいつもの半分になった。#/b#
#b#全力疾走の速度は変わらないため、相対的に、犬から逃げる速度は歩く速度の12倍になる計算だ。#/b#
満月魔法「ニレイニハクシュ」「5ブックマーク」
Aさんが夜空に浮かぶ月に向かって拍手をすると


月が陰のない真ん丸な満月となった。


一体どういうこと?
16年09月13日 00:13
【ウミガメのスープ】 [入れ子]

まとメモ帳にさらに魅力的な問題あります




解説を見る
今日は満月の日。

ふとAさんが自室の窓から夜空を見上げると
#b#ちょうど満月が浮かんでいるところで鳥達が電線の上に並んで留まっていて、#/b#

#b#それが陰となって月が真ん丸でなくなってしまっていた。#/b#


邪魔だなと思ったAさんは窓を開け、
#b#その鳥達に向かって#/b#(=#red#月に向かって#/red#)#b#手を何回か叩いて追い払った。#/b#


こうして自室の窓から真ん丸の満月が見えるようになったのだ。
【要知識問題】『王の顎下』「5ブックマーク」
太郎『正面からでは王の顎から下がよく見えない。』

一体なぜ?



※回答は18時から太郎が行います。

15年07月09日 17:30
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]



解説を見る
太郎がいるのはシンガポール。

日本とは1時間の時差があり、

太郎が現地時間の18時に回答を始めた時、

日本は19時だった。



太郎は現地で水を吐く【マーライオン】を正面から見ていた為、

“百獣の王” の顎から下が流水に遮られてよく見えなかったのである。



見えない来年を探しに「5ブックマーク」
寝ているカメオのそばで#b#11ヵ月後のカレンダー#/b#を眺めていた妻のカメコは


カメオのことは起こさずに#b#自宅の車庫#/b#へと向かった。


一体なぜ?
17年05月12日 23:41
【ウミガメのスープ】 [todo]



解説を見る
夫が#b#浮気している#/b#のではないか


カメコがその疑念を持ち始めたのは先月と比べて明らかに夫の帰宅時間が遅くなっていることに気づいてからだ。

何回かその理由を夫に聞いてみたものの、仕事が忙しいの一辺倒。

一度疑ってしまったらもう夫の行動が全て怪しく見えてきてしまう。


そんな疑心にまみれた日々を過ごしていたカメコ。
今日は日曜日で、夫はまだ隣でぐっすりと寝ている。
その枕元には無造作に置かれた夫の#b#スマートフォン#/b#。


夫の潔白を信じたいからか、浮気の証拠を見つけたいからか


自分でもよく分からないまま、気づけばそのスマホを手に取っていた。


(電源をつけて……暗証番号か)

電源をつけたスマホに表示されたのは#b#4桁の暗証番号#/b#を求める画面。

(誕生日、違う。結婚記念日、違う。他に記念日あったかな。)

そう思いながらカメコは壁に掛けられたカレンダーをめくっていく。そのカレンダーを買ったとき、いつカレンダーを見ても二人で笑い合えるように#b#いろいろな記念日を書き込んでおいたのだ。#/b#

(記念日ではない、と。他に4桁の番号ってあったかな)

#b#最後の11ヵ月後のカレンダーを確認し終えた#/b#カメコは頭を悩ます。
が、次のアイデアが思い浮かぶまでにそう時間はかからなかった。

(そうだ、ナンバープレート)

そう、#b#車のナンバープレート#/b#も4桁の番号である。

そのことに気づいたカメコは、#b#夫を起こさないようにこっそりと車庫へと家の車のナンバーを確認しに行ったのだ。#/b#




この夫婦に来年があるのかはまだ分からない。



#b#<要約解説>#/b#
#b#夫カメオの浮気を疑っていたカメコは、夫のスマートフォンの中身を知りたいと思った。#/b#
#b#しかし4桁の暗証番号によってロックされていたので、カメコはまずカレンダーに書き込まれた記念日を試していった。#/b#
#b#11ヵ月後のカレンダーを見終えた、すなわちすべての月の記念日を試し終えたカメコだったが、まだスマホは開かない。#/b#
#b#今度は車のナンバープレートを試そうとその番号を確認するため、夫を起こさないよう静かに車庫へと向かったのである。#/b#