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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのブックマーク

NO MILK NO LIFE「5ブックマーク」
牛乳を飲む為に生きてる、とドヤ顔のカメコ。
大好きなカメオのマネだが、カメオもカメコも特に牛乳が好きな訳ではない。

一体なぜ、牛乳なのだろう?
15年12月17日 20:46
【ウミガメのスープ】 [みん]



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ビールを飲む父カメオに興味を持ったカメコ。

「カメコも!カメコもー!」

「カメコはまだだめだよ、ごめんねー」

「やーだ!カメコものむー!」


駄々をこねて泣き出すカメコに、困り果てるカメオ。

カメコをなだめて話を聞いた妻によると、
どうやらカメコは、ビールの泡に興味を持ったようだった。

カメオの口の上についた、泡のひげ。
そのひげを自分も付けたいというのだ。


小さい娘にアルコールを飲ませる訳にはいかない。
そこで妻は、カメコの前で牛乳を飲んで見せた。

妻の口の上には、牛乳のひげがくっきり。
それを見て、カメコの目が輝く。
泣き止んだカメコは、嬉しそうに牛乳を飲んだ。


それから。
カメオがビールを飲む時に、カメコも一緒に牛乳を飲むようになった。

「「くぅ〜!この一杯の為に生きてる!」」
とハモる二人の口には、立派な白いひげ。

おやぢくさい仕草までマネしなくても…
微笑ましいと見つめる妻は、ちょっとだけ複雑だった。
ゴールデンハンマー症候群「5ブックマーク」
A男は、年に一度しか服を洗濯しないので、とてもくさい。

B子はペットを散歩に連れて行かない。

C太と会う時は、絶対に遅刻しない方がいい。きっと酷い目にあうだろう。


この困った3人、実は兄弟だ。
いずれも、亡くなった父のとある教えが原因なのだが…

父の教えとは一体どんなものだったのだろう?

17年04月14日 19:06
【ウミガメのスープ】 [おしゃけ]



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A男「鬼は~外!福は~内!
…よし、今しかない!
#red#鬼の居ぬ間に洗濯#/red#だ!」

B子「大事なワンちゃんを怪我させるわけにはいかないわ。#red#犬も歩けば棒に当たる#/red#ものね?」

C太「お前、10分遅刻だ。ぼくのバイトの時給は900円だから、150円払えよ。
#red#時は金なり#/red#。タイム・イズ・マネェ~なんだよ!」


天国の父『#big5#ことわざは、古の人々の偉大な知恵なので信じなさい#/big5#……とは言ったけどさあ!!!!』


余談だがこの父は、石の上に三年座り続けたところ、雨垂れに頭を穿たれて亡くなったそうだ。

蛙の子は蛙とはよく言ったものである。
一文問題、一文解説Ⅳ「5ブックマーク」
男は死んだ、なぜ?
15年06月08日 20:26
【ウミガメのスープ】 [ノーネーム]



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生きていたから
ミルクセーキ・素直・思い出「5ブックマーク」
喫茶店にて。

ミルクセーキを飲んだ思い出がない藤子は、素直に

藤子「ミルクセーキ飲んだことない」

と藤男に答えた。

すると藤男は藤子に断りもなく藤子の分のミルクセーキも飲んだ。

なぜ?


※この問題は診断メーカーの『三題噺ったー!』
https://shindanmaker.com/264399
の診断結果、
『暗いお題はやめてくれ!頼む!さんは「ミルクセーキ」「素直」「思い出」を使ってなにかお話を作ってください。』
を元に作られた問題です。
16年05月11日 20:52
【ウミガメのスープ】 [FFタマゴちゃん]

ありがとうございました。




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藤子と藤男は恋人。

藤男「去年もここでよく二人でミルクセーキのみに来たよな~」

藤子「ミルクセーキ飲んだことない」




 沈黙。


 藤男、急に汗をかく。

 なぞの頷きを繰り返す藤子。


藤子「『去年((も))』ですか。なるほどなるほど」

藤男「いや、そんなことないから;」

藤子「付き合いはじめて9ヵ月になりますね」

藤男「あー…っとそうでしたけ;」

藤子「私と付き合った期間は覚えていなけどその彼女とミルクセーキ飲みに来たことは覚えてんのか」

藤男「いやいや、男友達とだから!;」

藤子「男友達と私間違えるんだ。へぇー」



藤子がいたテーブルには2つのミルクセーキと伝票と藤男が置き去りになった。

藤男は藤子に断りなくミルクセーキを飲んだ。


藤子の注文したものなのに肝心の藤子が店から出て行ってしまって残すのも悪いから…;;
大切なこと「5ブックマーク」
ミカは数年ぶりに書斎に足を踏み入れたために、息子のリュウヤに叩かれることになった。
どういうことだろうか?
15年07月27日 23:36
【ウミガメのスープ】 [牛削り]



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息子のリュウヤに、アルバムを探しておくよう頼まれた。
「頼むよ。卒業アルバムに生まれた頃の写真載せろって、先生が」
それが親にものを頼む態度かと腹が立ったが、そういう年頃なのだと思い飲み込んだ。

昔のアルバムは夫の書斎に保管してある。
リュウヤが部活に行っている日中、意を決して書斎のドアを開けた。
夫が死んだ時のまま掃除さえする気になれなかった部屋は、当たり前だが埃まみれだった。
天井には#red#蜘蛛の巣#/red#さえ張っている。
ハンカチで口を覆って進み、奥のデスクの引出しを引いた。
アルバムは十冊。どれも表に「リュウヤ ○歳」と書いてある。
夫と顔を見合わせて笑いながら、リュウヤの色んな成長を喜んだな、と、昔のことを思い出す。
つまらない場面でも、たくさん写真に残した。
夫は夢中でシャッターを押していた。

呼吸が苦しくなってきたので、とりあえず「リュウヤ 0歳①」を掴んで部屋を出た。

ミカは気付かなかったが、この時、#red#彼女の頭に蜘蛛の糸が一本だけ絡みついた#/red#。





リュウヤが部活から帰ると、母親が居間でアルバムをめくっていた。
夢中になっているようで、息子が帰ってきたことにも気付かない。
「母ちゃん、飯」
反応はない。
リュウヤは舌打ちをして寝転がった。

彼はもうすぐ高校生。
父親のいない自分の境遇を疎み、女手一つで育ててくれた母に反抗的になることがあった。
それが、頑張りすぎる母親を心配する気持ちの裏返しであるということに、彼自身まだ気付いていない。
昔はもっと素直に感情を表せたのであるが。

しかしアルバムなんかそんなに面白いか、と、彼は母親の横顔に目をやった。
するとその時、#red#彼女の頭で何かがきらりと光った#/red#。

#red#──あ、白髪。#/red#

それが蜘蛛の糸の見間違いであることに、彼は本当に気付かなかっただろうか。





リュウヤは立ち上がった。
「母ちゃん」
返事はない。
近寄ると、彼は拳を握り、母親の肩を叩いた。

「え?」

ミカは振り向きかけて、やめた。
肩に当たる拳の優しさで、息子の気持ちは伝わったから。

母親の肩越しに、リュウヤは自分の写っている写真を見た。

「それをずっと見てたの?」
「……うん、いろいろ思い出しちゃって」

写真の中、両親に抱かれる幼いリュウヤは、二人の掌をしっかりと握りしめていた。




#big5#【要約解説】#/big5#
#b#数年ぶりに入った書斎で、蜘蛛の糸がミカの頭に絡みついた。#/b#
#b#それを見たリュウヤは、白髪だと勘違いし、苦労をかけた母親の肩を叩いてあげた。#/b#