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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのブックマーク

ものぐさな紳士淑女に捧ぐ「5ブックマーク」
ある場所では、夏休みの宿題を計画的に進めるタイプの学生よりも

最後まで溜めておくタイプの学生のほうが礼儀が正しい者の割合が多い傾向にある。

その場所とは?
17年06月05日 22:25
【20の扉】 [アーク]



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原稿用紙の上。

宿題を最後まで溜めておくタイプの学生ほど、
作文の字数を稼ぐために#red#である調#/red#ではなく#red#ですます調#/red#を用いる割合が増える。
デメキン「5ブックマーク」
デメキンのヘソはハート型で、触ると好きな人と両想いになれる──。
その噂の真偽に気付いた瞬間、トウマは誰かに命を狙われていることを確信した。
いったいどういうことだろう?
17年07月20日 23:47
【ウミガメのスープ】 [牛削り]



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R大学の谷山ゼミが合宿で訪れていた山荘が、記録的な嵐の影響で外界から孤立した。
対岸からの唯一の通路である吊橋は断絶、ゼミ生たちのスマホは一つ残らず充電が切れ、充電器を持ってきている者もいなかった。

そんな中、教授の谷山が首を吊って死亡した。遺書はなかったが、自殺だと誰かが言うと、皆がそれに賛同した。
運動部の男子数人で遺体を降ろし、教授の部屋に安置した。

共用スペースであるリビングに集まったゼミ生たちの空気は陰鬱だ。
皆、谷山教授の死について話すのを避けようとするが、目下それ以上に語るべきこともなく、いつしか全員がうつむいて沈黙した。

ゼミ生の一人、ミステリマニアの有岡冬磨は思った。この状況は知っている、と。
クローズドサークル。複数の男女が一つの建物に閉じ込められ、次々に殺されていく。古典的なミステリでは御馴染みの展開だった。

冬磨は谷山教授の死を自殺だとは思っていなかった。教授は利き腕を骨折していたはずだ。その状態で、ロープで輪を作り自分の体を天井から吊り下げるなんて、できるものか。

「紅茶でも飲む?」
沈黙を切り裂くように、水沢愛子が声をあげた。
「じゃあ私も手伝う」「俺も」
何人かがキッチンに向かう。

冬磨は座り込んだまま考えていた。
あれが殺人だとしたら、明らかにゼミ生の誰かの仕業である。
いったい動機は? アリバイのないのは誰だろう?

「冬磨君、どうぞ」
「あ、悪い」

各自に紅茶が配られる。
口をつけようとして、冬磨は手を止めた。

まだ、事件が終わっていないとしたら?
吊橋の断絶が犯人によるものだとしたら、事件はまだ続いている可能性が高い。
紅茶を淹れに行ったのは三人。配膳を手伝ったのがそのほかに一人。ティーカップにはそれぞれ、各自の名前が書いてある。

「ごめん、俺、部屋で飲むよ」
冬磨はさっと立ち上がり、部屋に向かった。
その途中、廊下にあった#red#金魚の水槽に、紅茶を垂らしてみた#/red#。

しばらくして覗いてみると、泳いでいたデメキンは引っくり返り、#red#腹を上にして浮き上がっていた#/red#。

その白い腹を見て、冬磨は思った。

#big5#──ヘソがない。#/big5#

そう、あの噂──デメキンのヘソはハート型で、触ると好きな人と両想いになれる──は、デマカセだったのだ!
彼女いない歴二十年の冬磨は、がっくりと肩を落とした。



ついでに、誰かが自分の命を狙っていることを確信した。



#big5#【要約解説】#/big5#
#b#他人に淹れてもらった紅茶をデメキンのいる水槽に垂らしたところ、デメキンが死んだ。#/b#
#b#魚は死んでしばらくすると腹を上にして浮き上がってくることがあるため、ヘソがないことも同時に確認できる。#/b#
#b#冬磨は噂の真偽と自分に向けられた殺意の存在とを同時に知ったのである。#/b#
仮仮面家族「5ブックマーク」
海亀町に住む亀郎は、父の亀夫、母の亀子と共に
家族で仲睦まじい幸せな生活を送っていた。

ところがある日、

#b#『亀夫が殺害された』#/b#

という連絡が警察から入った。

その報せを聞いた亀子は、その場で膝から崩れ落ちたが、
隣でそれを聞いていた亀郎は、#red#『本当に良かった』と喜んだ。#/red#


一体なぜ?
16年04月16日 14:54
【ウミガメのスープ】 [キュアピース]



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ある日、ビルの屋上から転落死した亀夫の死体が発見された。


遺書と、亀夫の革靴をビルの屋上から発見した警察は、

#b#『亀夫は自ら命を絶った』#/b#

との見解を示して、亀夫の死を#b#自殺#/b#として処理した。


しかし、亀夫が自殺なんてするはずが無いと信じていた妻の亀子は

#red#『亀夫は何者かに殺害された』#/red#

と必死の思いで訴え続けた。


それから数か月たったある日、

#red#『自分が亀夫を自殺に見せかけて殺した』#/red#

と主張する男が、警察へ自首した。
再捜査の結果、男の供述する犯行内容と男の目撃情報が一致したので
警察の見解は#b#『自殺』#/b#から#red#『殺人事件』#/red#に切り替えられた。


#b#『亀夫は自殺ではなく、殺人事件の被害者だった。』#/b#

家までやってきて、訂正して謝罪を行う警察関係者の目の前で、
ようやく夫の無念を晴らすことが出来た亀子は、
感極まってその場で膝から崩れ落ち、嗚咽を漏らした。
その様子を見た亀郎は、

#b#「母さん、父さんが報われて本当に良かったな。」#/b#

と涙を流して喜んだ。




#b#簡易解説:#/b#
#b#警察の『亀夫は自殺だった』という見解が覆ったから。#/b#
深海の空「5ブックマーク」
女が海底に沈むことになったのは、イツキが女と最後に電話したときに満天の星空を眺めていたためである。

一体これはどういう事だろうか。
17年05月06日 13:41
【ウミガメのスープ】 [tosh]



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「私メリーさん、今あなたの後ろにいるの」
「えっ俺今草原に寝転がっているんだけど」
「ごぼごぼ…」
日本の裏側はほとんどが大西洋である。

※このメリーさんは電話した瞬間に任意の場所に瞬間移動する設定です。
【大好きなお寿司】「5ブックマーク」
みん『さしゃこの大好物なのに……… もう1枚って何だろ?』

15年06月29日 23:08
【亀夫君問題】 [のりっこ。]



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みん『ただいまーっ! さしゃこ、お寿司買って来たよ^^』

さしゃこ『わぁいママ、ありがとう!!!^^』



みん『そうそう、短冊もう1枚ねw

ママね、最初さしゃこのメールの意味がわからなかったんだよーw



【うにはいらない! もういちまいちょーだい!】 って。



それと、さしゃこが添付してた写メ、よく見たら短冊だったのね。



【おすしいっぱいたべられますよ】



って、短冊に文字を大きく書き過ぎて最後の【うに】が入らなかったんだねw



はい、新しい短冊あげるから、もう1回きちんとお願い事を書いて、

美味しいお寿司を食べながら今夜の七夕を楽しみましょうね♪^^』



さしゃこ『うん!!! さしゃこつぎはみずいろのたんざくにかくーっ!!!^^』