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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのブックマーク

年金の亡者「6ブックマーク」
カメオはお爺ちゃんがくれるお年玉が
5千円、6千円、7千円と増えていく度に
喜びよりも恐怖が大きくなっていくと言う

一体なぜ?
17年03月27日 01:17
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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お年玉に千円を貰ったカメオ (´・ω・`)少ない




もっと欲しいのでお爺ちゃんをお酒に酔わせることにしました。




おじぃ~ちゃん、お年玉ちょ~だい(´・ω・)っ





するとお爺ちゃんはまた千円くれました。










味をしめたカメオはまたお爺ちゃんにお酒を進めると
お年玉をねだりました。




ここまでは良かったのですが


流石に5回を超えたあたりからもういいなっと思い始めていましたが




お爺ちゃんがそれでも壊れたレコードのようにお年玉をあげようお年玉をあげようと



狂ったように同じことばかりを繰り返すので




大好きなお爺ちゃんがバグってしまったのではないかと恐ろしくなったのです。
脅威のヘルメット「6ブックマーク」

ホホの持っているヘルメットを見た友人たちは皆驚いた。

普通に市販されているヘルメットだし、特に変わったところはない。
いったいどうして驚くのだろう?
16年01月16日 22:13
【ウミガメのスープ】 [アアア]



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ホホが持っていたのは自転車のヘルメットである。

ホホホの家は職場からかなり遠い。
職場の友人たちはホホホが20kmという距離を自転車で通勤してきていることに驚いたのだ。
『−−やっぱり、貴方との婚約はなかったことにしてください。』
電話越しに向かって、婚約者の田中カメオにそう切り出したカメミ。

突然持っていた携帯電話からそんなことを告げられた田中は少し呆然とした後、この携帯電話を大切にとっておこうと思った。

一体どうしてだろう?

16年01月17日 01:13
【ウミガメのスープ】 [ノックスR]



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『−−もしもし。……もしもしって言うのも変か。とりあえず現在の状況から。私は今、多分山の中腹辺りなんだと思うけど−−現在地が分からず遭難しています。今は偶然小さな洞窟を見つけてそこで休んでいるけど、気休め程度です。食料は先程の滑落で紛失してしまって、この吹雪じゃ救助も見込めそうにない……。寒い……とても寒いです……この携帯電話も電波は通じません。指はすでに満足に動かないので、こうしてレコーダー機能を使って記録しています。ちゃんと録れているかな−−−−っ……田中くんがこの録音を聞いているってことは、もう私はこの世にはいないのでしょう。−−ごめんなさい。こんなことになってしまうなんて……貴方のプロポーズ、本当に嬉しかった。もしかしたら貴方は、今回急用で一緒に登れなかったことを後悔しているかもしれません。−−でも、お願いだから自分を責めないで。私は、むしろこれでよかったとも思っています。だって、貴方まで死んでしまうことになったかもしれないから。それは−−もっと嫌だ。だから、後悔はしないでください。−−−−それと、やっぱり貴方との婚約はなかったことにしてください。−−−−ひっ、……ぐ……それはもはや貴方を縛る鎖になるから。もう、私のことは忘れて、どうか幸せに生きて……さようなら』


すでに手遅れの状態で発見されたカメミが、大事に握り締めていた携帯電話。濡れたりしないようにしっかりと袋詰めにされていたそれには、こんなメッセージが込められていた。
もう会えないと思っていた。声も聞けないと思っていた。
そんなカメミからの突然のメッセージ。
少し呆然としながら、田中はポツリと言葉を漏らした。
「馬鹿野郎、忘れられるわけ……ないじゃん……」
田中は持っていたカメミの携帯電話を握り締め、ずっと忘れないように、大切に持っていようと決めた。

−−わかった。
幸せになる。なれるようにがんばるから。
忘れてなんて言わず、ずっと見守っていてくれよな−−−−。

潜む熱情「6ブックマーク」
女は冷静すぎたためにミスをおかした。
どういうことか説明してほしい。
14年08月25日 13:53
【ウミガメのスープ】 [緋色]



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*
「お前ってさ、ほんっとに何考えてんだかわかんねーよな。
#red#冷静すぎてつまんねー女。 #/red#
てかさ、30のババアと結婚する気なんてねーから」

なんて貴方が言うから。
仕方がなかったの。
気づいたら血まみれの貴方が転がってたんだから。

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それからの私の行動は本当に素晴らしかったわ。
指紋をふき取り、不自然じゃないように彼の部屋を荒らして...

そして大声をあげたわ。
#big5#「きゃー!!!」 #/big5#
急いで部屋を飛び出して
#red#エレベーターで一階におり #/red#助けを呼んだの。

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ふふっ、自分が完璧すぎてぞくぞくしちゃう。

...え?
じゃあなんで重要参考人として取り調べられているかって?

そんなの決まってるじゃない。
#red#冷静すぎたのよ。 #/red#
死体を見て驚いたふりをした私は髪を振り乱し、
靴も片方脱げた状態だったのね。
なのに、エレベーターの閉のボタンを
#red#一回しかおさなかったの。 #/red#
普通だったら閉のボタン、連打するでしょ?
あんなにかっこが乱れているのに冷静すぎておかしいらしいわよ。

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ふふっ、笑っちゃうわよね。
本当に冷静だったら、
エレベーターの偽装工作だってちゃんとやったわよ。

30にもなって年がいもなくあんな男と...馬鹿な女。
もう少し素直になっていれば...

なんていまさら遅いわね、、
太郎は、愛する花子から今度会ってほしいと言われて、
激しい後悔ののちに、次郎を抹殺することにした。

いったいどうして?


※本企画は、「解説の最後の一文でぞくっとする問題」「その最後の一文をタイトルとする」というテーマで出題したものです。
16年05月08日 20:01
【ウミガメのスープ】 [3000才]

【最後の一行】




解説を見る
太郎は、妻の葉子との生活に疲れていた。
葉子は、思い込みが激しいのだ。
付き合った頃はそれもかわいかったのだが、
長くいると耐えられなくなる。
趣味も、価値観も近かったのだが、結婚生活はそれだけでは成立しない。
太郎の周りに女性はいないからSNSで出会いを求めた。
すぐにある女性と意気投合できた。
何でも話した。
SNSでは、本名はさすがにはばかられたので、次郎と名乗っていた。
ついた嘘はそれだけだった。

彼女は花子といった。
彼女も夫との生活に疲れていた。
離婚も考えている、と。
趣味もあった。
世代も近かった。
境遇も、価値観も。
太郎は直感した。
花子と出会ったとき、おそらく、妻の葉子を裏切ることになるだろう。
花子にもしも出会えたらと思うと楽しみだが、それと同時に恐ろしかった。
なるべく出会うことを先延ばしにいる自分がいた。
それでも、ネットでの付き合いだけで愛が深まることを太郎は知った。

ある日。
太郎は、葉子から離婚を切り出された。
葉子も、太郎との生活に限界を感じていたという。
これからどうするのか。
そう尋ねても、首を振るだけだった。
太郎にとっても、離婚に不満はない。
太郎の脳裏に、まだ見ぬ花子が思い浮かんだ。
太郎は、離婚届に印鑑を押した。

その夜、太郎は、激しい後悔ののちに、
SNSの自分のアカウント―次郎―の存在意味がないことを知り、消去することを決意した。
太郎のSNS用に作ったメールアドレスに、葉子の携帯アドレスからメールが届いていたからだ。
なぜ葉子が自分のメールアドレスを知っているのかと訝しながらメールを開くと、
こう書いてあった。



次郎さんへ

花子です。
今日は思い切って、携帯メールアドレスから初めてメールします。
よければ次郎さんの携帯アドレスも教えていただけるとうれしいです。

今日、夫が離婚に承諾してくれました。
今度、会っていただけませんか。