動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
いらっしゃいませ。ゲスト様 ログイン 新規登録

みんなのブックマーク

脱出ライアー「6ブックマーク」
あたりを見回してみると、ここはコンクリ打ちっぱなしの壁に囲まれた部屋、
私から見て向かって右側にはTVモニターと扉が一つづつ・・

正面には幾つかの電気配線がつながった拘束具のようなもので椅子に括りつけられた妻。
ぐったりとうなだれまるで死んでいるようにも見えるが、かすかに寝息が聞こえて来たところで胸をなでおろす。
安心したところで視線を我が身に向けてみると、私もまた同じ拘束具にとらわれているように見えた。



「?・・えっ?なに?・・ここ・・何処??」
しばらくして彼女が目を覚まし、
先ほどの私と同じようにあたりと自分の置かれた状況を確認しようとし始めた頃
TVに映像が流れ始めた。

「おや、気が付きましたか?」
モニターに映る目深にフードをかぶった男が話しかけてくる。

「さて、今回はご夫婦をお招きしたわけですが・・
なぜこうして監禁されているか・・心当たりがありますか?」

「あ・・あるわけがないだろうが!!」
そう応える。

「・・・・・そうですか。では、私を知っていますか?」

「知るわけがない!!」
Beeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeep!!!

答えた瞬間、大きな電子音がなり、私は顔を歪める。


「おや・・私のことはご存知のようだ。話が早くていいですねぇ。

今回はですね?なかなかに面白いものを手に入れることができまして・・
お二人を拘束しているその器具、実は最近新しく開発されたうそ発見器になっておりまして・・
技術の進歩というのは怖いものですねぇ、なんと嘘の発見率99%以上ということだそうですよ

先程は、嘘を検知した際にちょっとした電流を流しただけですが・・

これからは致死量の電流が流れるように設定させていただきました。

#b#そして、その拘束ですが・・相手のうそ発見器が嘘を検知した際に拘束が外れるようになっています。#/b#

もうわかりましたかね?互いに質問して、相手の嘘を引き出してください。
そうすれば開放されます。
ああ、そうそう。質問に対してあまりに黙秘が長いようなら、試合放棄とみなしまして両者に電流を流させていただきます。

それでは、はじめましょうか」

男がそこまで言い終わるとTVモニターの電源が落ちた。

・・・・

こうしてその後、俺は死んだ。

どうして俺が死んだのか?
経緯まで明かしてくれることを望む。


※文末がちょっと変わっていますが、ウミガメですので回答者は全て知っている視点を回答いたします。

なお、この問題ですが
http://sui-hei.net/mondai/tag/脱出ショー
に連なる問題となっています。

http://sui-hei.net/mondai/mypage/2140
にある、■■フードの男シリーズ(タグ:脱出ショー)
です。
16年01月11日 22:05
【ウミガメのスープ】 [Ratter]

問題文すら長いシリーズです (=゜ω゜)ボー




解説を見る
話の始まりは1ヶ月前。仕事の移動中に見かけたとある街角の風景。

【とある男女がホテル街の方へ歩いて行った。】

ただそれだけの風景。普段なら気にもならないものである。
その【女】が自分の妻でなかったならば。

裏切られた!そう思った瞬間、怒りに駆られた私の頭に浮かんだのは
【妻を殺して私も死のう】というものであった。

ただひとつ、
【本当に彼女は自分を裏切っているのか?】
それだけが気にかかる。

探偵を雇う・・? いや、たとえ浮気の現場を押さえたとしても、彼女は強要されただけかもしれない・・
ならば直接聞くか・・。いや、彼女が嘘をついたとしたら、見破れる自信はない。

そう思い悩んでいたところで、かつて彼女に見せられた動画を思い出した。

フードの男が登場する、デスゲームの動画。

悪趣味とは思いつつ、どうせ演出のかかったフィクションなのだろうと思っていたが
彼女は信じ込んでいるようであった。

利用できる。そう考えた私は、1ヶ月後行動を起こすことにした。

・・・

あたりを見回してみると、ここはコンクリ打ちっぱなしの壁に囲まれた部屋、
私から見て向かって右側にはTVモニターと扉が一つづつ・・私が用意した部屋だ。

正面には幾つかの電気配線がつながった拘束具のようなもので椅子に括りつけられた妻。
ぐったりとうなだれまるで死んでいるようにも見える。

ここに運びこむために使用した睡眠薬の量に間違いがあったのか?それとも拘束がきつすぎて窒息してしまったのか?

そうヤキモキしていたところで、かすかに寝息が聞こえて来て胸をなでおろす。

安心したところで視線を我が身に向けて確認を行う。
私もまた、ちゃんと同じ拘束具にとらわれているように見えた。



「?・・えっ?なに?・・ここ・・何処??」
しばらく待っていると、彼女が目を覚まし、あたりと自分の置かれた状況を確認しようとし始める。
私は、隠し持っていたリモコンから操作を行い、映像を流し始めた。

「おや、気が付きましたか?」
モニターに映る目深にフードをかぶった男が話しはじめる。予め用意していた映像のものだ。

そして、映像に合わせ私は電流を受けたような演技を行い、
映像が終了したところで、モニターの電源を切った。

かくして、ゲームは開始された。

・・・・・・

「あ・・アナタ!私を助けてくれるんでしょ!?まさか私を殺して開放されようとか思ってないわよね!???」
「もちろん。君には助かって欲しいと思っているよ」


「は・・早く助けなさいよ!もう!愚図なんだから!!早く何でもいいから嘘をつきなさいよ!」
「そうだね。でもその前に。」

動転しているのだろう。思うがままの質問。いや、文句を垂れ流し続す彼女。
割り込んで、質問をぶつける。

「君が僕と結婚したのは、カネ目当てではない?」
「!?・・・ちょっ、なんのつもりよ!!
・・・・・・そうよ。お金目当てよ!!悪い!?」

嘘をつけば死、沈黙も死。そう思い込んでいるのだろう、本音を語り始める。
だが、万が一【私を助けようとして嘘を付いている】ということがないか様子を見る。

もちろんうそ発見器は反応しない。いや、そもそもうそ発見器などはここにはないのだが・・
彼女も、うそ発見器が反応しないことを訝しむ様子はない。

どうやら本気の本音のようであるが・・一応確認を重ねる。

「君は浮気をしている?」
「そうよ!それがどうしたっていうのよ!!」

「君は僕を愛している?」
「そんなわけないじゃない!!カネ目当てよ! そうだ!早く嘘をついて死になさいよ!そうすれば遺産だって・・」

ここまで確認すればもう充分だ。
私は自分を拘束しているように見える金具を取り外した。

「え!?」

そして、驚きの表情を浮かべる彼女にナイフを突き立て・・当初の目的どおり、自分の命を絶ったのであった。

Let’s GOコン!「6ブックマーク」
久々の合コンに誘われたカメコ。
ただ、どんな服を着て行っていいのか分からない。
おしゃれな友達であるウミコに聞くために、電話を掛けたが、何回掛けても留守番電話サービスに繋がってしまったので諦めた。
数時間後、携帯電話を見たカメコは戦慄する。
一体カメコに何があったのだろう?
14年10月17日 19:05
【ウミガメのスープ】 [黒井由紀]



解説を見る
カメコは、散らかすのは得意だけど、片付けるのは苦手な干物女。今日も携帯電話を無くしてしまった。
明日の合コンにどんな服を着て行けばいいのか、ウミコに聞こうと思っていたのに。しょーがない、携帯探そ。
家の電話から自分の携帯電話に掛ける。留守番電話サービスに繋がると、携帯電話は鳴らなくなるので、その度に掛け直したが、携帯電話は見つからなかった。
しょーがない、諦めよ。
干物女のカメコは、すぐ諦めた。
――数時間後――
ひょっこり出てきた携帯電話を見たカメコは、驚いた。不在着信履歴が一つも無かったのだ。
え?だって、さっき掛けたじゃん?え?
……カメコが自分の携帯電話の番号を間違えたことに気づくのは、もう少し先のお話。
当たり前マジック「6ブックマーク」
会場が暗くなると、一条のスポットライトが男を照らした。
シルクハットの前側のつばを持ち、目深に被っているせいで、表情は読めない。
男は、シルクハットから透明な何かを取り出して見せると、観客の一人に手渡した。
観客は、折り畳まれていたそれを広げ、熱心に確認した。種も仕掛けもないビーチボールのようだ。
男がジェスチャーで促し、それに応えるように観客がビーチボールを膨らませた。
観客が膨らませたボールを返すと、男は空中でそっと、ボールから手を離した。
ボールは、一直線に床へと吸い込まれていく。
「ボールが落ちたぞ!!」
観客は驚きにどよめき、その後男に喝采を送った。
どうしてこんなことになるのだろう?
17年10月06日 14:28
【ウミガメのスープ】 [黒井由紀]



解説を見る
時は30XX年、イプシロン宇宙ステーションの中の球形シアターにて。
ミスター卯弾の十八番「落ちるビーチボール」に観客たちは熱狂した。
完全に無重力状態の中、種も仕掛けもないビーチボールが床へと落ちる。
言葉にしてしまえばただそれだけだが、生で目にすると驚きはひとしおだ。
ビーチボールはただのビニールだし、中の気体は観客の息。糸も見当たらないし、磁力や風があるわけでもないのに、それでも床へと落ちる不思議さは、他では類を見ない。
特に、生まれてこの方無重力、という世代にはぜひ見てほしい。
       (「月刊マジック」30XX年5月号より)
ごかくと言っても五角形ではない「6ブックマーク」
ぼくがいまかんがえているごかくのかんじをあてられる?
このもんだいはようちしきだよ!
16年09月14日 22:31
【20の扉】 [QQS]



解説を見る


「いちたすいちは?」っていう式に対して
「田んぼの田」って答えのなぞなぞ.
あれをやると,大人たちはみんな幼稚だって言うんだ.
#red#幼稚#/red#な#red#式#/red#ってワケだね.
どうなった?「6ブックマーク」
プルルルルル……ガチャ

カメコは受話器を取った。

#b#カメコ「はい、もしもし。」#/b#
#b#カメオ「やぁ!カメオだけど。元気かい?」#/b#

電話口からは、今まさにカメコが二人で話しをしたいと思っていた……愛するカメオの声がした。

#b#カメコ「……!!」#/b#
#b#カメオ「いやぁ、実は面白い話があってさ……。」#/b#

楽しそうに話しを続けようとするカメオ。
しかし、カメコはカメオの話を聞き終わる前に黙って受話器を電話機の元にもどした。
そして、#red#その行動をとったカメコの表情には笑みが浮かんでいた。#/red#
一体なぜだろう?
15年03月07日 01:22
【ウミガメのスープ】 [甘木]

ちょっと問題文にイジワル要素あり。




解説を見る
カメコはファンである人気俳優カメオの出演しているドラマを見ていた。
カメコ(はぁ、私もカメオと二人で直接お話ししたいなぁ……。)
『プルルルルル……』
呼び出し音が耳に入り、自宅の電話が鳴っていると思いこんで受話器を取ったカメコ。
カメコ「(ガチャ)はい、もしもし。」
カメオ『やぁ!カメオだけど。元気かい?』
自分の取った受話器からは何も聞こえない。
(TV画面の)電話口からは、カメオが楽しそうに話をしている。
実は、電話が鳴ったのはドラマの中。
カメコ「……!!」
そもそも家の電話とは呼び出し音が全く違う。
カメコは#b#どう鳴った#/b#のかをちゃんと把握していない自分のウッカリに対して思わず苦笑いをしながら、手に取ったばかりの受話器を電話機の元に戻したのだった。