激しい後悔ののちに、次郎を抹殺することにした。
いったいどうして?
※本企画は、「解説の最後の一文でぞくっとする問題」「その最後の一文をタイトルとする」というテーマで出題したものです。
【最後の一行】
重要な登場人物は太郎・花子・次郎の三人だけですか?
No
恋愛は関係しますか?
Yes
花子と次郎は家族関係ですか?
Yesとだけ [良い質問]
太郎≒次郎の二役ですか?
Yes!! 鋭い!! [良い質問]
アカウントは関係ありますか?
Yes!! [良い質問]
犯罪要素はありますか?
No
花子は、花子自身と今度会ってほしいと言いましたか?
Yes
証拠隠滅のため抹殺しますか?
No
お姉ちゃんが大好きな弟君がネットで偶然姉と知り合った風を装い恋人関係まで発展したのですが姉に会おうと言われ偽りの自分を消し去りますか?
No でも近いです。 [良い質問]
浮気は関係しますか?
Yes! あれ、パターンが読まれてるw? [良い質問]
副アカの次郎のアカウントを削除しましたか?
YesNo! 副ではないかな [良い質問]
太郎は花子を騙していましたか?
NoYes ほとんどだましていませんが、嘘は一つだけ [良い質問]
花子と結婚している次郎は、太郎というアカウントで花子に近づき、会ってほしいと言われましたか?
No 惜しいですが…
太郎は花子という妻がありながら、出会い系サイトに次郎という名前で登録するけしからん旦那ですか?
NoYes 太郎に妻がいます 次郎という名前で登録します はあっています [良い質問]
夫太郎はは妻の浮気性を疑って自分が浮気相手としてネットに入り込みましたが夫を殺して一緒になろうと妻の言葉を聞いて妻次郎を殺す覚悟が気ましましたか?
No
妻が太郎の演じる次郎に恋をしましたか?
Yes!!! [良い質問]
「花子」は太郎の妻のHNですか?
Yes!! 妻の本名は葉子。 [良い質問]
太郎には妻が居て、次郎と言う名前で登録した。妻にそれがばれてしまい、タイミング悪くもそのときに次郎に花子から「愛している」とメッセージが来たので、アカウントを削除せざるを得ませんでしたか?
No!
太郎は「花子」が自分の妻であることに気づいていますか?
NoYes 本文が始まったあたりで気付きました [良い質問]
妻は浮気を許しませんか?
Noでしょうね
太郎は自分のためにアカウントを削除しましたか?
Noでしょうか
太郎は妻を愛していたので花子に会うのをやめましたか?
No
葉子は次郎の正体に気が付いていますか?
No!! [良い質問]
太郎は「花子」が自分の妻だと気付いたので、花子から「会ってほしい」と言われた時に断る理由に困り、いっそアカウントごと消去しますか?
YesNo!! ほぼそういうことです。ただし、花子からあってください、とすでに言われています。 あとは、16、17、23あたりを回収してまとめてください [編集済] [良い質問]
太郎は「次郎」としてネットで浮気相手を探していると、「花子」という明らかに妻のHNを見つけ、愛している、と言われたため、HN「次郎」を削除せざるを得ませんでしたか?
No 惜しいですが・・ [良い質問]
「花子」と浮気をしていると思っていた太郎は、「花子」の正体が自分の妻だと気付いたので、妻の恋愛対象である太郎のアカウントの「次郎」を消すことで、妻の浮気を防ぎますか?
Yes! だいたい正解です。 解説に行きましょう! [正解]
太郎は他にも次郎として女性と交際していましたか?
Yes 花子(=妻の葉子)と交際していました
葉子は、思い込みが激しいのだ。
付き合った頃はそれもかわいかったのだが、
長くいると耐えられなくなる。
趣味も、価値観も近かったのだが、結婚生活はそれだけでは成立しない。
太郎の周りに女性はいないからSNSで出会いを求めた。
すぐにある女性と意気投合できた。
何でも話した。
SNSでは、本名はさすがにはばかられたので、次郎と名乗っていた。
ついた嘘はそれだけだった。
彼女は花子といった。
彼女も夫との生活に疲れていた。
離婚も考えている、と。
趣味もあった。
世代も近かった。
境遇も、価値観も。
太郎は直感した。
花子と出会ったとき、おそらく、妻の葉子を裏切ることになるだろう。
花子にもしも出会えたらと思うと楽しみだが、それと同時に恐ろしかった。
なるべく出会うことを先延ばしにいる自分がいた。
それでも、ネットでの付き合いだけで愛が深まることを太郎は知った。
ある日。
太郎は、葉子から離婚を切り出された。
葉子も、太郎との生活に限界を感じていたという。
これからどうするのか。
そう尋ねても、首を振るだけだった。
太郎にとっても、離婚に不満はない。
太郎の脳裏に、まだ見ぬ花子が思い浮かんだ。
太郎は、離婚届に印鑑を押した。
その夜、太郎は、激しい後悔ののちに、
SNSの自分のアカウント―次郎―の存在意味がないことを知り、消去することを決意した。
太郎のSNS用に作ったメールアドレスに、葉子の携帯アドレスからメールが届いていたからだ。
なぜ葉子が自分のメールアドレスを知っているのかと訝しながらメールを開くと、
こう書いてあった。
次郎さんへ
花子です。
今日は思い切って、携帯メールアドレスから初めてメールします。
よければ次郎さんの携帯アドレスも教えていただけるとうれしいです。
今日、夫が離婚に承諾してくれました。
今度、会っていただけませんか。
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