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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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イノセンスな殺人鬼「1ブックマーク」
大量殺人を犯す女がいた
人々は彼女の行為に感謝した
どういうことだろう
11年03月23日 22:44
【ウミガメのスープ】 [アイゼン]



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女は小説家だった。
彼女の手により、何組ものカップルが生まれ、何人もの人が死んでいった。
人々は女の書いた小説を読み、楽しむ。
中には、彼女の書いた小説により、人生を動かされた者もいただろう。


もしかすれば、人間というものは空想の中に生きているのかもしれない。
私も、貴方も、誰かの話の中の登場人物という可能性もある。
存在なんて、所詮曖昧なものなのだろう。

勿論、彼女に人を直接殺す度胸なんてない。
玄関からトントンとノックをされる音がした。ドアを開けると「Trick or Treat」と声がした。
私は次の日、その部屋から出て行った。
一体なぜだろう?
11年10月29日 21:33
【ウミガメのスープ】 [アイゼン]

ハートフルストーリー




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それは、何度目かに聞く小さなノック音だった。
私はいつもの通り、その音源、玄関の扉を開ける。

「Trick or Treat」

小さなノック音は止み、代わりに小さな声が聞こえた。
ハロウィンの常套句。しかし今日はハロウィンではない。
決まった時間ではないが、毎日一回はこんな不思議な現象が起こる。
最初は気味が悪かったが、出ていっても行く当てがないので、仕方なく住んでいるうちに慣れてしまった。
別に幽霊でも、毎日扉を開けないと声が聞こえないということは、部屋の中に入っていないわけだし。

「え? ノックの音?」
管理人さんは私の話を聞くと、首を傾げた。
その後、何かを思い出したように手をぽんっと打った。
「ああ、それね、多分幽霊だよ。そういえばあの子、ずっと部屋から出たがっていたみたいだったからねぇ」
「……部屋から?」
背筋に寒気が走った。そして記憶を手繰り寄せる。
毎日聞いていたハロウィンの常套句。それは、背後から聞こえてきた。
恐ろしくなった俺は、後先考えず契約を解除し、その部屋から飛び出した。


後で今の住所に来た管理人さんからの手紙によると、あの部屋には元々母子が住んでいたらしい。
その母親というのが酷いもので、どうやら育児放棄をしていたようだ。
数年前、出かけていったまま戻らない母親を待ち続け、その子供は死んでしまったようだ。
テレビで見て、この言葉を言ったら大人たちは優しくしてくれると思ったのだろうか。
「Trick or Treat」大人に会うたびに子供は、そう言った。それが、その子供なりのSOSだったのだ。
母親を待ち続けてる間、ずっと助けを求めるために玄関を叩いていたらしい。
そして玄関の扉が開いた時、その子はこう言うつもりだったのだろう。
「Trick or Treat」と。


手紙を読み終わった私は、あの部屋当てに小包を送った。
中身はカボチャのバスケットにチョコレート菓子が詰まったもの。
だって、Trick or Treatだろ?
此処まで悪戯されに来たらかなわないもんな。
悪戯好きな子供に頭を悩ませる女がいた。
女が子供を叱ることは日常茶飯事で、夫はいつもそんな彼女を宥めていた。

ある日、子供が女の大切なものを壊した。
女は激しく怒った。夫の言葉すら彼女の耳には届かなかった。
そして、女は死んだ。
何故
11年06月09日 00:18
【ウミガメのスープ】 [アイゼン]



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お母さんはいつも僕を怒る。
だから反抗して、もっと悪戯してやりたくなるんだ。
だって、どうせ僕は悪い子なんだから。もっともっと悪いことしてやるぞ!

ということで、僕はお母さんの化粧道具で遊んでいた。
この化粧水、お母さん毎日つけてるんだよなぁー
あっ、落としちゃった。あーあ


息子がまた悪戯したみたいだ。
私の寝室の方で、硝子が割れる音が聞こえた。
怪我はしていないか。心配になってそこへ行った。

床に散乱する硝子、よりもぶちまけられた液体に目がいった。
嘘だ。あれは私の化粧水じゃない。でも瓶が、あの瓶は――
どうして。何故何故何故!
あれは、あれは高かったのよ。とてもとてもとても! 高い高い高い高い高い高い高い……

「ああああああああああああああああああああああああああ!」
「何てことしてくれたのよ! これはすっごく高い化粧水なんだから! 何てことしてくれたの?
あんた一体何がしたいの! 毎日毎日毎日毎日私を怒らせて! 憎い? 自分をこの世に産み落とした私が憎いの?
じゃあ勝手に死ねばいいじゃない! 死ね! 私を巻き込むな! 私を不幸にすんな!
出ていけ! どこへでも行って野垂れ死んでしまえ! こんなことなら産まなければよかった!
お前なんか私の子供じゃない!」

「お、おいっ……お前、興奮するな!」

「出ていけ! 死ね! 殺してや」


僕は茫然としながら、激昂するお母さんを見ていた。
聞いていて、泣きたくなった。心がとても痛かった。
僕は愛されていなかったんだ。
「殺してやる」お母さんはきっとそう言おうとした。
でも、全部言う前に、お母さんは倒れてしまった。
動く気配がない。

「お母さん? どうしたの? 謝るから、ねえ、何だってするから。起きてよ……お母さん」

僕はお母さんにしがみついた。
あの時の、温かくあり、冷たくもあるお母さんの体温は、ずっと忘れる事ができないだろう。


妻が倒れた。息子が駆け寄った。
彼女が倒れた瞬間、私は彼女の死を覚った。
あれだけ注意したのに。
高血圧の彼女にとって、過ぎた興奮は死を意味していた。
だから私はずっと彼女に言い聞かせた。けど、彼女はそれでも息子を叱り続けた。
でないと、これから息子が苦労するだろうと。彼女なりの愛だったから、私は強くは言えなかった。

けど、これは違う。
さっきの彼女には、愛情なんてものは欠片もなかった。
ただの自己愛と、高価なものへの執着心。
私はのろのろとした動作で、119番へと電話をかけた。

彼女の堪忍袋の緒と同時に、頭の血管も切れてしまった。
けれど、それ以上に、彼女の家族への愛や絆が切れてしまった事が、何よりも悲しかった。
リベンジします「1ブックマーク」
むかしむかしあるところに
おばあさんとおじいさんが仲良く暮らしておりました。

ある晩おじいさんが仕事から帰ると
おばあさんが鍋を作って待っていた。

鍋は激マズだった。

結果、鍋を作ったおばあさんは溺れ死んだ。
おじいさんはおばあさんの死を悔やんだ。

一体なぜ?
※今回は元ネタありです。しかし気にせずどうぞ
13年09月01日 20:48
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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おじいさんが仕事に行っている途中
おばあさんはすり替わっていたのだ。

本物のおばあさんは鍋の中
ぶつ切りにされて煮込まれておりました。

何も知らぬおじいさんが鍋を食ったのを見て
#red#タヌキ#/red#は正体を表した。

悔しがるおじいさん・・・

天童魔子「なら私が敵を打ちましょう」

翌日タヌキを散歩に誘い
背中に火を点け

薬と偽り『よく知った劇薬』を塗りつけ

泥船に乗せて東京湾のそこに沈ませておきましたw

めでたしwめでたしw
「こちらの商品は温めますか?」
買ったのはアイスクリーム1つだけだというのに、何故かコンビニの店員にそう聞かれた。
もちろん断ったが、不思議に思いながら店を出た私はふとその理由に気づき、大いに納得した。

一体、なぜこんなことを聞かれたのかわかるかな?
13年11月23日 20:40
【ウミガメのスープ】 [Ratter]



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こんなCMを聞いたことがないだろうか?

「アイスクリームは冷凍庫からだしたあと、少し待って柔らかくなった頃が食べごろ」

それを踏まえて聞いてほしい。

オレ、カメオは仕事あいだの昼休み、飯を食いにいったかえり
オフィスに戻るときにコンビニによってアイスをかって
昼休み時間の残りはオフィスの席についてアイスを食べる

そんなことを日課にしている。

で、いつもはガリガリガリ君やホームインバーといった棒アイスを食べているのだが
先日競馬でかって懐が暖かかったので、今日は奮発して
ハードンダッツなる高級カップアイスを買ってみた。

すると、いつもの店員から
「こちらの商品は温めますか?」
そんなふうにきかれた。

アイスクリーム1つだけだというのに何を言っとるんだコイツ・・
そう思って断ってオフィスに帰った。

あとはオフィスで残りの昼休み時間(といっても数分だが)、席でゆっくりアイスを食べるだけだ。

そう思い、コンビニでもらってきたプラスチックスプーンをアイスに突き刺す。

バキッ 

・・・スプーンが折れた。
うーん。名前の通りとてもハード orz

アイスのフタにをよく見ると注意書きが書いてあった。
「このアイスは他のアイスクリームより空気の含有量が少なく密度が高いため、
冷凍庫から出した直後は硬くなっております。
柔らかくなるのを少し待っていただくと美味しく召し上がれます。
(お急ぎの場合は電子レンジで数秒お温めください)」

・・・

しょうが無い・・少し待つか。

キーンコーンカーンコーン
休み時間が終わってしまった・・

部長:「おい!カメオ!昼一で会議っつってただろうが!そんなん置いてはよ第七会議室にこいや!」

食べそびれてしまった orz
ああ、それで、いつも通ってて
【昼休みの残りの短い時間でアイスを食べている】
のを知ってる店員は親切で言ってくれてたのね・・(´・ω・`)