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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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悪戯好きな子供に頭を悩ませる女がいた。
女が子供を叱ることは日常茶飯事で、夫はいつもそんな彼女を宥めていた。

ある日、子供が女の大切なものを壊した。
女は激しく怒った。夫の言葉すら彼女の耳には届かなかった。
そして、女は死んだ。
何故
11年06月09日 00:18
【ウミガメのスープ】 [アイゼン]



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お母さんはいつも僕を怒る。
だから反抗して、もっと悪戯してやりたくなるんだ。
だって、どうせ僕は悪い子なんだから。もっともっと悪いことしてやるぞ!

ということで、僕はお母さんの化粧道具で遊んでいた。
この化粧水、お母さん毎日つけてるんだよなぁー
あっ、落としちゃった。あーあ


息子がまた悪戯したみたいだ。
私の寝室の方で、硝子が割れる音が聞こえた。
怪我はしていないか。心配になってそこへ行った。

床に散乱する硝子、よりもぶちまけられた液体に目がいった。
嘘だ。あれは私の化粧水じゃない。でも瓶が、あの瓶は――
どうして。何故何故何故!
あれは、あれは高かったのよ。とてもとてもとても! 高い高い高い高い高い高い高い……

「ああああああああああああああああああああああああああ!」
「何てことしてくれたのよ! これはすっごく高い化粧水なんだから! 何てことしてくれたの?
あんた一体何がしたいの! 毎日毎日毎日毎日私を怒らせて! 憎い? 自分をこの世に産み落とした私が憎いの?
じゃあ勝手に死ねばいいじゃない! 死ね! 私を巻き込むな! 私を不幸にすんな!
出ていけ! どこへでも行って野垂れ死んでしまえ! こんなことなら産まなければよかった!
お前なんか私の子供じゃない!」

「お、おいっ……お前、興奮するな!」

「出ていけ! 死ね! 殺してや」


僕は茫然としながら、激昂するお母さんを見ていた。
聞いていて、泣きたくなった。心がとても痛かった。
僕は愛されていなかったんだ。
「殺してやる」お母さんはきっとそう言おうとした。
でも、全部言う前に、お母さんは倒れてしまった。
動く気配がない。

「お母さん? どうしたの? 謝るから、ねえ、何だってするから。起きてよ……お母さん」

僕はお母さんにしがみついた。
あの時の、温かくあり、冷たくもあるお母さんの体温は、ずっと忘れる事ができないだろう。


妻が倒れた。息子が駆け寄った。
彼女が倒れた瞬間、私は彼女の死を覚った。
あれだけ注意したのに。
高血圧の彼女にとって、過ぎた興奮は死を意味していた。
だから私はずっと彼女に言い聞かせた。けど、彼女はそれでも息子を叱り続けた。
でないと、これから息子が苦労するだろうと。彼女なりの愛だったから、私は強くは言えなかった。

けど、これは違う。
さっきの彼女には、愛情なんてものは欠片もなかった。
ただの自己愛と、高価なものへの執着心。
私はのろのろとした動作で、119番へと電話をかけた。

彼女の堪忍袋の緒と同時に、頭の血管も切れてしまった。
けれど、それ以上に、彼女の家族への愛や絆が切れてしまった事が、何よりも悲しかった。
リベンジします「1ブックマーク」
むかしむかしあるところに
おばあさんとおじいさんが仲良く暮らしておりました。

ある晩おじいさんが仕事から帰ると
おばあさんが鍋を作って待っていた。

鍋は激マズだった。

結果、鍋を作ったおばあさんは溺れ死んだ。
おじいさんはおばあさんの死を悔やんだ。

一体なぜ?
※今回は元ネタありです。しかし気にせずどうぞ
13年09月01日 20:48
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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おじいさんが仕事に行っている途中
おばあさんはすり替わっていたのだ。

本物のおばあさんは鍋の中
ぶつ切りにされて煮込まれておりました。

何も知らぬおじいさんが鍋を食ったのを見て
#red#タヌキ#/red#は正体を表した。

悔しがるおじいさん・・・

天童魔子「なら私が敵を打ちましょう」

翌日タヌキを散歩に誘い
背中に火を点け

薬と偽り『よく知った劇薬』を塗りつけ

泥船に乗せて東京湾のそこに沈ませておきましたw

めでたしwめでたしw
「こちらの商品は温めますか?」
買ったのはアイスクリーム1つだけだというのに、何故かコンビニの店員にそう聞かれた。
もちろん断ったが、不思議に思いながら店を出た私はふとその理由に気づき、大いに納得した。

一体、なぜこんなことを聞かれたのかわかるかな?
13年11月23日 20:40
【ウミガメのスープ】 [Ratter]



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こんなCMを聞いたことがないだろうか?

「アイスクリームは冷凍庫からだしたあと、少し待って柔らかくなった頃が食べごろ」

それを踏まえて聞いてほしい。

オレ、カメオは仕事あいだの昼休み、飯を食いにいったかえり
オフィスに戻るときにコンビニによってアイスをかって
昼休み時間の残りはオフィスの席についてアイスを食べる

そんなことを日課にしている。

で、いつもはガリガリガリ君やホームインバーといった棒アイスを食べているのだが
先日競馬でかって懐が暖かかったので、今日は奮発して
ハードンダッツなる高級カップアイスを買ってみた。

すると、いつもの店員から
「こちらの商品は温めますか?」
そんなふうにきかれた。

アイスクリーム1つだけだというのに何を言っとるんだコイツ・・
そう思って断ってオフィスに帰った。

あとはオフィスで残りの昼休み時間(といっても数分だが)、席でゆっくりアイスを食べるだけだ。

そう思い、コンビニでもらってきたプラスチックスプーンをアイスに突き刺す。

バキッ 

・・・スプーンが折れた。
うーん。名前の通りとてもハード orz

アイスのフタにをよく見ると注意書きが書いてあった。
「このアイスは他のアイスクリームより空気の含有量が少なく密度が高いため、
冷凍庫から出した直後は硬くなっております。
柔らかくなるのを少し待っていただくと美味しく召し上がれます。
(お急ぎの場合は電子レンジで数秒お温めください)」

・・・

しょうが無い・・少し待つか。

キーンコーンカーンコーン
休み時間が終わってしまった・・

部長:「おい!カメオ!昼一で会議っつってただろうが!そんなん置いてはよ第七会議室にこいや!」

食べそびれてしまった orz
ああ、それで、いつも通ってて
【昼休みの残りの短い時間でアイスを食べている】
のを知ってる店員は親切で言ってくれてたのね・・(´・ω・`)
双子の謎「1ブックマーク」
ミホとシホ。二人は顔から、体型、髪型、声、しぐさ、何から何までそっくりな、ときどき親でさえ間違えるほど似ている双子だ。

彼女たちは今年、海亀大学へ入学した。そのあまりにもそっくりな二人は学内でもちょっとした噂になった。

同じく今年入学してきたカメオ。噂を聞いてぜひとも友達になりたいと思っていた。
実はカメオ、さりげなく彼女たちを観察するうちに、ある違いがあることに気づいたのだ。

彼女たちの一人が食堂にいるときに、カメオは確信を持って声をかけてみた。
「ねえ、君はミホちゃんでしょ?」
「うん、そうだけど……」
「ああ、やっぱり!」

後日、彼女たちの一人が図書館にいるときに、カメオは再び確信を持って声をかけてみた。
「ねえ、君はシホちゃんでしょ?」
「うん、そうだけど……」
「おお、やっぱり!」

それ以降も、何度か一人でいるところを名前を聞いて繰り返してみたが、彼女たちを間違えることなく的中した。
カメオは自分しか知らない見分け方があることに少々感動さえしていた。

ある日の昼ごろ、学生たちが自由にくつろぐラウンジスペースの一席に彼女たち二人が座っていた。
ちょうど通りかかったカメオは二人を見つけ近寄り、自信満々に聞いた。
「君がミホちゃんで、君がシホちゃんでしょ?」
すると、二人は顔を見合わせ笑いだした。
「それハズレ」
「残念でした」
「私はシホで」
「私はミホよ」
「え、そんな、ちゃんと見分けられていたはずなのに」
「学生証、見る?」
「どうぞ確認して」
二人が出した学生証は確かにカメオが指摘した名前とは逆だった。

いったい、なぜカメオは間違えたのでしょう?
13年03月13日 16:52
【ウミガメのスープ】 [+チック]

投票ありがとうございます!




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カメオは二人を間違えたことが不思議でならなかった。

「あなた、私たちのこと、右利きか左利きで判断していたでしょう?」
「でも、それは間違ってるの。私たちって、実はどっちも両利きなの」

それを聞いたカメオは心底驚かされた。
「今だって、ご飯を食べてるシホちゃんは、左手で箸を持っていて、ノートに書き込んでるミホちゃんは、右手でシャーペンを持っているじゃないか」

「お箸は左手で」
「ペンは右手よ」
「両利きだから」
「区別してるの」

これでカメオの仮説は完全に崩れた。ミホちゃんが左利きで、シホちゃん右利きではなかったのか。

では、これまでどうして間違わなかったのだろう?
「何度か話しかけたけど、そのときには絶対間違わなかったでしょ?」

「そんなことはないよ」
「何回か間違ってたよ」

「え、それなのにどうして……」

「私たちね、間違えられるのってもう慣れてるから」
「間違って呼ばれても話を合わせるようにしてるの」

「そうだったのか…ああ、自分だけが知ってる違いを見つけたって思ってたのがバカみたいだ。なんか、変にずっと見てたのが恥ずかしいな。悪い思いさせちゃってごめんね」

「全然気にしてない、あなたのこと私たちもよく見てたから」
「普通の人はね、私たちが似てるなってそれだけで終わるの」
「でも、それだけ私たちを見てくれてたなんてうれしかった」
「私たちだけの秘密の見分け方こっそり教えてあげようか?」

「いいの?」
「「うん」」
二人の声が重なり、カメオは期待の眼差しを向けた。

「ミホじゃないほうがシホで」
「シホじゃないほうがミホよ」

そう言って笑う彼女たちにあぜんとしたカメオは、もうどちらがどちらなのか、まったく見分けがつかなくなっていたのでした。
ゴッドハンド「1ブックマーク」
神の手を持つ男。

彼は周りからそう呼ばれていた。私と彼は子供を授かり、結婚する事になった。

そして、結婚式から数日後、彼はその能力を使ったが、私は怒った。

なぜ?
12年06月24日 23:41
【ウミガメのスープ】 [のの子]

ご参加ありがとうございました




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彼は、元の写真に対し、再処理を行う画像加工・画像処理の専門のレタッチャーだった。

人気雑誌の表紙や企業広告、映画ポスターなどのフォトレタッチを手がける、その分野では「超」のつく売れっ子なのだ。

肌をキレイにするなんて朝飯前、白人を黒人に、少女を大人に、女性を男に、人間をゾンビにも変える彼の技術に回りは驚き、「神の手を持つ男」と呼ばれていた。

そんな彼との交際は順調で、ある日、私は彼の子を授かった。

彼もとっても喜んでくれて、その場でプロポーズ。

結婚式まで、とんとん拍子で運び、当日は幸せいっぱい、写真も沢山とった。

そんな新婚ホヤホヤの数日後、私が帰宅すると、玄関には先日の結婚式の写真が飾られてあった。

タキシード姿の彼にお姫様だっこをされたウエディングドレスの妊娠7ヶ月私。

・・・のはずが、モデルのようなキレイなくびれの細いウエスト。

さらに顔立ちも、心なしか目が大きくて鼻が高いような・・・

「あ、おかえり?それキレイにできたでしょ。」笑顔で話す彼。

「ばか!こんな風にされても全然嬉しくないよ!!!」