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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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女生徒。「3ブックマーク」
ラテシン探偵団の皆様、こんばんは。
私はユウと申します。
早速ですが、依頼をお願いしたいと思います。

先日、家の客間を掃除していたところ、奇妙な手紙を見つけました。内容はこうです。

「おやすみなさい。私は、王子さまのいないシンデレラ姫。あたし、東京のどこにいるか、ごぞんじですか?もう、ふたたびお目にかかりません。」

文面も妙ですし、そもそもその客間は私の知る限り一度も使われたことがないのです。
更に、私はこれを書いた人に全く心当たりがないのです。多分女性のものだと思われるこの筆跡にも見覚えはありません。

今回私が皆様にお願いしたいのは、この手紙を書いた人が誰なのか、この手紙が誰に向けたもので、どのような意味を持っているのか、それを調査することです。

よろしくお願い申し上げます。
15年06月04日 21:42
【亀夫君問題】 [亜綾]



解説を見る
……つまり、私には年の離れた「園子」という姉がいて、手紙を書いたのはその人。客間だと思っていた部屋も彼女ので。

姉はかつてある男の人と恋に落ちた。しかしその恋は家に反対され、まだ若かった姉はその人と駆け落ちした。しかし、家の者たちに見つかり、つれもどされてしまう。
そのうち、その男の人は殺されてしまう。その事件は迷宮入りしたけれど、恐らく私の家が引き起こしたこと。だってその男の人は、姉に不祥事を引き起こさせた人としてみなされていたと思うから。そして、直接的であれ間接的であれそれを知った姉は、自ら姿をくらませた。
そしてその一連の出来事は、家の不祥事として姉の存在ごと闇に葬られ、そのことをあらかじめ予知していた姉は、せめてもの反抗に、とこのように周りくどいことをした。

手紙の一文目は死んだ恋人に向けた言葉、二文目では自分の境遇を嘆き、3文目は……家に対する反抗とか挑発?では、4文目は……
姉はもうこの世界にいないのかも知れませんね。

皆様ありがとうございました。
……私はいままで、禁じられていることは極力せず、知らなくてもいい、と言われればそれ以上聞く勇気がない、そんな人でした。
けれど私は、このことを両親に問いただしてみようと思います。姉の無念を少しでも晴らすために。
本当にありがとうございました。

※この問題はフィクションです。実在する人物、事件、団体とは関係ありません。
【キースープ3】男の脱出劇「3ブックマーク」


怠慢だがプレハブ小屋を掃除していた50代の男が、気が付かれずに扉を閉められた。
少なくとも鍵が掛かっており、開くことができない。
結構丈夫そうな大きくない窓と通気口以外、これと言った出口は無い。
適度な体力しかなく、翌日から長期休暇のため、しばらく誰も来ない。

しかし、男は無事脱出することができた。

一体何故?

【キースープとは?】
正解に直結する鍵となる質問(キースープ)が設定されており、それをすべて解放しないといくら正解が出ても解説にいかない問題です。
また、キースープ以外の質問には良質が付きません(後で良質を付けます)。
15年06月04日 22:36
【新・形式】 [フィーカス]

SPは黒井由紀さんです。




解説を見る
少女は思わぬ回答を目にした。
「鍵を持っている人を行かせる……? でも、これで助かるかも……」
もちろん鍵を持っている人なんていない。何しろ、少女を誘拐した犯人が、この部屋の鍵を閉めたのだから。
しばらくすると、何やら外で音がした。恐らく、「こちらに来た鍵を持っている人」が不審に思い、警察に連絡してくれたのだろう。

かくして少女は、監禁されていた場所から、無事に助けられることになったのだった。

少女「ラテシンのみなさん、今回はどうもありがとうございました。私、どうやって脱出しようか考えていたのですが、どうしても思いつかなくて……でも、まさか皆さんが気が付いて通報してくれるなんて、思いませんでした。さすが、普段水平思考で鍛えていることだけありますね。今度は、ちゃんとした問題を出させてもらいますね」

#red#FA条件2 CLEAR#/red#

#b#FA条件1:「キースープ」を全て用いた、問題文にふさわしい解説にまとめ上げること#/b#

#b#FA条件2:この問題が「どこかで監禁されている少女」が出題していると気が付き、適切な脱出方法を指示すること#/b#

#b#FA条件3:この問題が「どこかで監禁されている少女」が出題していると気が付き、警察へ「まとメモ帳」に書かれている住所に少女が監禁されていることを通報すること#/b#

【解説】
少女はとある小屋へ拉致監禁された。
外へは見張りが一人。幸い「少女」だと侮られたからか、閉じ込められただけでロープなどでは縛られていない。
どうやらここはどこかの倉庫のようだ。窓や通気口、あるいは脱出できそうなものはあるものの、少女には脱出する方法が思いつかない。
そこでふと思いついた。

そうだ、#red#以前ラテシンでこんな状況の時どうするかという問題を見たことがある!#/red#

そう、それは#red#のりっこ。さんの、「解説の無い水平思考問題」なのだ。#/red#

少女はさっそく、少女と同じ体力の人物を登場人物とした、少女と同じような状況の問題を作り、参加者に脱出方法を考えてもらっていたのだ。

※この問題は解説にもある通り、のりっこ。さんの【解説の無い水平思考問題】(http://sui-hei.net/mondai/show/10854)からアイデアをいただきました。のりっこ。さん、使用の承諾、ありがとうございました。

※SPは黒井由紀さんです。ラテシン史上最長ではないかと思われるほどたくさんテストプレイをしていただき、ありがとうございました。
少女は願っていた。
舞踏会に行きたいと。
王子様と一緒に踊りたいと。

そんな私のもとへ魔法使いさんが現れてくれた。
魔法使いさんは優しく微笑むと
豪華で立派なかぼちゃの馬車と綺麗な柔らかいドレスと美しいガラスの靴をくれた。

「これで舞踏会に行ってくるのです」ノシ

ありがとう魔法使いさん。
でもね
私の結末は哀れなものとなった


一体どうしてでしょうか?
14年05月13日 18:50
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



解説を見る
少女「ちょっと待って魔法使いさん!」


天童魔子「なんなのですか?」


少女「お気持ちは嬉しいのですがちょっと良く私の下半身を見て!」


天童魔子「へ、ヘンタイなのです!(((゚д゚)))痴女なのです!!(((/д\)))きゃ~


少女「ちょっちょっと待って!違う!足よ!足を見て!」


天童魔子「・・・先っぽが無いのですね・・・カニバリましたか?(゚д゚)」


少女「違う!義足なの!足が不自由なの!だからガラスの靴とか貰っても踊れないの!!」


天童魔子「心配御無用なのです。いまなら『どんなステップでも完璧に踊れるオートメイルの#red#魔法の靴#/red#』をサービスすのです。」


少女「それ『踊り狂って死ぬ#red#赤い靴#/red#』じゃん!違うの足が欲しいの!歩けるようになりたいの!」


天童魔子「・・・それには『等価交換』であなたの肉体の一部を頂くのですが良いですか?」


少女「嫌よ。何そのシステム。」


天童魔子「クララのバカ!何よ、いくじなし!一人で立てないのを足のせいにして!

足はちゃんと治っているわ!クララのあまえんぼ!恐がり!いくじなし!

どうしてできないよ!そんなことじゃ一生立てないわ!それでもいいの?

クララのいくじなし!私もう知らない!クララなんてもう知らない!」


少女「私はクララじゃないわ!」


天童魔子「oh~ならもう仕方がないのです。今回は特別に『声』で構わないのです。


これなら痛くもないのです。」


こうして少女は自らの声と引き換えに立派な足を手に入れました。


天童魔子「キミの願いはエントロピーを凌駕した。さぁシンデレラ、舞踏会に行って来るのです。

ただし12時までに戻らなければ魔法は全部解けてしまうのですよ。」


少女(なにそれ聞いてない!)


天童魔子「ごめん。残像だから聞こえない。」(つ゚Д゚)





こうして少女は夢のような楽しい時を舞踏会で過ごしました。


ガラスの靴もちゃんと置いてきました。



しかし12時を過ぎると足が元に戻ってしまいました。


後日王子様の使いの者が来てガラスの靴を履くように薦められました。


かかとも指も無い足はガラスの靴に納まりました・・・が私だと信用してもらえませんでした。


そして私の妹がギリギリ足が入ったのでお妃様になりました。


私は『シンデレラの義姉』として後世嫌われ者として語り継がれていきました。

ある豪邸に住む大金持ちのラ・テラール34世。
自慢の広大な花畑の花が庭師のせいで全て枯れてしまったところ、彼は何故か料理長にクビを言い渡した。

一体なぜ?

【ラテクエ58選考会 シチテンバットーさんの作品】
15年11月25日 19:07
【ウミガメのスープ】 [ツォン]



解説を見る
*庭師が台所で作っていた花用栄養剤を、料理長が無許可で美味しいスープに加工したせいで、かえって塩分で花が枯れてしまったから。


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野菜や香草などの自然由来の植物を使って、花の栄養剤を作っていた庭師。

台所を借りて精製していたのだが、煮込みの過程で手洗いに席をはずした。

何を作っているのか気にしていた料理長は、野菜スープだと思い込み味見。

「…ブイヨンの味自体は良いけど、味薄いな。仕方ない。整えてやるか。」

岩塩を加えてさらに香り付けのブーケガルニを入れて数十秒。

ブーケガルニだけを引き上げて味見をした。

「よし、良いだろ。」

そのまま料理長は場を離れた。

「そろそろいいかねぇ。」

庭師が不思議な動き(鳩の歩き方みたいな)でキッチンに戻ってきた。

「大丈夫だな。よし、漉すか。」

バケツにざるをかけて汁を漉す。

冷ましたそれを霧吹きで花に吹きかけてやると、より美しく長持ちするんだそうだ。

が、数日後、自体は一変した。

庭師が泣き崩れていて、足が悪いはずのラ・テラールが怒りのあまりに杖を折って文字通り地団駄を踏んでいた。

「わしの娘が大好きな花畑をからしたのはどこのどいつだ!!!」

「私が子供同様に育てた花が…。主様。どうやら私特製の栄養剤に塩入れた者がいるようです…。」

もはや極上のスープと化した栄養剤を差し出す庭師。

「…なんだと!?」

ラ・テラールは怪訝そうな顔をする。

「私の栄養剤は、材料だけ見れば辛味のある野菜スープなんです。でも、塩分なんて入れないし、アツアツのときは気付かなかったのですが、どうやらブーケガルニか何かで香り付けを加えられているっぽんです。こんなもん味見なんてしないから、今頃気づきましたが…」

読みやすさからこうしたが、庭師の泣きっぷりはそれはそれは壮絶で、すべての言葉に濁音が付きかつ途切れ途切れになって聞き取れそうにないほどだ。

「落ち着け。お前がこのスープ…じゃなくて栄養剤を作ったのはどこだ?」

「屋敷の台所です…」

「栄養剤から目を離したか?」

「…そういえば一度、お手洗いに席をはずしました。10分ほどかと。」

「料理人どもが怪しい。行くぞ庭師。」

15名ほどいる料理人が一堂に集められた。

「お前たちのなかで、3日ほど前にこの庭師が台所で調理していたことを知っている者は挙手せよ。」

その日勤務だった5名ほどが手を挙げた。

「庭師が何を作っていたか知っているものは挙手せよ。」

料理長だけが手を挙げた。

「…何を作っていたか、申してみよ」

「は、#red#野菜スープ#/red#にございました。」

庭師はハッと気付く。

ラ・テラールに目配せすると、彼も気付いているようで目が合いうなずき返してきた。

そして続ける。

「…その鍋に、何か手を加えたか?」

「ハイ。味見をいたしまして、その後味付けが足りないようでしたので塩と、あと風味も物足りなかったのでブーケガルニを加えて味を調えました。」

「お前かアアアアアア!!!」

瞬間湯沸かし器のごとく、突然顔を真っ赤にして怒声を浴びせるラ・テラール。

「え、えっ!?(ビクッ)」

「あの鍋はスープじゃなくて、花の栄養剤作ってたんだよおおおおおお!!!!」

庭師もまた号泣しながら、料理長の襟元をつかんだ。

「えええ!?」

「ブーケガルニだけならまだしも、塩なんて入れたら枯れるに決まってんだろバカー!!!」

「お前クビな。庭の花畑、全滅。その保障代金はお前の退職金からあてがうからな。」

「うっそおおおお!!!」

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いつも、他の料理人の料理にけちをつけて、勝手に味を変えてしまっていた。

腕は良いので誰も文句は言えなかったが、さすがに直接許可を取らなかったのはまずかったのだ。

キッチンで作るものが料理だとは限らない。
まさに水平思考のような誤解が、この事態を引き起こしたのだった。
a「3ブックマーク」
a
15年11月14日 19:24
【ウミガメのスープ】 [花鳥]



解説を見る
aだけなのは
投稿した後の問題の解説にbigやredを追加で使ったので、それがちゃんと反映されているか『確認画面』で確認していたら、誤って投稿してしまったからさ(ノД`)・゜・。