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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのブックマーク

王将一駒 vs 飛車角金銀「3ブックマーク」
勝負というのは、戦って初めて白と黒が分かれるものだが、
私の場合は、勝負が始まる前から負けが確定していた。
友人が居れば変わっていたかもしれないのに………

なぜ負けが確定していたのか?
16年02月02日 22:40
【ウミガメのスープ】 [ごがつあめ涼花]



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受験当日のとこである。
満を持して会場に来た筈だった涼花は、だがリュックの中を見て驚愕した。

「ふ で ば こ が な い 」

#red#受験に筆箱を忘れる#/red#。痛恨のミスである。
しかも周辺には、#b#鉛筆を貸してくれるであろう友人の一人もいない。#/b#

まさに始まる前から負けが確定していた涼花は、試験監督に土下座をしに行くのであった。

受験というのはテスト単位の勝負ではなく、自分との勝負なのだとしみじみ思った。


#red#この物語はフィクションではありません。#/red#
クールでスタイリッシュで天才なカメオがいた。

そんなカメオだったが、ある日のこと。
クラスメイトの前で頼みを断ると、カメオのあだ名は#b#変人#/b#となった。

なぜ?
16年02月12日 17:03
【ウミガメのスープ】 [ごがつあめ涼花]

暴走しきりました




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修学旅行中。
カメオがスタイリッシュにクラスメイトと散策していると、

「Excuse me. Could you tell me the way to the station?」(すいません、駅までの道を教えてくれませんか?)

#b#道のわからない外国人に道を聞いてきた。#/b#
当然、修学旅行中のカメオ達にここらへんの地理はわからない。
そこでカメオ、スタイリッシュに英語で断った。

「Sorry,I´m a #red#stranger#/red# here.」(ごめんなさい、私はここに詳しくないのです。)

しかし、それを聞いていたクラスメイト達はstranger(旅人)の意味はわからない。

(Strangerってなんだ………)
(strangeが【変な】って意味で………それに人とかのerがつくから………)

(((#b#変人だ!#/b#)))
(あいつ………道聞かれたのを変人を理由に断ったのか?)
(((確かに変人だ………!!)))

カメオはクールでスタイリッシュで天才故に、変人と呼ばれた。
お呪い申し上げます「3ブックマーク」
呪われている、と恐れられる家があった。毎年必ず、その家の人や親戚の誰かが死ぬのだそうだ。老人が老衰で亡くなることもあるけれど、年若い者が事故死したり、小さな子どもが病死したりすることもある。
けれど、その家の人々は、全く困っていないのだとか。
呪い、怖くないの?
15年02月06日 23:36
【ウミガメのスープ】 [とかげ]

スープの呪い




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長年同じ土地に住み続けるその家は、いわゆる地主のようなもので、本来ならば地域の祭りやお祝い、新年の挨拶などでは、いろんな家に呼ばれたり、逆に家に招いたりすることになっている。
ところが、その家や、その家の一族の者が死んだ年は、喪中だからということで、祝い事に顔を出さないよう遠慮していた。

あるとき、数年喪中が続いた。これはただの偶然であった。
祝い事を遠慮したその数年間、古臭い慣習や立場上必要だった経費や手間から解放されたことで、家の者たちは気づいてしまった。
時代は変わったのに、昔ながらの決まりごとを守り続ける意味はあるのか。
もはや価値もない田舎の土地を持っているだけで、大して収入が多いわけでもないというのに、出費だけは増え続けるなんて。
そこで、遠縁の一族も含めて、とにかく一族の誰かが死ねば喪中であると公言することにした。
そこは昔から続く家系、とにかく人数は多いので、遠縁まで広ければかなりの頻度で死人が出る。
毎年のように喪中が続くことで、いつしか「呪われている」と言われるようになってしまったが、むしろその方が都合が良かった。
呪われている家は、祝い事に関わる手間も費用も最低限に抑えられた。

こうしてその家は、毎年誰かが死ぬことを待ち望むようになり、実際これまで数十年に渡り、喪中が続いている。

すべての死が、偶然だったかどうかは、定かではない。

END

#b#毎年喪中であれば、地域の祭りや祝いなどに関わらずに済み、手間や費用がかからなくて済むため、その家の者は遠縁の親戚まで含めて一族の中から毎年誰か死なないか、待っているのである。#/b#
正直な魔女「3ブックマーク」

女っ子(ノ⌒∇)ノは質問に全て正直に答えた

すると質問した人は困った

何故?

【参加テーマ・魔女キャラと言えば?】
16年03月27日 13:25
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]



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は中世。無実の女性が魔女裁判により無理矢理魔女に仕立てあげられ死刑にされた時代

審問官『正直に言え!お前は魔女だろう!?』
(ノ⌒∇)ノ『そだよ』
審問官『嘘を言っても……へ?』
(ノ⌒∇)ノ『私、魔女だよ』

今まで全ての女性は否定してきた(まあ、当たり前だが)。そもそも審問官は魔女の存在など信じてないし魔法の使い手に対抗する術など持ってはいない

(ノ⌒∇)ノ『んじゃ そろそろ帰るね』
審問官『何!?そんなことが許されるか!我らに逆らう気か!』
(ノ⌒∇)ノ『んー。だって(ノ⌒∇)ノ魔女だし神にも教会にも従わないよ?』

(ノ⌒∇)ノが力を放出するとボロ服と手枷が吹き飛び見るからに魔女ルックの女性が現れた。そもそも本物の魔女がただの人間に捕まる訳が無いのだ

(ノ⌒∇)ノ『じゃーねー。これからも無実の女性を処刑し続けてね。私の主も喜んでるし』

(ノ⌒∇)ノは呼び寄せた箒に股がると夜空へと消えて行った

審問官達は自分たちが神にではなく悪魔に仕えていたことに気付いてしまった…
狂気の沙汰「3ブックマーク」
カメオは一切の妥協をせず、綿密な描写から異常とも言えるレベルのリアリティのあるスリルとサスペンスを読者へ提供するプロの小説家であった。
そのため、カメオのファンであるカメコは九死に一生を得た。
一体どういう事だろう?
15年08月14日 12:08
【ウミガメのスープ】 [甘木]



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カメコはある日、通り魔にナイフで襲われた。
しかし、カメコのバックに入っていたカメオの小説が通り魔のナイフの刃を食いとめたために九死に一生を得たのだ。

小説家カメオは書きたいと思った描写を一切省くことなく綿密に書きこむため、彼の小説は一冊でもかなりの分厚さになった。
もし、カメオが妥協してページを少なくすることをよしとしていたら、大幅にページが減っていたのだ。
そうなっていた場合は、カメコは通り魔の#red#凶器#/red#の餌食になっていたそうな……。