「Y先生との思い出」「3ブックマーク」
小学5年生の時にY先生が担任だったことは,本当に幸せで素晴らしい事だったと今でも思っている.
Y先生は,ひょろ長く,落ち着いていてどこかダンディーな雰囲気を漂わせているが,ひょうきんなところもある,
50代前半の男の先生である.
その時から自分は随分変わった先生だなあと思っていたし,実際変わったクラスだった.
例えば,“勉強に関係のないものを持ってきてはいけない”はずの小学校なのに,
そのクラスにはY先生の蔵書マンガコーナーが設置されていて,ご丁寧に貸し出し帳まで置いて
「ヒカルの碁」なんかを休み時間に読むことができた.
(小学生に適切とは思えない「逮捕しちゃうぞ」が何故全巻置かれていたのかは未だに謎である.)
また,小学校は“音楽の時間に替え歌はダメ”なはずなのに,
そのクラスでは替え歌が奨励されていた.
皆で協力して面白おかしい新しい歌詞を決めていき,
先生得意のギターで大声で「森のくまさん」の「お嬢さん」を,「わらぐつの中の神様」の「おみつさん」に取り換えた歌を歌うのだ.
今考えるとぎょっとするが,
“体罰はいかなる理由もイカンぞ”という考え方が広まりつつあるあの時代に,
Y先生はごく普通に体罰を行っていた.
しかし本当に“然るべき”時にしか使わなかったし,むしろそれは爽やかな感じがして,
恐らくは誰も嫌な気持ちではなく,
問題視する親もいなかったのではないかと思っている.
(自分たちが卒業してから随分経った後,世間の空気は完全に「体罰は悪」になってしまった頃になっても,
どうやら先生は平気で生徒を小突いていたらしく,少しの間謹慎処分になったらしいというのは別なお話.)
そんなこんなで先生はとても慕われていた.
だけどそれは,マンガが許されているから,替え歌が許されているから,という表面的な面白い要素に人気が集まったというだけの理由でなく,先生の発言一つ一つに教養と含蓄があるような感じがして,
子供ながらに「何かすごい大人だ」と思わされるようなものがあったからだと思っている.
授業が面白いと心から思ったのはこの先生が初めてだったかもしれない.
この“面白い”はエンターテイメント的な意味もあるが,“学問として”という意味でもある.これは貴重な体験だった.
後に聞いた話ではY先生は有名大学の数学科出身らしく,
特に算数の授業では小学生に対してなかなか難しくて面白い話をいくつもしていた.
…去年身長が140cmだとして,君は一年で145cmになったとしましょう.ということは半年で2.5cmくらい伸びたのかもしれないですね.
一か月で0.5cmぐらい伸びたのでしょうか.すると,半月で0.25cm...一週間で0.05cm...一日で0.01cm...一時間で...一秒で...
こう考えると君たちは今も身長が伸び続けているのではないでしょうか.おっと君はこの話を聞いている間にも0.0000000...1cm伸びましたね!
この話を聞いた時はとても怖かった記憶がある.
他にも“無限”に関連した話はいくつもしてくれた.“1/3=0.3333の不思議な話”や“アキレスと亀”…等々.
一番印象に残っているのは円周率の授業である.
先生は何も言わずに黒板に大きな円を書いて,生徒を一人前に出させて巻き尺を持たせた.
…さて,まずこの円の直径を測って下さい.
では次に,円のこの一周する線の長さ―これを円周と言いますが―を測ってみましょう.
よくできました.どうでしょう,何か気付きますか.
よく分からないですね,円周の長さは変な数ですね.
では別の円ではどうかな.今度は〇〇君やってみてくれる?
今度も…何やらすっきりした数ではないですね.
さて,皆もノートにコンパスで色々円を描いて,直径と円周の長さを測ってみよう.
…どうでしょう,何か気付きませんか.
円周の長さは直径より長い?二倍よりは…?長いですね.
三倍よりは…?ちょっと長い?
そうですね,大体どの円も円周は直径の三倍とあとちょっと,ありそうです.
このあたりで授業の時間が来てしまった.
そこで先生は黒板にこんな文章を書いた
『円周の長さと直径にはアヤシイカンケイがある…?』
(「アヤシイカンケイ」といかにも怪しそうに書いていたのが印象に残っている.Y先生はこういう面白い言葉遣いをよくしていた.)
先生は「次回,この“アヤシイカンケイ”の正体についての話をします.お楽しみに.」と言って授業を締めた.
このドラマの次回予告のような終わり方に,物凄く興奮したのを覚えている.
一体何なんだ,アヤシイカンケイって…!気になる!
僕は,何千年も前の先祖が“アヤシイカンケイ”について発見し,そして不思議に感じたそれを,
全く同じように実際に体験させてくれた事に感謝している.
この授業はこれまでで一番面白い授業だった.
このように真面目に面白い授業をする中で,先生は生徒に飽きさせない工夫をよくしていた.
このクラスではよく“おまじない”のようなものを唱えさせられた.
例えば,先生が突然「さんかっけ~いの面積は?」とリズミカルに問いかけると,
全員が一斉に
「底辺(右手をスペシウム光線の時の形にする)かける高さ(左手をスペシウム光線の時の形にする)割る2!!(両手でピースを作り,額に当てる)」
と振り付きで唱和する.
これは皆が体で覚えるまで毎日のように行っていた.
一年を通して唱え続けたのがテストの時のおまじない.
テストの前,まず先生が黒板の真ん中にどこだかの民芸品らしき天狗のお面を飾り付ける.
(カンニングすると,目からビームが出るそうな.)
そして,先生の「さんはいっ」の合図と共に,全員天狗のお面を拝みながら,“テストで100点が取りたい”という意味を込めたおまじないを三回唱えた後,
三回拍手をする.
これを合図にテストが開始されるのだ.
さて,ここからが問題.
------
[問題]
生徒の“テストで100点が取りたい”というおまじないに対して先生は「ロ●●●●●ゼ」という呪文を繰り返し唱える.この呪文を当ててください.
------
Y先生は,ひょろ長く,落ち着いていてどこかダンディーな雰囲気を漂わせているが,ひょうきんなところもある,
50代前半の男の先生である.
その時から自分は随分変わった先生だなあと思っていたし,実際変わったクラスだった.
例えば,“勉強に関係のないものを持ってきてはいけない”はずの小学校なのに,
そのクラスにはY先生の蔵書マンガコーナーが設置されていて,ご丁寧に貸し出し帳まで置いて
「ヒカルの碁」なんかを休み時間に読むことができた.
(小学生に適切とは思えない「逮捕しちゃうぞ」が何故全巻置かれていたのかは未だに謎である.)
また,小学校は“音楽の時間に替え歌はダメ”なはずなのに,
そのクラスでは替え歌が奨励されていた.
皆で協力して面白おかしい新しい歌詞を決めていき,
先生得意のギターで大声で「森のくまさん」の「お嬢さん」を,「わらぐつの中の神様」の「おみつさん」に取り換えた歌を歌うのだ.
今考えるとぎょっとするが,
“体罰はいかなる理由もイカンぞ”という考え方が広まりつつあるあの時代に,
Y先生はごく普通に体罰を行っていた.
しかし本当に“然るべき”時にしか使わなかったし,むしろそれは爽やかな感じがして,
恐らくは誰も嫌な気持ちではなく,
問題視する親もいなかったのではないかと思っている.
(自分たちが卒業してから随分経った後,世間の空気は完全に「体罰は悪」になってしまった頃になっても,
どうやら先生は平気で生徒を小突いていたらしく,少しの間謹慎処分になったらしいというのは別なお話.)
そんなこんなで先生はとても慕われていた.
だけどそれは,マンガが許されているから,替え歌が許されているから,という表面的な面白い要素に人気が集まったというだけの理由でなく,先生の発言一つ一つに教養と含蓄があるような感じがして,
子供ながらに「何かすごい大人だ」と思わされるようなものがあったからだと思っている.
授業が面白いと心から思ったのはこの先生が初めてだったかもしれない.
この“面白い”はエンターテイメント的な意味もあるが,“学問として”という意味でもある.これは貴重な体験だった.
後に聞いた話ではY先生は有名大学の数学科出身らしく,
特に算数の授業では小学生に対してなかなか難しくて面白い話をいくつもしていた.
…去年身長が140cmだとして,君は一年で145cmになったとしましょう.ということは半年で2.5cmくらい伸びたのかもしれないですね.
一か月で0.5cmぐらい伸びたのでしょうか.すると,半月で0.25cm...一週間で0.05cm...一日で0.01cm...一時間で...一秒で...
こう考えると君たちは今も身長が伸び続けているのではないでしょうか.おっと君はこの話を聞いている間にも0.0000000...1cm伸びましたね!
この話を聞いた時はとても怖かった記憶がある.
他にも“無限”に関連した話はいくつもしてくれた.“1/3=0.3333の不思議な話”や“アキレスと亀”…等々.
一番印象に残っているのは円周率の授業である.
先生は何も言わずに黒板に大きな円を書いて,生徒を一人前に出させて巻き尺を持たせた.
…さて,まずこの円の直径を測って下さい.
では次に,円のこの一周する線の長さ―これを円周と言いますが―を測ってみましょう.
よくできました.どうでしょう,何か気付きますか.
よく分からないですね,円周の長さは変な数ですね.
では別の円ではどうかな.今度は〇〇君やってみてくれる?
今度も…何やらすっきりした数ではないですね.
さて,皆もノートにコンパスで色々円を描いて,直径と円周の長さを測ってみよう.
…どうでしょう,何か気付きませんか.
円周の長さは直径より長い?二倍よりは…?長いですね.
三倍よりは…?ちょっと長い?
そうですね,大体どの円も円周は直径の三倍とあとちょっと,ありそうです.
このあたりで授業の時間が来てしまった.
そこで先生は黒板にこんな文章を書いた
『円周の長さと直径にはアヤシイカンケイがある…?』
(「アヤシイカンケイ」といかにも怪しそうに書いていたのが印象に残っている.Y先生はこういう面白い言葉遣いをよくしていた.)
先生は「次回,この“アヤシイカンケイ”の正体についての話をします.お楽しみに.」と言って授業を締めた.
このドラマの次回予告のような終わり方に,物凄く興奮したのを覚えている.
一体何なんだ,アヤシイカンケイって…!気になる!
僕は,何千年も前の先祖が“アヤシイカンケイ”について発見し,そして不思議に感じたそれを,
全く同じように実際に体験させてくれた事に感謝している.
この授業はこれまでで一番面白い授業だった.
このように真面目に面白い授業をする中で,先生は生徒に飽きさせない工夫をよくしていた.
このクラスではよく“おまじない”のようなものを唱えさせられた.
例えば,先生が突然「さんかっけ~いの面積は?」とリズミカルに問いかけると,
全員が一斉に
「底辺(右手をスペシウム光線の時の形にする)かける高さ(左手をスペシウム光線の時の形にする)割る2!!(両手でピースを作り,額に当てる)」
と振り付きで唱和する.
これは皆が体で覚えるまで毎日のように行っていた.
一年を通して唱え続けたのがテストの時のおまじない.
テストの前,まず先生が黒板の真ん中にどこだかの民芸品らしき天狗のお面を飾り付ける.
(カンニングすると,目からビームが出るそうな.)
そして,先生の「さんはいっ」の合図と共に,全員天狗のお面を拝みながら,“テストで100点が取りたい”という意味を込めたおまじないを三回唱えた後,
三回拍手をする.
これを合図にテストが開始されるのだ.
さて,ここからが問題.
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[問題]
生徒の“テストで100点が取りたい”というおまじないに対して先生は「ロ●●●●●ゼ」という呪文を繰り返し唱える.この呪文を当ててください.
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17年10月17日 22:03
【20の扉】 [SoMR]
【20の扉】 [SoMR]
儚きはウミガメとバラの日々
解説を見る
#b#ロレスワブンゼ#/b#
ちなみに,“テストで100点が取りたい”というおまじないは,
#b#ナイタリトンテクヒャデトステ#/b#
でした.
Y先生とは毎年未だに年賀状をやりとりして貰っている.
いつまでもお元気で!!
追記:このラテシンで出題した100問は全て我が子のように愛おしい!
たった一年半ですが,素晴らしく面白い時間でした.ラテシンに関わる全ての方々,本当にありがとうございました!
ちなみに,“テストで100点が取りたい”というおまじないは,
#b#ナイタリトンテクヒャデトステ#/b#
でした.
Y先生とは毎年未だに年賀状をやりとりして貰っている.
いつまでもお元気で!!
追記:このラテシンで出題した100問は全て我が子のように愛おしい!
たった一年半ですが,素晴らしく面白い時間でした.ラテシンに関わる全ての方々,本当にありがとうございました!
「働き蟻は月夜に敬礼す (´・ω・`)ゞ」「3ブックマーク」
車でマンションまで帰ろうとしていたカメオは
自分の後から同じマンションに住んでいるウミオが来ていることに気付いた。
車は同じ道を同じ速度で走ったのにも関わらず
リードしていたカメオのほうが遅く到着した。
一体なぜ?
自分の後から同じマンションに住んでいるウミオが来ていることに気付いた。
車は同じ道を同じ速度で走ったのにも関わらず
リードしていたカメオのほうが遅く到着した。
一体なぜ?
17年03月28日 18:23
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
解説を見る
2人はタクシーを利用していたのです。
←マンションの方角 □←タクシーの進行方向
Oノ Oノ
↑カメオ ↑後から来たウミオ
□三 タクシーは手前にいたウミオを回収してマンションまで行ってしまった。
Oノ
↑カメオ
←マンションの方角 □←タクシーの進行方向
Oノ Oノ
↑カメオ ↑後から来たウミオ
□三 タクシーは手前にいたウミオを回収してマンションまで行ってしまった。
Oノ
↑カメオ
「ウミガメのスープ【アン・ハッピー・テイスト】」「3ブックマーク」
カメオ「これ…ウミガメのスープ?」
カメコ「うん、そうだよ。」
確かにカメオが食べたかったものなのだが、
あまり嬉しそうではなかった。
状況を説明してください
カメコ「うん、そうだよ。」
確かにカメオが食べたかったものなのだが、
あまり嬉しそうではなかった。
状況を説明してください
16年08月13日 23:02
【ウミガメのスープ】 [クローバー]
【ウミガメのスープ】 [クローバー]
解説を見る
土用の丑の日
それは「う」のつく食べ物を食べると体に良いとされる日(諸説あり)
カメオ(今日は土用の丑の日!と、いうことは、
晩御飯は「う」のつくアレかぁ)
カメコ「今日は土用の丑の日ということで、
「う」のつくウミガメのスープよ♪」
カメオ「え゛、これ…ウミガメのスープ?」
カメコ「うん、そうだよ。」
カメオ「鰻は?」
カメコ「ないよ?」
カメオ「・・・・・今日何の日かわかってる?土用の丑の日だよ?
#red#確かにウミガメのスープも「う」がつく#/red#けどさぁ、普通鰻でしょ?」
カメコはコッコパッドで調べまくってウミガメのスープを作ったのに
いちゃもんを付けまくるカメオ(10才)があまりにもうるさいので、
来年はカメオだけ「う」のつく梅干しだけにしてやろうと思うのでした。
カメコ(来年は梅干をおかずに梅干を食え!そして苦しめ!!)
それは「う」のつく食べ物を食べると体に良いとされる日(諸説あり)
カメオ(今日は土用の丑の日!と、いうことは、
晩御飯は「う」のつくアレかぁ)
カメコ「今日は土用の丑の日ということで、
「う」のつくウミガメのスープよ♪」
カメオ「え゛、これ…ウミガメのスープ?」
カメコ「うん、そうだよ。」
カメオ「鰻は?」
カメコ「ないよ?」
カメオ「・・・・・今日何の日かわかってる?土用の丑の日だよ?
#red#確かにウミガメのスープも「う」がつく#/red#けどさぁ、普通鰻でしょ?」
カメコはコッコパッドで調べまくってウミガメのスープを作ったのに
いちゃもんを付けまくるカメオ(10才)があまりにもうるさいので、
来年はカメオだけ「う」のつく梅干しだけにしてやろうと思うのでした。
カメコ(来年は梅干をおかずに梅干を食え!そして苦しめ!!)
「All I want」「3ブックマーク」
最近,街の治安が悪くなった.
外を出歩くのにも警戒が必要で,人々は車を多用するようになり,
歩いて数分の短い距離ですらタクシーを使う人も増えた.
そんなある日のこと.
カメオの運転するタクシーに1人の若い男が乗ってきた.
しかしこの男,カメオに行き先を告げなかった.
当然カメオは戸惑ったのだが,それにも関わらずタクシーを発進させた.
一体どういうことだろう?
外を出歩くのにも警戒が必要で,人々は車を多用するようになり,
歩いて数分の短い距離ですらタクシーを使う人も増えた.
そんなある日のこと.
カメオの運転するタクシーに1人の若い男が乗ってきた.
しかしこの男,カメオに行き先を告げなかった.
当然カメオは戸惑ったのだが,それにも関わらずタクシーを発進させた.
一体どういうことだろう?
16年07月20日 21:52
【ウミガメのスープ】 [QQS]
【ウミガメのスープ】 [QQS]
解説を見る
カメオが一仕事終えてタクシーの中で微睡んでいると,
俄に外が騒がしくなった.
ダンっ!
「おわっ!何だ!?」
カメオが目を覚ますと,すぐ目の前,#red#ボンネットの上に男が乗ってきた#/red#.
その出で立ちを見てすぐに分かった.強盗だ.
周囲にも仲間が沢山いるようだ.
「オラ,金出せや!俺達のおかげで最近儲かってんだろ?」
ヤバい,フロントガラスを蹴り破ろうとしている!
「うわあああ!!!」
カメオは無我夢中になってタクシーを急発進させ,強盗を振り下ろしにかかった.
俄に外が騒がしくなった.
ダンっ!
「おわっ!何だ!?」
カメオが目を覚ますと,すぐ目の前,#red#ボンネットの上に男が乗ってきた#/red#.
その出で立ちを見てすぐに分かった.強盗だ.
周囲にも仲間が沢山いるようだ.
「オラ,金出せや!俺達のおかげで最近儲かってんだろ?」
ヤバい,フロントガラスを蹴り破ろうとしている!
「うわあああ!!!」
カメオは無我夢中になってタクシーを急発進させ,強盗を振り下ろしにかかった.
「彼の笑顔を守りたい」「3ブックマーク」
彼が死んだ日。私は、玉砕覚悟で突撃した。戦略、策謀上等だった。
結果、私は、大切な友を失うこととなった
どういうことだろう。
結果、私は、大切な友を失うこととなった
どういうことだろう。
16年06月27日 00:51
【ウミガメのスープ】 [揚羽]
【ウミガメのスープ】 [揚羽]
解説を見る
聖バレンティヌス卿の命日、バレンタインデー。
私は、振られることを覚悟して友達止まりだったカメオに告白した。企業の戦略だろうが関係ない。とりあえず、この10年にもわたる、不毛な関係に決着をつけたかった。
告白は大成功。私は、カメオという友達を失い、代わりに恋人を得た。
私は、振られることを覚悟して友達止まりだったカメオに告白した。企業の戦略だろうが関係ない。とりあえず、この10年にもわたる、不毛な関係に決着をつけたかった。
告白は大成功。私は、カメオという友達を失い、代わりに恋人を得た。