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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんな大好きなおとぎ話!!!

今日のおとぎ話は『妖精ラミオゾティス!!』
おや?妖精ラミオゾティスを知らない?
それは大変だ!!ちゃんと覚えないと危ないよ!?
これを聞いてよぉーく、よぉーく覚えよう!!


むかーし、むかし、―――――以下略
色々あって、昔取引した妖精の名前を当てないとお腹の子供を奪われることになった王妃が居ました。
期限はお腹から子供が出てくるまで、王妃は困り賢者に助言を頼みました。
話を聞いた賢者は王妃に長い鉄の鎖のついた鉄の手枷を渡し、王妃に助言を与えました。
「夏至の日に、まだ陽があるうちに妖精にこの手枷をはめなさい。そして、妖精を逃がさぬように手枷についた鎖をしっかりと握り、一晩妖精と共に過ごしなさい。そうすれば、 #b#王妃の御子を妖精に絶対に渡さずに済みます#/b#」

王妃は賢者の言葉を信じ、夏至の日の夕暮れに妖精を呼び出しました。
呼び出した妖精に王妃は素早く手枷をはめ、鎖を握りしめ妖精と共に過ごしました。

手枷をはめられ逃げられない妖精は夜が明けるその間際、妖精は大声で叫びました。

「#b#おいらはラミオゾティス!おいらしか知らない、おいらの名前!!#/b#」

それを聞いた王妃はすかさず答えました。

「 #b#ラミオゾティス!貴方しか知らない。貴方の名前!!約束よ、子供は諦めて!#/b#」

こうして、一晩共に過ごしたことで王妃は妖精の名前を知りました。
王妃は見事妖精の名前を当て、王妃は妖精に子供を渡さずに済みました。
妖精は悔しそうに地団駄を踏みながらどこかへ消えてしまいました。

めでたし、めでたし

おや?なんだか不可解そうな顔をしているね?
なんで、#big5#妖精ラミオゾティスは自分の名前を叫んだのかって?#/big5#
それは―――――、どうしてだろうね?

さあ、さあ、みんな、頭を揺らして考えてごらん。
なぜ、ラミオゾティスは叫んだのか。

分かった子供には黄金の飴をあげよう。

おや、飴では足りないかい?
じゃあ、ちょっとヒントを上げようか。
賢者の教えた方法では『#red#絶対にラミオゾティスが名前を叫ぶ#/red#』とは限らない
16年09月12日 22:10
【ウミガメのスープ】 [花鳥]



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正解
#b#夏至の日の晩にラミオゾティスは自分の名前を叫ばないと自分の名前を忘れてしまうから#/b#

賢者は王妃に言いました。
「名前のない妖精、取引を持ち掛け相手から対価を求める妖精のことは知っています。その妖精は誰にも名前を教えず、どこにも残しません。けれど、一年に一度、夏至の日の晩に自分の名前を叫ばないと自分の名前を忘れてしまうのです。ですから、夏至の日に逃がさぬように鉄の手枷をはめ、一晩妖精と過ごしなさい。そうすれば、妖精は自分の名前を叫ぶでしょう」

王妃は賢者に問いました。
もしも、妖精が名前を叫ばないときはどうすればいいのか。

賢者は言いました。
「その時は、適当名前を言いなさい。正しい名前を忘れた妖精は、それが違う名前であると言えません。妖精が沈黙すれば、取引は成立しません。そうなれば、妖精は御子を諦めるしかなくなります。妖精の取引は妖精自身も破れぬもの。だからこそ付けこむ隙があるのです」

その話に納得し、王妃は賢者の言う通りに行動しました。
結果、王妃は見事に妖精ラミオゾティスの名前を言い当て子供を守ったのです。

王妃は賢者に問いました。
なぜ、ラミオゾティスが夏至の晩に名前を叫ぶのか知っているのかと。

賢者は言いました。
「むかし、むかし、―――――細かいことは省略しますが、ラミオゾティスの名前が知りたくて、ラミオゾティスを酔いつぶしたことがあるのです。結局、名前は分かりませんでしたが、彼が酔って『夏至の日に名前を叫ばないと忘れる』ことを話してくれたのですよ」

そう言うと賢者は悪戯っぽく笑った。
大好きだったから「3ブックマーク」
いつの間にか使えなくなっていた時計。

それを見て私は感激した。

何故?
16年07月19日 22:17
【ウミガメのスープ】 [焼け石に油]



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私には共に宇宙飛行士を志した友がいた。
彼の夢は#b#<宇宙から地球を眺めること>#/b#だった。

しかし彼に不慮の事故が起こってしまった。
私が病院に駆けつけた頃には既に息を引き取っていた。

呆然とする私に彼の父から遺言が伝えられた。

「俺はもうダメらしい。お前だけでも夢を叶えるんだぞ。一緒に地球見たかったよ。」

私はその場に崩れ落ちた。


少し落ち着きを取り戻してから、私は彼の両親に頼み込み、彼の遺灰で砂時計を作らせてもらった。




#red#それから数年のちに私は夢の宇宙飛行士になることができた。#/red#

初任務の日、宇宙船に乗り込んだ私の傍には友の砂時計が留められていた。
共に宇宙へ行く夢を叶えるために。
そして、彼をそこで散骨してやるために。

打ち上げは無事成功した。
大気圏を越え地球が遠ざかる。
#red#気付けば砂時計の流れは止まり、中の遺灰がふわふわと浮かんでいた。#/red#

#red#「ついに…来たんだ」#/red#

#red#私は感激のあまり涙ぐんでいた。#/red#
思えばここまで長い道のりだった。
沢山の人に支えられてここまで来ることができた。
心残りがあるとすれば共に喜びを分かち合う者が一人少ないことか。

感慨にふけっていると、なんとなく違和感を感じ辺りを見回す。

するとさっきまで砂時計の中を漂っていた遺灰が、ピタリと静止していた。

「な、なんだ?」

困惑する私。

ふと後ろに気配を感じ振り返ると、宇宙船の窓際に見覚えのある人影があった。

ありえない。

しかし、共に夢を語ったその顔を見間違える筈はなかった。

彼は窓からただひたすらに地球を見ていた。
その瞳を見た時、ハッと気が付いた。
私は大きな間違いを犯すところだったのかもしれない。

「ああ、そうだよな。悪かった。」

私がそう呟くと彼は微かに笑みを浮かべ、霧のように消えていった。
再び砂時計に目を移すと、遺灰は何事もなかったようにその中を漂っていた。

宇宙での任務を終えた私は、大きな問題もなく地球へ帰還することができた。

そして今、この地平線を見渡せる丘に立っている。

私が気付いたこと。
それは、彼の望みとは#b#<宇宙へ行くこと>#/b#ではなく#b#<地球を眺めること>#/b#だったのではないか。

砂時計の蓋を開ける。
大きく深呼吸をしてから、中の遺灰を優しく撒く。

宇宙船での出来事は、夢か幻だったのかもしれない。

それでもきっと、私の親友はこの星が大好きだったから。
逆回転している…?「3ブックマーク」
北の空を見ていると、まるで星が時計回りにまわってるようにみえた。

なので私は家路を急いだ。


どういうこと?
16年08月02日 21:13
【ウミガメのスープ】 [蒼井門]



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北の方にある家に向かって、私は車の中。
視界が悪いなとワイパーを動かすと、なにかがこすれたような線がついた。それがまるで日周運動の写真の、星の軌跡のようにみえたのだ。
それは水が少なくて、汚れとこすれてしまったあとであった。
その水はどこからきたのか……?雨だ。ぽつぽつと小雨が降り出している。

雨がふってきたと気が付いた私は洗濯物を取り入れようと家にいそぐのだった。


・車のワイパー動かしたら雨のこすれたあとが星の軌跡のようにみえた。
・雨がふってきたときがついたので、洗濯物をとりこむために早く家に帰ろうとした。
書いてあるでしょ「3ブックマーク」
「PUSH」と書かれたドアを引く川田。

イギリス生まれの彼が英語を読めないわけではないとすれば、それは何故だろう?
15年03月16日 12:14
【ウミガメのスープ】 [牛削り]




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母国語だから。







ちなみに当問題とは何の関係もないが、川田は開けっ放しだったドアを閉めただけである。
休み♪休み♪「3ブックマーク」
彼女はせっかくの休みなのにじっとして動こうとしない

いったいなぜ?
16年06月25日 23:59
【ウミガメのスープ】 [shinshin]



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彼女は演奏者で休符記号に従っていただけだ

合唱などもあり