みんなのブックマーク

一家で心中するお話
首を吊って死ぬと、腹の中の物が全部出てきてしまうという。
死後に汚い姿を見せるのも嫌なので、オムツを履くことにしました。
聞いていたのか、子供は察しがいいのか、息子はオムツを履きたがらない。履いたら死んでしまうからと
でもお父さんが先にオムツを履き、ロープで首を括る様を見せつけられ、小さな子供の心はぽっきりと折れてしまいました。
諦めた息子はオムツを履かされることを、無気力に受け入れました。


『次のニュースです、〇〇県で一家心中の事件が起こりました
中には小学生の子供もいたとのことです。続いてのニュースはーーー』

海外からやってきたばかりのカメオ（10歳）はとても勉強熱心で、
来日前から日本語を勉強していたため片言での会話であれば可能であった。
だがしかし、漢字の書き取りとなるとまだまだ未熟だった。

「センセー、カンジムズカシイ。ボク、ミチワカラナイ」
カメオは授業の終わった後に廊下で国語の教師に声をかけた。
教師は日本語の勉強に取り組むカメオに感心し、相好を崩した。
「おお、道はこう書くんだ」
そういって教師は手帳を取り出すと、さらさらと「道」と書き込んで
そのページを破るとカメオに渡してワッハッハと笑いながら去っていった。



「センセー、チガウ、ボクシリタカッタノ、カキジュン……（´・ω・｀）」

字だけ見ても書き順がわからないカメオなのであった。

1週間前#red#お父さんとお母さんが死んでいました。#/red#






いくら擦っても声をかけても起きてくれません。







身体が氷のように冷たくて硬くなっていました。








お父さんもお母さんもお仕事やしゃっきんとかで大変なので




しばらく休ませてあげようと私は思いました。








きっとたくさん寝て元気になればルンバみたいにまた動き出すと思っていました。







ご飯だって冷蔵庫の中にまだまだたくさんあります



その時なのです。




段ボールに丸まっていた(´ω｀)を見つけたのは・・・・・







私は(´ω｀)を家に連れて帰って育てることにしました。






幸いお母さんもお父さんも(´ω｀)を飼うことに反対はしませんでした。





(´ω｀)はご飯をたくさん食べました。





とってもお腹が空いていたのでしょうね





野菜が嫌いなようなのでこれは私が食べました(´ﾟдﾟ｀)ボリボリ






しかし困ったことに三日経ち四日も経つと冷蔵庫の中が空っぽになってしまいました。(´ﾟдﾟ｀)oh～



ご飯ってどうやって炊けばよいの?






お母さんどうやってお買い物してたんだっけ?






お金ってどこにあるんだろう？








(´ω｀)クゥ～ン



(´ﾟдﾟ｀)お腹が空いているのですね。










次の日、私は給食を半分こっそり持って帰ると(´ω｀)に与えました。




ﾑｼｬﾑｼｬ(´ω｀)ワフ!


っﾟдﾟ)っ良かったのです～





ですが土日は学校がお休みなので給食がありませんでした。



っ´ﾟдﾟ)っ私は塩やバターを食べれますが(´ω｀)は食べれません




私も我慢するので頑張るのですよ(´ﾟдﾟ)(´ω｀)クゥ～ン?ワフ!




ご飯を二日間我慢するととてもお腹が空きました。




だけど(´ω｀)も我慢しているのです。



私は給食を全部残し(´ω｀)へ持って帰りました。



しかし(´ω｀)は給食を食べてくれません。





具合が悪いのでしょうか?








それとも二日間あげなかったことを怒っているのでしょうか?





私は持って帰った給食を全部(´ω｀)のお皿に盛りつけました。



ですが一向に食べる気配はありません。



次の日も、その次の日も




頑なに食べることを拒否しました。




これは病気かな?っと思ったのですが





⊂(´ω｀)クゥ・・・ン



最後の力を振り絞って給食を押しのける姿を見て





#b#あぁ・・・なんだ・・・・#/b#


















#big5#私に食べろっと言っていたのか#/big5#と理解しました。








ですが給食はすでに干からびて食べれなくなっていました。




この子はずっと私を心配してくれていたんだ・・・・










どうにかしてその誠意に答えないと・・・・







冷蔵庫は空っぽ






給食はもうダメになっている



もう調味料もない・・・・・・






っ´ﾟДﾟ)(´ω｀)


私は(´ω｀)を抱き上げ『いただきます』と声に出しました。












(´ω｀)は抵抗しませんでした。



むしろその顔は何処か安心したような気さえしました。







(　　´ﾟｗﾟ)ω｀)ﾓｸﾞﾓｸﾞ








(　´ﾟдﾟ｀)人　ごちそうさまでした～
　

その時計は材料費を見ても安物で1000円の値段も付けば良いガラクタで合ったが



#red#父の発明したその腕時計は時を止める能力があった。#/red#




この時計を使えば電車のキセルや銀行強盗様々なギャンブルのイカサマや時間と止めて丁重な作業や実質30分でのチラシ配り及び同時に複数のバイトの掛け持ちなどで



時間を止めることにより常人にはできない方法でお金を得ていました。














1ヶ月を過ぎたころカメオは気づく















髪が抜け腰が曲がり歯が抜け落ち皮膚が弛みしわが増えて行った自分の有様を








時が止まっても使用者は動ける・・・・





逆説的に世界の時間が止まっていても自分の時間だけは止まることなく進んでしまう






カメオは自分の父が老いて逝った理由と古びてしまった時計を理解したのでした。















(´･ω･)あれ？ボタンが引っかかって戻ど・・・・・ら・・・・・・な・・・・・・・・・・・・・

このお客様の父上の会社は、飲食店向けにお酒を卸しておられます。
当店もその顧客の一つなのですね。

「立派な経営」と申しましたが、その一点目は「社長の息子であろうと
他の社員と区別しない」。

#b#このお客様も現場に出て、週に2回程度、当店に配達に来られていたのです。#/b#
#b#そして、配達に来た日の夜に必ずおいでになる習慣でした。#/b#

「立派な経営」のニ点目は「会社に関わる情報をきちんと管理している」。
その一環として顧客別の取引情報も管理しているのです。

これがその日の配達伝票です。ほら、000952-400。
000952が当店の番号、その#b#400回目の取引#/b#ということです。

このお客様は、その間ずっと当店の担当をしてくださっていました。

#red#昼間の配達で400回、夜の来店で400回、都合800回目の訪問だったことが#/red#
#red#これでわかったのです。#/red#

このお客様、来店されたら必ず2杯カクテルをお召し上がりになります。
当夜2杯目のダイキリが800杯目。

それでは、乾杯。


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というわけで、あらためまして。
#red#ツォンさん、800問出題の偉業達成、おめでとうございました！#/red#