動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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暗いショーウィンドウ「3ブックマーク」
ある町のお店には、大きなショーウィンドウがある。
そのショーウィンドウは季節ごとにデザインが変わり、
大きなポスターと小物で飾られるのが常であった。

さて、夏用デザインの打ち合わせの日、
懇意にしているデザイナーが何種類かポスターの案を持ってきた。

店主は、黄色と白をメインにした明るいデザインが気に入り、
次のポスターはそのデザインにしようとしたが、
ふとあることに気付き、結局、別のデザインを採用した。

なぜ店主は気に入ったデザインにしなかったのだろう?
13年04月10日 01:08
【ウミガメのスープ】 [-ドク-]

ご参加ありがとうございます。力不足で長引かせてしまい申し訳ありませんでした。




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ここはとある町で、B-boy系…
ヒップホップ系とも呼ばれる服を取り扱うセレクトショップである。

店主は、昔はブレイクダンサーを目指していたが、
怪我をきっかけにダンスの道は諦め、
その代わり、昔の自分のようにダンサーを目指す少年少女を応援すべく、
B-boy系ファッションのセレクトショップをオープンしたのだった。

店長は新しく飾られたポスターを見て、満足そうに頷いた。

「やはり濃い色でなくっちゃな。あまり明るいとあいつらが…
 おっと、もうこんな時間か。そろそろ電気を消さないと…。」

午後9時。ウィンドウの電気が消えると、数人の若者がやってきて
ショーウィンドウの前でブレイクダンスの練習を始めた。

「大きな鏡のあるスタジオは高いんだよなあ…俺も昔は道端で練習したもんだ」

店長は、ブレイクダンスの練習をする若者達のために、
濃い色のポスターを飾ることで、ガラスに姿が映りやすくしていたのだった。
だから、ショーウィンドウはいつも暗めのデザインになってしまう。

「でも、あっちのデザイン、売り上げが上がりそうだったんだけどな…」

店長は溜息を吐き、早く有名になってたくさん買ってくれよ、と祈りながら戸締りをした。
その時、女王は美味しそうにスープを飲みほし、微笑んだ。
私はそんな女王を、非常識で恥知らずだと思い、彼に話した。

しかしそれを聞いた彼は、美しき女王の新たな一面を思い浮かべ、
前よりも強く崇拝した。例えそれが、痛みを伴うものであっても…

いったい、どういうことだろう?
12年10月28日 21:27
【ウミガメのスープ】 [yan]



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「おい!今度入った新人の女王様、食事に誘ったんだって!?」
「…ああ、まぁな…」

私の通っているSMクラブに入った新人女王は、かなり美人で、体つきもすごい。
ダメ元で食事に誘ったら、即OKが出た。普通、そこは気を持たせるものだが…

…嫌な予感が当たった。高級レストランでの、彼女の野蛮な振舞いの数々。
ナイフは落とすは、カチャカチャ言わせるわ。極めつけは、フィンガーボール。
彼女は、指を洗うためのフィンガーボールの水(油を落としやすくするために
紅茶と若干の塩、レモン汁が入っている)を、美味しそうに飲み干した。

英国のエリザベス女王は、無知な外国の客人に恥をかかせないよう、
客人と同じように、あえてフィンガーボールの水を飲んだというが。

彼女は、それを素でやって、平気な顔をしている。恥知らずめ…
あのレストラン、恥ずかしくてもう行けないよ…

「で、どうだったんだよ! 彼女、どんなだった?」

「…ああ、美人だし、プレイも凄いけど、はっきりいって、無知蒙昧!
スッゲー無知だったよ。ほんと無知無知! しかも、厚顔無恥!」

「そうか!蝋燭や縛りは良かったけど、ムチも上手いんだ!(゚∀゚)=3」
それにムチムチプリンだし!睾丸にムチは痛そうだな…ハァハァ」

「とにかく物は知らないし、開き直るし…って、ええ?!」
微熱37.2度「3ブックマーク」
少し怒った姉と少し焦った弟の会話。

「弟よ、私の分度器使ったでしょ」
「使ってないよ」
「留守番してたのあんただけじゃん」
「……うん。でも使ってないよ」
「謝るなら今のうちだよ」
「………ごめん。でも使ってはない。ほんとに」

一見すると会話は噛み合っていない。どんな状況ならこの会話は成り立つだろうか?
15年07月11日 23:15
【ウミガメのスープ】 [カッパコ]



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一行要約
「挟んであったページが違うんだけど」


姉は分度器を本のしおり代わりに使っていた。帰ってきて本を開くとまだ読んでいないページだった。家にいたのは弟だけだったので、すぐに弟が分度器を使ったとわかったのだ。

弟は本から分度器を引き抜いたとき、しおり代わりだと気付いた。咄嗟に戻したがもとのページではなかった。弟はそのことで謝った。ただし、手にとっただけなので使ってはいないと言い張った。屁理屈である。
ハートのエースが出てこない「3ブックマーク」
大雪のせいで外部と隔離され電話が通じなくなった所謂クローズドサークルとなった山荘で殺人事件が起こった。
遺体の横にトランプのハートのエースが落ちていたのを見つけた私は、犯人が誰であるか判った。
一体何故?
16年03月01日 15:23
【ウミガメのスープ】 [黒井由紀]

ラテクエ61のtsunaさんの問題のリサイクルです。




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ハートの2、ダイヤのクイーンとキング。
大雪に閉ざされた山荘の遊戯室で私は、全く減らない手札を前に歯ぎしりしていた。
雪が止まない限り脱出も不可能で暇だからと、私と田中と山本は、遊戯室のトランプを使って七並べをしている。田中と山本の手札は、それぞれ残り1枚と2枚。序盤、二人よりも先に3枚まで減らしたのは良かったのだが、戦略も何も考えていなかったせいか、ハートの3とダイヤのジャックを止められ、逆転されてしまった。このままでは負けを待つのみだ。
私は、傍らに置いた紅茶を一口飲み、考えた。せめてビリだけは避けられないものだろうか。だが、大勢の決した現在、私にできたのは、もうどうにもならないという事実の再確認だけだった。
ところが、私が考えている内に、とんでもないことが起きた。紅茶を口に運んだ田中が、倒れてしまったのだ。
駆け寄ると、既にこと切れた田中の口から、ほのかにアーモンドのにおいがした。青酸カリだ。どうやら、飲んでいた紅茶に毒を仕込まれたようだ。この山荘にあるカップはすべてデザインが違い、訪れてから全員、自分が選んだカップでだけ飲み物を飲んでいたから、田中を狙って毒殺することは、私や山本でない山荘に閉じ込められたメンバーでも可能だ。
いったい誰が田中を殺したのか……?
そう考えながら田中の遺体を見ていると、横にトランプが落ちていることに気付いた。さっきの七並べでの田中の手札だ。見てみると、そのカードはハートのエース。
「カードを止めてた犯人はお前だったのかよ、山本! しかも、ハートの3とダイヤのジャックの両方なんて、ひどいじゃないか!」
私は、そばに転がる田中の遺体のことも忘れて、七並べの恨みを山本にぶつけた。
いつか夢見た称号「3ブックマーク」
未来。復活してさらにバージョンアップしたラテシンにおいて、新たな称号が追加されることになった。その内容は以下の通りである:


5ブックマーク以上の問題を3つ出題した者に与えられる称号「A」

10ブックマーク以上の問題を3つ出題した者に与えられる称号「B」

20ブックマーク以上の問題を3つ出題した者に与えられる称号「C」

40ブックマーク以上の問題を3つ出題した者に与えられる称号「D」

80ブックマーク以上の問題を3つ出題した者に与えられる称号「E」


A~Eの5つの称号の称号名を、5つ全て当てよ。


※正解は5つの要素それぞれに1つずつ付ける予定です。

※5つの称号には、それを装備した時に、それぞれ固有の能力が付きます。能力の方はややこしいので当てていただかなくて構いませんが、「ややこしい能力を装備できる」というのは、一つのヒントになるやもしれません。



【ぜひ知りたい参加テーマ:あなたはAからEのうち、どの称号に当てはまる出題者ですか?(答えるかどうかはお任せします)】

【どうでもいい参加テーマ:一応70題以上出題してるくせにいまだに5ブクマ問題も作れていないからす山に対して、何か言いたいことがあるんじゃないですか? 言いたいことがあるならはっきり言ったらいいじゃないですか、ええ?(逆ギレ) 思う存分いじり倒してやったらいいじゃないですか、ええ!?(逆ギレ2。ほんとすいません)】

17年10月16日 20:12
【20の扉】 [からす山]

ちょっと……いやかなり挑戦的な問題。うまくいくかどうか……?→不手際ばかりになりました!すいません!




解説を見る
まず、問題文の5つの称号が追加されるに先んじて、また別の新たなシステムが導入されていた。

それが#red#「三ツ星レストラン」ページ#/red#である。

これは、MVSのように良作を集めることを目的とした新たな機能で、MVSとはまた違ったやり方で良作がここに集められる。

まず、MVSとの違いは、MVSが他者の作品を評価して推薦し投票するものであるのに対し、この「三ツ星レストラン」は、#red#自分の作品#/red#の中から選んで、該当ページに作品(スープ)を「出品」する、というシステムになっている。

その細かい内訳も、MVSの「チャーム」等とは内容が大きく異なり、以下のようになっている。


1「オードブルスープ」部門:ウミガメを全く知らない人にまず味わってもらいたい、初心者向けのスープ

2「スープスープ」部門:ウミガメを始めて間もない初心者の、ウミガメへの好奇心(食欲)を増進させるようなスープ

3「魚スープ」部門:くせのある、ひねくれた味の、DHA的なもので頭が良くなりそうなスープ

4「肉スープ」部門:ボリューミーで栄養満点な、後味の残る病みつきになりそうなスープ

#red#5「メインスープ」部門:すべてにおいて完成度の高い、一番の目玉となるスープ#/red#

6「ソルベ(シャーベット)スープ」部門:小休止のための、軽くて手ごろなスープ

7「サラダスープ」部門:心身ともに健康になりそうな、バランスの取れたさっぱりスープ

8「デザートスープ」部門:一つのしめくくりとなる、甘口でやわらかい口当たりのスープ

9「ドリンクスープ」部門:最後のまとめとしても、ほかのスープのお供としても適した万能スープ

10「キワモノ(チャレンジ)スープ」部門:少し変わった味わいの、初心者にはお勧めできない斬新スープ


以上の10の部門からどれか一つを選んで「出品」することになる。同じ作品(スープ)を同時に複数の部門に「出品」することは出来ないものとする。

(ただし、各部門の説明はあくまで一つの解釈であり、たとえば「魚」の意味をどう解釈するかによって、出品者がどういうスープを「魚スープ」部門に出品するかはある程度変わっていい。柔軟性に富んだ出品が必要である)



さて、この「三ツ星レストラン」のシステムだが、「三ツ星」というだけあり、「出品」される作品には高い質が求められる。どんな作品であっても、また誰であっても、自由に出品できるというわけではない。

「三ツ星レストラン」に関わる、問題文の5つの称号のどれかを能力として装備していない限り、作品を「出品」することが出来ないのだ。

以下に、5つの称号の称号名を列記する:


5ブックマーク以上の問題を3つ出題した者に与えられる称号#red#「三ツ星見習い」#/red#(「三ツ星レストランの見習い」の略)

10ブックマーク以上の問題を3つ出題した者に与えられる称号#red#「★三ツ星シェフ」#/red#(「★三ツ星レストランのシェフ」の略)

20ブックマーク以上の問題を3つ出題した者に与えられる称号#red#「★三ツ星チーフ」#/red#(「★三ツ星レストランのチーフ」の略)

40ブックマーク以上の問題を3つ出題した者に与えられる称号#red#「★★三ツ星オーナー」#/red#(「★★三ツ星レストランのオーナー」の略)

80ブックマーク以上の問題を3つ出題した者に与えられる称号#red#「★★全三ツ星チャンピオン」#/red#(「★★全三ツ星レストランのチャンピオン」の略)


これらの称号を獲得し、能力を装備することで、初めて「三ツ星レストラン」に「出品」することが出来る。最低でも5ブックマーク以上の作品を3つ出していないと、いっさい出品は許されないわけだ。

また、当然ながら、5つのうちのどの称号を装備しているかによって、どれぐらい「出品」出来るかは変わってくる。


「三ツ星見習い」(5ブクマ以上を3題)は、「メインスープ」部門を除く9つの部門のうちのどれか一つの部門に、5ブックマーク以上の作品を1つだけ「出品」することが出来る。

「★三ツ星シェフ」(10ブクマ以上を3題)は、「メインスープ」部門も含めた全10個の部門の中から、5ブックマーク以上の作品を3つまで「出品」することが出来る。
部門の重なりは自由で、同じ部門に3作品出品することも、バラバラの3つの部門に1作品ずつ出品することも出来る。
ただし、「メインスープ」部門には10ブクマ以上の作品でないと出品出来ない。
また、作品に「評価」の項目が付け加えられる。最も低い1から最も高い5までで、自己評価することが出来、「三ツ星レストラン」ページでの問題一覧ページと問題ページにそれが載る。

「★三ツ星チーフ」(20ブクマ以上を3題)は、全10個の部門の中から、5ブックマーク以上でなくとも、どんな作品でも10個まで「出品」することが出来る。
部門の重なりは自由で、同じ部門に10作品出品することも、10個の部門にそれぞれ1作品ずつ出品することも出来る。
ただし、「メインスープ」部門には10ブクマ以上の作品でないと出品出来ない。
また、「評価」に加えて「コメント」の欄が付け加えられる。自分の作品について、MVSのコメントと似た要領で、自分でコメントをつけることが出来る。
長めのコメントであっても、「三ツ星レストラン」ページの問題一覧にはコメントが全て載る。

「★★三ツ星オーナー」(40ブクマ以上を3題)は、完全に自由に出品することが出来る。
数の制限も無し。
また、「メインスープ」部門に出品する作品も、10ブクマ以上の作品でなくとも構わなくなる。

「★★全三ツ星チャンピオン」(80ブクマ以上を3題)は、自分の作品だけでなく、他人の作品も選んで「推薦出品」することが出来る。
ブクマの制限も無し。
ただし「推薦出品」の場合は、推薦された側が出品を自分の意志で取り下げることが出来る。
「チャンピオン」といえど、あまりむやみに他人の作品を推薦すべきではない。



以上が「三ツ星レストラン」ページと、その「出品」に関わる称号の概要である。


「三ツ星見習い」でもそれを獲得する条件は十分に厳しく、そこから上にいくにつれて難易度が飛躍的に上がっていくので、「三ツ星レストラン」に自由に出品するようになるにはかなり高いハードルがある。

それだけに、集まる作品はかなりレベルが高く、また自分の作品を出品できるところがMVSと大きく異なるため、作品のラインナップもMVSのそれとはまた大きく異なるものになっていく。

それだけに、「三ツ星レストラン」に、より多く作品を出品することは新たな一つの目標となり、1つでも高ブクマの問題を多く出題しようという出題者が増えることで、新作制作の方の質も上がることになった。


よりシステムが複雑化してしまい、まだまだ問題点・修正点も多いと思われるこのシステム。

特に、ブックマークは、その気になれば複垢を大量に作るなどして不正に獲得することも容易であるため、すぐにその点は変更され、ブクマではなくMVSを基準にされた。MVSとはまた違った趣向で作品を集めるためのこのシステムをMVS基準にするのもどうかという意見もあったが、とにかく、「三ツ星見習い」の条件を「5ブクマ以上を3題出題」から「2MVS以上を3題出題」に変更され、以下同様に「★三ツ星シェフ」は「5MVS3題」、「★三ツ星チーフ」は「10MVS3題」、「★★三ツ星オーナー」は「20MVS3題」、「★★全三ツ星チャンピオン」は「40MVS3題」に条件変更された。出足からつまづいたのである。今後もいろいろ変更があるだろう。

だが、これによって、新生ラテシンが今まで以上に活性化することを、このシステムを導入した者たちは期待しているのであった。


ラテシンで「三ツ星レストラン」が創設された時点で、前述の5つの称号のうち、一番高いものでも「★★三ツ星オーナー」の称号を得た者が三人いるのみ(すいません、ここはフィクションです。現在のラテシンとは関係ないと思ってください)。

初めて「★★全三ツ星チャンピオン」の称号を得る者が現れるのは、果たしていつのことになるかーー。