「人工知能は電気羊の夢を見るか?」「21ブックマーク」
20XX年
人工知能の発達によって、社会は急速に変化した。その結果、本屋のアルバイト鈴木は腰を痛めた。なぜだろう?
人工知能の発達によって、社会は急速に変化した。その結果、本屋のアルバイト鈴木は腰を痛めた。なぜだろう?
17年03月13日 20:51
【ウミガメのスープ】 [letitia]
【ウミガメのスープ】 [letitia]
近未来スープ
解説を見る
お客様へのおしらせ:3階「近未来・SF」のコーナーにあった本は、1階「時事問題」のコーナーに移動しました。
「傘」「21ブックマーク」
ある雨の日、太郎は傘を盗まれた。
翌日、太郎は傘から自分の名前をあわてて消した。
その場にいた次郎は笑い、花子は泣いた。
状況を説明してください。
翌日、太郎は傘から自分の名前をあわてて消した。
その場にいた次郎は笑い、花子は泣いた。
状況を説明してください。
13年05月11日 14:22
【ウミガメのスープ】 [3000才]
【ウミガメのスープ】 [3000才]
解説を見る
太郎はウミガメ小学校に通う小学3年生。
ある雨の放課後、太郎が家に帰ろうとすると、置いてあった傘がないことに気付いた。
どうやら誰かが持っていったらしい。
ぬれて帰るべきか、しばらく雨宿りするべきかと考えていたところ、
花子が傘を手に話しかけてきた。
「傘ないの?それなら、一緒に帰ろうよ」
花子の家は太郎と同じ方向だ。
太郎は、花子のピンク色の傘に入れてもらった。
雨の音と2人分の足音が聞こえる。
太郎はいつもよりもちょっぴりだけ浮き浮きしながら家に帰った。
翌日、太郎が登校すると、
教室の黒板に大きく相合傘のマークとともに花子と太郎の名前があった。
誰かが昨日の様子を見ていて、冷やかしに黒板に書いたのだ。
太郎は、あわてて、相合傘と太郎の名前、それから花子の名前を消した。
それを見た次郎は太郎を冷やかした。
全てを消し終え、太郎が教室にふり返ると、泣いている花子に気がついた。
花子の友達の葉子が、肩に手をやり、慰めていた。
花子が泣いていたのは、誰かがした相合傘の仕打ちのためだろうか。
それとも、あわてて消す僕が悪かったのだろうか。
とてもとても気まずくて、太郎は花子に話しかけることができなかった。
太郎は、それからしばらく、花子と目を合わせることができなかった。
「おはよう」も言えなかった。
「やあ」も言えなかった。
次郎が冷やかす気がしたから。
なんだか気まずい気がしたから。
でも。
ある日、いつかのような雨が降っていた。
太郎が帰ろうとすると、花子が傘を持たずに、空をながめていることに気がついた。
傘を持っていないみたいだった。
太郎は傘を手に花子に近づいた。
「これ、使って」
太郎は花子に無理やり傘を渡し、振り向きもせずに一目散に走った。
その夜、びしょぬれになって帰ってきたことを母親にこっぴどくしかられたが、太郎は平気だった。
明日は花子に「おはよう」と言おう。
そう思って太郎は布団についた。
外は静かで、雨はやっとやんだようだった。
ある雨の放課後、太郎が家に帰ろうとすると、置いてあった傘がないことに気付いた。
どうやら誰かが持っていったらしい。
ぬれて帰るべきか、しばらく雨宿りするべきかと考えていたところ、
花子が傘を手に話しかけてきた。
「傘ないの?それなら、一緒に帰ろうよ」
花子の家は太郎と同じ方向だ。
太郎は、花子のピンク色の傘に入れてもらった。
雨の音と2人分の足音が聞こえる。
太郎はいつもよりもちょっぴりだけ浮き浮きしながら家に帰った。
翌日、太郎が登校すると、
教室の黒板に大きく相合傘のマークとともに花子と太郎の名前があった。
誰かが昨日の様子を見ていて、冷やかしに黒板に書いたのだ。
太郎は、あわてて、相合傘と太郎の名前、それから花子の名前を消した。
それを見た次郎は太郎を冷やかした。
全てを消し終え、太郎が教室にふり返ると、泣いている花子に気がついた。
花子の友達の葉子が、肩に手をやり、慰めていた。
花子が泣いていたのは、誰かがした相合傘の仕打ちのためだろうか。
それとも、あわてて消す僕が悪かったのだろうか。
とてもとても気まずくて、太郎は花子に話しかけることができなかった。
太郎は、それからしばらく、花子と目を合わせることができなかった。
「おはよう」も言えなかった。
「やあ」も言えなかった。
次郎が冷やかす気がしたから。
なんだか気まずい気がしたから。
でも。
ある日、いつかのような雨が降っていた。
太郎が帰ろうとすると、花子が傘を持たずに、空をながめていることに気がついた。
傘を持っていないみたいだった。
太郎は傘を手に花子に近づいた。
「これ、使って」
太郎は花子に無理やり傘を渡し、振り向きもせずに一目散に走った。
その夜、びしょぬれになって帰ってきたことを母親にこっぴどくしかられたが、太郎は平気だった。
明日は花子に「おはよう」と言おう。
そう思って太郎は布団についた。
外は静かで、雨はやっとやんだようだった。
「レアカード!」「21ブックマーク」
百円のカード入りウエハースチョコを買った少女。
すると中身はなんと、まだ持っていないレアカードだった。
少女「やったー! これで全種コンプリート!」
カードを見て少女は喜んだがその後、泣く泣くそのカードを燃やすこととなる。
一体どうして?
すると中身はなんと、まだ持っていないレアカードだった。
少女「やったー! これで全種コンプリート!」
カードを見て少女は喜んだがその後、泣く泣くそのカードを燃やすこととなる。
一体どうして?
13年06月01日 22:18
【ウミガメのスープ】 [ノックスR]
【ウミガメのスープ】 [ノックスR]
形式的には50杯目!(ミスりでの非公開含むw) らてらて出題中
解説を見る
彼女には、一人の弟がいた。
だが弟は生まれつき体が弱く、病院に入院している。
───医者の話によると、もう永くはないらしい。
だが彼女は、弟がいつか元気になると信じて、常に励まし続けた。
そんな弟には、一つの楽しみがあった。
それは、とあるトレカ集めであった。
弟は検査を頑張った時や、いい子にしている時にウエハースを買ってもらって、ワクワクしながらカードを見て「またダブりか~!」だったり「キター!!」だったり喜怒哀楽するのが日課となっていた。
そうして毎日カードを集め続け、ついに残り一種を残すのみになった。
だが残った一種はレアカードで、なかなか出てこなかった。
弟は彼女に「このカードを全種そろえるのが夢なんだ!」と楽しそうに語っていた。
そしてある時、彼女は店でふと、弟がいつも買っているウエハースチョコが目に入った。
試しに一つ買ってみると、なんと弟が持っていない、残り一種のレアカードが入っていた。
彼女はいつも弟から話を聞いていたので、それがすぐに弟が探していたカードだと分かった。
「やったー! これで全種コンプリート!」
と彼女は喜び、すぐに弟に連絡しようと思った矢先、病院から連絡が入った。
───弟の容態が、突然悪化したのだ。
彼女はすぐに病院へ向かい、必死で看病したが、弟は目を覚ますことなく、そのまま他界してしまった。
それから少しして、弟の葬式が始まった。
棺おけで安らかに眠る弟の隣に、彼女は弟がコレクションしていたカード全部と、自分が最後に当てたカードをそっと添えた。
「ゴメンね。これで、夢。叶ったっていえるかなあ?」
そうつぶやきながら、彼女は目に涙を浮かべて、泣いた。
弟と、そのカードの入った棺おけが、ゆっくりと火葬されていった。
だが弟は生まれつき体が弱く、病院に入院している。
───医者の話によると、もう永くはないらしい。
だが彼女は、弟がいつか元気になると信じて、常に励まし続けた。
そんな弟には、一つの楽しみがあった。
それは、とあるトレカ集めであった。
弟は検査を頑張った時や、いい子にしている時にウエハースを買ってもらって、ワクワクしながらカードを見て「またダブりか~!」だったり「キター!!」だったり喜怒哀楽するのが日課となっていた。
そうして毎日カードを集め続け、ついに残り一種を残すのみになった。
だが残った一種はレアカードで、なかなか出てこなかった。
弟は彼女に「このカードを全種そろえるのが夢なんだ!」と楽しそうに語っていた。
そしてある時、彼女は店でふと、弟がいつも買っているウエハースチョコが目に入った。
試しに一つ買ってみると、なんと弟が持っていない、残り一種のレアカードが入っていた。
彼女はいつも弟から話を聞いていたので、それがすぐに弟が探していたカードだと分かった。
「やったー! これで全種コンプリート!」
と彼女は喜び、すぐに弟に連絡しようと思った矢先、病院から連絡が入った。
───弟の容態が、突然悪化したのだ。
彼女はすぐに病院へ向かい、必死で看病したが、弟は目を覚ますことなく、そのまま他界してしまった。
それから少しして、弟の葬式が始まった。
棺おけで安らかに眠る弟の隣に、彼女は弟がコレクションしていたカード全部と、自分が最後に当てたカードをそっと添えた。
「ゴメンね。これで、夢。叶ったっていえるかなあ?」
そうつぶやきながら、彼女は目に涙を浮かべて、泣いた。
弟と、そのカードの入った棺おけが、ゆっくりと火葬されていった。
「【ウミガメ×人狼】男は死んだ。何故?」「21ブックマーク」
男は死んだ。何故?
#red#※この問題は、事前に参加表明された#/red#
#red#・QQSさん#/red#
#red#・滝杉こげおさん#/red#
#red#・虫圭さん#/red#
#red#・shinshinさん#/red#
#red#・松神さん#/red#
#red#・準鉄さん#/red#
#red#・しゃっくりさん#/red#
#red#・ふりかけさん#/red#
#red#のみ参加できます。ご注意ください。#/red#
#b#このゲームは、『ウミガメのスープ+人狼』をテーマにした新形式問題です。#/b#
#b#・基本ルール#/b#
参加者の中に、呪いをかけられた『人狼』が紛れ込んでいます。それ以外の方々は『村人』になります。
『村人』か『人狼』かは、予めミニメで告知してあります。
どちらの役柄の方も、上記の問題に対していつも通り質問を行ってください。
ただし私は、#red#『人狼』の質問に対しては本当のことを答えるとは限りません。#/red#
#b#・良質や正解について#/b#
後述する【人狼糾弾】で正解が出るまで、質問に良質はつきません。
また、正解が出たとしても、正解はつきませんし解説も出ません。
【人狼糾弾】までの質問は、『人狼』を推理するため、また糾弾後の参考のためのフェイズといえるでしょう。
#b#・【人狼糾弾】について#/b#
「【人狼糾弾】『人狼』は○○です!」の形式で、誰が『人狼』であるかを当ててください。
ただし、【人狼糾弾】を行えるのは#red#全員合わせて一回のみ#/red#となっています。
また、【人狼糾弾】以外では、誰が『村人』で誰が『人狼』かについて特定するための質問は禁止します。
(「○○は『人狼』ですか?」「『人狼』役は○月以降に登録されていますか?」「『人狼』はもう質問しましたか?」など)
それらの質問に対しては『※無効※』と回答させていただきます。
#b#・【人狼糾弾】後の展開について#/b#
もし【人狼糾弾】が正解ならば、『人狼』は呪いが解かれ、以降は通常通りのスープになります。
以降は良質や正解もつきますし、『人狼』も『村人』に戻るので、私も嘘の回答は行いません。
ちなみに【人狼糾弾】より前の時点で正解が出ていても、改めて質問を行わなければ正解にはなりません。
逆に【人狼糾弾】が不正解ならば、#red#その時点で『人狼』の勝ちとなりゲームオーバーです。#/red#
『村人』は『人狼』に喰われ、『人狼』は姿を消し、問題の答えは闇に葬られます。
その為、【人狼糾弾】についてはよく話し合って決められるのが宜しいでしょう。
#red#※この問題は、事前に参加表明された#/red#
#red#・QQSさん#/red#
#red#・滝杉こげおさん#/red#
#red#・虫圭さん#/red#
#red#・shinshinさん#/red#
#red#・松神さん#/red#
#red#・準鉄さん#/red#
#red#・しゃっくりさん#/red#
#red#・ふりかけさん#/red#
#red#のみ参加できます。ご注意ください。#/red#
#b#このゲームは、『ウミガメのスープ+人狼』をテーマにした新形式問題です。#/b#
#b#・基本ルール#/b#
参加者の中に、呪いをかけられた『人狼』が紛れ込んでいます。それ以外の方々は『村人』になります。
『村人』か『人狼』かは、予めミニメで告知してあります。
どちらの役柄の方も、上記の問題に対していつも通り質問を行ってください。
ただし私は、#red#『人狼』の質問に対しては本当のことを答えるとは限りません。#/red#
#b#・良質や正解について#/b#
後述する【人狼糾弾】で正解が出るまで、質問に良質はつきません。
また、正解が出たとしても、正解はつきませんし解説も出ません。
【人狼糾弾】までの質問は、『人狼』を推理するため、また糾弾後の参考のためのフェイズといえるでしょう。
#b#・【人狼糾弾】について#/b#
「【人狼糾弾】『人狼』は○○です!」の形式で、誰が『人狼』であるかを当ててください。
ただし、【人狼糾弾】を行えるのは#red#全員合わせて一回のみ#/red#となっています。
また、【人狼糾弾】以外では、誰が『村人』で誰が『人狼』かについて特定するための質問は禁止します。
(「○○は『人狼』ですか?」「『人狼』役は○月以降に登録されていますか?」「『人狼』はもう質問しましたか?」など)
それらの質問に対しては『※無効※』と回答させていただきます。
#b#・【人狼糾弾】後の展開について#/b#
もし【人狼糾弾】が正解ならば、『人狼』は呪いが解かれ、以降は通常通りのスープになります。
以降は良質や正解もつきますし、『人狼』も『村人』に戻るので、私も嘘の回答は行いません。
ちなみに【人狼糾弾】より前の時点で正解が出ていても、改めて質問を行わなければ正解にはなりません。
逆に【人狼糾弾】が不正解ならば、#red#その時点で『人狼』の勝ちとなりゲームオーバーです。#/red#
『村人』は『人狼』に喰われ、『人狼』は姿を消し、問題の答えは闇に葬られます。
その為、【人狼糾弾】についてはよく話し合って決められるのが宜しいでしょう。
17年03月04日 23:17
【新・形式】 [第四アルカ騎士団]
【新・形式】 [第四アルカ騎士団]
皆様のおかげで真実を語れます。
解説を見る
男は『人狼』たちに喰われて死んでしまったのです。
#b#※ゲームの真相#/b#
『人狼』だった方々へ。
---
あなたは今回のスープにおいて『人狼』役に選ばれました。
『人狼』も『村人』も、同じように問題を解いていって頂きます。
ただし『人狼』の質問に対しては、出題者(私)は必ず嘘の回答を行います。
あなたが『人狼』であると露見しないかぎり、良質や正解は出ません。
そしてもし『人狼』を外してしまった場合、貴方の勝ち、『村人』にとっては敗北です。
人狼要素は今回のスープのキモなので、興を削がないよう、以下の制約に従って頂きます。
・雑談欄や質問欄その他において、『村人』に、自分が『人狼』であることは絶対に明かしてはいけません。
・自発的には、他の方と同じ質問や真逆の質問をするなど『人狼』露見のヒントになる質問の仕方を行ってはいけません。
・自発的には、【人狼糾弾】を行ってはいけません。詳細は問題の本文をご覧ください。
大変な役柄ではございますが、ご協力いただければ幸いです。
---
参加者の方は、見覚えがございますよね?
そう、#b#参加者の皆様全員が『人狼』だったのです。#/b#
つまり、『村人』は最初からいなかった?
…いえ、そうではありません。
たった一人、『村人』はいました。#b#今は、いません。#/b#
そう、問題文の『男』こそが、この村の唯一にして最後だった『村人』。
『人狼』に喰われて死んだ#red#『初日犠牲者』#/red#だったのです。
では、もはや『村人』がいないのなら、ゲームオーバーになっても誰も喰われなかったのでしょうか?
いいえ。
まだ一人だけ、このゲームに関わった者の中で、『人狼』ではない者がいます。
「私が完全な真相を知っている」と知られれば喰われてしまうがために、『人狼』に嘘をつかざるを得なかった者が。
…皆様、#b#私#/b#を助けてくださってありがとうございました。
#b#※ゲームの真相#/b#
『人狼』だった方々へ。
---
あなたは今回のスープにおいて『人狼』役に選ばれました。
『人狼』も『村人』も、同じように問題を解いていって頂きます。
ただし『人狼』の質問に対しては、出題者(私)は必ず嘘の回答を行います。
あなたが『人狼』であると露見しないかぎり、良質や正解は出ません。
そしてもし『人狼』を外してしまった場合、貴方の勝ち、『村人』にとっては敗北です。
人狼要素は今回のスープのキモなので、興を削がないよう、以下の制約に従って頂きます。
・雑談欄や質問欄その他において、『村人』に、自分が『人狼』であることは絶対に明かしてはいけません。
・自発的には、他の方と同じ質問や真逆の質問をするなど『人狼』露見のヒントになる質問の仕方を行ってはいけません。
・自発的には、【人狼糾弾】を行ってはいけません。詳細は問題の本文をご覧ください。
大変な役柄ではございますが、ご協力いただければ幸いです。
---
参加者の方は、見覚えがございますよね?
そう、#b#参加者の皆様全員が『人狼』だったのです。#/b#
つまり、『村人』は最初からいなかった?
…いえ、そうではありません。
たった一人、『村人』はいました。#b#今は、いません。#/b#
そう、問題文の『男』こそが、この村の唯一にして最後だった『村人』。
『人狼』に喰われて死んだ#red#『初日犠牲者』#/red#だったのです。
では、もはや『村人』がいないのなら、ゲームオーバーになっても誰も喰われなかったのでしょうか?
いいえ。
まだ一人だけ、このゲームに関わった者の中で、『人狼』ではない者がいます。
「私が完全な真相を知っている」と知られれば喰われてしまうがために、『人狼』に嘘をつかざるを得なかった者が。
…皆様、#b#私#/b#を助けてくださってありがとうございました。
「仏壇と罰当たり」「20ブックマーク」
A君は仏壇に供えられているご飯をむしゃむしゃ食べている。
しかし、両親にそれを咎められたりすることは一切無かったという。
一体どういう状況だろう?
しかし、両親にそれを咎められたりすることは一切無かったという。
一体どういう状況だろう?
16年07月13日 06:49
【ウミガメのスープ】 [SoMR]
【ウミガメのスープ】 [SoMR]
解説を見る
A君は不良学生。
父親が亡くなってしまい、今は母親と二人で暮らしている。
「あんた未成年なのにタバコなんて吸って!」
「うるせえな!ババアには関係ないだろ!」
「……晩御飯用意しておいたから温めて食べてね」
「ババアの作った飯なんて不味くて食えねえよ!金よこしな」
A君は思春期になってから反抗心で母親の作った料理は一切手を付けない。
いつもお金をもらってコンビニや外食で済ませている。
父親が亡くなってから、
母親は作った夕飯を仏壇の前に置き、お父さんに供えることにした。
それに気付いたA君は
「死人に飯をやるなんて馬鹿なババアだ。だいたいお前(父親)が死にやがったから俺はこんなに苦労してるんだ。」と無性に腹が立っていた。
ある時A君は母親のいない隙に仏壇に供えられた夕飯を食べだした。
母親を困らせたかったのと、父親へのいら立ちの表現だろう、A君はわき目もふらずに米、味噌汁、煮物、焼き魚……汚くむしゃむしゃかきこんでいる。
と同時に彼の目から涙がポロポロこぼれ出てきた。
気付くとA君は母親の料理を食べるのは実に数年ぶりだったのだ。
お袋の料理はこんなにも美味しかったのか……
母親は仏壇の前の残骸に気づき、A君が食べた事が分かってはじめは驚くも、数年ぶりにA君が自分の料理を食べてくれた喜びが勝った。
それ以来、母親は毎日父親に供えるという体で仏壇の前に夕飯を用意した。
A君は反抗心の体現という名目でそれを毎日平らげた。
そうして2人の仏壇を経由した奇妙なコミニュケーションが始まった。
母親はA君がテスト期間の途中は夜中にうどん等をお供えしたり、誕生日には多少豪華な夕飯と、小さいケーキを供えたりした。
A君は仏壇にテスト結果や成績を供えるようになった。
自分の最近興味あるものを供えたりもしたので、母親はA君が今どういう事に興味を持っているのかを知ることが出来た。
仏壇を介して漫画やDVDを貸し借りしたこともあった。
A君は学校を卒業した。
卒業証書を仏壇に供えると同時に一通の手紙も供えた。
それには母親への今までの謝罪と感謝が短い言葉で述べられていた。
それを読んだ母親はいてもたってもいられず、
A君に直接謝罪と感謝の言葉を伝えた。
それ以来、仏壇にはこれまでのように沢山の物は供えられなくなった。
仏壇の父親の写真は少しだけ、寂しそう。
だけど、笑っていた。
父親が亡くなってしまい、今は母親と二人で暮らしている。
「あんた未成年なのにタバコなんて吸って!」
「うるせえな!ババアには関係ないだろ!」
「……晩御飯用意しておいたから温めて食べてね」
「ババアの作った飯なんて不味くて食えねえよ!金よこしな」
A君は思春期になってから反抗心で母親の作った料理は一切手を付けない。
いつもお金をもらってコンビニや外食で済ませている。
父親が亡くなってから、
母親は作った夕飯を仏壇の前に置き、お父さんに供えることにした。
それに気付いたA君は
「死人に飯をやるなんて馬鹿なババアだ。だいたいお前(父親)が死にやがったから俺はこんなに苦労してるんだ。」と無性に腹が立っていた。
ある時A君は母親のいない隙に仏壇に供えられた夕飯を食べだした。
母親を困らせたかったのと、父親へのいら立ちの表現だろう、A君はわき目もふらずに米、味噌汁、煮物、焼き魚……汚くむしゃむしゃかきこんでいる。
と同時に彼の目から涙がポロポロこぼれ出てきた。
気付くとA君は母親の料理を食べるのは実に数年ぶりだったのだ。
お袋の料理はこんなにも美味しかったのか……
母親は仏壇の前の残骸に気づき、A君が食べた事が分かってはじめは驚くも、数年ぶりにA君が自分の料理を食べてくれた喜びが勝った。
それ以来、母親は毎日父親に供えるという体で仏壇の前に夕飯を用意した。
A君は反抗心の体現という名目でそれを毎日平らげた。
そうして2人の仏壇を経由した奇妙なコミニュケーションが始まった。
母親はA君がテスト期間の途中は夜中にうどん等をお供えしたり、誕生日には多少豪華な夕飯と、小さいケーキを供えたりした。
A君は仏壇にテスト結果や成績を供えるようになった。
自分の最近興味あるものを供えたりもしたので、母親はA君が今どういう事に興味を持っているのかを知ることが出来た。
仏壇を介して漫画やDVDを貸し借りしたこともあった。
A君は学校を卒業した。
卒業証書を仏壇に供えると同時に一通の手紙も供えた。
それには母親への今までの謝罪と感謝が短い言葉で述べられていた。
それを読んだ母親はいてもたってもいられず、
A君に直接謝罪と感謝の言葉を伝えた。
それ以来、仏壇にはこれまでのように沢山の物は供えられなくなった。
仏壇の父親の写真は少しだけ、寂しそう。
だけど、笑っていた。