「サイコパス」「18ブックマーク」
ガゴリ族を知るものは少ない。
争いを好まぬ彼らは、文明から距離をおき、秘境とも呼ばれる地でひっそりと小さな集落を作り暮らしていた。
そんなガゴリ族の集落に、ある日ひとりの男がたどり着いた。
初めは言葉が通じず四苦八苦していた男だが、次第に彼らの言語を学びコミュニケーションが取れるまでになった。
そうした生活が続き、男が集落にすっかり馴染んだある晩。
#red#男は集落に火を着け、隠し持っていた銃でガゴリ族を皆殺しにした。#/red#
一体なぜ男はこのようなことをしたのだろう?
争いを好まぬ彼らは、文明から距離をおき、秘境とも呼ばれる地でひっそりと小さな集落を作り暮らしていた。
そんなガゴリ族の集落に、ある日ひとりの男がたどり着いた。
初めは言葉が通じず四苦八苦していた男だが、次第に彼らの言語を学びコミュニケーションが取れるまでになった。
そうした生活が続き、男が集落にすっかり馴染んだある晩。
#red#男は集落に火を着け、隠し持っていた銃でガゴリ族を皆殺しにした。#/red#
一体なぜ男はこのようなことをしたのだろう?
16年08月07日 18:23
【ウミガメのスープ】 [tosh]
【ウミガメのスープ】 [tosh]
解説を見る
男は領土にガゴリ族の集落を持つ帝国の諜報員。
男は帝国で用いられる軍事無線の傍受対策のために、体系立っていながらも全く知られていない言語を求めていた。
そこで、自国の者でもわずかしか存在を知らず、ましてや体得しているものが全くいないガゴリ語に目を着けた。
男は無害な遭難者を装いガゴリ族に潜入。まんまとガゴリ語を体得した後、ガゴリ族を皆殺しにした。
#red#暗号となる言語を、軍属以外に知られていては困るのだ。#/red#
男は帝国で用いられる軍事無線の傍受対策のために、体系立っていながらも全く知られていない言語を求めていた。
そこで、自国の者でもわずかしか存在を知らず、ましてや体得しているものが全くいないガゴリ語に目を着けた。
男は無害な遭難者を装いガゴリ族に潜入。まんまとガゴリ語を体得した後、ガゴリ族を皆殺しにした。
#red#暗号となる言語を、軍属以外に知られていては困るのだ。#/red#
「My little girl」「18ブックマーク」
My little girl
男は手を離してしまったがために後悔し、死を決意する。
だがもう一度手を伸ばして心の火をつかむことができた。
その一方で少女の火は二度と灯ることはなくなった。
男はまた手を離すことになるが、その時男は生きていることに感謝した。
男は手を離してしまったがために後悔し、死を決意する。
だがもう一度手を伸ばして心の火をつかむことができた。
その一方で少女の火は二度と灯ることはなくなった。
男はまた手を離すことになるが、その時男は生きていることに感謝した。
10年10月01日 18:21
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]
解説を見る
My little girl
彼女と出会って15回目の冬がきた。
冬は不思議な季節だ。いくら歳をとっても切ない気持ちになる。
私はその日最愛の妻と娘を亡くした。
失ってから気付くものもあると嫌いな詩人が言っていたな……
悔しいが今そんな気持ちだ。
いつも仕事優先で家族を蔑ろにしていた。
二人に結局何もしてやれなかったな……
途方にくれて、針のように冷たく刺さる雪の街を徘徊していた。
……目の前で少女が死んでいる。
足元にはマッチの燃えカスが撒かれている。
この子もきっと独りだったんだな。私もこの子の隣で凍え死のう。
そう思い寄り添うと……まだ仄かに温かい。
なんなのか未だによくわからないのだが、なんだか嬉しくなった。
その子が生きていることが嬉しいのか、その温もり自体が嬉しくなったのか、私は未だにそのときの自分がわからない。
とにかく嬉しかった。
この子と共に生きたいと思った。
死にたくないと思った。
白が赤照明を反射した温かい雪の街をその子を背負って駆け抜けた。
私は二度と握ったこの手を離さない。絶対にだ。
そして今年私は再び最愛の娘から手を離すことになる。
離さないと言ったがあれは嘘だ。
わたしだって離したくなかった。
だが……しかし……
「お父さん、今までありがとう。私幸せになるね。」
「お義父さん、必ず大事な娘さんを幸せにします。」
相手の野郎がいい奴なんだよ!お前なんぞに娘をやれるかって言えないんだよ!!うちの娘にはもったいないくらいの馬鹿なんだよ!!!
ウエーン(T ^ T)チクショー( *`ω´)
……取り乱して悪かったな。
ちゃんと幸せにしろよ。俺みたいにはなるなよ。
「……それはできません。」
……どういうことだ?
「お義父さんは娘さんを本当に愛していました。だからこんなに綺麗で素敵な娘さんを僕は嫁に貰えるのです。僕はお義父さんのような親父になります。」
「お父さん、私はお父さんと出会って不幸と思ったことは一度もないよ。確かに口煩いし、イラっとしたことはあったけど(笑)……でもちゃんとわかってたから。私を本当に大切に思っていることを。15年間ずっと幸せ者だよ。」
……(; ̄O ̄)Σ(・□・;)エッ!なにこれ?ドッキリ??
い、生きててよかっったああああああああああ!!!(T_T)
はい、無駄に長くてゴメンなさい。
マッチ売りの少女アフターでした。
彼女と出会って15回目の冬がきた。
冬は不思議な季節だ。いくら歳をとっても切ない気持ちになる。
私はその日最愛の妻と娘を亡くした。
失ってから気付くものもあると嫌いな詩人が言っていたな……
悔しいが今そんな気持ちだ。
いつも仕事優先で家族を蔑ろにしていた。
二人に結局何もしてやれなかったな……
途方にくれて、針のように冷たく刺さる雪の街を徘徊していた。
……目の前で少女が死んでいる。
足元にはマッチの燃えカスが撒かれている。
この子もきっと独りだったんだな。私もこの子の隣で凍え死のう。
そう思い寄り添うと……まだ仄かに温かい。
なんなのか未だによくわからないのだが、なんだか嬉しくなった。
その子が生きていることが嬉しいのか、その温もり自体が嬉しくなったのか、私は未だにそのときの自分がわからない。
とにかく嬉しかった。
この子と共に生きたいと思った。
死にたくないと思った。
白が赤照明を反射した温かい雪の街をその子を背負って駆け抜けた。
私は二度と握ったこの手を離さない。絶対にだ。
そして今年私は再び最愛の娘から手を離すことになる。
離さないと言ったがあれは嘘だ。
わたしだって離したくなかった。
だが……しかし……
「お父さん、今までありがとう。私幸せになるね。」
「お義父さん、必ず大事な娘さんを幸せにします。」
相手の野郎がいい奴なんだよ!お前なんぞに娘をやれるかって言えないんだよ!!うちの娘にはもったいないくらいの馬鹿なんだよ!!!
ウエーン(T ^ T)チクショー( *`ω´)
……取り乱して悪かったな。
ちゃんと幸せにしろよ。俺みたいにはなるなよ。
「……それはできません。」
……どういうことだ?
「お義父さんは娘さんを本当に愛していました。だからこんなに綺麗で素敵な娘さんを僕は嫁に貰えるのです。僕はお義父さんのような親父になります。」
「お父さん、私はお父さんと出会って不幸と思ったことは一度もないよ。確かに口煩いし、イラっとしたことはあったけど(笑)……でもちゃんとわかってたから。私を本当に大切に思っていることを。15年間ずっと幸せ者だよ。」
……(; ̄O ̄)Σ(・□・;)エッ!なにこれ?ドッキリ??
い、生きててよかっったああああああああああ!!!(T_T)
はい、無駄に長くてゴメンなさい。
マッチ売りの少女アフターでした。
「いやよ いやよ も ・・・」「18ブックマーク」
カメコは亀男が大嫌いだった
死ねばいいのにとさえ思っていた
けれど、実際亀男が交通事故で亡くなってしまったら、カメコも後を追うように
死んでしまった。
いったいなぜ?
死ねばいいのにとさえ思っていた
けれど、実際亀男が交通事故で亡くなってしまったら、カメコも後を追うように
死んでしまった。
いったいなぜ?
15年04月01日 00:41
【ウミガメのスープ】 [華]
【ウミガメのスープ】 [華]
解説を見る
亀男は自宅地下室の外側から鍵をかけ
その地下室の中にカメコを監禁していた
カメコがそこに監禁されていることは亀男以外 誰も知らない。
亀男が死んでしまった今、カメコに食事を運ぶ者がいなくなり
カメコは餓死してしまった。
その地下室の中にカメコを監禁していた
カメコがそこに監禁されていることは亀男以外 誰も知らない。
亀男が死んでしまった今、カメコに食事を運ぶ者がいなくなり
カメコは餓死してしまった。
「【一文字問題☆一文字解説】何を入れるべき?」「18ブックマーク」
「【最後の一行】上を向いて進もう」「18ブックマーク」
カメオは毎度綺麗な紫がかった紫陽花を買います。
しかし大好きな紫陽花を見ると
とても悲しみます
一体なぜ?
※本企画は、「解説の最後の一文でぞくっとする問題」「その最後の一文をタイトルとする」というテーマで出題したものです。
しかし大好きな紫陽花を見ると
とても悲しみます
一体なぜ?
※本企画は、「解説の最後の一文でぞくっとする問題」「その最後の一文をタイトルとする」というテーマで出題したものです。
16年05月08日 20:51
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
解説を見る
今日は母の命日です。
母は紫陽花が一番好きな花でした。
それを見ているとカメオは母のことを懐かしみ
色々な思い出が駆け巡ります。
母は頬を弛ませ
強く抱きしめると
カメオは母に寄り添いました。
#b#ひとりぼっちにさせてごめんね。#/b#
#b#私はたった一人の我が子のあなたを#/b#
#b#毎日一人でお留守番させてばかり#/b#
#b#あなたは自分のことは全部自分で行い#/b#
#b#私に迷惑をかけないよう#/b#
#b#今まで我慢ばかりしていた#/b#
#b#あなたの悲しげな眼#/b#
#b#思い返せばいつだって#/b#
#b#あなたを怒ってばかりの私。#/b#
#b#癇癪を起こし玩具を放り投げて#/b#
#b#泣き喚くあなたが疎ましかった。#/b#
#b#正直もう私には育てるのは無理#/b#
#b#なんて思った日もあったけれど今は#/b#
#b#あなたをずっと大事にしたい愛してる#/b#
#b#上を向いて進もう#/b#(スクロールをね)
母は紫陽花が一番好きな花でした。
それを見ているとカメオは母のことを懐かしみ
色々な思い出が駆け巡ります。
母は頬を弛ませ
強く抱きしめると
カメオは母に寄り添いました。
#b#ひとりぼっちにさせてごめんね。#/b#
#b#私はたった一人の我が子のあなたを#/b#
#b#毎日一人でお留守番させてばかり#/b#
#b#あなたは自分のことは全部自分で行い#/b#
#b#私に迷惑をかけないよう#/b#
#b#今まで我慢ばかりしていた#/b#
#b#あなたの悲しげな眼#/b#
#b#思い返せばいつだって#/b#
#b#あなたを怒ってばかりの私。#/b#
#b#癇癪を起こし玩具を放り投げて#/b#
#b#泣き喚くあなたが疎ましかった。#/b#
#b#正直もう私には育てるのは無理#/b#
#b#なんて思った日もあったけれど今は#/b#
#b#あなたをずっと大事にしたい愛してる#/b#
#b#上を向いて進もう#/b#(スクロールをね)