「海辺の少女」「23ブックマーク」
少女の母親が死んだとき、少女は深く悲しんだ。
次に、少女の父親が死んだときは、それほどまでには悲しまなかった。
しかし、父親が死んだ次の朝、海辺に打ち上げられたボトルの中身を見たとき彼女はその場で泣き崩れた。
次に、少女の父親が死んだときは、それほどまでには悲しまなかった。
しかし、父親が死んだ次の朝、海辺に打ち上げられたボトルの中身を見たとき彼女はその場で泣き崩れた。
15年09月11日 18:23
【ウミガメのスープ】 [karnel]
【ウミガメのスープ】 [karnel]
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母親が死んだあと、少女は毎朝、天国の母親あての手紙をビンに入れ海へと流していた。驚いたことに、そうすると次の日の朝には返事が流れついてるのである。
父親が死んだ日は、それほど悲しくなかった。
「お父さんと会えなくなってしまったとしても、あの海に手紙を流せばお話できるんだ。」
次の日の朝、新しい手紙を持って海辺に行くと、ボトルが流れついていた。中身は母親からの返事ではなく、自分が流した手紙である。
実は、朝にビンを流すと、潮流の関係で夜には再び元の海辺へと戻ってくるのだ。今まで母親からの返事だと思っていたものは、夜中にボトルを回収した父親が書いていたものであった。
そのことに気づいたとき、少女はいっぺんに両親を亡くしたように感じ、その場に泣き崩れた。
父親が死んだ日は、それほど悲しくなかった。
「お父さんと会えなくなってしまったとしても、あの海に手紙を流せばお話できるんだ。」
次の日の朝、新しい手紙を持って海辺に行くと、ボトルが流れついていた。中身は母親からの返事ではなく、自分が流した手紙である。
実は、朝にビンを流すと、潮流の関係で夜には再び元の海辺へと戻ってくるのだ。今まで母親からの返事だと思っていたものは、夜中にボトルを回収した父親が書いていたものであった。
そのことに気づいたとき、少女はいっぺんに両親を亡くしたように感じ、その場に泣き崩れた。
「牛削りの扉」「23ブックマーク」
僕が好きで好きでたまらない、カタカナ4文字のものは何?
※リスト聞きOK
※というか何でもOK
※リスト聞きOK
※というか何でもOK
15年04月25日 21:00
【20の扉】 [牛削り]
【20の扉】 [牛削り]
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小学校の3年生か4年生くらいでしょうか。幼かった僕は、ある夕方、父の寝室の枕元に無造作に置かれていた物を手に取りました。それは本でした。
特に何か感じるところがあったのではなく、手に触れるものを拾ってみようという、子どもに特有の習性がそれをさせたのでした。
書名は、『凶夢など30』。当時の僕は「くむなどさんじゅう」と読みました。
それを手に取ったのと同じように、その場でしゃがみこんでちょっとページを捲ってみたのもまた、気まぐれのなせる業でした。
本という物の存在を、多分認識してはいたのですが、自分とはまるで関わりのない物体だと考えていた、いや、特に何も考えていなかったのかもしれません。
その本を開いてみたという出来事は、それまでの人生の中で類を見ない、ただひたすらに斬新な経験でした。
文字がここまで人を引っ張りこんでしまうなんて、想像もしていませんでした。
ページから浮き上がってくるかのごときイメージは、自分が文字を読んでいるのだということを忘れさせました。僕はしゃがみこんだまま本から目が離せなくなりました。
「ご飯できたよ」
という母の声でやっと我に返り、不自然な格好を続けたせいで腰が痛くなっていることに気づきました。今の経験は何だったのだ、と、戦慄にも似た感情を覚えました。
このことを父に語ると、彼は喜び、次の日、大きな紙袋に入った古本の山をどさりと僕の前に置きました。
「同じ作者の本だ。お父さんも昔から好きだった」
その紙袋はどんな宝物よりも輝いて見えました。
以来僕は四六時中、本と一緒に生活しました。どこへ行くにもバッグの中に本を忍ばせていました。テレビもろくに見なくなりました。
ある日ふと、いつも読んでいる本の向こうに、作者という人間がいることを意識しました。「きまぐれ星のメモ」というエッセーを読んだことがきっかけかもしれません。
こんなに素晴らしい経験を与えてくれるのが、同じ人間だなんて。
そこから、なら僕も、と連想するのは、ごく自然な心の動きでしょう。
学校からくすねてきた原稿用紙に、読んだことのある作品を真似て、短いお話を書いてみました。ほんの数行だったと思います。初めてのお話は、男と悪魔が登場するお話でした。途中まで書いて読み返し、なんだか恥ずかしくなり、引き出しの奥に突っ込んでしまいました。
しばらくしてまた書きたくなり、書いたのは近未来のお話。治安が向上し、大きな事件が起きずニュースがつまらない、というような設定だったと思います。ほんの原稿用紙3枚ほどでしたが、達成感はありました。僕はすぐにそれを友達に読ませました。
「これ、面白いね。もっと書いてよ」
友達はそう言ってくれました。
その時、ずっと探してきたものを見つけたような気持ちになりました。
僕は、誰かを楽しませたいとずっと思っていたんだ、きっと。
作家になりたいという夢はその時生まれました。
自分は人を楽しませたい。音楽も絵も下手だから、自分にはその手段が文章しかない。だから作家になりたい。とても単純な動機でした。
短い小説をいくつも書いては、周りの人に見せました。みんな褒めてくれました。自治体レベルのコンクールで入選したりもしました。いつか必ず作家になるんだといつも思っていました。
でもきっと自分には無理だと、いつから思いはじめたのでしょうか。はじめからかもしれません。将来の夢はと聞かれ、作家ですと胸を張って答える裏側に、まあ無理だけどねと卑屈に笑う僕がいました。そんなことはないぞと叱り付ける別の僕は、次第に小さくなっていきました。
なれるもなれないも、特に根拠があるわけではないのにね。
中学時代も高校時代も、卒業文集の「将来の夢」欄には「作家」と書いてあります。血液型:AB型、と同じような感覚で書いていたのだと思います。大学時代にも小説はいくつか書きましたが、自分にとっての将来はすぐそこにある就職活動でした。
あわただしく大人になりました。仕事や結婚や親戚付き合いや満員電車に忙しく、いつからか小説を書かなくなりました。どうせ作家になんてなれないんだから、という言い訳もありました。
それでも心の底に、もう夢とすら呼べなくなったものの残滓がこびりついているのを自覚していました。
ラテシンに出会ったのは、そんな時でした。
そこでは、自信作の問題を出題し合い、みんながみんなを楽しませようとしていました。職業も年齢も関係なく、みんなが自由に「誰かを楽しませたい」という願いを叶えている。
急かされるように登録し、3日間の準備期間の経過を今か今かと待ち続け、ようやく2014年8月5日、最初の問題の出題ボタンを押しました。その時の感情は、初めて小説を書いたあの日の、いや、父の寝室で『凶夢など30』を開いたあの瞬間の、はち切れんばかりの感情と同じでした。
そうか、作家になんかなれなくたって、ここで──。
だから僕は、#red#ラテシンが好きで好きでたまらない#/red#のです。
それではここで!
#big5#【100問記念! 牛削り自作問題全問セルフ解説!】#/big5#
#red#※ネタバレあり#/red#
1問目#b#「そんなに飲むの?」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/11606
記念すべき初出題です。
今見るとかなり稚拙で笑ってしまいますが、実はこの問題、高校生のときに思いついて以来友達に何回も出題している自信作でした。
あるものを求めた人が、本当にほしかったのはその付属品であった、というのは使い古されたネタのようですね。
ラテシンと出会わなければこれが僕のウミガメ最高傑作のまま人生を終えていたでしょう。
2問目#b#「雅夫は変態なのか?」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/11624
斬新なネタを思いついた、と思って居ても立ってもいられず出題した問題です。
出来は悪くないと自己評価するものの、題材はまったく斬新ではないですね。
1問目があまりにも簡素だったので、本作の解説には少し遊びを入れてみました。
3問目#b#「吾野村 ※『阿賀野村』オマージュ」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/11649
dokuさんが出題されていた「阿賀野村」という問題に参加していたとき、このネタが急に閃いてしまい、出題せずにはいられなくなりました。
問題進行中も、早く解説を示して「どう、この真相。面白いでしょ」と自慢したくて仕方なかったです。
解いてもらうことの楽しさを実感した問題でした。
4問目#b#「家事が苦手」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/11702
たまには本格推理を、と思い、小説用に温めていたトリックをクイズにしてみました。
出題時は名作になる予感がしていたのですが、今見返すと後悔でいっぱいです。
ベールが厚すぎて、ヒントなしでは解けるわけがない。
トリック自体は自信作なのだから、もっとそれを活かす作りにすればよかったと反省しています。
5問目#b#「鯨の憧憬」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/11738
こちらもラテシン登録前から友達に出しまくっていた自信作。ただし、なぞなぞです。
ウミガメはなぞなぞではないということを理解してはいましたが、どうしてもみんなに披露したくて、出題してしまいました。
もう少し待って、20の扉として出題すればまた違った進行になったのかなとも思います。
6問目#b#「車動かすのたりぃなあ」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/11782
実際に飲食店前に救急車が止まっているのを見て、「これが食中毒じゃなかったら飲食店はいい迷惑だよなあ」と思い、「これはひょっとしたら問題のネタになるのでは?」と画策して出来上がった問題です。
この頃はすでに頭がラテシンに毒されていました。
7問目#b#「並んでますか?」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/11784
ネタは実話です。モハメドが僕です。
この問題の特筆点は、僕のレギュラーキャラであるモハメドが初登場したことでしょう。
登場人物を「男」とか「私」にすると質疑がやりにくいということを感じていたため、出題時は出来る限り登場人物に名前をつけようと思い始めていた時期です。
8問目#b#「並んでますよ?」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/11820
こちらも実話です。
街で見かけた情景を、「これ、ある部分を隠せばすごく不思議な状況に見えるんじゃないかな」と思ったのがきっかけです。
ネタができてから、それをいかに面白く見せるかを検討し、主人公を外国人にするにいたりました。
9問目#b#「愛しているわ」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/11831
出題を後悔している問題のひとつです。
調子に乗って、陳腐かつアンフェアな問題を出してしまいました。
解決後に猛反省し、次からは今まで以上に参加者のことを考えて出題しようと決意しました。
10問目#b#「長い旅行」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/11848
殺人トリックに応用することも考えていたネタでした。
しかし4問目の「家事が苦手」の反省を踏まえ、情報過多の中にせっかくのネタが埋もれてしまわないよう、極力余計なものはそぎ落とすことにし、できたのがこの問題です。
チャームは弱いものの、良い問題になったと思います。
11問目#b#「お宅は誰?」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/11892
拙作の中で最もたくさんの方から評価いただいた問題です。
こちらも小説に使いたくて1年以上温めていたネタでした。
自分が今後、これ以上に論理的かつ明快な謎を作れると思えません。それほど、僕の中では自信作です。
いいね!(味が)を20票いただき殿堂入りした瞬間は、涙が出るほど嬉しかったなあ。
それだけに、タイトルの軽さは少し悔やまれるところです。
12問目#b#「大きな海になれたら」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/11939
見返してみると非常に稚拙だなあと思います。これではオヤジギャグレベル。
言葉遊びがあまり前面に出てきてしまうとつまらないんだと知りました。
13問目#b#「魔法の言葉」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/11942
叙述トリックをここまで意識したのは初めてでした。
主人公の名前も、名づけランキングを数年分見比べて、虚実ともに成り立たせるギリギリのラインを選びました。
実はかなり丹精こめて作っています。
14問目#b#「虚礼廃止」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/11952
少し状況が複雑すぎました。イメージがわきづらく、解くのは骨だったと思います。
今出題するなら、お辞儀の回数を減らすかなあ。
15問目#b#「二度目のチャンスは一度きり」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/11970
低空飛行便さんの「チャンスは一度きり」のオマージュです。
低空飛行便さんが素晴らしい真相を用意されていたからこそ、オマージュの方の脱力感が活きる形になったと思います。
12問目「大きな海になれたら」とは異なり、言葉遊びを前面には出さず大人しくさせていたのがよかったです。
16問目#b#「ハハ、君をYOMIの国に連れて行ってあげるよ!」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12011
悪くないネタだと思いますが、タイトルが酷かったですね。
見ているものより、見ているという行為をしているものが重要、という、視点の逆転問題です。
17問目#b#「あの空は遠くて」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12032
思いついたときには思わずガッツポーズをしてしまった問題です。
これはみんな騙されるぞ、と、出題前から自信満々でした。
たくさんの方に評価していただき、嬉しかったです。
18問目#b#「天才は理解されない」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12033
瞬殺上等の一発ネタでした。
改めて問題を読むと、「さすがタケシ」という表現が笑えます。
19問目#b#「大切なもの」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12071
こちらはトリックよりも解説に力を入れました。
参加者が真相に気づいた瞬間、思わず感動してしまう問題を、というのが出題動機です。
20問目#b#「二人の距離」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12110
また調子に乗りました。
前作が好評をいただいたので、同傾向で出題したのですが、完全に奢っていました。
このトリックはかなりアンフェアです。要は「何でもあり」。
解かされる側の身になっていなかったですね。反省しています。
21問目#b#「過去⇔未来」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12113
さるぼぼさんの「L⇔R」に続いて出題した問題です。
ノリのいい出題者たちが順番に「⇔」の付く問題を即興で出題し、ちょっとした祭になりました。
問題の良し悪しは別として、とても楽しい時間でした。
22問目#b#「初めての20の扉」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12122
20の扉出題権を得たら、是非とも出題してみたいと思っていたネタでした。
ベールはかなり厚く、解き応えはあると思います。
今の自分なら、「【A】と【B】がほとんど同じである」というヒントを問題文に忍ばせておくだろうな。
23問目#b#「そんな時代」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12129
こちらはラテシン登録前からの持ちネタのひとつ。
いつか披露したかったものを、ネタ切れのタイミングで出題。
やはり反応はイマイチでした。さすがにこれで懲りました。
24・25問目#b#「午睡と邪推」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12156
初めて非公開にしてしまった問題です。
ルールを少し複雑にしすぎて、出題者の思う展開にならなかったというのが非公開の理由です。
ただ、真相は適切な質問と論理のみで導けるように作ったので、楽しんで頂けたのではないかと思います。
26問目#b#「度忘れ」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12222
雨が降り始めたときにとってしまうあの些細な行動から因果を繋げて重大な結果を生じさせられないものか、と試行錯誤した挙句にできた問題です。
結果の重大性が出せずチャームは低いかもしれませんが、十分な納得度が出せたと思うので満足しています。
27問目#b#「正しい時刻」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/12226
一度お蔵入りした問題です。
メイントリックの検証をするに当たり少年法を調べたのですが、年齢判断の基準となるのが「裁判時」であるらしいとわかり、それではどう捻ってもトリックが成立しないことに気づいたため、引っ込めたのです。
しかし後にどうしても諦めきれなくなり、しっかりとした法律書で少年法を引くと、実は「裁判時」なのは成人か否か、つまり家裁にかけるか通常の裁判にかけるかを分ける基準としての年齢(2条1項)であり、刑の適用に関しては行為時の年齢を採用するという条文が存在することが判明しました。
それで息を吹き返したのです。ただ条文より「死刑限定」となってしまったために、当初の解説よりだいぶ重厚になってしまい、それが結果として良かったかなと思っています。ちなみに犯人に当事件以外にも数件の殺人を犯させているのは、18歳でも死刑の適用はありうるものの、成人と比べ相当の理由がない限り敬遠されるということだったため、出来る限り残虐にしようとしたという理由でした。
28問目#b#「うしけずりのはつこいのはなし 〜その1・あくしゅ〜」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12288
「その4」のネタを先に思いついたのです。
それをドラマチックに見せるために、よし、シリーズ物にしよう、とりあえず1問出してみよう、というのが出題の動機でした。
この段階では、「その2」と「その3」のだいたいの雰囲気は決まっていましたが、ネタはこれから捻り出そうという状況でした。
「その4」出題までの間にネタ質ででも真相を見破られはしないかとヒヤヒヤでした。
29問目#b#「礼儀正しい犯罪者」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12304
ラテシンのある機能を問題に活かせないかと考えて出題した問題でした。
当問題は「20の扉」として出題したのですが、参加者の質問に答えていく語り手が真相を知らない、という亀夫君形式になっていました。
するとチャット欄でジャンルミスの議論が勃発してしまいました。
今回はなんとかそのままでの進行を許して頂いたのですが、以降ジャンルの選択はもっと慎重にしようと心に誓った出来事でした。
30問目#b#「愛の名の過ち」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/12320
友達の結婚式に出席した際に思いついたネタです。
プロフィールムービーを観ていて、「もしこれが元彼との写真ばっかりだったらどうするのかな」とちょっと思ったのがきっかけでした。
当初の問題案として、「メグミはミツルを愛しすぎたために、縦長になってしまった。何故?」→「プロフィールムービーで使えるよう、ミツルが写っている写真の半分を切ったから」というものでした。ただこれだとちょっと難解すぎるかなと諦め、この形に落ち着いたというわけです。
31問目#b#「うしけずりのはつこいのはなし 〜その2・せなか〜」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12440
シリーズ2作目。
1作目はストーリーばかり重視してしまったので、今作はトリック重視でいこうと思いました。
誰もが納得できるようなあるあるを上手く仕込めたのではないかと自負しています。
32問目#b#「うしけずりのはつこいのはなし 〜その3・ばいばい〜」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12471
4作目の落ちがネタ質でばれてしまうのではないかとヒヤヒヤでした。
3から4へ間髪を入れたら絶対にばれる、と思い、両作を完全に仕上げてからの出題となりました。
2問連続出題はなかなか大変でした、が、皆さんがずっと付き合ってくれて嬉しかったです。
33問目#b#「うしけずりのはつこいのはなし 〜その4・いつまでも好きな人〜」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12472
ついに連作の最後となります。このネタがやりたくて頑張ってきました。
解けた瞬間の幸せな気持ちを味わっていただけたでしょうか。
僕のキャラをある程度皆様に知っていただけたのも、この問題がきっかけだと思います。
34問目#b#「刺し違いの会話」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12542
大作を出題した後は気が抜けて、ネタも切れて、こういうことをやりがちです。
今読み返せば実にくだらないなぞなぞです。
つき合わせてしまった皆様に申し訳なく思います。
35問目#b#「人事政策に伴う弊害」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12547
普段の仕事から生まれた問題です。
人との関わりの中の些細な行動を取上げ、水平思考要素を最大限に伸ばしてみました。
割とオススメの問題だったりします。
36問目#b#「深いところまで」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12617
こちらもオススメ問題。
僕の日常の謎系の問題の中では最高傑作です。
先入観と視点の転換を上手く駆使できたと思います。
真相が明らかになったとき、きっと「すっきり」していただけると思います。
37問目#b#「私の性格は?-1-」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12629
39問目の「みんなが持っているものは?」のネタを思いついたものの、それ1問で出題したら少し準備が足りない。
前座として形式をそろえた小問を2問出題することで、先入観の土台を整えようという策でした。
こちらはその1問目。正直この形式で上手くいくかどうかはかなり不安でしたが、スナイパーの皆様に助けていただき、ちゃんとまとまりました。
38問目#b#「私の性格は?-2-」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12630
37問目が出題から10分以内に終わってしまったので、続けざまに出題できず、ちょっとやきもきしたのを覚えています。
こちらは批判覚悟での出題でした。
ラテシンのルールは侵しまくったものの、まあ、こういう水平思考もありなのでは、と開き直っています。
39問目#b#「みんなが持っているものは?」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12631
そして本命がこちら。
本当は質問数に制限をつけるつもりだったのに、無制限にしてしまいました。
せっかく2問かけて仕込んできたのが無駄になり、非常にもったいなかったです。
是非これから挑戦される方は、問題文だけを読んで少し考えてみてください。
自分でもお気に入りの言葉遊びを取り入れてあります。
40問目#b#「彼女の口元」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12698
日常のささやかな謎を問題に仕上げてみました。
タイトルと解説のリンクが一番の水平思考要素だったりします。
41問目#b#「この醜くも美しい世界」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12714
さるぼぼさんに挿絵を描いていただき、自作のポエムまで披露して、世界観作りに魂を込めた問題です。この世界観こそが皆様を迷宮に誘う引っ掛けとなっています。
割と自信作です。
42問目#b#「明るくなるまで待って」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12719
ネタ自体はとても良かったと思うのですが、解説で自己陶酔しすぎました。
シンプルイズザベスト、と、改めて胸に刻み込みました。
43問目#b#「毒キノコパラダイス」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12755
42問目「明るくなるまで待って」の反省を踏まえて、シンプルにシンプルにと考えてできたのがこの問題です。
なささんの伝説の名作「ターミナルテイスト」をお手本に作ってみました。雰囲気は多分似ていると思います。挿絵もつけたし。
44問目#b#「焼き芋は恋の味」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12829
43問目が秋の問題だったので、よし、せっかくだから11月は秋関連で攻めようと思って作ったのがこの問題。後から見ると雑な作りだなあと思います。反省。
イエさんの「ミスのある風景」の劣化コピーという感じ。
45問目#b#「あ、秋」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/12867
クールビズというテーマはいつか使ってみたいと思い登録当初から自分の中で燻らせていました。
43問目から続く秋関連出題というテーマと結びつき、ようやく当問題に結実しました。
とても面白い問題に仕上がったと思っています。
46問目#b#「私の性格は?-3-」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12884
一言コメントに「のりっこ。さん風味?」と書きました。
当時のりっこ。さんリスペクトの問題が流行っており、それらをぼんやり眺めているときに発想しました。
僕の言葉遊び問題の中では一番良い出来だと自負しています。
この問題をスナイプしたハリガネさんは僕が見た中で一番のスナイパーです。
47問目#b#「いつか知るとき」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12924
こちらの問題こそ、のりっこ。さん風味を意識しました。
勘違いしている主人公に真実を教えてあげるという、オーソドックスな亀夫君です。
キーワードとなるある言葉に4重の意味を持たせることができたのは我ながら上手くできたと思います。
48問目#b#「学問の王道」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12985
小ネタすぎる小ネタ。
秋のテーマに無理やり関連付けたこともあり、クオリティはかなり低いです。
クオリティを下げるくらいなら制限など取っ払った方がいい、と反省した問題でした。
49問目#b#「彼女が僕にくれたもの」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13019
同じ小ネタでもこちらはなかなか良くできたと思います。
シンプルで簡単なので、なぞなぞとして普段使いできる点も魅力かな。
50問目#b#「夢は、」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13091
記念すべき50問目は、同じく50問目を迎えた同期のとかげさんとの1on1でした。
本当は11月に実現するつもりでしたが、出題予定のまさにその日に、ラテシンがエラーに見舞われ、1月まで持ち越しとなったのでした。
ちょっと捻りすぎて、1on1向きではなかったかなと反省しています。
地味ですが、解説の挿絵の撮影にはかなり苦労しました。
51問目#b#「恋するオトメチック」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13133
傑作ができた、と思って出題したのですが、後から見返すとそうでもないですね。
この引っかけを使えば「何でもあり」になってしまうので、そりゃチャームはいくらでも出せるよなあ。
解説は、「白」というテーマで一貫させられるよう少しこだわってみました。
52問目#b#「彷徨うオトメチック」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13191
タイトルは揃えましたが、前問とは何の関係もありません。
49問目「彼女が僕にくれたもの」と同じく、なぞなぞのノリで軽く出題できる程度の小ネタです。
53問目#b#「図形問題」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13240
不意に思いついて、久しぶりに居ても立ってもいられなくなり、仕事を放り出して問題に纏め上げました。
初見では誰も真相に気づかず、しかしある点に気づいた瞬間、誰かが真相に到達する、という、扉問題の理想が実現できた問題でした。見事解き明かしてくれたとーふさんには感謝してもしきれません。
54問目#b#「ギュウニクのスープ」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13255
連続での扉問題。
こちらはラテシンがリニューアルされた際に思いついたネタを2ヶ月くらい寝かせて問題にまとめたものです。このネタをどうしたら上手く使えるか、冗談ではなく、夜も眠れないほど考えました。
特に迷ったのはベールの厚さ加減でしたが、進行を見ると理想的だったようです。
チャット欄での熱い議論を眺めていた時間は本当に幸せでした。
本気で考え最後まで付き合ってくれた皆様、本当にありがとうございました。
55問目#b#「見栄っ張りラヴァーズ」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/13287
最初の発想は、「男がコンビニ店員に対し既婚者であるように見栄を張る方法は?」という方向性でした。しかしこれではどう捻ってもなかなか面白くならないので、視点を逆転させてみました。
これにより洞察力に優れた山村カナエというキャラが生まれ、新たな問題形式(~という結論に至る推理過程を示せ)の可能性も出てきました。
56問目#b#「憶えてる?」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/13388
「初夢」という題材はどうしても使いたくて、ずっと可能性を探ってきたうちのひとつでした。
いくつか案は浮かんだのですが、中でも最もシンプルでわかりやすい問題になったかなと思っています。
57問目#b#「ゲームを始めましょう」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13444
58問目「HYPNOSIS」を当問題の20分後に出題する旨を予告チャットに告知し、出題した新形式問題でした。新形式はこれが初めてです。
最初は回答のルールを見破ればFA、という案で進めていたのですが、問題を練っていく上で他にも案が浮かび、この仕掛けに落ち着きました。
出題者の期待した通りに進行し、またその様子をオリオンさんが質問でまとめてくれたので、全体を通してとても楽しい問題に仕上がったと思います。
参加者あっての問題なんだなと改めて実感しました。
58問目#b#「HYPNOSIS」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13445
57問目「ゲームを始めましょう」のペアとして出題した問題ですが、こちらも気を抜かないようにしようと思いました。
ちょっと不思議な雰囲気がほしかったので、問題文はホラーチックに、解説は幻惑的に書いてみました。
難易度はちょうど良かったかなと思います。
59問目#b#「君の心の中の音」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13487
連続でトリッキーな出題をしていたので、初心に戻って日常の謎系。
誰もが経験しているであろう出来事を、「運命」の曲に絡めて表現してみました。
ベールは薄めのつもりでしたが、予想外に質問数を使いました。
ベールの調整って難しいなあ。
60問目#b#「きっと僕らは」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13531
ずっと出題したいと思っていた題材だったのですが、解説にこだわりすぎて問題の作りこみがいまいちだったように感じています。もっと寝かせればよかったな。
61問目#b#「とびっきりラヴァーズ」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13567
55問目「見栄っ張りラヴァーズ」と同じ登場人物が出てきます。
シリーズ物を意図したわけではないのですが、このネタには「推理過程を当てよ」の形式が合うかなと思い、それなら同じ登場人物にしようと思ってタイトルをそろえたのです。
見返すとちょっとベールが厚すぎたかなと思います。ゴミの種類くらいは問題文に出してもよかったかな。
62問目#b#「今夜も君が、幸せに眠れますように。」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13588
自信作です。
というのも、問題文の都合に合わせて状況を限定する必要がなく、その気になれば明日、僕でもあなたでも実現できる内容だからです。シンプルで、問題文から読み取れる以上の情報は必要なく、それでいて初見ではなかなか解けない、いい問題ができました。
63問目#b#「アンハッピーバースデイ?」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13626
ラテシン5周年記念で作った問題。
この日、「誕生日」をテーマにした問題が多く出題されていたため、僕も思いつけばそれに乗ってみようと考えていました。ただ、思いつかなければ無理することもないだろうと。
で、思いついちゃいました。なかなか面白い真相だと思います。
ただ、言い訳するつもりではないですが、まとめる時間が足りなかったので問題文の練り方はやはり足りていないですね。解説も視点が入り乱れていて読みにくいです。
64問目#b#「魔法のメッセージ」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13631
完全にスランプでした。
ネタ切れ状態だと、トリックに頼るほかありません。
この問題も小手先のトリックに走りすぎて、参加者にカタルシスがあるかどうかの検討を忘れていました。くだらない問題で申し訳ありませんでした。
ただ、解説はちょっと面白いと思っています。
65問目#b#「おかしな乗客」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13651
スランプはまだ続きます。
これも小手先のトリックに走ってしまいました。
微妙……でしたね。
66問目#b#「ルイを偲ぶ」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13686
絶賛スランプ中。
ネタは悪くないのに、うまく活かせませんでした。
67問目#b#「冬眠カツ丼」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13697
まだスランプですね。
スランプを抜けるためにとにかく何か出題しようと必死でひねり出した問題です。
こんな問題なのに予想外に参加者が多くなり、申し訳ない限りです。
68問目#b#「ドジっ子現る」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13777
ネタは悪くないのですが、ベールが薄すぎました。
ただ、ベールを調整すれば良い問題にもなり得た、という手ごたえはあったので、スランプ脱出の兆しは感じました。
69問目#b#「【ウルトラテクイズ】第2回戦・リアルジャンケン」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13813
実はかなりの自信作です。スランプの合間にやっとひとつまともなのができました。
解くべき謎が二重になっており、ひとつ判明してからさらに推理を要するという構造です。
地に足をつけたまま、アクロバティックな演出ができたと自負しています。
このゲーム、実際にやってみても面白いんじゃないかな(実際にやる場合は難易度がぐっと下がるけど)。
70問目#b#「ほんの、出来心でした……。」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13899
スランプ状態の中ではまあよくできた方。
二つのあるあるをうまく融合できたかなと思います。
あるあるネタはやはりひとつじゃダメで、いくつかを違和感なく繋げてこそ問題たりうるのかなと思います。
71問目#b#「弱気な君にYELLを」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/13927
まず真相部分のネタだけ思いつき、それを成り立たせるのに相応しい歌を探しました。
決して歌ありきの要知識問題として作ったのではないのだと言い訳させてください。
同じ題材で、さるぼぼさんが素晴らしい問題を出題されたのを見て、自分のスランプを痛感しました。
72問目#b#「美味しそうなだし巻き卵」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/13934
とかげさんがツイッターで呟いているのを見て、とっさにいい返しを思いつきました。そこでツイートボタンを押す直前、「待てよ、これは出題に使えるかも」と思いとどまったのです。
もうなんか、生活がマジでラテシン中心ですね。
73問目#b#「告白」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/13970
尊敬するのりっこ。さんの500問出題をお祝いしたい、という気持ちがまずあり、どうにかしてのりっこ。さんの名前を絡めて出題できないかと考えた結果、この問題ができました。
のりっこ。さん風の問題になったかなと思います。ただし言葉遊びの自然さでは彼の足元にも及びません。
解説はかなり頑張ったので是非見てみてください。
74問目#b#「お花を摘みに」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/14077
スランプがやっと終わったかなという74問目。
日常のあるあるを上手く問題にできたと思います。
ただ、視線の動きが68問目「ドジっ子現る」と同じになってしまったので、発想の幅を広げなければとも思いました。
気を抜くと結構この視線の動き使っちゃうんだよな。
75問目#b#「終わってしまった世界で二人」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/14093
41問目「この醜くも美しい世界」の姉妹編。
前問と同じくさるぼぼさんに挿絵を依頼し、自作のポエムを挟みました。
「What do you ○○?」と「Do you ○○?」との違い(Whatの有無でYesNo質問かどうかが変わる)を題材に問題に仕上げてみました。
ポエムにこだわりすぎて、ちょっと無理やりな出来だったかもしれません。
76問目#b#「高い有田焼」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/14111
思いついたとき自分で笑ってしまいました。
参加者の皆様も、真相に気づいた瞬間に可笑しくなることでしょう。
「問題の解決」が同時に参加者に何らかの感情のクライマックスをももたらすような問題、をひとつの理想と考えています。この問題はわりとその理想に近かったと思います。
77問目#b#「ナルシスト教師の憤慨」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/14144
「鏡を見る」といえば普通は「鏡に映っている自分自身を見る」という意味に捉えます。その先入観をうまく活かせないかと検討してできたのがこの問題です。
先入観問題は、先入観が発動しなかった場合、何が謎なのかもわからない当たり前の文章になってしまいます。かといってあまりベールを厚くしたら先入観が破れたときの爽快感がなくなってしまう。
この問題はその前者、参加者の皆様は問題文の「鏡を見る」をすぐに「鏡そのものを見る」という意味に受け取られたようで、瞬殺でした。
これ、どこが面白かったんだ? と疑問に思われた方も多かったでしょう。失礼いたしました。
78問目#b#「茂木君の土曜日の過ごし方」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/14180
多分にのりっこ。さんを意識した問題です。
こういうあからさまな言葉遊び問題もやってみたかったんです。
ただ、やはりのりっこ。さんのように上手くはいきませんね。
自分ではなかなか自然な文が作れたと思ってはいたのですが。
79問目#b#「切ナイ片想イ」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/14243
最初、ボツにした問題です。そのときの問題文はこう。
「公園で、もっとこっちへ来なよとヤマトに言われたコトミはショックを受けた。なぜか?」
チャームが非常に弱く、あまり面白くなるとは思えなかったため、これは出題を控えようと思ったのでした。
しかしある時、「問題文の帰結部分を感情にするからチャームが弱いんだ」ということに気づき、感情だけに終わらず、どんな行動に繋げられるかを考えた結果、当問題ができました。
没ネタだと思ったものも良問に生まれ変わらせる可能性もあるんだ、ということを実感しました。
80問目#b#「それだけをあなたに」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/14279
これは僕が嫁に対して超長文の手紙を書いたことがきっかけで思いついた問題です。
その手紙を書くのに、何度も書き損じました。書き損じなくても、別パターンの方が良いかもしれないと何通りも書きました。そのうちひとつだけを選んで、嫁に渡しました。残ったものは、嫁に見つからないよう捨てました。
その時思ったんです。もしこの捨ててある書き損じの束を嫁が見たら、手紙を渡したときよりも喜んでくれるんじゃないかな、と。
その出来事以降ずっと寝かせておいたネタでした。寝かせていた理由は、これを問題に使おうとするとどうしても長文の解説を書かねばならず、怯んでいたということです。
81問目#b#「最近の子」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/14303
日常の小ネタです。
これは思いついたネタをほぼそのまま、何の工夫もせずに使っています。
結果、そのシンプルさが味になったのかなと思います。
82問目#b#「春、か」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/14365
45問目「あ、秋」の姉妹編です。
春の始まりに特徴的な現象をうまく問題にできないかと頭を捻った結果の作です。
使いたいネタがまずあったわけではないので、力技で作った感が満載です。
挿絵はすごく上手く描けたような気がします。
83問目#b#「酔っ払いの戯言」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/14403
これは自信作です。
問題文で全てを述べているにも拘らず真相がわからない、という問題に仕上がりました。
是非前情報なしに読んで頂きたい一作です。
84問目#b#「書いてあるでしょ」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/14442
奇抜なことがやってみたくなって作った問題です。
出題実績をそれなりに重ねたから出題できた問題だと思います。
ちなみに問題文の前半部分は没ネタを再利用しました。
85問目#b#「お邪魔タクシー」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/14554
予想通り瞬殺でしたが、なぞなぞとして悪くない問題だと思っています。
答えが「七の段」になる問題があれば面白いな、という思い付きをずっと温め続けてできたのがこの問題です。
86問目#b#「商才」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/14626
一番上ではなく、二番目以降を手に取ってしまうというあるあるを問題にしたいという思いが出題動機でした。キーワードが前面に出てきてしまっていて、解き明かす快感のあまりない作品になってしまいました。やはりちゃんと練らないとダメですね。
87問目#b#「魔法の調味料」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/14646
「塩を振る」「砂糖を振る」などという言い回しとの取り違えを狙ったのですが、「振る」という表現からそこまでダイレクトに調味料が連想されないらしく、試みは失敗に終わりました。ダブルミーニングを題材にするのは難しいですね。
88問目#b#「大好きだから」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/14677
36問目「深いところまで」と被るネタだったので出題は相当迷ったのですが、出来る限り前の問題とは違った面白さを引き出せるよう修正を重ね、納得がいったところで出題にいたりました。
真相が判明した際の場面の転換が急激で、水平思考の楽しさを味わえる問題になっていると思います。
89問目#b#「迷信の合理的解釈」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/14732
血液型関連は出したい問題のひとつでした。
犯人当て的な感じで20の扉で実現できるかなと思っていましたが、まさかこのような形で結実するとは。
路上を歩いていたときにそれを見つけ、急いで問題に仕上げました。
90問目#b#「深き山の案内人」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/14770
解答から遡って作った問題です。
最初に考えたのは以下のような問題でした。
「(ア)ざんしています」
上記の(ア)に入る動物名を答えよ。
ただこれだとベールが薄すぎかなと思い、あの形に落ち着きました。
どちらかというと上記の初案の方が美しいですね。
91問目#b#「カニバり峠の怪」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/14789
わりとシンプルな発想の逆転を狙いました。
水平思考のあるべき形はこのタイプなんだろうけど、相当面白いネタじゃないとなかなか仕上げるのは難しいですね。
当問題は第一印象と真相とのギャップがちょっと足りなかったかな。
92問目#b#「回答当て」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/14822
ネタ切れに陥り、苦し紛れに出した問題でしたが、予想外に高評価をいただきました。
2番目の回答ではなく4番目の回答にした方がよかったかなと出題した直後に思いました。
2番目だと、ヒントなしなら「どちらでもない」や「いいえ」も別解になってしまうからです。
2番目の10文字というキリの良さに惹かれて選びましたが、11文字でも4番目にした方が、完成度は高かったなあ。やっぱり練らなきゃダメですね。反省。
93問目#b#「【要知識】新⇔旧」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/14845
「要知識」という表記を引っ掛けに使いたい、というのが出題動機です。
当問題が要知識であることは間違いありませんが、この表記によって、”探るべきはパソコンの性能なんだ”とほとんどの人が思ったことでしょう。
久々に出題者の狙い通りに進行し、ニヤリとしてしまいました。
94問目#b#「母親たるもの」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/14890
要知識の快感に酔いしれ、勢いでもう一問要知識を出しちゃいました。
擬人法を使った謎は初めてです。とはいえ、アンフェアではないはず。
解説を読めば、「目撃」という言い方がわりと状況に即しているとお分かりになるでしょう。
この問題の問題点は、解説で登場キャラクターの名前を間違えてしまったこと。
あーあやっちまったぜ。
95問目#b#「すべてがOになる」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/14996
真相を思いついたとき、どのような形で問題にするかは相当迷いました。
普通に考えれば、扉向きの問題だと思います。
ただ、扉だと問われるべき部分があからさまになりすぎる嫌いがあり、当問題の「現実に即している」という魅力を削いでしまう可能性があったため、ウミガメを選択しました。
ベールの厚さも悩みました。「TとHとEとLが全部Oになった。何故?」まで薄くしてしまう案もありましたが、皆様の推理力を信頼し、この問題の形になりました。
結果、最良の選択だったと思います。
96問目#b#「サクラトレードオフ」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/15011
大好きな問題です。
原因と結果に共通点のあるものを持ってくることができ、さらにそこに鮮やかな逆説も取り入れられました。それらの結びつき方も自然だと思います。
当問題は、「校舎にかかる垂れ幕を問題のメインに据えてみたい」という思いから発想しました。
そこで、まず垂れ幕がかかるのはどんな時だろうと考えました。甲子園出場、合唱コンクール優勝、難関大学合格……。
次に、垂れ幕がかかることによって何が起きるかを考えました。優秀な生徒の名前が知られる、垂れ幕を伝って上下移動ができる、下の教室が陰になる……。
この問題を作る過程で、僕のウミガメ作りの型が見えてきました。「垂れ幕」という題材があるとき、「【A】→ 垂れ幕 →【B】」という因果の流れを考え、そこから垂れ幕を取り去り、「【A】→【B】、何故?」という形式にする。【A】【B】に当てはまるものは多々あるはずですが、そのうち最もチャームが高くなりそうな組合せを選ぶのです。もちろんだからといって問題作りは簡単ではありませんが、題材がまずある場合の作り方の一つとして、お試しいただければ幸いです。
あと、この問題はタイトルも非常に気に入っています。なささん風。
97問目#b#「ガマズミの咲く頃に」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/15028
ガマズミの花言葉が「無視したら私は死にます」なので、当問題にちょうどいいかなと思ってこのタイトルにしました。しかしウミガメを解きながら花言葉なんて調べていられませんよね、花言葉によるミスリードが起きず、ちょっと残念。
ネタはわりとシンプルで、うまくできたと思っています。
98問目#b#「動機」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/15275
解説には「4月に入ってから思いついた」と書きましたが、実は昨年9月からずっと考えていました。
当初は、この問題を含めた2問を同時出題し、
「(1)~なのは何故か? (2)当問題に2問詰め込まれているのは何故か?」
という感じを想定していましたが、それではあまりにつまらないと思い、(2)を独立させることにしました。
予告チャットに「20時より『動機』と『逆転』と『憤怒』を同時出題します。」と告知したところ、多くの方から「同時出題できるのは2問までですよ」と忠告をいただいました。
ありがとうございます、思惑通りです(笑)。
99問目#b#「『逆転』と『憤怒』」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/15276
上でも書きましたが、始めは1問目を普通のウミガメ、2問目を「動機」にするつもりでいました。ただ、それでは単に目的だけのための問題になってしまい、参加者が楽しめないので、なんとかして2問出題でなければできないことをしたい、と思い、半年ほどかけて構想を練ってきました。
2問目の答えを「同上」とするのは早い段階で決まっていましたが、それを成り立たせる問題がなかなか思い浮かびませんでした。1つの解説で2つの問題に答え、かつその2つが第一印象では無関係に見える、という状況を考えました。
なかなか難しいオーダーでしたが、この形式でしか出せない面白さを提供できたと思っています。解説をお読みいただけば、(2)の簡素さが笑えてくると思います。
100問目#b#「牛削りの扉」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/15383
最後だけ、わがままをさせていただきました。
これは完全に自分のためだけの、誰かを楽しませるためじゃない”ご褒美出題”です。
この出題をもって、ラテシンでの目標をすべて達成することができました。
ラテシンの皆様、今まで本当にありがとうございました!
#big5#【簡易解説】#/big5#
#b#正解は「ラテシン」#/b#
特に何か感じるところがあったのではなく、手に触れるものを拾ってみようという、子どもに特有の習性がそれをさせたのでした。
書名は、『凶夢など30』。当時の僕は「くむなどさんじゅう」と読みました。
それを手に取ったのと同じように、その場でしゃがみこんでちょっとページを捲ってみたのもまた、気まぐれのなせる業でした。
本という物の存在を、多分認識してはいたのですが、自分とはまるで関わりのない物体だと考えていた、いや、特に何も考えていなかったのかもしれません。
その本を開いてみたという出来事は、それまでの人生の中で類を見ない、ただひたすらに斬新な経験でした。
文字がここまで人を引っ張りこんでしまうなんて、想像もしていませんでした。
ページから浮き上がってくるかのごときイメージは、自分が文字を読んでいるのだということを忘れさせました。僕はしゃがみこんだまま本から目が離せなくなりました。
「ご飯できたよ」
という母の声でやっと我に返り、不自然な格好を続けたせいで腰が痛くなっていることに気づきました。今の経験は何だったのだ、と、戦慄にも似た感情を覚えました。
このことを父に語ると、彼は喜び、次の日、大きな紙袋に入った古本の山をどさりと僕の前に置きました。
「同じ作者の本だ。お父さんも昔から好きだった」
その紙袋はどんな宝物よりも輝いて見えました。
以来僕は四六時中、本と一緒に生活しました。どこへ行くにもバッグの中に本を忍ばせていました。テレビもろくに見なくなりました。
ある日ふと、いつも読んでいる本の向こうに、作者という人間がいることを意識しました。「きまぐれ星のメモ」というエッセーを読んだことがきっかけかもしれません。
こんなに素晴らしい経験を与えてくれるのが、同じ人間だなんて。
そこから、なら僕も、と連想するのは、ごく自然な心の動きでしょう。
学校からくすねてきた原稿用紙に、読んだことのある作品を真似て、短いお話を書いてみました。ほんの数行だったと思います。初めてのお話は、男と悪魔が登場するお話でした。途中まで書いて読み返し、なんだか恥ずかしくなり、引き出しの奥に突っ込んでしまいました。
しばらくしてまた書きたくなり、書いたのは近未来のお話。治安が向上し、大きな事件が起きずニュースがつまらない、というような設定だったと思います。ほんの原稿用紙3枚ほどでしたが、達成感はありました。僕はすぐにそれを友達に読ませました。
「これ、面白いね。もっと書いてよ」
友達はそう言ってくれました。
その時、ずっと探してきたものを見つけたような気持ちになりました。
僕は、誰かを楽しませたいとずっと思っていたんだ、きっと。
作家になりたいという夢はその時生まれました。
自分は人を楽しませたい。音楽も絵も下手だから、自分にはその手段が文章しかない。だから作家になりたい。とても単純な動機でした。
短い小説をいくつも書いては、周りの人に見せました。みんな褒めてくれました。自治体レベルのコンクールで入選したりもしました。いつか必ず作家になるんだといつも思っていました。
でもきっと自分には無理だと、いつから思いはじめたのでしょうか。はじめからかもしれません。将来の夢はと聞かれ、作家ですと胸を張って答える裏側に、まあ無理だけどねと卑屈に笑う僕がいました。そんなことはないぞと叱り付ける別の僕は、次第に小さくなっていきました。
なれるもなれないも、特に根拠があるわけではないのにね。
中学時代も高校時代も、卒業文集の「将来の夢」欄には「作家」と書いてあります。血液型:AB型、と同じような感覚で書いていたのだと思います。大学時代にも小説はいくつか書きましたが、自分にとっての将来はすぐそこにある就職活動でした。
あわただしく大人になりました。仕事や結婚や親戚付き合いや満員電車に忙しく、いつからか小説を書かなくなりました。どうせ作家になんてなれないんだから、という言い訳もありました。
それでも心の底に、もう夢とすら呼べなくなったものの残滓がこびりついているのを自覚していました。
ラテシンに出会ったのは、そんな時でした。
そこでは、自信作の問題を出題し合い、みんながみんなを楽しませようとしていました。職業も年齢も関係なく、みんなが自由に「誰かを楽しませたい」という願いを叶えている。
急かされるように登録し、3日間の準備期間の経過を今か今かと待ち続け、ようやく2014年8月5日、最初の問題の出題ボタンを押しました。その時の感情は、初めて小説を書いたあの日の、いや、父の寝室で『凶夢など30』を開いたあの瞬間の、はち切れんばかりの感情と同じでした。
そうか、作家になんかなれなくたって、ここで──。
だから僕は、#red#ラテシンが好きで好きでたまらない#/red#のです。
それではここで!
#big5#【100問記念! 牛削り自作問題全問セルフ解説!】#/big5#
#red#※ネタバレあり#/red#
1問目#b#「そんなに飲むの?」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/11606
記念すべき初出題です。
今見るとかなり稚拙で笑ってしまいますが、実はこの問題、高校生のときに思いついて以来友達に何回も出題している自信作でした。
あるものを求めた人が、本当にほしかったのはその付属品であった、というのは使い古されたネタのようですね。
ラテシンと出会わなければこれが僕のウミガメ最高傑作のまま人生を終えていたでしょう。
2問目#b#「雅夫は変態なのか?」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/11624
斬新なネタを思いついた、と思って居ても立ってもいられず出題した問題です。
出来は悪くないと自己評価するものの、題材はまったく斬新ではないですね。
1問目があまりにも簡素だったので、本作の解説には少し遊びを入れてみました。
3問目#b#「吾野村 ※『阿賀野村』オマージュ」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/11649
dokuさんが出題されていた「阿賀野村」という問題に参加していたとき、このネタが急に閃いてしまい、出題せずにはいられなくなりました。
問題進行中も、早く解説を示して「どう、この真相。面白いでしょ」と自慢したくて仕方なかったです。
解いてもらうことの楽しさを実感した問題でした。
4問目#b#「家事が苦手」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/11702
たまには本格推理を、と思い、小説用に温めていたトリックをクイズにしてみました。
出題時は名作になる予感がしていたのですが、今見返すと後悔でいっぱいです。
ベールが厚すぎて、ヒントなしでは解けるわけがない。
トリック自体は自信作なのだから、もっとそれを活かす作りにすればよかったと反省しています。
5問目#b#「鯨の憧憬」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/11738
こちらもラテシン登録前から友達に出しまくっていた自信作。ただし、なぞなぞです。
ウミガメはなぞなぞではないということを理解してはいましたが、どうしてもみんなに披露したくて、出題してしまいました。
もう少し待って、20の扉として出題すればまた違った進行になったのかなとも思います。
6問目#b#「車動かすのたりぃなあ」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/11782
実際に飲食店前に救急車が止まっているのを見て、「これが食中毒じゃなかったら飲食店はいい迷惑だよなあ」と思い、「これはひょっとしたら問題のネタになるのでは?」と画策して出来上がった問題です。
この頃はすでに頭がラテシンに毒されていました。
7問目#b#「並んでますか?」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/11784
ネタは実話です。モハメドが僕です。
この問題の特筆点は、僕のレギュラーキャラであるモハメドが初登場したことでしょう。
登場人物を「男」とか「私」にすると質疑がやりにくいということを感じていたため、出題時は出来る限り登場人物に名前をつけようと思い始めていた時期です。
8問目#b#「並んでますよ?」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/11820
こちらも実話です。
街で見かけた情景を、「これ、ある部分を隠せばすごく不思議な状況に見えるんじゃないかな」と思ったのがきっかけです。
ネタができてから、それをいかに面白く見せるかを検討し、主人公を外国人にするにいたりました。
9問目#b#「愛しているわ」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/11831
出題を後悔している問題のひとつです。
調子に乗って、陳腐かつアンフェアな問題を出してしまいました。
解決後に猛反省し、次からは今まで以上に参加者のことを考えて出題しようと決意しました。
10問目#b#「長い旅行」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/11848
殺人トリックに応用することも考えていたネタでした。
しかし4問目の「家事が苦手」の反省を踏まえ、情報過多の中にせっかくのネタが埋もれてしまわないよう、極力余計なものはそぎ落とすことにし、できたのがこの問題です。
チャームは弱いものの、良い問題になったと思います。
11問目#b#「お宅は誰?」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/11892
拙作の中で最もたくさんの方から評価いただいた問題です。
こちらも小説に使いたくて1年以上温めていたネタでした。
自分が今後、これ以上に論理的かつ明快な謎を作れると思えません。それほど、僕の中では自信作です。
いいね!(味が)を20票いただき殿堂入りした瞬間は、涙が出るほど嬉しかったなあ。
それだけに、タイトルの軽さは少し悔やまれるところです。
12問目#b#「大きな海になれたら」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/11939
見返してみると非常に稚拙だなあと思います。これではオヤジギャグレベル。
言葉遊びがあまり前面に出てきてしまうとつまらないんだと知りました。
13問目#b#「魔法の言葉」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/11942
叙述トリックをここまで意識したのは初めてでした。
主人公の名前も、名づけランキングを数年分見比べて、虚実ともに成り立たせるギリギリのラインを選びました。
実はかなり丹精こめて作っています。
14問目#b#「虚礼廃止」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/11952
少し状況が複雑すぎました。イメージがわきづらく、解くのは骨だったと思います。
今出題するなら、お辞儀の回数を減らすかなあ。
15問目#b#「二度目のチャンスは一度きり」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/11970
低空飛行便さんの「チャンスは一度きり」のオマージュです。
低空飛行便さんが素晴らしい真相を用意されていたからこそ、オマージュの方の脱力感が活きる形になったと思います。
12問目「大きな海になれたら」とは異なり、言葉遊びを前面には出さず大人しくさせていたのがよかったです。
16問目#b#「ハハ、君をYOMIの国に連れて行ってあげるよ!」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12011
悪くないネタだと思いますが、タイトルが酷かったですね。
見ているものより、見ているという行為をしているものが重要、という、視点の逆転問題です。
17問目#b#「あの空は遠くて」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12032
思いついたときには思わずガッツポーズをしてしまった問題です。
これはみんな騙されるぞ、と、出題前から自信満々でした。
たくさんの方に評価していただき、嬉しかったです。
18問目#b#「天才は理解されない」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12033
瞬殺上等の一発ネタでした。
改めて問題を読むと、「さすがタケシ」という表現が笑えます。
19問目#b#「大切なもの」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12071
こちらはトリックよりも解説に力を入れました。
参加者が真相に気づいた瞬間、思わず感動してしまう問題を、というのが出題動機です。
20問目#b#「二人の距離」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12110
また調子に乗りました。
前作が好評をいただいたので、同傾向で出題したのですが、完全に奢っていました。
このトリックはかなりアンフェアです。要は「何でもあり」。
解かされる側の身になっていなかったですね。反省しています。
21問目#b#「過去⇔未来」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12113
さるぼぼさんの「L⇔R」に続いて出題した問題です。
ノリのいい出題者たちが順番に「⇔」の付く問題を即興で出題し、ちょっとした祭になりました。
問題の良し悪しは別として、とても楽しい時間でした。
22問目#b#「初めての20の扉」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12122
20の扉出題権を得たら、是非とも出題してみたいと思っていたネタでした。
ベールはかなり厚く、解き応えはあると思います。
今の自分なら、「【A】と【B】がほとんど同じである」というヒントを問題文に忍ばせておくだろうな。
23問目#b#「そんな時代」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12129
こちらはラテシン登録前からの持ちネタのひとつ。
いつか披露したかったものを、ネタ切れのタイミングで出題。
やはり反応はイマイチでした。さすがにこれで懲りました。
24・25問目#b#「午睡と邪推」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12156
初めて非公開にしてしまった問題です。
ルールを少し複雑にしすぎて、出題者の思う展開にならなかったというのが非公開の理由です。
ただ、真相は適切な質問と論理のみで導けるように作ったので、楽しんで頂けたのではないかと思います。
26問目#b#「度忘れ」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12222
雨が降り始めたときにとってしまうあの些細な行動から因果を繋げて重大な結果を生じさせられないものか、と試行錯誤した挙句にできた問題です。
結果の重大性が出せずチャームは低いかもしれませんが、十分な納得度が出せたと思うので満足しています。
27問目#b#「正しい時刻」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/12226
一度お蔵入りした問題です。
メイントリックの検証をするに当たり少年法を調べたのですが、年齢判断の基準となるのが「裁判時」であるらしいとわかり、それではどう捻ってもトリックが成立しないことに気づいたため、引っ込めたのです。
しかし後にどうしても諦めきれなくなり、しっかりとした法律書で少年法を引くと、実は「裁判時」なのは成人か否か、つまり家裁にかけるか通常の裁判にかけるかを分ける基準としての年齢(2条1項)であり、刑の適用に関しては行為時の年齢を採用するという条文が存在することが判明しました。
それで息を吹き返したのです。ただ条文より「死刑限定」となってしまったために、当初の解説よりだいぶ重厚になってしまい、それが結果として良かったかなと思っています。ちなみに犯人に当事件以外にも数件の殺人を犯させているのは、18歳でも死刑の適用はありうるものの、成人と比べ相当の理由がない限り敬遠されるということだったため、出来る限り残虐にしようとしたという理由でした。
28問目#b#「うしけずりのはつこいのはなし 〜その1・あくしゅ〜」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12288
「その4」のネタを先に思いついたのです。
それをドラマチックに見せるために、よし、シリーズ物にしよう、とりあえず1問出してみよう、というのが出題の動機でした。
この段階では、「その2」と「その3」のだいたいの雰囲気は決まっていましたが、ネタはこれから捻り出そうという状況でした。
「その4」出題までの間にネタ質ででも真相を見破られはしないかとヒヤヒヤでした。
29問目#b#「礼儀正しい犯罪者」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12304
ラテシンのある機能を問題に活かせないかと考えて出題した問題でした。
当問題は「20の扉」として出題したのですが、参加者の質問に答えていく語り手が真相を知らない、という亀夫君形式になっていました。
するとチャット欄でジャンルミスの議論が勃発してしまいました。
今回はなんとかそのままでの進行を許して頂いたのですが、以降ジャンルの選択はもっと慎重にしようと心に誓った出来事でした。
30問目#b#「愛の名の過ち」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/12320
友達の結婚式に出席した際に思いついたネタです。
プロフィールムービーを観ていて、「もしこれが元彼との写真ばっかりだったらどうするのかな」とちょっと思ったのがきっかけでした。
当初の問題案として、「メグミはミツルを愛しすぎたために、縦長になってしまった。何故?」→「プロフィールムービーで使えるよう、ミツルが写っている写真の半分を切ったから」というものでした。ただこれだとちょっと難解すぎるかなと諦め、この形に落ち着いたというわけです。
31問目#b#「うしけずりのはつこいのはなし 〜その2・せなか〜」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12440
シリーズ2作目。
1作目はストーリーばかり重視してしまったので、今作はトリック重視でいこうと思いました。
誰もが納得できるようなあるあるを上手く仕込めたのではないかと自負しています。
32問目#b#「うしけずりのはつこいのはなし 〜その3・ばいばい〜」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12471
4作目の落ちがネタ質でばれてしまうのではないかとヒヤヒヤでした。
3から4へ間髪を入れたら絶対にばれる、と思い、両作を完全に仕上げてからの出題となりました。
2問連続出題はなかなか大変でした、が、皆さんがずっと付き合ってくれて嬉しかったです。
33問目#b#「うしけずりのはつこいのはなし 〜その4・いつまでも好きな人〜」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12472
ついに連作の最後となります。このネタがやりたくて頑張ってきました。
解けた瞬間の幸せな気持ちを味わっていただけたでしょうか。
僕のキャラをある程度皆様に知っていただけたのも、この問題がきっかけだと思います。
34問目#b#「刺し違いの会話」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12542
大作を出題した後は気が抜けて、ネタも切れて、こういうことをやりがちです。
今読み返せば実にくだらないなぞなぞです。
つき合わせてしまった皆様に申し訳なく思います。
35問目#b#「人事政策に伴う弊害」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12547
普段の仕事から生まれた問題です。
人との関わりの中の些細な行動を取上げ、水平思考要素を最大限に伸ばしてみました。
割とオススメの問題だったりします。
36問目#b#「深いところまで」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12617
こちらもオススメ問題。
僕の日常の謎系の問題の中では最高傑作です。
先入観と視点の転換を上手く駆使できたと思います。
真相が明らかになったとき、きっと「すっきり」していただけると思います。
37問目#b#「私の性格は?-1-」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12629
39問目の「みんなが持っているものは?」のネタを思いついたものの、それ1問で出題したら少し準備が足りない。
前座として形式をそろえた小問を2問出題することで、先入観の土台を整えようという策でした。
こちらはその1問目。正直この形式で上手くいくかどうかはかなり不安でしたが、スナイパーの皆様に助けていただき、ちゃんとまとまりました。
38問目#b#「私の性格は?-2-」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12630
37問目が出題から10分以内に終わってしまったので、続けざまに出題できず、ちょっとやきもきしたのを覚えています。
こちらは批判覚悟での出題でした。
ラテシンのルールは侵しまくったものの、まあ、こういう水平思考もありなのでは、と開き直っています。
39問目#b#「みんなが持っているものは?」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12631
そして本命がこちら。
本当は質問数に制限をつけるつもりだったのに、無制限にしてしまいました。
せっかく2問かけて仕込んできたのが無駄になり、非常にもったいなかったです。
是非これから挑戦される方は、問題文だけを読んで少し考えてみてください。
自分でもお気に入りの言葉遊びを取り入れてあります。
40問目#b#「彼女の口元」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12698
日常のささやかな謎を問題に仕上げてみました。
タイトルと解説のリンクが一番の水平思考要素だったりします。
41問目#b#「この醜くも美しい世界」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12714
さるぼぼさんに挿絵を描いていただき、自作のポエムまで披露して、世界観作りに魂を込めた問題です。この世界観こそが皆様を迷宮に誘う引っ掛けとなっています。
割と自信作です。
42問目#b#「明るくなるまで待って」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12719
ネタ自体はとても良かったと思うのですが、解説で自己陶酔しすぎました。
シンプルイズザベスト、と、改めて胸に刻み込みました。
43問目#b#「毒キノコパラダイス」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12755
42問目「明るくなるまで待って」の反省を踏まえて、シンプルにシンプルにと考えてできたのがこの問題です。
なささんの伝説の名作「ターミナルテイスト」をお手本に作ってみました。雰囲気は多分似ていると思います。挿絵もつけたし。
44問目#b#「焼き芋は恋の味」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12829
43問目が秋の問題だったので、よし、せっかくだから11月は秋関連で攻めようと思って作ったのがこの問題。後から見ると雑な作りだなあと思います。反省。
イエさんの「ミスのある風景」の劣化コピーという感じ。
45問目#b#「あ、秋」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/12867
クールビズというテーマはいつか使ってみたいと思い登録当初から自分の中で燻らせていました。
43問目から続く秋関連出題というテーマと結びつき、ようやく当問題に結実しました。
とても面白い問題に仕上がったと思っています。
46問目#b#「私の性格は?-3-」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12884
一言コメントに「のりっこ。さん風味?」と書きました。
当時のりっこ。さんリスペクトの問題が流行っており、それらをぼんやり眺めているときに発想しました。
僕の言葉遊び問題の中では一番良い出来だと自負しています。
この問題をスナイプしたハリガネさんは僕が見た中で一番のスナイパーです。
47問目#b#「いつか知るとき」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12924
こちらの問題こそ、のりっこ。さん風味を意識しました。
勘違いしている主人公に真実を教えてあげるという、オーソドックスな亀夫君です。
キーワードとなるある言葉に4重の意味を持たせることができたのは我ながら上手くできたと思います。
48問目#b#「学問の王道」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/12985
小ネタすぎる小ネタ。
秋のテーマに無理やり関連付けたこともあり、クオリティはかなり低いです。
クオリティを下げるくらいなら制限など取っ払った方がいい、と反省した問題でした。
49問目#b#「彼女が僕にくれたもの」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13019
同じ小ネタでもこちらはなかなか良くできたと思います。
シンプルで簡単なので、なぞなぞとして普段使いできる点も魅力かな。
50問目#b#「夢は、」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13091
記念すべき50問目は、同じく50問目を迎えた同期のとかげさんとの1on1でした。
本当は11月に実現するつもりでしたが、出題予定のまさにその日に、ラテシンがエラーに見舞われ、1月まで持ち越しとなったのでした。
ちょっと捻りすぎて、1on1向きではなかったかなと反省しています。
地味ですが、解説の挿絵の撮影にはかなり苦労しました。
51問目#b#「恋するオトメチック」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13133
傑作ができた、と思って出題したのですが、後から見返すとそうでもないですね。
この引っかけを使えば「何でもあり」になってしまうので、そりゃチャームはいくらでも出せるよなあ。
解説は、「白」というテーマで一貫させられるよう少しこだわってみました。
52問目#b#「彷徨うオトメチック」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13191
タイトルは揃えましたが、前問とは何の関係もありません。
49問目「彼女が僕にくれたもの」と同じく、なぞなぞのノリで軽く出題できる程度の小ネタです。
53問目#b#「図形問題」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13240
不意に思いついて、久しぶりに居ても立ってもいられなくなり、仕事を放り出して問題に纏め上げました。
初見では誰も真相に気づかず、しかしある点に気づいた瞬間、誰かが真相に到達する、という、扉問題の理想が実現できた問題でした。見事解き明かしてくれたとーふさんには感謝してもしきれません。
54問目#b#「ギュウニクのスープ」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13255
連続での扉問題。
こちらはラテシンがリニューアルされた際に思いついたネタを2ヶ月くらい寝かせて問題にまとめたものです。このネタをどうしたら上手く使えるか、冗談ではなく、夜も眠れないほど考えました。
特に迷ったのはベールの厚さ加減でしたが、進行を見ると理想的だったようです。
チャット欄での熱い議論を眺めていた時間は本当に幸せでした。
本気で考え最後まで付き合ってくれた皆様、本当にありがとうございました。
55問目#b#「見栄っ張りラヴァーズ」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/13287
最初の発想は、「男がコンビニ店員に対し既婚者であるように見栄を張る方法は?」という方向性でした。しかしこれではどう捻ってもなかなか面白くならないので、視点を逆転させてみました。
これにより洞察力に優れた山村カナエというキャラが生まれ、新たな問題形式(~という結論に至る推理過程を示せ)の可能性も出てきました。
56問目#b#「憶えてる?」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/13388
「初夢」という題材はどうしても使いたくて、ずっと可能性を探ってきたうちのひとつでした。
いくつか案は浮かんだのですが、中でも最もシンプルでわかりやすい問題になったかなと思っています。
57問目#b#「ゲームを始めましょう」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13444
58問目「HYPNOSIS」を当問題の20分後に出題する旨を予告チャットに告知し、出題した新形式問題でした。新形式はこれが初めてです。
最初は回答のルールを見破ればFA、という案で進めていたのですが、問題を練っていく上で他にも案が浮かび、この仕掛けに落ち着きました。
出題者の期待した通りに進行し、またその様子をオリオンさんが質問でまとめてくれたので、全体を通してとても楽しい問題に仕上がったと思います。
参加者あっての問題なんだなと改めて実感しました。
58問目#b#「HYPNOSIS」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13445
57問目「ゲームを始めましょう」のペアとして出題した問題ですが、こちらも気を抜かないようにしようと思いました。
ちょっと不思議な雰囲気がほしかったので、問題文はホラーチックに、解説は幻惑的に書いてみました。
難易度はちょうど良かったかなと思います。
59問目#b#「君の心の中の音」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13487
連続でトリッキーな出題をしていたので、初心に戻って日常の謎系。
誰もが経験しているであろう出来事を、「運命」の曲に絡めて表現してみました。
ベールは薄めのつもりでしたが、予想外に質問数を使いました。
ベールの調整って難しいなあ。
60問目#b#「きっと僕らは」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13531
ずっと出題したいと思っていた題材だったのですが、解説にこだわりすぎて問題の作りこみがいまいちだったように感じています。もっと寝かせればよかったな。
61問目#b#「とびっきりラヴァーズ」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13567
55問目「見栄っ張りラヴァーズ」と同じ登場人物が出てきます。
シリーズ物を意図したわけではないのですが、このネタには「推理過程を当てよ」の形式が合うかなと思い、それなら同じ登場人物にしようと思ってタイトルをそろえたのです。
見返すとちょっとベールが厚すぎたかなと思います。ゴミの種類くらいは問題文に出してもよかったかな。
62問目#b#「今夜も君が、幸せに眠れますように。」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13588
自信作です。
というのも、問題文の都合に合わせて状況を限定する必要がなく、その気になれば明日、僕でもあなたでも実現できる内容だからです。シンプルで、問題文から読み取れる以上の情報は必要なく、それでいて初見ではなかなか解けない、いい問題ができました。
63問目#b#「アンハッピーバースデイ?」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13626
ラテシン5周年記念で作った問題。
この日、「誕生日」をテーマにした問題が多く出題されていたため、僕も思いつけばそれに乗ってみようと考えていました。ただ、思いつかなければ無理することもないだろうと。
で、思いついちゃいました。なかなか面白い真相だと思います。
ただ、言い訳するつもりではないですが、まとめる時間が足りなかったので問題文の練り方はやはり足りていないですね。解説も視点が入り乱れていて読みにくいです。
64問目#b#「魔法のメッセージ」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13631
完全にスランプでした。
ネタ切れ状態だと、トリックに頼るほかありません。
この問題も小手先のトリックに走りすぎて、参加者にカタルシスがあるかどうかの検討を忘れていました。くだらない問題で申し訳ありませんでした。
ただ、解説はちょっと面白いと思っています。
65問目#b#「おかしな乗客」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13651
スランプはまだ続きます。
これも小手先のトリックに走ってしまいました。
微妙……でしたね。
66問目#b#「ルイを偲ぶ」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13686
絶賛スランプ中。
ネタは悪くないのに、うまく活かせませんでした。
67問目#b#「冬眠カツ丼」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13697
まだスランプですね。
スランプを抜けるためにとにかく何か出題しようと必死でひねり出した問題です。
こんな問題なのに予想外に参加者が多くなり、申し訳ない限りです。
68問目#b#「ドジっ子現る」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13777
ネタは悪くないのですが、ベールが薄すぎました。
ただ、ベールを調整すれば良い問題にもなり得た、という手ごたえはあったので、スランプ脱出の兆しは感じました。
69問目#b#「【ウルトラテクイズ】第2回戦・リアルジャンケン」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13813
実はかなりの自信作です。スランプの合間にやっとひとつまともなのができました。
解くべき謎が二重になっており、ひとつ判明してからさらに推理を要するという構造です。
地に足をつけたまま、アクロバティックな演出ができたと自負しています。
このゲーム、実際にやってみても面白いんじゃないかな(実際にやる場合は難易度がぐっと下がるけど)。
70問目#b#「ほんの、出来心でした……。」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/13899
スランプ状態の中ではまあよくできた方。
二つのあるあるをうまく融合できたかなと思います。
あるあるネタはやはりひとつじゃダメで、いくつかを違和感なく繋げてこそ問題たりうるのかなと思います。
71問目#b#「弱気な君にYELLを」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/13927
まず真相部分のネタだけ思いつき、それを成り立たせるのに相応しい歌を探しました。
決して歌ありきの要知識問題として作ったのではないのだと言い訳させてください。
同じ題材で、さるぼぼさんが素晴らしい問題を出題されたのを見て、自分のスランプを痛感しました。
72問目#b#「美味しそうなだし巻き卵」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/13934
とかげさんがツイッターで呟いているのを見て、とっさにいい返しを思いつきました。そこでツイートボタンを押す直前、「待てよ、これは出題に使えるかも」と思いとどまったのです。
もうなんか、生活がマジでラテシン中心ですね。
73問目#b#「告白」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/13970
尊敬するのりっこ。さんの500問出題をお祝いしたい、という気持ちがまずあり、どうにかしてのりっこ。さんの名前を絡めて出題できないかと考えた結果、この問題ができました。
のりっこ。さん風の問題になったかなと思います。ただし言葉遊びの自然さでは彼の足元にも及びません。
解説はかなり頑張ったので是非見てみてください。
74問目#b#「お花を摘みに」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/14077
スランプがやっと終わったかなという74問目。
日常のあるあるを上手く問題にできたと思います。
ただ、視線の動きが68問目「ドジっ子現る」と同じになってしまったので、発想の幅を広げなければとも思いました。
気を抜くと結構この視線の動き使っちゃうんだよな。
75問目#b#「終わってしまった世界で二人」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/14093
41問目「この醜くも美しい世界」の姉妹編。
前問と同じくさるぼぼさんに挿絵を依頼し、自作のポエムを挟みました。
「What do you ○○?」と「Do you ○○?」との違い(Whatの有無でYesNo質問かどうかが変わる)を題材に問題に仕上げてみました。
ポエムにこだわりすぎて、ちょっと無理やりな出来だったかもしれません。
76問目#b#「高い有田焼」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/14111
思いついたとき自分で笑ってしまいました。
参加者の皆様も、真相に気づいた瞬間に可笑しくなることでしょう。
「問題の解決」が同時に参加者に何らかの感情のクライマックスをももたらすような問題、をひとつの理想と考えています。この問題はわりとその理想に近かったと思います。
77問目#b#「ナルシスト教師の憤慨」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/14144
「鏡を見る」といえば普通は「鏡に映っている自分自身を見る」という意味に捉えます。その先入観をうまく活かせないかと検討してできたのがこの問題です。
先入観問題は、先入観が発動しなかった場合、何が謎なのかもわからない当たり前の文章になってしまいます。かといってあまりベールを厚くしたら先入観が破れたときの爽快感がなくなってしまう。
この問題はその前者、参加者の皆様は問題文の「鏡を見る」をすぐに「鏡そのものを見る」という意味に受け取られたようで、瞬殺でした。
これ、どこが面白かったんだ? と疑問に思われた方も多かったでしょう。失礼いたしました。
78問目#b#「茂木君の土曜日の過ごし方」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/14180
多分にのりっこ。さんを意識した問題です。
こういうあからさまな言葉遊び問題もやってみたかったんです。
ただ、やはりのりっこ。さんのように上手くはいきませんね。
自分ではなかなか自然な文が作れたと思ってはいたのですが。
79問目#b#「切ナイ片想イ」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/14243
最初、ボツにした問題です。そのときの問題文はこう。
「公園で、もっとこっちへ来なよとヤマトに言われたコトミはショックを受けた。なぜか?」
チャームが非常に弱く、あまり面白くなるとは思えなかったため、これは出題を控えようと思ったのでした。
しかしある時、「問題文の帰結部分を感情にするからチャームが弱いんだ」ということに気づき、感情だけに終わらず、どんな行動に繋げられるかを考えた結果、当問題ができました。
没ネタだと思ったものも良問に生まれ変わらせる可能性もあるんだ、ということを実感しました。
80問目#b#「それだけをあなたに」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/14279
これは僕が嫁に対して超長文の手紙を書いたことがきっかけで思いついた問題です。
その手紙を書くのに、何度も書き損じました。書き損じなくても、別パターンの方が良いかもしれないと何通りも書きました。そのうちひとつだけを選んで、嫁に渡しました。残ったものは、嫁に見つからないよう捨てました。
その時思ったんです。もしこの捨ててある書き損じの束を嫁が見たら、手紙を渡したときよりも喜んでくれるんじゃないかな、と。
その出来事以降ずっと寝かせておいたネタでした。寝かせていた理由は、これを問題に使おうとするとどうしても長文の解説を書かねばならず、怯んでいたということです。
81問目#b#「最近の子」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/14303
日常の小ネタです。
これは思いついたネタをほぼそのまま、何の工夫もせずに使っています。
結果、そのシンプルさが味になったのかなと思います。
82問目#b#「春、か」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/14365
45問目「あ、秋」の姉妹編です。
春の始まりに特徴的な現象をうまく問題にできないかと頭を捻った結果の作です。
使いたいネタがまずあったわけではないので、力技で作った感が満載です。
挿絵はすごく上手く描けたような気がします。
83問目#b#「酔っ払いの戯言」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/14403
これは自信作です。
問題文で全てを述べているにも拘らず真相がわからない、という問題に仕上がりました。
是非前情報なしに読んで頂きたい一作です。
84問目#b#「書いてあるでしょ」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/14442
奇抜なことがやってみたくなって作った問題です。
出題実績をそれなりに重ねたから出題できた問題だと思います。
ちなみに問題文の前半部分は没ネタを再利用しました。
85問目#b#「お邪魔タクシー」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/14554
予想通り瞬殺でしたが、なぞなぞとして悪くない問題だと思っています。
答えが「七の段」になる問題があれば面白いな、という思い付きをずっと温め続けてできたのがこの問題です。
86問目#b#「商才」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/14626
一番上ではなく、二番目以降を手に取ってしまうというあるあるを問題にしたいという思いが出題動機でした。キーワードが前面に出てきてしまっていて、解き明かす快感のあまりない作品になってしまいました。やはりちゃんと練らないとダメですね。
87問目#b#「魔法の調味料」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/14646
「塩を振る」「砂糖を振る」などという言い回しとの取り違えを狙ったのですが、「振る」という表現からそこまでダイレクトに調味料が連想されないらしく、試みは失敗に終わりました。ダブルミーニングを題材にするのは難しいですね。
88問目#b#「大好きだから」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/14677
36問目「深いところまで」と被るネタだったので出題は相当迷ったのですが、出来る限り前の問題とは違った面白さを引き出せるよう修正を重ね、納得がいったところで出題にいたりました。
真相が判明した際の場面の転換が急激で、水平思考の楽しさを味わえる問題になっていると思います。
89問目#b#「迷信の合理的解釈」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/14732
血液型関連は出したい問題のひとつでした。
犯人当て的な感じで20の扉で実現できるかなと思っていましたが、まさかこのような形で結実するとは。
路上を歩いていたときにそれを見つけ、急いで問題に仕上げました。
90問目#b#「深き山の案内人」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/14770
解答から遡って作った問題です。
最初に考えたのは以下のような問題でした。
「(ア)ざんしています」
上記の(ア)に入る動物名を答えよ。
ただこれだとベールが薄すぎかなと思い、あの形に落ち着きました。
どちらかというと上記の初案の方が美しいですね。
91問目#b#「カニバり峠の怪」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/14789
わりとシンプルな発想の逆転を狙いました。
水平思考のあるべき形はこのタイプなんだろうけど、相当面白いネタじゃないとなかなか仕上げるのは難しいですね。
当問題は第一印象と真相とのギャップがちょっと足りなかったかな。
92問目#b#「回答当て」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/14822
ネタ切れに陥り、苦し紛れに出した問題でしたが、予想外に高評価をいただきました。
2番目の回答ではなく4番目の回答にした方がよかったかなと出題した直後に思いました。
2番目だと、ヒントなしなら「どちらでもない」や「いいえ」も別解になってしまうからです。
2番目の10文字というキリの良さに惹かれて選びましたが、11文字でも4番目にした方が、完成度は高かったなあ。やっぱり練らなきゃダメですね。反省。
93問目#b#「【要知識】新⇔旧」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/14845
「要知識」という表記を引っ掛けに使いたい、というのが出題動機です。
当問題が要知識であることは間違いありませんが、この表記によって、”探るべきはパソコンの性能なんだ”とほとんどの人が思ったことでしょう。
久々に出題者の狙い通りに進行し、ニヤリとしてしまいました。
94問目#b#「母親たるもの」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/14890
要知識の快感に酔いしれ、勢いでもう一問要知識を出しちゃいました。
擬人法を使った謎は初めてです。とはいえ、アンフェアではないはず。
解説を読めば、「目撃」という言い方がわりと状況に即しているとお分かりになるでしょう。
この問題の問題点は、解説で登場キャラクターの名前を間違えてしまったこと。
あーあやっちまったぜ。
95問目#b#「すべてがOになる」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/14996
真相を思いついたとき、どのような形で問題にするかは相当迷いました。
普通に考えれば、扉向きの問題だと思います。
ただ、扉だと問われるべき部分があからさまになりすぎる嫌いがあり、当問題の「現実に即している」という魅力を削いでしまう可能性があったため、ウミガメを選択しました。
ベールの厚さも悩みました。「TとHとEとLが全部Oになった。何故?」まで薄くしてしまう案もありましたが、皆様の推理力を信頼し、この問題の形になりました。
結果、最良の選択だったと思います。
96問目#b#「サクラトレードオフ」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/15011
大好きな問題です。
原因と結果に共通点のあるものを持ってくることができ、さらにそこに鮮やかな逆説も取り入れられました。それらの結びつき方も自然だと思います。
当問題は、「校舎にかかる垂れ幕を問題のメインに据えてみたい」という思いから発想しました。
そこで、まず垂れ幕がかかるのはどんな時だろうと考えました。甲子園出場、合唱コンクール優勝、難関大学合格……。
次に、垂れ幕がかかることによって何が起きるかを考えました。優秀な生徒の名前が知られる、垂れ幕を伝って上下移動ができる、下の教室が陰になる……。
この問題を作る過程で、僕のウミガメ作りの型が見えてきました。「垂れ幕」という題材があるとき、「【A】→ 垂れ幕 →【B】」という因果の流れを考え、そこから垂れ幕を取り去り、「【A】→【B】、何故?」という形式にする。【A】【B】に当てはまるものは多々あるはずですが、そのうち最もチャームが高くなりそうな組合せを選ぶのです。もちろんだからといって問題作りは簡単ではありませんが、題材がまずある場合の作り方の一つとして、お試しいただければ幸いです。
あと、この問題はタイトルも非常に気に入っています。なささん風。
97問目#b#「ガマズミの咲く頃に」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/15028
ガマズミの花言葉が「無視したら私は死にます」なので、当問題にちょうどいいかなと思ってこのタイトルにしました。しかしウミガメを解きながら花言葉なんて調べていられませんよね、花言葉によるミスリードが起きず、ちょっと残念。
ネタはわりとシンプルで、うまくできたと思っています。
98問目#b#「動機」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/15275
解説には「4月に入ってから思いついた」と書きましたが、実は昨年9月からずっと考えていました。
当初は、この問題を含めた2問を同時出題し、
「(1)~なのは何故か? (2)当問題に2問詰め込まれているのは何故か?」
という感じを想定していましたが、それではあまりにつまらないと思い、(2)を独立させることにしました。
予告チャットに「20時より『動機』と『逆転』と『憤怒』を同時出題します。」と告知したところ、多くの方から「同時出題できるのは2問までですよ」と忠告をいただいました。
ありがとうございます、思惑通りです(笑)。
99問目#b#「『逆転』と『憤怒』」#/b#(#red#ネタバレ#/red#)
http://sui-hei.net/mondai/show/15276
上でも書きましたが、始めは1問目を普通のウミガメ、2問目を「動機」にするつもりでいました。ただ、それでは単に目的だけのための問題になってしまい、参加者が楽しめないので、なんとかして2問出題でなければできないことをしたい、と思い、半年ほどかけて構想を練ってきました。
2問目の答えを「同上」とするのは早い段階で決まっていましたが、それを成り立たせる問題がなかなか思い浮かびませんでした。1つの解説で2つの問題に答え、かつその2つが第一印象では無関係に見える、という状況を考えました。
なかなか難しいオーダーでしたが、この形式でしか出せない面白さを提供できたと思っています。解説をお読みいただけば、(2)の簡素さが笑えてくると思います。
100問目#b#「牛削りの扉」#/b#
http://sui-hei.net/mondai/show/15383
最後だけ、わがままをさせていただきました。
これは完全に自分のためだけの、誰かを楽しませるためじゃない”ご褒美出題”です。
この出題をもって、ラテシンでの目標をすべて達成することができました。
ラテシンの皆様、今まで本当にありがとうございました!
#big5#【簡易解説】#/big5#
#b#正解は「ラテシン」#/b#
「ミチシルベ」「23ブックマーク」
「優れたる貴社にお祈りを!」「23ブックマーク」
問
カメオは2つの企業の採用試験に合格し、どちらに就職するか迷っていた。
そこで両社(仮にA・B社とする)を見学したところ、A社の方が建物がきれいに見えたので、B社に就職する事にした。
一体何故?
カメオは2つの企業の採用試験に合格し、どちらに就職するか迷っていた。
そこで両社(仮にA・B社とする)を見学したところ、A社の方が建物がきれいに見えたので、B社に就職する事にした。
一体何故?
17年04月09日 18:20
【ウミガメのスープ】 [風木守人]
【ウミガメのスープ】 [風木守人]
解説を見る
カメオは密かにA・B社を外から見学した。それも、雇用条件に書かれている、終業時刻に。
すると、A社のビルはほとんど全ての階に明かりが灯っており、以後4時間は残業のためか、#big5#照明に照らされたビル輪郭がきれいに見えた#/big5#
一方、B社のビルは所々が明るいものの、ほんの30分ほどで、ビルの外形が夜空に吸い込まれて見えなくなった。
そのため、カメオはB社の方が労働条件通り、定時に仕事が終わる企業だと考え、B社に就職しようと思ったのだ。
すると、A社のビルはほとんど全ての階に明かりが灯っており、以後4時間は残業のためか、#big5#照明に照らされたビル輪郭がきれいに見えた#/big5#
一方、B社のビルは所々が明るいものの、ほんの30分ほどで、ビルの外形が夜空に吸い込まれて見えなくなった。
そのため、カメオはB社の方が労働条件通り、定時に仕事が終わる企業だと考え、B社に就職しようと思ったのだ。
「小説と男」「23ブックマーク」
男は小説を買って読んだにもかかわらず、一か月後にはまたその小説を買った。
いったいなぜ?
いったいなぜ?
14年07月13日 16:45
【ウミガメのスープ】 [キャベツ]
【ウミガメのスープ】 [キャベツ]
[現在回答終了です]
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男は電子書籍で読んだ小説の作者のファンになった。
サイン会が開かれると知った男は、サインをもらうために本の小説を買っておいたのだった。
サイン会が開かれると知った男は、サインをもらうために本の小説を買っておいたのだった。